名前:らっきょう
出身高専:某高専 情報工学科
学科順位:3年次 : 2位 4年次 : 4位
受験年:2025
受験大学(受験科目):電気通信大学Ⅱ類
併願大学:自高専専攻科、豊橋技科大、筑波大学
部活や資格:吹奏楽部、数学研究会、TOEIC690点
就職するときに大卒の方がやりたい職種につけそうだったからです。
2年から数学の同好会で線形代数のゼミが始まりました。
毎週教科書をもとに、先生やメンバーの前で解説をする方式でした。
最終的に数学の口頭試問の対策としてとても役にたちました。
数学の同好会では部員で過去の編入数学問題を解いて正解数を競うということもやっていました。
あまり解けた覚えはないのですが、頭のいい先輩に分からなかった問題を質問したり、解けた問題でも綺麗な別解を教えてもらったりして良い経験になりました。
また、同じく2年の春休みに数学の予習とTOEICの金フレ暗記を始めました。
金フレは毎日30単語は見ると決めて半年くらいでなんとなく覚えました。
3年の夏休みに文法問題でる1000問と公式問題集を図書館で借りて勉強しました。
夏休み明けのTOEICで680点でした。
3年の3月にまたTOEICを受けたら10点あがって690点になっていました。
これ以外はテスト勉強を頑張ることもなくのんびりすごしていましたが、3年の終わりから部長になったので忙しくなりました。
趣味で競技プログラミングをやったり、図書館で面白そうな本を借りて勉強したりしていたので専門面では多少のアドバンテージになっていたはずです。
ずっと部活をしていました。
部長の期間は長期休みで部活に行けないとき以外はほぼ毎日部活に行っていました。
そうすると案の定成績が大変なことになってテストの過去最低点をどんどん更新する羽目になりました。
編入対策は編入数学徹底研究を解いていました。youtubeに上がっている1minさんの解説動画にお世話になりました。
数学ばかりやっていました。
大学編入試験問題 数学/徹底演習や編入数学過去問特訓を中心に勉強を進めました。
息抜きに図書館で他の本も借りて解いていました。
定期テストでは後期中間で電気通信大学の推薦基準すれすれの順位をとりました。
推薦以外で受かる気がしなかったので後期期末で巻き返すためにがんばりました。
春休みは遅れを取り戻すために数学をひたすら解いていました。
最終的には使いませんでしたが複素解析は春休み始めにやっと勉強しました。
専門の口頭試問対策で他大学も含めた力学の過去問や専門の過去問も解きました。
情報の口頭試問は毎年虫食い算が出ているようでしたが、変わったときに対処できないと怖いのでシラバスを参照して論理回路やアルゴリズム、ネットワークなどの基礎を復習しました。
4月から数学の先生のもとで口頭試問の練習を始めました。
毎週通って先生が選んでいただいた問題をホワイトボードに解く練習をしました。
本番よりもじっくり時間をかけて色々質問をしていただいたのでとても勉強になりました。
本質的な理解が全くできていないところもカバーしていただいたのでありがたかったです。
微分積分は計算ミスしそうという理由で線形代数を選んだのですが、卒業研究でも線形代数はよく登場するので選択してよかったと思います。
面接では高専での卒業研究と大学でやりたい研究について聞かれているようだったので、受験勉強と並行してそのあたりの理解を深めました。
やりたい研究については学校の図書館で本を借りたり、インターネットで行きたい研究室の先生が書かれた記事を拝読したりして知識をつけました。
数学、専門科目の口頭試問と面接の合わせて3つありました。
面接教室1,2,3と呼ばれていたので部屋に行くまで3つのどれになるか分からなかったです。今回は1が面接、2が数学の口頭試問、3が専門の口頭試問でした。次が何か分からないので待ち時間にどの参考書を読むか迷いました。
例年通り3グループにわかれて順に回り、
面接→数学→専門
数学→専門→面接
専門→面接→数学
で受験番号1~4の人は一番上、5~8は二番目という風に割り振られていました。
周りを見渡す余裕がなかったですが、少なくとも控室の前方には時計がなかったです。
腕時計を持参していなかったので、時間の経過が分からず不安でした。気が付くと3時間経っていました。待ち時間がとにかく長いです。
各教室の先生は面接が3人、数学の口頭試問が3~4?人、専門の口頭試問が5人?でした。
数学の口頭試問は、先ほども述べた通り線形代数と微分積分があります。
私は線形代数を選択したので微分積分は覚えていないです。
問題は行列Aとベクトルp1, p2, p3(=p1 – p2)が与えられて4つの小問を答えるというものでした。
最初の2題を自信満々に解いて3もそのまま愚直に解こうとしたところ、先生からもっと簡単に解けない?と言われフリーズしました。受験で一番不合格を身近に感じた瞬間で血の気がひきました。
固まっていると、4から解いてもいいよと言われたのでお言葉に甘えて4を解きました。動揺していたので4を解くのにも少し時間がかかり解き終えたのと同タイミングで時間が終わりました。
今見返すと基本ができればちゃんと解ける問題でしたし、3も1で行列式を求めているという点で解法に気づくべきでした。
専門科目は何があったか曖昧なのですが、過去の体験談と変わっていた覚えはないので情報、力学、電気回路、電磁気学の4つから選択だと思います。
私は情報を選択しました。
ちゃんと虫食い算がでてきたので安心しました。
3*2の掛け算で半分より多いくらいが空欄になっていました。
解くこと自体はすんなり終わり、その後説明を求められました。
解いたことですっかり安心して、どの順で解いたか覚えていなかったのであまりきれいに説明できなかったです。
1回説明を間違えて、訂正をしたところ、説明を促した先生とまた別の先生が紙に何かを書いていらっしゃったのでやらかしたなーと思いました。
説明を少し省いたところを追加で質問され、そこを答えた後専門の口頭試問は終了しました。時間が余った様子でした。
主にこの5つについて質問されました。卒業研究については深く聞かれました。
先生方が話しやすい雰囲気を出してくださったので緊張せずに話せました。
これからしたい研究についても、どのように活用できるのか?など質問されました。
私の高専は一クラスの人数があまり多くないので、学科順位をパーセントに直した値は受験者の中でもきっと高いほうではなかったです。
それでも、口頭試問と面接でのミスが少なかったので合格できましたと思います。
問われる内容自体はあまり難しくないのでこつこつ勉強すれば受かります。
大学を決めたのが遅かったので、研究室訪問もオープンキャンパスも行けませんでしたがぜひ一度行ってみるといいのではないでしょうか。
メジャーなものを使っていました。
徹底研究と過去問特訓以外は線形代数中心に解きました。
専門科目の力学対策として使いました。
名前:やなす
出身高専:某四国高専 情報系
学科順位:1年次:1位 2年次:3位 3年次:2位 4年次:3位
受験年:2023年
受験大学(受験科目):電気通信大学 情報理工学域 II類 セキュリティ情報学プログラム 推薦(数学の口頭試問、専門科目の口頭試問、面接)
併願大学:広島大学 東京都立大学 筑波大学
部活や資格:ITパスポート TOEIC L&R 860点
中学生の頃から大学に行きたいという思いがあり、当時兄の受験する姿を見て、普通校から大学進学するのは大変だと考えた。そこで、共通テスト・二次試験を受験することなく大学に進学することができる高専を選択した。編入となると、進学先として工学部に限られるが、私自身工学系にも興味があったため、高専での勉強はそこまで苦ではなく、進学先としても工学系の大学や工学部に進学することに対して抵抗はなかった。
