名前:S
出身高専:G高専 機械工学科
学科順位:4年次 5位
受験年:2025
受験大学(受験科目):金沢大学 理工学域 フロンティア工学類 機械系
併願大学: 専攻科(合) 大阪大学 基礎工学部(未) 京都大学 医学部 人間健康科学科 総合医療科学コース(1次 合 2次 未)
部活や資格:TOEIC 740 機械設計技術者試験3級
志望校がかなり変化しているため、順番に話します。
祖父がパーキンソン病だったこともあり、医工学に興味があったため、元々千葉大の医工学に進もうと考えていました。
しかし、成績があと1足らなかったため推薦を断念し、医工学分野を学べる大学を探しました。これから医学系に行きたい高専生はぜひ参考にしてほしいです。
医工学が盛んな大学・学部(一例)
この中で、京都大学と北海道大学に研究室訪問しました。
ここから、北海道大学の推薦と、阪大の基礎工、高専の専攻科を受けることを決め、5年の4月に入るまで勉強したが、自分の実力に見合っていないと感じ、専攻科には行きたくなかったので志望校を見直した。高専の教授と何度も話し合った結果、最終的には次になる。
推薦:金沢大学
一般:阪大 京大 専攻科
阪大は過去問を2周していたため、金沢が落ちたら当たって砕けよ精神で、京大は1次試験で落ちたらお金が1/3くらい返ってくるのもあり、どうせなら受けとくか精神で受けました。実質的な受験は金沢・専攻科です。
北大の一般も考えましたが、受験科目が全く異なっていたため、専門科目+数学で受けられる大学に絞りました。
ゲームをしていました。
学校の定期試験と課題で精一杯でした。
夏休みは全く勉強していませんでした。今となっては後悔していますが、あの時に戻っても勉強していなかったと思います。
夏休みが明けてから焦りを感じ、とりあえず成績を取ることに全力を注ぎました。
前期の成績と、後期中間の成績で4位以上が取れそうだったので、全力で定期試験に挑みました。冬休みからTOEICを始めました。はじめ545点で焦りしかなく、とにかく毎日1日中研究室で英語に触れました。リスニング、リーディングだけでなく、英語の映画を1日見たりしました。またこのころから編入数学を勉強しました。
成績は残念ながら5位、3月にTOEICで740をとることが出来ましたが、阪大受験生のボーダーにすら立てていないことで志望校を大いに悩みました。
専門科目は3月の1回目のTOEICがかなり手ごたえがあり、3月2回目は捨て、専門科目と数学を徹底的に勉強しました。
春休みまででおおよそ全ての教科を過去問含めて1週しました。
志望校を変えたのもあり、金沢大学に変更してからはあまり勉強に身が入らなくなってしまいました。専門科目は終わらせていたので、友達とホワイトボードで口頭試問の勉強をしていました。
落ちることはないと思っていましたが、落ちた時に阪大を受けられるよう、過去問や過去問特訓を行っていました。
私は機械科の先輩やZENPENを参考にしていたため
かと思っていましたが、実際には
でした。注意してください。
切断法を用いて反力を導くものでした。初歩的すぎて、切断法なんて忘れていたため、よく分からず初っ端から解けませんでした。今考えても分からないので問題が悪いと思います。面接の教授からヒントをもらい、大門2問構成の1(2)だけ解けました。2は飛ばして、次の教科に行きました。3割しか解けてないと思います。
2自由度のバネ問題を回転と上下の運動にわけてそれぞれ1自由度でそれぞれ運動方程式と固有振動数を導く問題でした。
材料力学で失敗して頭が真っ白だったので、問題文をよく読まず解き、2自由度で解いてしまいましたが、ヒントというか、アドバイスをもらい、1自由度に気づいたため、1から解き、全問解けました。この教科は10割解けました。
当たり障りのない普通の面接です。志望動機が言えれば問題ないでしょう。
