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TOEFL100点チャレンジ始めます.
こんにちは,ZENPENの三上です.たくろーどんと呼ばれています.
この前,「Hello 高専生!英語を勉強してみよう!」と題して英語学習法を紹介しました. 突然ですが,不定期連載で「TOEFL100点チャレンジ」を始めます.TOEFLは海外の大学に留学する際に必須とも言える英語資格であることは言うまでもありません.だいたい,海外の大学にアプライする基準としてTOEFL100点前後といわれています.
私自身,「海外で最先端の宇宙工学を学びたい!」という海外志向があり,3~4年前から「TOEFLをやらねれば!」と思っていました.しかし,「受験料,高い!」や「時間がない!」と言い訳を繰り返して,放置してきました.大学編入後,「英語学習に時間を使えるのは大学うちしかない!」と思うようになり,やっと重い腰をあげたわけです.
「TOEFLの勉強はどのようにしているんだろう?」という疑問を払拭できるように(半ば,自身の記録でもありますが)不定期連載していきたいと思います.
※ただし不定期連載です!大事なことなのでもう一度言いました!
目標設定
もちろん最終目標はスコア100点です. ちなみに,TOEFLスコアは120点が最大値です.
ただし目標を切り分けて,まず,スコア80点をとれるように目標点を決めました. TOEFLにはReading, Listening, Speaking, Writingの4つがあるので,それぞれの内訳は,Reading 20, Listening 20, Speaking 20, Writing 20です.

自分なりに学習手順を考える
英単語
まず,TOEFLはTOEICと違って英単語がアカデミックです.そのため,この単語帳を使いました.
TOEFLテスト 英単語3800 - 神部孝 著
大学で使われるようなアカデミックな英単語が網羅してあります.TOEFLの英単語帳の中でも有名なもののようです.しかし,英単語とその解説,たまに例文がある程度なので使い勝手はあまりよくないと感じました.覚えるには根気が必要です.

そのため,私はmikanという英単語アプリを使いました.

無料でも様々な英単語を学習できるのですが,コンテンツを購入すれば先ほど紹介した単語帳も学習することができます. ゲーム感覚で学習でき,こちらの方がモチベーションが上がりました.
分厚い参考書
有名なTOEFLの分厚い参考書です.
The Official Guide to the TOEFL Test with DVD-ROM, Fifth Edition
全て英語で書かれており,全分野が網羅されています.本番も英語なので,英語に置かれた環境に慣れるという点でよいと思います.模試もついています. なので,さらにやりこんでいきたいですね.

英語を書く練習
TOEFLのWritingでは,「Integrated Writing」の「Independent Writing」2つのパートに分かれています.前者は,読む・聞く・書くの3つの力が試されます.後者はテーマに沿って自分の意見を書きます.そのため,後者の方が自由度が高く,学習しやすいです.
なので,テーマを選んでひたすら英作文を書いていました. 先ほど紹介した分厚い参考書にテーマが網羅されていたり,インターネットで検索すると多く出てきます.
本当は添削をお願いしてもらえばよいのですが,そこまでは気が回りませんでした.
こういう風に,パソコン上で書いていきました. 実際に取り組むうえで注意したのは,
・ 時間をはかること
・ 単語数をチェックすること
です.それぞれの目的は,
・ 「Independent Writing」の制限時間30分以内に解くこと
・ 適切な語数300語以上を書くため
です.ですが,目安であって普段は表現を調べながら書いたり,目標語数に達成するまで書いていました.
TOEFLのWritingについての採点基準について考察されている以下の記事がおすすめです.
【決定版】TOEFLライティング問題形式の解剖から入る、トイフルWriting入門

英語"耳"と"脳"をつくる
TOEFLのListeningは大学の講義を想定したもので,とてもアカデミックです. なので,アカデミックなものを聞いて理解する習慣をつけようと思いました. 主に2つ取り組みました.
TEDを聞く
TEDは定番ですね.アカデミックなプレゼンテーションが無料で聞けるので使わない手はないです.通勤時によく聴いています. 特に,自分が気に入ったプレゼンテーションは繰り返し聴くようにしています.
SCIENTIFIC AMERICANでディクテーション
SCIENTIFIC AMERICANというサイエンスな記事を集めたwebサイトがあります.Readingの対策にも良いです.あと,読んでいて純粋に面白いですね.

さらに,そのコンテンツの中に60-Second Science - Scientific Americanというものがあります.60秒にギュッと圧縮して様々なサイエンスの話題を聴くことができます.聴くだけでなく,文章もみることができます. 「これは英語のシャドーイングにつかえるのでは!?」という思ったので使ってみました.
※シャドーイングとは「聞こえてくる英語を聞こえた通り声に出す」という勉強法です.英語のリスニングやスピーキングにたいして効果が高いです.
結果
結果はこのようになりました.
Reading 16, Listening 13, Speaking 10, Writing 15, Total 54
うーん,微妙ですね...
やはり,Speakingはかなり練習が必要そうです. また,Writingは意外とスコアが高い印象です.伸びしろがありそうなので,練習していきます.

次こそは…!
次は2018年9月に受験しようと考えています. 目標スコアは当分80点です.
あっ,TOEFLを受験している雰囲気がなさそうなら,Twitterで喝をいれてください.
※ただし不定期連載です!