順位をキープするために定期テストでの勉強を頑張っていた。数学・物理に力を入れていた。東工大に進学したいなど考えていた。
課外活動などにも力を入れて頑張っていた。
春休みや夏休みなどの長期休暇は数学の発展問題などを解いたり、次年で履修する内容の予習などをしていた。
東工大の試験に必要な科目などを調べていく中で、科目数が多いことを知り、受験は現実的ではないと考えた。夏休み明け頃に進学先を電気通信大学にした。推薦で受験することを考えていたため、順位を意識して定期テストの勉強を頑張った。
また、授業の数学の進度が非常に遅かったため、自分で数学の教科書を進めることにした
4年迄で習う内容を3年次に終わらせた。
3年の冬にTOEICを初受験した。ノー勉で455点だった。
併願校として、数学と専門科目とTOEICで受験できる筑波大学を候補とした。(化学・英語の試験がないところが良かった。)
課外活動もやっており、3年次では課外活動で色々と評価していただいた。
3年から4年にあがる春休みは自動車学校に通っていたため、殆ど勉強できなかった。4年は3年に比べて、実験や授業のレポートが多く忙しかった。
テスト期間以外は、授業で配布される数学の演習プリントが非常に優秀だったため、それを使って勉強していた。それ以外に受験勉強といえる勉強はやっていない。
4年の夏休みに編入数学徹底研究をやった。すらすら解けるのもあれば躓くものもあり、苦手を知ることができた。インターンは行きたいところが大卒以上だったため、インターンにはいかなかった。夏休み中に研修旅行が計画されていたのでそこで、電気通信大学に研究室訪問させて頂いた。(推薦で受験するなら、研究室訪問しておくのをお勧めする。面接でも会話のネタになる。)
4年後期も、前期と同じく、日々の授業・実験のレポートが忙しく、数学以外の受験勉強の時間を確保することができなかった。後期では、必要ではないと思った選択科目を幾つか辞退したので空きコマは図書館に籠って数学をした。また、放課後も18:30頃まで図書館に籠って数学の勉強をしていた。
4年になり、順位が少し下がったが、推薦受験の資格に支障はなかったため、順位を維持することに努めた。(電気通信大学の推薦条件は3, 4年次の席次が上位20%以上)
4年春休みは、半分をTOEICに費やした。1日の勉強量は10h程で、今思うと甘い。毎日、単語・リスニング・リーディングは欠かさず行った。春休みに受けた試験で810点を取れた。筑波大学にTOEICの提出条件があったので、800点越えれたので、英語の勉強はここで打ち切った。残りの春休み期間は、授業で配られた数学のプリントの復習と編入数学徹底研究・編入数学過去問特訓をやってた。
5年になり、4年までの忙しさが嘘なくらい空き時間が増えた。空き時間はひたすら図書館に籠って勉強していた。
微分積分の復習。主に授業でもらったプリントをやっていた。1日の勉強量は平日だと10h、休日だと13hくらいやっていた。焦りから睡眠時間も短くなっていた。
専門科目の勉強として、アルゴリズム、データ構造、ビット、離散数学あたりを復習した。学校の授業で配布された資料を見返したり、ネットのアルゴリズム学習サイト等で勉強していた。
編入の体験談を見ていく中で、数学の口頭試問が微分積分か線形代数のどちらか選択なのを知っていたため、得意な線形代数を選択することを決めた。1ヶ月線形代数を極めた。連立方程式、ベクトル空間、線形写像、核、像、固有値とその応用など全分野を網羅した。使用した教材として、授業でもらったプリント、編入数学徹底研究、編入数学過去問特訓、編入数学徹底演習を使用した。口頭試問を意識して、ホワイトボードで解く練習をしていた。数学の得意な友達から問題を出してもらったりした。わからない問題が無いように全部解けるようにした。
専門科目の勉強としてアルゴリズムの復習をメインでしていた。
学校の勉強はフル無視して受験勉強していた。
生活リズムを徐々に戻していったが、結構難しかった。参考書等の問題を見て不安なところだけをホワイトボードに解いていた。
試験2日前に東京に出発。試験日以外は天気が良かった。1日目は調布市で夕方だけ勉強した。移動で疲れて20:00頃に寝た。
翌朝は6:00に起床し、朝ごはんを食べて近くの図書館で勉強した。夕方に大学に下見に行くと、それぞれの類ごとに看板が立てられていた。II類だけ何番~何番という案内が張られてあり、受験者数を知ることができた。17人だった。多い…
夜は面接練習を少しして、早めに寝たが緊張で寝つきが悪かった。
当日も6:00に起床し、シャワーを浴びて朝ごはんを食べに行ったが、味噌汁数杯しか喉を通らなかった。あとは全部残した。ホテルに帰り、温かいお茶を飲んで緊張を解した。試験当日は土砂降りの雨だったため、大学に行くまででスーツのズボンが濡れまくった。
同じ高専から受験する友達がいたので、正門前で集合し一緒に試験会場に向かった。少し緊張が和らいだ。
また、会場内で明石高専から来たという人とも少し話をした。
微分積分・線形代数から1門選択
A4用紙に上半分微積の問題、下半分線形の問題があった。線形代数を選択する予定だったので、微積は問題を覚えていない。制限時間は10分。
線形代数の問題はこんな感じ。
3次元のベクトルa, b, cが与えられており、ベクトルcは定数kを含んでいた。
(1)ベクトルaとbの外積
(2)c∉Vのとき、kの値を求めよ。このとき、ベクトルa,b,cが張る平行六面体の体積を求めよ。
(3)c∈Vのとき、cをaとbの線形結合で表わせ。
(4)Vの直行補空間と正射影に関する問題。
(1)~(3)はスラスラ解けたが、(4)で詰まり、それっぽいことをなんとなく書いておいた。例年通り固有値・固有ベクトルが出題されると思ったが、ベクトル空間で焦った。
情報、電気回路、電磁気、力学の中から人科目選択。
情報を選択したが、出題内容が7桁÷3桁の筆算の虫食い算。見た瞬間「は?」ってなった。他の科目が力学以外解けそうになかったので渋々といていたが、緊張とか疲れとかで手中出来ずに、ほぼ答えれなかった。途中で面接官からヒントをいただいたが、解けなかった。ほんとに悔しかった。落ちついてやれば解ける問題だった。
面接は以下の内容が聞かれた。圧迫ではなかった。
人数が多いせいか、大雨のせいか、面接時間が短かった。7分くらいだった気がする。
やっている卒研の内容などは聞かれずに、自分のやってきたことも100%アピールできなかった。悔しかった。
試験終了後に完全に落ちたと思って雨の中、友達に電話した。大学から駅までは、旭川高専の人と一緒に帰った。傘を持っていなかったらしく、一緒に傘に入って帰った。来年会えたらいいねとか話した。
東京から帰り、切り替えて広島大学に向けて受験勉強をしていた。
試験結果は「合格」してました。受験から解放された嬉しさでいっぱいでした。
名前:あいうえおか
出身高専:福井高専 電子情報工学科
学科順位:3年次:4位 4年次:2位
受験年:2022年
受験大学(受験科目):電気通信大学 ⅰ類
情報数理工学プログラム 推薦
併願大学:筑波大 情報科学類、福井高専専攻科
部活や資格:TOEIC 585点
このまま何もスキルが身についていないのに社会に出てやっていけるのが不安だったため
編入数学徹底研究
編入数学過去問特訓
高専テキストシリーズ←オススメ
基礎物理学演習Ⅱ
特になし
特になし
特になし
推薦で受かって併願で出していた大学も受けていないので、口頭試問の話だけします。口頭試験はどちらも3人の試験官がいて、間違っても回答し終わった時に指摘されます。
線形代数では、行列Aが与えられ、
問題が出ました。
ランクは2になりました。固有値0の固有ベクトルはAx=λxでλ=0を代入したら解けます。3番は時間が足りませんでした。
関数の微分にかんする問題では
f(x)=e^(1/2)(x^2-5x+4)について、
問題が出ました。