志望校選びに正解はないので、高いのを目指すのもいいし、安定を取るのもいいと思いますが、軸だけはブラさない方がいいと思います。
私は医工学分野に行くという軸だけはブラさないように志望校を選びました。
阪大を受けた方を参考に選びました。ネットにも多く転がっているので見つけるといいと思います。連絡していただけたら答えます。
]]>名前:K
出身高専:T高専
学科順位:1年次:6位 2年次:4位 3年次:4位 4年次:1位
受験年:2025
受験大学(受験科目):金沢大学 機械工学類 機械創造コース
併願大学:長岡技科大 専攻科
部活や資格:英検2級 TOIEC775
TwitterID:@namekoko043
やりたい仕事するにはもっと勉強する必要があると感じたため
編入数学徹底研究
編入数学過去問特訓
高専の数学の教科書
足りないと思った部分はマセマやりました
物理のエッセンス(電磁気学と力学)
大学生の初頭力学
マセマ演習電磁気学
なし
金フレ
でる1000問
公式問題集
PEL 材料力学
基礎から学ぶ材料力学
JSME テキストシリーズ
JSME テキストシリーズ
流体のエネルギーと流体機械
演習で学ぶ機械力学
横浜国立大学(お勧め)
京都工芸繊維大学
豊橋技科大
長岡技科大
金沢大学
数学活用大事典新
(1) 𝑓(𝑥, 𝑦) = 𝑦𝑐𝑜𝑠 (𝑦/𝑥) の𝑓𝑥(𝑥, 𝑦)と𝑓 𝑦(𝑥, 𝑦)を求めよ(𝑓𝑥(𝑥, 𝑦)は𝑓(𝑥, 𝑦)をxで偏微分したもの)
(2) 𝑦2 ≤ 𝑥とy ≥ x − 2で表される領域を図示し,その領域で∬ 𝑦𝑑𝑥𝑑𝑦を求めよ
今年は材料力学,熱力学,物理学の 3 科目が出題された.この中の 1 教科を選んで解けばよいので,1 番簡単そうだった熱力学を選択した.材料力学は引張圧縮の問題で,物理学は落下する円盤の運動問題でした.類似問題が大学生の初頭力学の問題 71 にありました。熱力学の問題をもっと詳しく知りたい人はDMください.
面接官は 3 人だった.口頭試問は 4 枚ホワイトボードがありそこに書きながら問題を説明する感じだった.
面接内容
自分はどこの大学に入るかは決めていませんでしたが 4 年生になる前の春休みから TOEIC 公開テストや編入数学徹底研究の勉強に取り組んでいました.そのおかけで 9 月には目標としていたスコアを取得することができ,受験直前になって焦ることなく落ち着いて専門科目の勉強に取り組むことができました.なので受験するみなさんも早く勉強を始めた方がいいと思います。また金沢大学は1から4年生までの成績を見られるので定期テストを頑張ったらいいと思います.
編入数学過去問特訓
]]>名前:秘密
出身高専:秘密(情報)
学科順位:1~4年まで1位
受験年:2024
受験大学(受験科目):金沢大学 融合学域 スマート創成科学類
併願大学:愛知県立大学情報科学科(受験せず)、北海道大学工学部特別選抜
部活や資格:地域の空手道場(3段)、TOIEC950点、なにかしらのハッカソン最優秀賞、海外留学一年
TwitterID:@2003sakaki
北海道大学の特別選抜のすべり止めを探していました。
小論文と面接、口頭試問で戦えるここを受けることにしました。
編入数学徹底研究と過去問特訓を結構やりました。ただ、口頭試問では本当に基礎的な問題しかなかったので例題だけでも十分だった感じはあります。
特になし
特になし
留学に行く前は750点くらいで、帰国後に公式問題集を5冊くらい、金フレをやって950点まで取れました。トーイックは単語と公式問題集をたくさんやって、試験もたくさん受けた方がいいです。
国語の先生に毎週問題を出してもらい、見てもらっていました。過去問を見ると分かるのですが、毎年何かしらの問題を融合的な視点から解決策を示す必要があります。毎年同じような問題なので、小論文は型を作って時間に間に合うように書くのがいいと思います。
