名前:颯
出身高専:壁破壊高専 15cm
学科順位:always5位
受験年:2025
受験大学(受験科目):神戸大学 電気電子工学
併願大学:たくさん受けました
部活や資格:特になし
大学に行きたかった
をやりました。
をやりました。
特になし
トイック770で提出
電気回路でした。
例題と演習で学ぶ電気回路を少しやりました。あとは神戸大学の院試をときました。
1.固有値問題(10割)
2.一次独立判定(全くわからず適当に書く)
3.2変数関数の極値(8,9割)
4.重積分(2問目だけ正解)
力学わからず6割
電磁気10割
最大電力伝達定理andノートン過度現象(10割)
志望動機、深掘り、あとは事務的なこと(留年するか大丈夫か)体感3分で終わった。面接が最後だったため教授陣も早く終わらせたかったのだろうか
電気回路の出来が合否をわけると思います。
過度現象やインピーダンスマッチングの勉強はちゃんとしたほうが良いです。(院試や他大学の過去問を使って)
編入は運要素が強いので併願をたくさんした方がいいと思います。
神戸大学院試、京都工芸繊維過去問
]]>名前:ひとみんみんぜみ
出身高専:仙台高専 情報システムコース
学科順位:3年次:5位 4年次:6位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):神戸大学工学部 電気電子工学科
併願大学:仙台高専 専攻科
部活や資格:TOEIC 775点
Instagram:ngng__zzz
負けず嫌いなので結構学校のテストは頑張った気がします。ただ、自分の所属していたクラスのレベルが高く、自己平均点を94点あたりまで伸ばしてもクラス順位が5位以内に入らなかったので早々に推薦での大学編入は諦めました。
入りたい企業が高専から新卒を採用していなかったので、大学院への進学を考えていましたが、院へ進学するのなら大学の雰囲気も味わいたかったので編入も視野にいれ始めました。幸いにも周りの友人たちが進学志望だったのでモチベーションアップにつながりました。
高専にはマルウェア等の情報セキュリティに興味があったので進学しました。仙台高専は3年後期から研究室配属があったので情報セキュリティに力を入れている研究室に志望し、無事配属されたのでちまちまランサムウェアについて勉強と研究を進めることができました。
3年の終わりあたりからTOEICに力を入れ始めました。この時点では600点に届くか届かないかあたりをキープしていたので、公式問題集と文法問題でる1000問を用いて勉強を始めました。編入をするに当たってTOEICは750点をゴールとして設定しました。この程度の点数をゴールとするのなら参考書は先述した2冊で十分だと思います。TOEICについてはネットに攻略法がゴロゴロ転がっているので、自分に合っている方法で勉強するのが近道だと思います。本記事では深掘りはしません。
4年の段階でかなり進学の意思は固まっていましたが、夏休みにインターンに参加しました。5日間の短い期間でしたが、どのような企業に就職したいか、そのためにはどのようなスキル(学歴含め)が必要かを真剣に考える貴重な機会となりました。企業の方と面接する機会があり、”このような業界で働きたくて、このような分野を勉強していて、足りないから進学も考えている”といった趣旨のことを伝えたときに応援してもらえてとてもうれしかったです。進学するにしてもそののちに企業に就職すると思うので、インターンは行ったほうがいいと思います。
また同時期に、研究を進めるに当たって読んだ神戸大学の教授の論文が面白かったので研究室に見学にいきました。研究室のHPに載っているメールアドレスから教授にアポをとり、どのような研究ができるのか、研究室はどんな雰囲気なのか聞くことができました。実際にそちらで研究している学生の方と話すいい機会でもあったので、インターンと同様これも行っておいたほうがいいと思います。自分でアポを取って単独で大学に足を運ぶのはかなりハードルが高いと思いますが、これはのちのち受験の時にアドバンテージになります。
夏休み中に先述したインターン、研究室見学を終え、受験に頭をスイッチすることができました。夏休み中は編入数学徹底研究、TOEICへの勉強を進めていました。
この頃からZENPENでの記事を読みあさり、参考書をそろえたりstudyplusで勉強時間を記録し始めました。どこかの記事で、編入試験に合格するラインとして大体1500-2000時間の勉強量が必要と目にしたので、とりあえず1700時間をゴールとして設定しました。
ただ、もちろん勉強は時間が全てではないと思います。当たり前ではありますが、参考書で目にしている問題は本番で出てもおかしくないものです。時間にとらわれず、一題ずつ真剣に取り組むことが大事だと思います。