電通大ⅰ類の問題を2年間みましたが、どちらもこれと同じような問題が出てました。
極値を求めるときに増減表も求めました。グラフに極値を書いたところで5分になりました。
進数では、
という感じの問題でした。
1つ目で一度2進数に直したらあとはそれを下から2桁ずつ区切ると4進数、3桁ずつ区切ると8進数、4桁ずつ区切ると16進数となります。3番めは壮大な勘違いをしていて指摘され直そうとしたときに時間になりました。
バケットソートに関しては聞いたことがなく聞いたことがないと言ったら知ってるソートを口頭で列挙させられ帰りました。おそらく3分経っていないと思います。問題もよく覚えていません。
面接も口頭試問と同様に3人の試験官がいて、一人が質問役、一人がタイムキーパー、一人が話を聞いてくれる人のような感じでした。
このような順に聞かれて9分40秒くらいだったと思います。本当に不意に深堀してくるので正直に答えるのが大事だと思いました。卒業研究は先輩の体験談を見ても内容自体はツッコまれてなかったようなのであまり進んでなくてもそこまで気をやまなくてもいいと思います。
アピールポイントが来るとは思わずあまり練習していなかったため、めちゃくちゃ焦ってボランティアに精を出しているといるという微妙なことを言ってしまいました。(積極性がありますとか社会に貢献したいと思う気持ちが強いとかであればアピールポイントになったかも)
電通大ではⅰ類、ⅱ類、ⅲ類で別々に面接、口頭試問を行います。そのためどこも10~20人に収まると思いますがそれでも二桁番台(下二桁が1○とか)であれば2時間以上待つことになります。電子機器以外は持ち込んでも大丈夫なので本などを持っていくといいと思います。
今回電通大のⅰ類に推薦で合格しましたが、受験は失敗だったと思っています。もし落ちていたらTOEICも低く、基礎を抑えずひたすら問題を解いていた私は筑波に落ちていたと思います。皆さんはそうならないように「そんなこと知ってるよ」と思うことでもしっかり基礎を見直してください。結果的に近道になると思います。焦りは大事ですが、過度な焦りはかえって勉強が頭に入らなくなります。ときにはプライドを捨てて友達に質問するのも大事です。これらの事を心に留めておいてくださるとありがたいです。
頑張ってください。
高専テキストシリーズ線形代数、微分積分
]]>名前:ちとし
出身高専:木更津高専
学科順位:1年次:12位 2年次:8位 3年次:4位 4年次:3位
受験年:2023
受験大学(受験科目):電気通信大学 Ⅱ類 先端ロボティクスプログラム
併願大学:豊田工業大学
部活や資格:ロボ研(高専ロボコン) eスポーツ部
TwitterID:@xxx_chitoshi
やりたい研究があったため。
希望研究室出身の方が、我が校の先生にいて、研究室のお話聞いたりして行きたいな〜と思いました。
技科大も考えたけどちょっとな〜って。
学校の教科書は軽く見たりする程度でした。
徹底研究はとりあえずやってみた。やりすぎに注意しないと、徹底研究ごときが解けることに満足しそうになる。危なかった。
過去問特訓は特に線形代数やったけど、6Cの後ろ10問くらいはやった記憶ない。一応試験範囲は全て触るべきだと思う。
金沢大 技科大の過去問は回答がついてるので滅茶苦茶うれしい。金沢大過去問では数学科試験の、特に線形代数問題を中心に解いた。技科大過去問はタイムアタックしたり、遊び半分でした。
過去問やっとけ。木○津の民は、電通だけじゃなく、複数大学の少し古い過去問回答あるから、数学科の先生に聞いてね。
大学生の力学をやりました。ずっと初等力学やってると思ってました。タイトル見た目全部似すぎ。とはいえ過去問も合わせて微妙にできるようになったとは思います。
基礎物理学演習、以下黄色い本は、大学生のシリーズやってるなら熱心に取り組まなくてもいいかなという印象。回答わかりにくいし。
電磁気の勉強は電磁気学演習(黄色い本)を主に使いました。ベクトルでの計算もできるといいとおもいます。大学生の電磁気学は、買おうと思ったら高額すぎて断念。木○津の民は神の書物があるので取り組んでおきましょう。書物の中に、推薦の電磁気問題とほぼ同じ問題がありました。
熱力はマセマ一択でしょう。あとは適当に過去問やっとくとか。電通と、京工芸が熱力あったかな。
特になし
お気持ちいんぐりっしゅなのであんまりやってません。とりあえず毎日少しずつやってました。
口頭試問は電磁気とる予定だったので、物理のついでにやってました。
口頭試問の形式が古い方には専門科目が7科目くらいあったらしいので、併願対策と急な傾向変化対策を兼ねて材料力学をやってました。
面接、口頭試問(数学)、口頭試問(専門)の3つの部屋へ、適当な順に行かされます。
専門→面接→数学の順でした。
口頭試問はどちらも、A4の紙にある大問を選択してホワイトボードに解くように指示されます。どちらも10分の解答時間が与えられます。
A4用紙片面に微積と線形代数の大問があり、線形代数を選択しました。
(1)行列Aとベクトルpが与えられて、pが固有ベクトルであることを示し、そのときの固有値をだす。
(2)A について、(1)で求めた固有値以外の固有値を求め、それらについての固有空間V,Wを求めよ
(3)固有空間 V,W の和空間と 転置(1,0,0)の正射影が云々
固有値は(x-1)(x^2-9)=0から1,3,-3 で、行列式は端っこに 0 があったり、明らかに引いてくださいと言わんばかりの同じ数字が並んでいたり、簡単だと思いました。編入過去問特訓のABができればいい線いけると思います。(3)はよくわかりませんでした。正射影の勉強をさぼったため、本番で記憶がすべて消えました。6.5割くらいできました。
A4の紙が4枚束ねられていて、力学・電磁気・電気回路・情報から1つ選択して、0.5畳くらいの大きさのホワイトボードに解きました。電磁気を選択しました。
半径a,b(a<b)[m]、長さl[m]、ab間に一様な導電率σと誘電率εでみたされ、導体間に電圧V[V]を加えた円筒の図(各円筒導体の厚みは無視)が与えられます。
(1)円筒導体の抵抗Rを求めよ。
(2)円筒導体間を流れる電流Iを求めよ。
(3)円筒導体間の静電容量Cを求めよ。ただしガウスの法則から求めた電界の大きさから円筒導体間の電位を求めたうえで、Cを求めること。任意の電荷を定義してかまわない。
(4)円筒導体間の抵抗Rと静電容量Cの間に成り立つ関係そ式で示せ。
似たような問題を見たことがあるので、とても幸運でした。(4)がわからず、単位計算をしているときにタイムアップしました。9割くらいできました。
面接は1対2でした。着席前にアルコール消毒したら、丁寧だねと笑われました(笑)。かなり和やかな雰囲気です。
志望理由で研究のことについて喋ったら、「じゃあ卒研もそういうことをやってるの?」と聞かれ、中学英語の教科書みたいなテンポでやりとりしてました。
授業なに取りたいの〜と言われて、航空宇宙工学って言ったら「なんで?」とつっこまれ、「かっこいいからです」と返したら笑いながら話が続きました。面接全体を通して、言った事に対してつっこまれるという印象です。発言に責任を持つという心持ちでのぞむといいとおもいます。
会話という土台の上に質問があるような感覚なので、緊張感のある空間で喋る練習は必要でしょう。
卒研・志望理由のネタをしっかりこさえて、これまで頑張ったこと、編入してやりたいこと、受けたい授業とか進路、当たり障りない質問への回答も考えておくといいとおもいます。
電通大推薦の待合室ではスマホはもちろん、電子ノートなども含めて電子機器の類の使用が一切認められませんでした。なので、待合室でまとめを復習したい場合には、紙媒体での記述をおすすめします。気分を紛らわせるために好きな本を持ってくのもアリだと思います。私以外の受験者は参考書やまとめノートを見ており、やや焦って過去問特訓とか眺めてましたが、結局は推しの本を読んでました。推しは偉大である。