例えば、エネルギー問題の解決に向けて、教育とAIを用いて解決する。教育では、学校で子供に省エネの意識を植え付ける。AIでは効率的に電気を送配電する仕組みを導入する。みたいな感じでなんにでも対応できる一般的な解決策を考えておくといいと思います。
小論文と口頭試問(数学、情報)
口頭試問(数学、情報)だけでした。先導学類みたいにトレンドワードの質問をされると思っていましたが、なかったです。志望動機を聞かれることもありませんでした。
TOIECは650あれば普通くらい、700以上あれば余裕あるくらいの感じでした。ただ、今年の結果を受けて穴場だということがばれると、来年たくさんの人が受けに来る可能性があるので高い点数を取っておいた方がいいと思います。試験問題をここに載せるのはよくない感じがするので、口頭試問が気になる人はXでDMとかしてください。小論文問題は金沢大学のHPで見れます。
編入数学徹底研究
樋口裕一先生の小論文の本なら何でも
名前:シリコン
出身高専:富山高専 電気制御システム工学科
学科順位:3年次:17位 4年次:18位
受験年:2024
受験大学(受験科目):金沢大学 理工学域 フロンティア工学類
併願大学:専攻科
部活や資格:サッカー部
主にロボットの研究をしたいと思ったから。
特になし
遊びまくっていた
TOEICを始めた。夏休み頃に410点で、最終的には3月に受けた点数が一番高かったため、595点で提出した。主に用いた参考書は、金フレ・公式問題集・でる1000の3つを使っていた。この中でも公式問題集が一番大事だと感じた。
もともと、金沢大学志望ではなかったが、4月末ごろに金沢大学を志望することを決めた。試験科目は特に記載が無かったが、試験評価に「数学・電気回路・計算機基礎の学力を重視し、成績証明書と口述試験により、基礎学力を評価します。」と書かれていたので、この3教科を勉強した。
3月からTOEICと並行で数学の勉強を始めた。数学は編入数学徹底研究という本を使って勉強した。3月末からはじめて5月中旬までかけて数学のみを勉強していたが、量は1周しかしていなかった。
5月に入ってから専門教科の電気回路と計算機基礎の勉強を始めた。どちらも授業で使っていた教科書をベースに勉強し、1,2週間ほど前から学校の先生に口頭試問の練習をお願いしてやっていた
電気回路で用いた教科書は「基礎からの交流理論」という本を使っていた。1,2週間ほど前から、学校の先生に口頭試問の練習をお願いしてやっていた。主に過渡現象や交流回路のインピーダンスの計算の勉強を重視していた。
計算機基礎で用いた教科書は「基本情報技術者標準教科書2023」と「電子計算機概論」を用いていた。主に論理式・論理回路・n進法・ソートアルゴリズム・オートマトンの勉強をした。他にも、基本情報技術者試験に近い勉強を軽くした。
試験内容は数学は無く、電気回路と計算機基礎だけだった。
時間は口頭試問・面接合わせて30分程度
3つの問題があった
(1)直流電源100[V]があり,直並列で各部に流れる電流を求める問題
(2)定電流源5[A]があり,抵抗Rの値を求める問題
(3)テブナンの定理を用いた問題
1つの論理式が与えられており,それに対して3つの問題があった.
(1)論理式から真理値表を求めよ.
(2)カルノー図を用いて簡略化せよ.
(3)簡略化した式を論理回路図で表せ.
自分は1問ごとに解く時間と説明する時間を分けて行った.間違っていた場合は,「どうしてそうなるのか」と質問されたり,「もう少し式を簡単にできるのではないか」と聞かれた.逆に正解していた場合は「正解です.」と言われたので1問ずつ落ち着いて解くことが出来た.電気回路の(3)は,解けなかったので「わかりません」と言った.そしたら面接官に「どのような定理かは説明できるのか」と聞かれたので定理の説明をして終了した.