自分は4年から5年にかけての2月から本格的に勉強し始めた愚か者です。これを見て、「まぁ俺も間に合うか^^」なんて愚かな考えをしないでください。私は運がよかっただけで、こうしてここに書いていることも、他の合格者が書き記した体験談も生存バイアスでしかありません。上位の学校であるほど、受かる人より落ちる人の方が多いはずです。
某大学に編入したあと、さらに某々大学に編入した方を存じているので、何回か編入するルートもとれるかもしれないです。専攻科から大学院に行くルートもありだと思います。自分の力と、自身をどこまでいじめられるかを見極められるといいとおもいます。
勉強していると、不意に病んでしまうこともあると思います。勉強で心が折れそうになったとき、解決してくれるのは勉強だけだと信じ、起きてる間ずっと勉強してました。もちろん息抜きも大事ですがほどほどに。
合格した編入体験談の光に騙されないでください。結局のところ、年単位で勉強し続けてきた人の方が明らかに強いです。何が起こるかは誰にもわかりません。並み居るライバルを蹴倒し、合格を勝ち取ってください。応援しております。
拙い記録ですが、編入を志す方の一助となれば幸いです。
名前:はげのげん
出身高専:函館高専 生産システム工学科 機械コース
学科順位:1年次:1位 2年次:2位 3年次:3位 4年次:6位
受験年:2022年
受験大学(受験科目):電気通信大学 Ⅱ類 先端ロボティクスプログラム 面接・数学(微積)・物理(力学)
併願大学:広島大学 工学部 第二類 電気システム情報プログラム
部活や資格:ロボット研究会(ロボコン出場)、TOEIC605点
TwitterID:@omoemonomoiyo
自分で言うのもなんですが、常に上位にいたので周囲や先生に大学に行ったらどうかと言われ続けていたからです。また、両親が大学に行っていたというのもありますし、都会の大学生活に憧れていたというのもあります。こんな不純な動機でも将来のメリットは大きいので、大学に行きたい思いがあれば他に何も必要ないと思います。
受験勉強については、本当は良くないのですが、5年生が始まる前の春休み(2022年3月)から本格的に始めました。春休み中は、授業で使っていた教科書をすべて読み返し、ワークをすべて解きました。基礎から叩き直したいという方はこれで十分すぎると思います。普段の授業を真面目に受けていれば、忘れていてもすぐに思い出せます。
4月からは、『大学編入試験問題 数学/徹底演習』という教材で勉強していました。ご覧の通り、時間が圧倒的に足りないので、習ってこなかった行列の線形写像や基底などを中心にやり、他のところは一通り流してやりました。受験勉強は短時間に詰め込むより、長い時間でそこそこやるのが大事です。(ここ重要)
※他の方の体験談を見ると、圧倒的に『編入数学徹底研究』をおすすめしていますが、私はやりませんでした(やろうと思って図書室行ったら貸し出されてて、わざわざ買う気にもならなかったからです)。ですが、皆さんがおすすめするくらいなので、やって損はないと思います。むしろやるべきです。
受験勉強については、5年生の4月になってから本格的に始めました(何度も言っているように、本当に良くないです!)。教材は『基礎物理学演習Ⅰ』(力学・熱力・流体・波動等)を使いました。誤植が多いことで有名ですが、別の受験生の方も使っていたので、そこそこいいものなのかなと思いました(Ⅱのほうには電磁気と現代物理学が収録されています)。
機械系なので、四力(熱力学・流体力学・材料力学・機械力学)は授業や定期テストで相当勉強してきたので、基礎というよりも編入試験対策程度しかやりませんでした(事前に選択式だということを知っていたので絞っていました。むしろそこにすべてをかけていました)。
これは本当に良くないです!物理だけでなく数学にも言えることですが、推薦の試験が終わってから学力まで3週間しかありませんので、最初から学力を受けるつもりで勉強をした方がいいです(推薦は半分落ちますので、地方大学の感覚でやっていると落ちます)。(何なら僕は学力の1週間前に併願していた広島大の受験があるはずで、そこでは電磁気と電気回路の口頭試問があるはずでした。もちろんどちらも勉強していません)。
今回の僕は運が良かったのでこれで受かりましたが、反面教師にしてほしいです。
特にありません。
特にありません。TOEICの提出もありませんでした。(学力だと長文読解と英作文がありますので、コツコツ勉強しておきましょう)
特にありません。
まず、そもそも私は推薦で合格しましたので推薦の内容のみとなります。HPに過去問が5年分アップされてますので、一般の問題の傾向などはそちらで確認できると思います。
推薦の仕組みについてですが、面接・口頭試問(数学・物理)の3つのパートがあり、受験生を3グループに分け、面接→数学→物理の順に各10分で行いました(私は第2グループだったので、数学→物理→面接の順でした)。
数学と物理の口頭試問は、「口頭」のはずなのに、部屋に入るとホワイトボードの前に立たされて、紙が置いてあり「1分で解く問題を選んでください」と言われ、ホワイトボードに書いて解いていきます。終了5分前と1分前に教えてくれます。
話を戻して、数学の試験内容は微分積分と線形代数(行列)の2つからどちらかを選んで解答する形式でした。私は微分積分を選択しました(行列の基底のところがイマイチよくわからなかったので)。以下に問題を書いていきます。(読みにくくてすみません…)
(1)f=log(1/(√(x^2+y^2)))をf=Alog(√(x^2+y^2))と変形した時のAを答えよ。
(2)fxとfyを求めよ。(偏微分)
(3)(1/√2,1/√2)の点におけるfの接線の方程式を求めよ。
(4)0<x,y<1、0<√(x^2+y^2)<1の範囲でfを重積分。
でした。(1)(2)は難なく解けましたが、(3)で=0だということがすっぽ抜けており、そこで時間を使ったため、(4)は途中で終了しました。
物理の試験内容は力学・電磁気・電気回路・情報の4つの中から1つ選んで解答する形式でした。私は力学を選択しました(機械系だったので他は捨てていました)。以下に問題を書いていきます。
概要としては、坂を滑らずに転がる剛体(円盤)の問題でした。
(1)並進運動に関する運動方程式を表せ。
(2)回転運動に関する運動方程式を表せ。
(3)滑らずに転がる際に成り立つ速度と角速度の関係を表せ。
(4)並進運動の加速度を重力加速度と坂の角度だけで表せ。
でした。すべて難なく解くことができ、2分ほど時間が余ったので、試験官の先生に「最初から説明して」と言われました。原理がわかってれば説明もそこまで難しくないはずです。
数学と物理の両方に言えることですが、(1)の答えを(2)で使い、さらに(2)の答えを(3)で使い…というように、前の答えを使うような問題が特徴になっていますので、参考にしてもらえればと思います。
高専の先生方に言われたり、他の方の体験談を読んだりして感じたことは、推薦の点数は「調査書(高専での成績)30%、数学・物理の口頭試問それぞれ30%、面接10%」だということです(あくまで個人の感想です)。
実際私はあまり成績が良い方ではありませんでしたが、数学はそこそこ、物理は完璧だったので受かることができたのではないのかなと思っています。別の大学を受験した友人は「面接は良かったけど口頭試問がボロボロだった」と言い残して不合格になっています。それだけ口頭試問は重要だということです。たかだか10分間だけですし、逆に言うと10分で解ける程度の問題しか出ませんので、学力のための勉強をしていると全く問題なく解けると思います。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。長々と失礼しました。