面接官は二人.内容は主にこの4つのみ
始めは志望動機などを聞かれると思っていたので,いきなりやりたい研究について聞かれて動揺した.自分の言ったことに対してさらに深堀りされることはなかった.
この学科は知り合いに受けた人がいなく,過去問や問題傾向などの情報がほとんどゼロの状態で勉強していたため,運によるところが非常に大きかったと思っている.学校の先生には面接練習や口頭試問練習を何回もお願いすると良い.また,担当教科の先生に先生が面接官ならどのような問題が出しやすいか・出しにくいかなどのアドバイスをもらっていた.
編入勉強のモチベーションに関してはスタディプラスというアプリを用いて編入仲間とともに勉強することがとても大切だと思う.TOEICは早ければ早いほど良い.たくさん受ければおのずと点数は上がっていく.
名前:古田
出身高専:豊田高専情報工学科
学科順位:4年次:18/40ちょい
受験年:2022
受験大学(受験科目):金沢大学融合学域先導学類
併願大学:愛知県立大学情報科学科、群馬大学情報学部(受験せず)、名古屋大学情報学部人間社会情報学科(受験せず)
部活や資格:コンピュータ部、TOEIC L&R 890、英検2級、PAST中級、
そもそも情報系に進学した理由が、「ITで社会をよりよくしたい」という理由だったが、実際に社会問題に取り組むうえで、問題の本質と適切な解決策を見極めるために人文・社会科学系の知識も必要であると考えたから。
また、生成系AIの急速な発展を見て、単にコードが書けるだけの人材は近い将来必要なくなると危機感を抱いたため、複数の軸を持たないと生き残れないと考えた。
また自身のTOEICが良かったこと、試験が楽であること(TOEIC、小論文、口頭試問)も理由の1つ。
特になし
推薦を狙うために学校の試験をそこそこ頑張っていた。この時点では豊橋技科大のGACコースが第一志望だった。
本格的に志望校選びを始める。この時点で技科大GACコースの募集が行われないことが判明したため、全国の国公立大学の募集要項をすべて読み漁った。この時文理融合系の学部に興味を持ち始める。
また前期の成績がそこまで良くなかったため、一般受験に向けて準備を開始した。
また9月頃に学校でTOEIC L&R(IP試験)を受験し775点を取得。IP試験は認められない学校も多かったので11月試験を受験し、830点を取得。
編入数学徹底研究を半分くらい解いた。
ほぼ全ての志望校が文理融合系であったため、数学/物理/科学/専門を勉強しないことにした。
その結果志望校を以下の5つに選定。(上から志望度順、後に福知山公立大学は受験しないことに決定。)
他の編入性と比べて科目が少ないので、なんかやろうと思ってTOEICを再開、5月試験で890点を取得しました。
また、小論文対策として毎日読書/小論文の作成のどちらかは行うようにし、名大の小論文と、昨年の金沢の問題を解いて友人と推敲するなどの対策をしました。
面接対策はめんどくさかったのでやりませんでしたが、たぶんやったほうがいいです。
TOEIC(100)、小論文(100)、口述試験(100)
テーマ:「国連の持続可能な開発目標(SDGs) 12には「つくる責任・つかう責任」が掲げられており、限り ある地球資源を循環させ、生態系の循環に負荷をかけない、地球にやさしい循環型社会や循環 型(サーキュラー) 経済の実現が求められています。 そこで, 2030年までに循環型社会や経済を目指すという目標からバックキャスト*した場合、 今この瞬間解決すべき課題を自らの体験や身の回り の出来事から1つ挙げ, その課題の解決方法について、 様々な学問分野を融合する観点にたって 提案し, 850字以内で述べなさい。
※バックキャストとは,将来の理想像や目標から逆算して現在何をすべきか, 今取り組むべき課題を考え、 解決を目指す方法。」
下書き用紙と清書用紙を渡され、1時間で書ききります。
ざっくり以下のような内容を書きました。
課題:EVの普及率が低いこと。この問題を解決すれば生態系への負荷が減るのではないか?