主に志望動機と卒業研究について聞かれました。むしろ、これしか聞かれないと思って答える準備をしてください。
志望動機や卒業研究の内容で気になったところをさらに深掘りされる感じなので、周辺の知識や情報をくまなく調べておきましょう。卒業研究は「まだテーマがきまったばかりです」で全然OKです。むしろ卒業研究の担当の先生に勉強しろと言われるのが普通です。
卒業研究はテーマが決まったばかりだからと言ってそれで終わりでなく、何をしたいのか、何をすればその研究のゴールだといえるのか、それをするにはどういうアプローチが必要で、何を学ばなければいけないかなど、実際にこれから研究していく内容を具体的に決めておくとなお良いです(その後の卒業研究もすんなりいくとおもいます)。
最後に「何か言いたいことはあるか」というお決まりのやつがありました。ここは特に何がいいというのはないですが、私は「入学までにやっておくべきこと、学んでおいた方が良いものはあるか」と逆質問しました。英語だと言われました…。参考にしてみてください。
先生方は朗らかに話してくれて、緊張するだけ無駄だなと思います。言葉に詰まってもフォローしてくれるので、深呼吸して落ち着いて話せば何の問題もありません。ぶっちゃけ、先ほども言いましたが、面接はあまり関係ないので、変なことさえ言わなければ問題ありません。
勉強していると心が病んでいきます。好きな音楽を聴いたり、友達と話したり、遊びに行ったり、のんびりと勉強することをおすすめします。そのために、普段の授業をしっかりと聞き、受験勉強は早く始めましょう。
受験でせっかく東京に行くので、受験の前の日にでも行きたいところに行って、買いたいものを買って豪遊しましょう!金をたくさん使うとスッキリしてグッスリ寝れるかもしれません。受験が終わった後のことを考えたりすると、晴れ晴れとした気持ちになりますよ。受験勉強で犠牲にしてきたことを思いっきりやればいいのです。
最後に、体験談を読んでいるあなたは、他の受験生よりも1歩進んでいます。モチベも上がるし焦りも出てくる。スタートダッシュに成功したからこそ、ここからさらに差を広げるべきです。そこでやるべきことはただ一つ。勉強することです。勉強は嘘をつきません。どんだけ走りこんでもボルトより速く走れませんが、たくさん勉強すればノーベル賞を取る可能性も十分あります。楽していい結果になることはまずありません。毎日少しずつでいいので、継続してみてください。
長文失礼しました。
すべての受験生に幸あれ!
(他の方のも参考にしてください)
]]>[名前]
旭 瑞歩
[出身高専 学科]
香川高専 詫間キャンパス 通信ネットワーク工学科
[学科順位]
3年 1位 4年 1位
[受験の年]
2017年
[受験大学 受験科目]
電気通信大学 口頭試問(数学,専門)& 面接試験
[併願大学]
徳島大学 理工学部 電気電子システムコース (合格)
香川高専 専攻科 (出願はしましたが,第一志望校に合格したので受験は辞退しました。)
[部活や資格]
〜部活〜
ジャグリング同好会
〜資格〜 (高専入学後取得し推薦書に書いた資格)
第一級陸上無線技術士
普通自動車免許
[現在の部活] 無線部
[その他経歴](受験時の情報)
四国高専総合文化祭 英語弁論大会 入賞
[Twitter]
@Sunligh33304874
高専入学当初は就職希望でしたが,高専での成績が思いのほか良かったことや,より高度な研究への興味が沸き,就職する前にもっと深く学びたいと感じ,徐々に大学進学に気持ちが傾いていきました。専攻科ではなく,他大学進学を希望した理由は,新たな環境で自分の知見を広めたいというのが一番の理由です。
電通大は前身が無線講習所ということもあってか,今現在所属している学科の学習内容と関連があり,興味のある研究室があったことから志望しました。
放課後は部活をしていました。テスト期間には部活が休みになるので,テスト期間は勉強をちゃんとして,成績を保っていました。就職か進学で悩みましたが,最終的に進学することを3年次が終了する位の時期に決めました。
4年になった途端,忙しくなりました。特に初めの2~3ヶ月間くらいは,国家試験,自動車免許講習等が重なり,とても編入試験の勉強のことまで考えられませんでした。ただ,私の所属する学科は例年就職希望者が多く,他大学編入希望者が少ないため,情報不足な状態に陥りました。そのため,進路指導の先生等に過去の進学状況などを聞いたりして情報を集め,志望大学の絞り込みをしていました。
すべてが落ち着いたので,夏休みに入る前に志望大学の最終決定をしました。興味のある大学のオープンキャンパスに行き,大学の先生方や編入生から話を聞きました。
電通大のオープンキャンパスでは,受験相談コーナーや研究室を周って,話を聞いていきました。その時ある先生から,「電通大編入の学力試験は,他大学の滑り止めに受ける人もいるので,本当に電通大に来たいのであれば,是非推薦で受験してください。」と言われました。
編入の試験勉強としては,電通大は過去の編入体験記をネットにあげてくださっている方が多くいるため,それらの記事を参考にしながら進めていきました。勉強のログをStudyplus でつけていました。電通大受験者は利用している人が結構いました。
ただひたすら編入試験対策用に購入した問題集を解いていました。
勉強を進めつつ,出願に必要な書類を準備したり,面接対策をしていました。面接は,過去の編入体験記に書いてくれている内容をまとめて,面接対策シートを作成し,学校の先生に面接練習してもらいました。
5月末には,併願していた徳島大学の学力試験を受験しました。
H29 06/02が電通大の推薦試験日でした。
前日から公欠を取り、新幹線で東京に向かいました。調布駅前にある,「調布クレンストンホテル」に泊まりました。電通大へ徒歩10分程度で行けます。
朝食はホテルの朝食バイキングで済ませました。ホテルを8:15に出て、思いのほか早く着いてしまいましたが、8:30ですでに3人の受験者が控室にいました。
9:00~ 試験会場集合
9:30~ 口頭試問 (数学/専門) ,面接
数学/専門/面接 で部屋が異なり、それぞれの部屋をまわって試験を行います。受験者によってまわる部屋の順番は異なり、今回は3班に分けられていました。
私の班は、数学→専門→面接の順番でした。同じ班の人全員が終わるまで,次の試験には移れず,ただひたすら控室で待たなければいけませんでした。その待ち時間に控室で参考書等を見ていた人は,しまうように指示されていました。原則見てはいけないことになっているようです。
すべての試験が終わった人から、順次解散していきました。
口頭試問 大問2問中1問選択 10分以内に回答
問題を選ぶ時間も10分に含まれることを伝えられました。ホワイトボードに解答。面接官3人。
小問はどちらも3問だった。
口頭試問 大問4問中1問選択 (4分野から1つ選択)
面接官4~5人(←緊張のせいか正確に覚えていません)。解いた後,説明が必要。
※英語は試験なし(TOEICスコア提出なし)
※物理は試験なし
間違っていたら,面接官の先生が指摘してくれました。
面接官3人
学力試験だと英語や物理の試験もあるので,不合格した場合に備えて勉強していました。
私は勉強を始めるのが遅かったですし,勉強量もほかの人に比べて少ないと思います。やはり早く勉強を始めて準備しておくことに越したことはないです。合格したので良かったですが,そうすればもう少し体力的にも精神的にも余裕が出来ただろうなと思いました。過去問や問題集に早めに取りかかることをお勧めします。使用した問題集は,大体ほかの人と同じだと思います。専門の勉強は,今まで学校の授業で使用してきた教科書等を使いました。
口頭試問はぶっつけ本番でホワイトボードに解くと,いつもと勝手が違って焦ると思います。ホワイトボードに解いて,説明することに慣れておいたほうがいいと思います。