解決すべき点
数英と社会科学系の質問を聞かれます。
三角関数/場合の数と確率のどちらかを選択できました。昨年は二次関数、対数、論理の3つからの選択だったそうなので、おそらく高専の数学1の範囲を一通りやれば対応可能です。自分は三角関数を選択しました。
メールを模した英文1枚を渡され、90秒で読んだ後にいくつか英語での質問と回答を行ってください。
TOEIC Part6で出るような文章だが、そんなに長くない。自分は1分かからず読み終わりました。
学生が教授に「明日のチーム発表のスライドですが、メンバーの一人が全く仕事をしてくれないので完成していません。どうしたらよいですか?」と聞く内容でした。質問は次の2つ。
問1:トレンドワードを2つ示すので、好きなほうを選んで簡単に解説をし、そのワードに対する自分の考えを教えてください。
今年は「ダイバーシティ」と「生成系AI」でした。事前にトレンドワードを漁っておいて考えをまとめとかないときついので、時事問題に関連するような雑誌や新聞を読むことをお勧めします。
問2:あなたが考える社会問題を1つ挙げ、この学類でどのように解決していきたいかを述べてください。
これも事前に考えとかないと厳しいです。小論文対策で色々な話題を漁ってると気になるのが1つくらいあると思うので、それについて解決策なんかを考えておくとよいと思います。
今のところ2年連続で定員割れですが、不合格者もいます。数学がないから、みたいな安直な理由で受けると普通に落ちると思いますし、受かっても辛いと思います。いわゆる情報工学科ではないので。
一方で、自分情報系の学部向いてないかも…とか思っている人は結構お勧めかもですね。いずれにせよ、本当に自分がやりたいことなのかを見極めて受けると良いと思います。
小論文の参考書。大学入試だけじゃなく卒論とかいろんなところで役に立つと思うので、ぜひ読むと良いです。
また、時事問題などに触れるためにWedgeを毎月読みました。
TOEICはSantaを毎日やりました。予測スコアも正確でモチベに繋がるし、習慣化が容易なのでやるといいです。
https://www.aitutorsanta.com/jp/
]]>名前:yomura
出身高専:地方国立高専
学科順位:1~3年: 18~14位, 4年:4位
受験年:2024年度
受験大学(受験科目):金沢大学 理工学域 機械工学類 エネルギー機械コース 合格
併願大学:地方国立高専専攻科 未受験
部活や資格:バスケ部(1~3年), TOEIC 795点
3年の終わりらへんから進路について考え始め, まだ就職したいとは思わなかったから. また, インターンシップ等の経験から高専生と一般の大卒の人とでは, 仕事内容や給料面でも扱いが違うと感じたから.
金沢大学を選択した理由は, たまたま4年生で成績が上がり, 推薦をもらえる大学の中でネームバリューや研究内容などを考慮して金沢大学が良いと思ったから.
1~3年生次は基本的に勉強をサボっていたので, 4年生次に高専の教科書の復習を最初にしてから 編入数学徹底研究を中心に解いた.
また, 金沢大学数物科学類の過去問や他の大学の過去問などを使って演習をおこなった.
物理のエッセンスを中心に勉強した. 基礎が不安な人は, 高専の物理の教科書から始めた方がいいと思う.
なし
3年の終わりからTOEICの勉強を始めた. 初期点は400点くらいだった. 金フレと公式問題集を中心に勉強をした. 金フレを完璧にしてから公式問題集などの演習書に取り組むのがおすすめ. 私は何か特別なことを行っていたとかは無く, 普通の勉強方法で毎日3時間程度勉強していた. 4, 5回公開テストを受けて最終的には800点には届かなかったが, 795点を取得することができた.
4力を中心に勉強を行っていた. 例年, 材料力学と熱力学が出題されていると知ってからはその2教科に力を入れていた. 専門教科の勉強は参考書は買わずに高専の教科書のみで乗り切った.
ホワイトボードに出題された問題を解いていく形式. 科目は数学と専門教科(物理学, 流体力学, 材料力学)である. 専門教科は3つの中から1つを選択して解く. 私は材料力学を選択した.