私が受験した時はTOEICスコアの提出はありませんでしたが,面接で聞かれる可能性はあるので,高いスコアを取っておくと安心だと思います。(実際に,併願していた徳島大学の面接ではTOEICスコアを聞かれました。)
面接試験は,推薦書に書いてもらった内容について掘り下げて聞かれるかと思い,一応準備していました。しかし,全く聞かれませんでした。(あくまで私の場合はですが…)
圧迫面接ではなく,志望理由と研究内容以外は,面接官の先生が気になったことを聞いてくる感じでした。普通に会話できれば大丈夫だと思います。
今回が電通大改組後はじめての編入試験でした。H28以前に受験された方の編入体験記は,改組前の学科名なので注意してください。
体調管理に気を付けて,勉強頑張ってください。
※(軽く目を通しただけの参考書も取り敢えず書いておきます。)
私の場合,研究室は第一希望のところに無事配属されました
名前:Ag次
出身高専:都立高専 電気電子工学
学科順位:3年次:9位 4年次:15位くらい
受験年:2017/6
受験大学(受験科目):電気通信大学 2類先端ロボティクス
併願大学:埼玉大学 東京農工大学
部活や資格:TOEIC745点(提出なし)
1年後半から編入しようという気分で生活していた。しかし特に大学調査したり、勉強をしたりといったことはなかった。
3年の夏休みごろになると、農工大と海洋大の数学を解けるようになったので、徐々に勉強し始めた。とは言え、週に5時間もやってない。
3年末に恵比寿で開催されたZENPEN編入説明会に行って、千葉大はチョロイと知った。
前期は、卒研のゼミがあったり、免許取ったりして忙しかったので特に何もしてない。土日に気が向いたら数学を復習していた。なんとなくTOEIC受けたら450点くらいで、編入無理だわワロタ〜ってなった。
4年夏休みの後半から、いろいろな大学を調査して、なんとなく「農工大受験すっか〜」って気分であった。
あと、TOEICの金のフレーズを買って、ちょこちょこ見ていた。
4年後期になると、力学とTOEICにも手を付けた。まだ何もわからない赤ちゃんみたいな状態。先輩おすすめのサイエンス社の基礎物理学演習と演習力学を買った。3週くらい解いてみて、その後は農工大・電通大の問題を解いてみた。自力だと5割くらいの理解度。
12月になって、電磁気の勉強をし始めた。サイエンス社の電磁気学演習を3週くらい。電気科だったので、理解度はそれなりで7割くらいは取れていた、気がする。
TOEICは英単語を金のフレーズで800点ラインまでは覚えた。
あとはひたすら問題集を周回し、DUO3.0を1.25倍速で聞いてで耳を鍛えた。
1月のTOEICで745点をとった。もういっかって思って、TOEICの勉強は終えた。
1日3−5hくらい勉強
知り合いの社会人に電通大卒の人がいたので、なんとなく電通大の受験も決めた。このときに初めて電通大の数学の問題を見た。試験範囲の線形代数(写像)を習っていなかったので、独学で勉強した。正直なところ、過去問の解答を覚えただけで、原理とか意味とかは何もわかっていない。
力学の問題集で「弱点克服 大学生の初等力学(以下、水色の本)」を借りてみた。
これ、内容が過去の編入問題で構成されているので、電通大・農工大志望の学生にはめっちゃおすすめです。
これに出会ってからは、もっぱらこの教科書が相棒だった。
平日3hくらい勉強
卒研は怒られない程度にサボりつつ、授業は1ミリも聞かずに、ただただ内職をしていた。
サイエンス社の黄色い本(力学・電磁気)の問題はほぼ全て網羅した。
水色の本も着々と理解度を高めて、難関大の問題を除いて(慶応・昔の早稲田・東工大)は、ほぼ解けるくらい。
5月前半に、電通大と試験範囲が近い埼玉大学も受験を決めた。埼玉大学の問題は電通大の応用に近いので、電通大志望のひとにはおすすめです。線形代数から微分方程式まで、いろいろとためになります。
平日4hくらい勉強
チームバチスタを4クール全て見るという暴挙を犯した。編入試験で最も大事な1週間を無駄にした。
この記事を見ている受験生諸君は、アマゾンプライムの契約は一旦止めよう。
最寄りの調布駅まで難なく付くものの、電通大に行ったことが無いため迷子になる。受験前には一度大学に赴いておこう。
大学内は平常授業で、変なオタクみたいな電通大の内部生がたくさんいて面白かった。
試験は数学・物理・英語の順で行われた。
内容は過去問を参照してほしいが、特に難しいものではなかった。
例年、過去問どおりなので、過去問沢山を入手するところから頑張ってほしい。
得点率としては、数学7割、物理6割、英語9-10割で、平均7割かどうか、というところ。
おそらく得点率6割が合否の分かれ目になっていると思う。
2018年から数学の問題に微分方程式が加わったそうだが、埼玉大学の問題をやると良さそうかなと思う。
2類は10分間の質問コーナー。卒研の話と希望の研究室ありますか〜?くらいの無いようなので、特に気負いはしなくてもよいのかなと思います。1類は口頭試問があったそうなので、来年どうなるかわかりません。
継続的な勉強が大事です。
弱点克服 大学生の初等力学
]]>[名前] | ヨッシー |
---|---|
[出身高専 学科] | 都立産技高専 情報通信工学コース |
[学科順位] | 3年 1位 4年 1位 |
[受験の年] | 2018年 |
[受験大学] | 電気通信大学 Ⅱ類 情報通信工学プログラム |
[試験科目] | 面接 数学口頭試問(微分積分、線形代数から選択) 専門口頭試問(情報、電気回路、電磁気、力学から選択) |
[併願] | 信州大学 |
[部活や資格] | 吹奏楽部 |
[ブログ] | 僕が書いた詳しい編入記などが落ちています。 https://yoshi12030.hatenablog.com/ |
僕は高専の低学年はプログラミングの本を買ってきて毎日パソコンで色んなコードを書いて勉強していた所謂”プログラミングオタク”でした。一方で、高専での勉強では数学と物理が好きだったので、大学では数学と物理とプログラミングが勉強出来る所に行きたいと思っていました。そこで電通大Ⅰ類の情報数理プログラムを見つけたのが、僕が電通大を受けようと思ったきっかけです。正直この時期は、具体的に数理情報の何がやりたいというイメージは自分の中にはあまりありませんでした。
話は変わって僕の高専では4年で量子力学を勉強するのですが、そこで量子力学というものがとても面白いと思い、もっと勉強したいとも思っていました。そこで僕は量子力学と情報を融合したような研究は行われていないのか調べて、電通大で量子情報という分野を研究している先生のインタビュー記事を見つけました。その記事から僕は最終的に4年の終わりくらいの時期にⅡ類の情報通信工学プログラムを受けようと決心しました。
その後、5年の4月辺りに電通大の先生にメールでアポイントを取って研究室訪問をさせていただく事ができました。そこで先生のお話を色々と聞かせて頂いたのですが、そこでの先生のお話がとても興味深く、ますます量子情報を研究したいという気持ちが高まりました。
1年生のときは全く勉強していなかったのですが、2年生の前期中間試験で偶然クラス1位になったのをきっかけに勉強に目覚めて、継続して勉強するようになりました。
この時期は、試験期間以外は勉強よりも部活に専念していて、進路も専攻科に行ければ良いな〜と思っていた。
3年の春休みになってやっと志望校を決めて編入の勉強を始めました。(このときはⅠ類を受けるつもりだった)
最初の頃はひたすら「大学編入のための数学問題集」をやっていました。
4,5月は編入の勉強を継続していたのですが、レポートやら部活やらインターンやらに追われて受験勉強を一時中断し、とにかく順位をキープするために試験勉強を頑張りました。