・1問目 重積分 被積分関数はxe^-x^2 範囲はx, yともに0→1
・2問目 重積分 被積分関数はe^y^2 範囲はx: 0→1 , y: x→1
積分順序変更で解ける
・3問目 f(x)=xe^x^2 第3次の項までマクローリン展開
解き方はライプニッツやゴリ押しでも解ける
専門教科は材料力学の他に物理学, 流体力学があったが物理は電磁気の問題だったので即捨て. 流体と材料力学で迷ったが材料力学の方が得意だったので材力を選択.
・1問目 片持ち梁
長さ2Lの点に上から荷重F, 全長3L
(1) 曲げモーメントの分布図(B.M.D)
(2) 最大曲げ応力の働く位置
(3) 先端のたわみ
・2問目 1問目同様の荷重・形状に加えて片持ち梁の先端に下側から荷重Pが働く
片持ち梁の先端のたわみを求めよ → 重ね合わせの原理で解ける
・3問目 時間がなくて解いてない
確か1問目同様の荷重・形状に加えて先端が支持されている不静定問題
先端支持の反力を求めよ → 重ね合わせの原理で解ける
数学は2問目を計算ミスしていたので体感6, 7割, 材力は最後の問題以外は完璧に解いたので体感8割りの出来だった.
教授5人の構成で, 真ん中に座っている人が面接の司会進行であった. 質問は主に「なぜ金沢大学を志望したのか?」, 「編入後の具体的な目標は何か?」, 「TOIECについて(勉強法や点数について)」, 「どうやって機械工学類のことを知ったか?」, 「単位の互換性が悪い可能性もあるけど大丈夫か?(遠回しに留年の可能性を示唆)」などであった.
TOEICの点数に関しては, 周りの人の点数を見た感じは, 500~600点が多かったので700点以上取ればアドバンテージになる. 面接の内容としては, もっと志望動機などで深堀されると身構えていたが, 実際の質問は浅く広くといった印象だった. また, 自分が相手の質問に対して, 適切に返答すれば頷いてくれていたので, 厳しい雰囲気の中での試験というわけではない.
面接ではTOEICの点数が過去5, 6年で1番高かった事と, 博士後期課程の進学を希望していた事が好印象であった可能性が高い.
金沢大学の受験は数学の徹底研究と高専の教科書(主に微積), 専門教科は高専の教科書で十分対処できる問題が出題される. 今年の数学は例年と異なり重積分に関する問題が出題された. (例年は微分方程式が頻出)そのため, 過去の傾向を把握しつつ幅広く勉強を行っていく必要がある. TOEICの勉強はなるべく早いうちから始めた方がいい.
また, TOEICの勉強と数学等の勉強を同時進行させるのは, あまりお勧めしない. TOEICは700点以上あればアドバンテージになると思う.
試験日前日には実際に大学のキャンパスに足を運ぶ方がいいと思う. 私の場合は, 前日に何か勉強しても変わらないと思ったので観光やショッピングをした. 近江市場の目の前のホテルをとったが駅前や香林坊などの方が栄えていて, ご飯もおいしかった.