この辺りで少しずつ編入について先生に相談しました。僕は高専での成績は良かったので電通大には推薦で行きたかったのですが、高専の先生に「電通大の推薦はあまり当てにしないほうが良い」と言われ、「推薦を受けるけど本命は学力なので学力の勉強をする」という作戦で僕の編入受験勉強はスタートしました。
部活で「編入の勉強をしたいから休部させてくれ」と顧問に相談したところ却下され、色々話をしたのですが最終的に部活を辞める事になりました。
部活は続けるのがベストですが、自分の将来に関わるので「ああ無理だな」と思ったらバッサリ切る方が良いと思います。
インターンシップが終わった8月頭辺りから編入勉強を再スタートしました。
ここでも数学は「大学編入のための数学問題集」をやり、物理は「基礎物理学演習Ⅰ」をやりました。
「基礎物理学演習Ⅰ」をやっていく中で自分の物理力の無さを痛感し、基礎固めをするために琉球大学の先生が書かれた「よくわかる初等力学」という本を読みました。この本に出会ったおかげで僕の力学の見方が180度変わりました。分厚い本なので、読了するだけで2週間くらいかかった記憶があります。(夏休みだから出来た)
とにかく受験勉強と順位キープの両立が大変でした。授業もサボらずにノートを取っていた人なのであまり編入の勉強は出来ていません。
冬休みに編入の電磁気の過去問を解く演習科目の集中講義があり、受講しました。これのおかげで電磁気の勉強の指針が立てられました。
この辺りから英語の勉強を始めたのですが、全く上達しませんでした。未だに編入試験でTOEICを使っていない学校は結構ありますが、TOEICが使えない学校を志望する人は本当に早めに勉強したほうが良いです。(大学編入試験で問われるような)本当の英語力を高めるのは時間が滅茶苦茶かかります。僕はこの時期にとにかく文法の勉強をしていました。(コレのおかげで英作文はそこまで苦労はしなかった)
(勉強量:1ヶ月辺り120~160時間)
人生で一番勉強した時期です。死にそうになりながら勉強しました。一時期エコノミー症候群になりかけました。
この時期から実際に数学やら物理やらの過去問を解いていた気がします。
線形代数のベクトルの勉強は苦労しました。電通大のベクトル空間は難しいという定評があり、普通の教科書や演習書には載ってないような問題がよく出ます。僕は高専でベクトル空間の授業があったのでまだ良かったのですが、そうじゃない高専の人は大変だろうと思います。ベクトル空間に関しては過去問を演習書の代わりにして解いていました。
物理は「弱点克服 大学生の初等力学」や「弱点克服 大学生の電磁気学」などをやりました。この参考書は滅茶苦茶オススメで、これからの編入物理の参考書の主流になるだろうと期待しています。ただし誤植が多いです。
(勉強量:1ヶ月辺り300時間くらい)
授業が始まるので学校と授業の両立が大変でした。結局僕は勉強量が結構落ちています。study plusの友達は上手く授業中に受験勉強が出来ている方がいてとても羨ましかったです。
この時期にようやく滑り止めを信州大学に決めました。(遅い)
信州大学の数学は電通大の数学と問題の志向が少し異なるため最初は結構焦りました。そこで「編入数学過去問特訓」という本で一般的な大学編入の数学の過去問を勉強してとにかく慣れました。
(勉強量:284時間)
ここから面接練習や口頭試問練習を始めます。面接練習は色々な先生にやって頂き、とにかく先生の前で自分の事について喋ることに慣れるようにしました。面接練習についてはすべきか否か色々と意見がありますが、高専生は喋るのが苦手なので、とにかく喋る練習はしておいた方が良いと思います。(喋る練習は1人でも出来ます)
(勉強量:233時間)
電通大への道中は滅茶苦茶緊張して心臓が止まりそうでしたが、電通大に到着してからは、面接の場所に連れて行って下さる付き添いの方との会話が盛り上がり、とてもリラックスできました。
電通大の面接官の先生方は基本的に優しい方が多く、面接試験も和やかでとても話しやすい雰囲気でした。対策としては、編入の面接で一般的に聞かれるような質問の準備をしておけば大丈夫だと思います。面接官の先生は3人でした。
以下は質問内容を書いておきます。
微分積分と線形代数の問題があり、そこから1つ問題を選びます。僕は線形代数を選びました。面接官の先生は3人で、計算が間違っていると教えてくれます。僕は削除された問題を除き全て答えられました。
(1)固有値の定義を説明せよ
固有値の定義式
Ax = λx(ただし x ≠ 0)
を説明すればOK
(2)A(4×4の正方行列 成分に文字aが含む)の行列式
(3)Aが固有値0を持つときのaを求めよ
固有方程式 det(A−λE) = 0 のλに0を代入すると、det(A) = 0 となるので(2)の結果が使える
(4)Aの固有値0に対する固有空間の基底を求めよ
面接官の方が「基底って知ってる?」とわざわざ聞いてくれました。
(5)→なぜか削除
僕は元々電磁気を選ぼうとしていたのですが、電磁気であまり勉強していない円筒抵抗体の問題が出ていて焦りました。焦った結果なぜか血迷って力学を選択したのですが無事死亡しました。僕は(3)まで先生の誘導で解けたのですが、(3)を解いたところで先生に「本当にそれで合ってる?(合っているんだけど理解してる??という意味)」と聞かれ僕が物理現象を理解出来てないことがバレました。先生は最後に「惜しかったですね〜」と言って下さったのですが、壊滅的であることには変わりません。面接官の先生は4人でした。
壁に固定されたばね定数kのばねとそれに繋がれた質量mの板で質量Mの球を発射する問題です。
(1)ばねを自然長からx0だけ縮めたときの弾性エネルギーを答えよ。
(2)手を話してばねが自然長からxの位置で速度がvになったとする。そのときの系全体のエネルギーを求めよ。
(3)球と板が離れた時の自然長からの位置を答えよ。
(4)そのときの速度v0を求めよ。
今考えてみると簡単な問題なのですが、口頭試問になると解法が全く思い付かなくなります。推薦試験前に時間があるなら、専門科目をひと通り復習してどの分野でも出来るようにしておくのがオススメです。
僕は推薦で電通大に合格することが出来ましたが、推薦というものは(特に編入の推薦は)絶対に受かるという保証があるわけではありません。僕は推薦だろうが学力だろうが大学に編入するという学生である以上は勉強するべきだと思っていますし、しないのであれば編入する意味があまり無いのではないかとも思っています。また、編入してから高専以上に大変な生活になる編入生も結構いますので、「編入は簡単だぞ〜」という一部の人の意見に左右されるのではなく、自分の将来の為にも勉強をして学力を伸ばしていくべきです。
編入はとても情報が少ないので、一部の人の意見が錯綜して編入したい受験生が勉強について惑わされてしまうことはあるかも知れませんが(自分の高専でもOBの体験談発表でこのようなことがありました)受験に関しては自分にストイックになって「楽をしよう」という気持ちから自分を遠ざけていく方が自分のためにも良いかと思います。
余談にはなりますが、僕が受験時に活用していたものにSNSのように自分の学習記録を投稿していくStudyplusというサービスがあります。僕も登録して他の高専の編入生と繋がっていたのですが、一緒に勉強する仲間の存在というものはとても大きく、受験勉強の励みにもなりましたし、他の編入受験生がどんな勉強をしているか知れるという点でも良く、僕もよく他の方の勉強などを参考にしていました。また、自分の勉強時間を測るということは結構効果的で、実際僕もStudyplusで時間を記録するようになってから「時間を無駄にしないように」という意識が高まりました。Studyplusは合う人合わない人いるかと思うのでよく吟味して活用してみて下さい。