数学:編入数学徹底研究
物理:物理のエッセンス, 名問の森
専門教科:高専の教科書
名前:hinata
出身高専:岐阜高専機械工学科
学科順位:1年次:16位 2年次:6位 3年次:2位 4年次:4位
受験年:2022年
受験大学(受験科目):金沢大学理工学域機械工学類機械数理コース 特別選抜(推薦)
併願大学:専攻科 岐阜大学 豊橋技科大(推薦で合格したため、すべて未受験です。)
部活や資格:機械設計技術者3級 危険物取扱者乙4類 TOEIC 625点
TwitterID:@hinataddh181
元々大学には行ってみたいと思って高専に入学しました。
高専に入学してからは、一度は高専から出て自分の視野を広げたいと思って編入しようと思いました。
金沢大学を志望した動機としては、高専の卒業研究で機械学習の研究を行っており、機械工学科で機械学習を研究している先生が他大学に比べて多くいると思ったからです。
あとは、推薦で編入をしたいと思っていたので推薦がある金沢大学にしました。
バイトと部活ばっかりやっており、テスト前2週間前位からテスト勉強だけをしていました。
ただ、機械工学科だと3年生の専門でつまずくとその後の授業がわからなくなると聞いていたので、専門科目(特に材力)は毎回復習をしていました。
3年生の成績が良かったので推薦で編入を使用と決めて、学科内順位が下がらないように各科目(難易度の高い科目のみ)の復習をしつつTOEICの勉強をしました。
また、この時期から数学の編入数学徹底研究を始めました。
夏休みはTOEICを重点的に行いました。
9月の2週目くらいにあったTOEICで英語は一端終了し、授業の復習と数学の勉強を行いました。(TOEIC625点)
冬休みからは編入数学徹底演習を始めました。
春休みに入ってから専門科目(いわゆる4力学)の勉強を始めました。
また、春休み後半くらいで受験校を金沢大学に決めました。
学校が始まってからは、色んな大学の過去問を解いてました。
あとは、研究室の先生、担任の先生、友人に面接練習と志望理由書の内容確認をお願いしました。
推薦入試ですが、口頭試問がありました。
数学と専門(僕の年は熱力と材力から片方選択)の2科目で、それぞれ問題を読む時間と説明する時間を含めて7分だったと思います。
前にホワイトボードがあり、そこで解き方を説明しながら解く感じでした。
問1 dy/dx=xsin(x)/(y^2) の一般解を求めよ。
問2 f(x,y)=e^(x^2+xy)について
(1) xについての偏微分、yについての偏微分を求めよ。
(2) z=(1,2,f(1,2))における接平面を求めよ。
(→私が接平面を解けずに止まっていると、では今から伝える内容を解いてくださいと言われました)
エクストラ z=(1,2,f(1,2))の全微分を求めよ。
熱力学(ディーゼルサイクル)と材料力学(不静定圧縮?)のどちらかを選択。私は熱力学を選択
まず、ディーゼルサイクルにおいて、加熱量q、v1/v2=ε、PV線図(1,2,3,4の番号が振られている)、23は等温加熱、41は等圧放熱と与えられていた。
問1 定容比熱、定圧比熱をRとkを用いて表せ
問2 P2を与えられて文字を使用し表せ(P1、ε、k)
問3 サイクルにおける最高温度を与えられた文字を使用し表せ。(q,k,R,T1,ε)
問4 このサイクルの熱効率を与えられた文字を使用し求めよ。(q,k,ε,T4,T1)
このような問題だったと思います。(僕の年は、数学が例年の傾向と違った為あくまで参考程度にしてください。)
僕個人の成績はおそらくこんな感じだと思います。
(微分方程式)解けた
(偏微分)解けた
(接平面)解けなかった
(全微分)解けなかった
(熱力学)全部解けた
面接官は3人おり、真ん中の人が質問者(そこそこ親身に話を聞いてくださいました。)、向かって左側の人が問題の出題者(口頭試問で、ここの答えはこうなると思いますと言ったときに頷いてくれたりして下さいました。)、右側の人が腕を組みながらちょっと興味なさげに話を聞いていました。(他の部屋で面接を受けた友人も同じような面接官の構成だったと言っていたので、プレッシャーをかける為にわざとだと思います。)
面接の内容としては、
~口頭試問後~
正直、もっと踏み込んだ内容(卒論の中身や、志望理由書の内容等)を聞かれると思っていたので少しびっくりしました。
まず、受験する大学は推薦、学力共に早いうちに決めたほうがいいと思います。推薦入試の場合でも面接だけや小論文、口頭試問の有無等が異なってくる為はやめに勉強する内容を絞るためにも早めに決めておくと後々楽になると思います。
また、併願で学力試験を受けれることが推薦入試のメリットですが、推薦の合格発表後に学力の出願を取り消すことができないので1校あたり約3万円必要となります。併願校もしっかりと選んだ方がいいと思います。
最後に、推薦を受けるとなるとクラス内で順位争いや志望校の枠の争いが発生してしまいます。しかしながら、編入試験は友人との協力が必須だと感じたので一緒に頑張れる友人を大事にしたほうがいいと思います。
何か聞きたいことがあれば気軽にTwitterでDMしてください!!
あとは、各専門科目の教科書を使用しました。
]]>名前:ツナ
出身高専:鹿児島高専 電子制御
学科順位:1年次:1位 2年次:3位 3年次:8位 4年次:7位
受験年:2021年
受験大学(受験科目):金沢大学 機械工学類 機械数理コース (第二次募集)
併願大学:高知大学 九州工業大学
部活や資格:運動部マネージャー 文化部副部長
コロナ禍によるTOEIC中止で一度は編入をあきらめ就職したが、働くうちに研究への未練が強くなっていき受験。
試験2か月前から「編入数学徹底研究」をゴリゴリ解いた。
社会人しながらなのと試験形式が口頭試問なので難しそうなのは解いていない。
試験2か月前から併願の対策で「大学生の初等力学」を3周。
こちらも「応用」の問題は解いていない。
特になし
TOEICを3週間猛勉強。社会人しながらなのでスキマ時間を利用するために「abceed」などスマホで使える有料サービスと金フレを併用。仕上げに公式過去問を一年分。
あまりに追い込んだため毎晩一人で大泣きしながらも執念の825点を獲得。
試験2週間前から機械系全般を広く浅く。
試験科目は「材料力学」「熱力学」「流体力学」「機械力学」の「大学教養範囲」。
それぞれ高専で使用した教材を使って各章の基本的なところを復習。口頭試問で出がちな単語や定理を紙に書き出し、虫食いの問題集のようにして暗記。ただ単語を覚えるだけでなく、それぞれの要素の結びつきを意識した。本科では熱力学と流体力学が弱かったのでそれぞれ初学者向けの参考書を購入した。機械力学はやっていないので捨てた。(出なくてよかった)
全て口頭試問。3人の面接官と対面する。2面の大きいホワイトボードが用意されている。
中央の面接官から
「今から数学と機械の基本的な事項について説明していただきます。問題解決の思考を見るものであり、回答の正答、誤答を問うものではありませんのでリラックスして臨んでください。」
と言われたので満面の笑みで返事。
机にA4用紙で2枚の問題が置かれている。それぞれ数学、専門の問題が書かれており、専門は材料力学と熱力学をどちらか選択して答える。自分は材料力学を選択した。熱力学の方にはカルノーサイクルについての問題が4つぐらいあった気がする。
①arctan √3を説明しなさい。
問題そのまま。なにかのひっかけかと思ったがまじでそのまま。後輩に三角関数を教えたときのことを思い出し、単位円を描いて詳しく説明した。
②xe^x を3次の項までマクロ―リン展開しなさい。
これもそのまま。直前にやっててよかった~
①先端に集中荷重のかかる片持ちはりについて
→応力を求めなさいとかなんとか
たわみ式が記述してあり、それぞれの文字の意味とその単位を述べよとかなんとか
②一端固定、他端支持はりの不静定問題
→支持端の反力を求めなさいとかなんとか。テンパって見当違いな事を言った。
終始にこやかというわけではないが、こちらが明るくいくと応えてくれる感じだった。
質問内容とそれに対する回答も平たくして記載します。
・志望動機
→研究の道が諦めきれなかった
・自宅研修(フリーター)というのは何か理由があるのか
→勉強に集中するため
・会社を辞めてまでやりたいことは何なのか
→会社のためではなく産業界全体のためになるような研究をしたい
・博士課程は考えているか
→修士は行くが博士はまだ決めかねている
・単位互換の数によっては2年で卒業できない場合があるがそれでもよいか
→はい!!(いやです)
進路はよく考えようね~
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「スバラシク実力が付くと評判の演習 熱力学」著:高杉豊 馬場敬之 マセマ
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