最後に、受験は物凄く大変ですけど、合否に関わらず受験勉強でやったことは今後の自分に対して絶対プラスになると思うので、そのことを確信して受験勉強に取り組んでいって下さい。編入を目指して勉強している皆さんのことを僕も応援しています。
他の方があまり紹介していないものを紹介します。
[名前] | ちび |
---|---|
[出身高専 学科] | 阿南高専 電気電子工学科 |
[学科順位] | 2年 4位(平均:88.06点) 3年 7位(平均:91.28点) 4年 7位(平均:88.7点) |
[受験の年] | 2017年度 |
[受験大学 ] | 電気通信大学 Ⅲ類 電子工学プログラム |
[併願大学] | 阿南高専 専攻科 電気・制御システム工学専攻 |
[部活や資格] | 野球部マネージャー,文化祭執行部 |
[その他経歴] | 留学(1ヶ月,インドネシア),海外研修(台湾) |
4年生の後期に編入学をした先輩の話を聞いたり、先生と話をしたりした。その中で進学してもっと学びたい、より深い研究をしてみたいと思うようになった。電気通信大学を志望したのは高い研究力があり、自分の興味のある研究に力をいれていたため。
特に進路について考えていなかった。勉強よりも部活を優先させていたが、授業は真面目に受け、課題も必ず期限内に提出し、テスト期間中だけはしっかり授業の復習、対策をしていた。
まだ進路について深く考えてはいなかったが、何となく「このまま就職するだろうな。」と思っていた。勉強よりもバイトや部活、趣味に力を入れていた。
この頃に進学しようと決めたので本当に焦っていた。どこの大学を受けるか、まだはっきり決めていなかった。まず数学から手をつけようと考え、参考書を探し、苦手分野から勉強を始めた。大学によって異なるが、TOEICの点数を提出しなければいけない大学もあったのでTOEICの勉強にも力をいれた。また、4年生の成績が重要になるので受験勉強以外にもしなければいけないことが多かった。
3月5日に京都工芸繊維大学で行われたZENPENに参加。先輩方から大学での生活や編入の勉強方法についてなど様々な話をきくことが出来た。友達もでき、おすすめの参考書や勉強方法を聞いた。春休み中に受ける大学を何校かにしぼった。しぼった大学の試験科目は数学と物理だったので春休みから物理の勉強も始めた。物理は苦手な範囲が多かったので、分からないところは先生や友達を頼った。また、過去問を使った勉強も始めた。先輩から聞いた勉強方法の1つは、様々な大学から過去問を取り寄せて各大学の問題の難しさ(レベル)ごとに分け、レベルの段階ごとに解いていくというものだった。過去問の答えはなかったので私は先生にお願いし、作ってもらった。
春休みが終わるぐらいに専攻科を滑り止め、電気通信大学を推薦、京都工芸繊維大学を学力で受けると決めた。春休みが終わってからは春休みと同じように参考書・過去問を使い、進学する友達と放課後に残って勉強していた。出願期間の発表や募集要項の配布が始まるので各大学のホームページをチェックしていた。
13日に電気通信大学の編入学試験の説明会に参加。大学や試験についての話を聞いた。電気通信大学の出願期間、専攻科の試験が下旬に重なっていた。出願の期限や推薦で受けるための校長面接など重要なことが多く、スケジューリングには気を使っていた。
2日に電気通信大学の面接試験、7日に合格発表。
試験の前日に東京入りした。大学近くのホテルで宿泊した。当日は9時半から面接で9時には大学についていなければいけなかった。
面接だけで試験はなかった。
10~15分ぐらいの面接で面接官の先生は4人。先生方はニコニコしながら話を聞いてくださったので落ち着いて面接を受けることが出来た。同じクラスの子も私と同じくⅢ類を受けたが、電磁気の基礎的な問題について聞かれたと言っていた。
桜井基晴 著「編入数学徹底研究」聖文新社
(基礎の問題もあり、実際の編入学試験で出た問題もある。)
永田一清 編「基礎物理学演習Ⅰ」「基礎物理学演習Ⅱ」サイエンス社
(Ⅰ巻で力学・波動・熱学、Ⅱ巻で電磁気学・現代物理学と分かれている。基礎事項の解説・例題もあり解りやすい。)
私が進学を決めたのは4年生の12月でした。本当に焦っていましたが先生や先輩、友達のおかげで無事、希望の大学に進むことが出来ました。努力するのは自分自身ですが、相談すれば力になってくれる人はたくさんいます。希望の大学に行けるように頑張ってください!応援しています!
]]>[名前] | うぉり |
---|---|
[出身高専 学科] | 佐世保高専 電気電子工学科 |
[学科順位] | 3年:5~6位くらい 4年:3〜4位くらい |
[受験の年] | 平成25年6月(平成25年度) |
[受験大学] | 電気通信大学 情報・通信工学科 |
[受験科目] | 面接,数学・専門の口頭試問 |
[併願大学] | なし |
[部活や資格] | 基本情報技術者,ボート部 |
[現在の活動] | ARLISS |
インターンシップや会社の説明会が東京に近いほうが行きやすいので,できるだけ東京に近い大学を考えていた.それに加えて行きたいと思える研究室があるかどうか,楽をしたかったので推薦入試があるかどうか,を基準に選んだ.
迷った候補は
東京への近さと受かりそうな確率を考えで電通大に決めた.併願は考えておらず,落ちたら落ちた時考えようとしてた.今思えばだいぶクレイジー.
電通大の過去問をあるだけ集めて傾向を調べ,よく出る範囲から勉強した.「数学徹底研究」と「徹底演習」の2冊.徹底演習の問題があまり解けず自信を無くしそうな時に徹底研究の問題をといて癒され,そのまま徹底研究しか最後の方はやらなかった気がする.
推薦はなかったので手を付けなかった.ちなみに4年生のときに受けたTOEICは230点だった(本気).
推薦入試は物理がないので過去問を解いた程度.代わりに専門科目について記す.
先生に聞いて,「口頭試問だったらこういう問題が出しやすい」というのを重点的にやった.ネットの情報では電磁気学と電気回路が出るとのことだったのでそこら辺を重点的にやりつつ,情報分野の簡単な問題もおさらいした(ビット列の計算や論理回路など).
近くのホテルをとった.コンビニの近く.パンとか飲み物が自由に部屋に持って行けてよかった.試験は昼からだったのでマックで優雅にコーヒーを飲んでリラックスしようと必死だった.
待合室で誰一人喋らない中,僕だけ勇気を振り絞って隣のイケメンに声をかけた.(ちなみにそのイケメンも合格していて,編入してからも仲良し)
圧迫などはなく,比較的和やかだったと思う.
を聞かれた.行きたい研究室を伝えた時,「その先生今年で退職するんだよね〜!」と笑われた.僕も笑うしかなかった.
行列の計算,面積分とか.ホワイトボードに説明しながら解く.止まってたり間違えてたりすると「それ本当にあってる〜?」と教えてくれる.
平成24年から傾向が大きく変わったらしく,通信や情報から,電磁気,電気回路まで幅広くなった.黒板に説明しながら解く.
1の補数の求め方や,変調方式について,キルヒホッフの法則を使うような簡単な電気回路,10進数を2進数に直すプログラム などの問題がでた.
数学とは違って,終始無言.
席次は大事.ホワイトボードで説明しながら解く練習や面接の練習はした方がいいと思った.一般で受かってくる人たちはやっぱり頭がいい.推薦組は大学入ってから頑張らないといけなくなるので,編入勉強の時から数学くらいは勉強した方がいいと感じた.
東京に出てきて世界がかなり広がったと感じた(これでもまだまだ狭いのだろうけど).ただ女性が少ないのでパリピになりたい人は総合大学か,高学歴な大学に行った方が良い.電通大ではパリピにはなれない.
編入数学徹底研究
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