仙台高専は4年から授業は全て自分で選択できるシステムだったので、4年の内に単位はできる限りとっておきました。後期は授業と同時並行で受験勉強に励みました。夏休みが終わった段階で力学と電磁気学に取り組み始めました。電磁気学にはかなり苦手意識があったので、この頃から少し多めに勉強時間を割きました。
4年の冬休み前までは物理のエッセンス(赤・青)と徹底研究、また徹底研究を進める段階で躓いた部分を微積徹底研究と線形代数徹底研究でカバーする形で勉強を進めました。徹底研究の章末問題は結構難しいので、正直後に回しても全然問題ないと思います。
11月に研究室の先生から隣県の学会発表に神戸大学の准教授が来ていると教えてもらったので、研究室の先生に同行し発表を聴講しました。現在進めている卒研の相談に乗っていただいたり、再び研究室のことを聞いたりして、モチベーションを上げる機会をいただきました。より一層神戸大学で研究を進めたいという意思が強まり、勉強に励むことができました。
冬休みが明け、本格的に受験勉強に本腰を入れて取り組みました。この時点でTOEICが720点程度だったのでそろそろ終わりにしようかと考え、ダメ押しで2月に受験したところ775点をたたき出し満足して終わることができました。個人的な見解にはなりますが、受験等の一発での勝負に苦手意識があるのならTOEICは必ず満点近い点数を保持しておくのがいいとベストだと思います。個人的には4年の冬までにとっておかないと後が厳しいと思います。
春休みの段階で大学生の初頭力学、大学生の電磁気学、過去問徹底研究(A,B問題)に手をつけ始めました。一週目はかなり時間がかかりますが、何回も繰り返し繰り返し解くことで自分の力になります。参考書は極力数を増やさず取り組むのが理解への近道だと思います。
3月には大体210時間勉強することができました。受験期で一番勉強時間を確保できたのはこの3月でしたが、やはり苦しかったです。間違えた時は解法を見て納得できるのに、再び同じ問題で間違えることの繰り返しで泣きながら勉強していました。特に長期休みとなると友達も近くにおらず、自分にとっての誘惑がたくさんあってつらいことの連続です。自分で適切な目標を立てて、それを達成したときは息抜きがてら遊ぶ、というパターンを確立して頑張りました。
(実際の目標例:午前に力学と電磁気学を2時間ずつ勉強し、数学の過去問特訓で前回間違えたところを全てもう一度解く等)
5年生の段階ですでに必修科目のみで卒業できる状態だったので、空いた時間を全て受験勉強に費やしました。春休みが終わったタイミングで電気回路を勉強し始めました。電気回路は一番勉強法を確率するのが難しかったですが、自分は過去の授業でだされたレポート課題を中心に勉強しました。回路の方程式を立てるのが苦手だったので、その部分だけは専攻科の過去問から類題を集めたくさん解きました。
数学は過去問研究(A,B問題)と徹底研究の苦手分野をひたすら繰り返し、力学と電磁気学は大学生の力学、大学生の電磁気学を繰り返し解きました。このあたりで物理の参考書は大体解けるようになりましたが、再び頭から解くと解けなくなっている箇所が散見されたので、
①頭から全部解く→②間違えたところを再び全て解く(②の繰り返し)を1セットとし、このセットを一週間に一回こなすことを目標として設定しました。
GWの週で過去問に手をつけ始めました。初回の手応えとしてどの教科も半分程度だったので、後は発展系の参考書と過去問で解ける問題を増やそうと考えました。
数学は過去問研究のB,C問題を中心にといてみたり、編入のための数学問題集をがっつり取り組んだり、とにかく手を広げました。
電磁気学は難易度が大学生の電磁気学の通りだったので、参考書を増やさず過去問と大学生の電磁気学のみで勝負しようと考えました。
力学については、初めは黄色の力学演習をやろうと考えていたのですが、過去問の難易度との乖離を感じたので名門の森を仕上げることを決めました。要は高校力学に振り切れようと考えたので、自分としてはかなり英断でしたが結果としてとてもいい判断だったと思います。
6月に唯一滑り止めとして受験した出身校の専攻科の試験がありました。直前一週間は専攻科の勉強のみ取り組みました。電気回路が受験科目として取りこまれてたので、結果的に電気回路の知識がかなりついたと思います。無事滑り止めにも合格でき、安心したところで少し気持ちがたるんでしまい、結構勉強がおろそかになりました。風邪も引いたりしたので、このままじゃ落ちると感じ気力を振り絞ってラストスパートに励みました。
ラストスパートとしては、
・力学 大学生の初等力学、名門の森
・電磁気学 大学生の電磁気学、神戸大過去問、豊橋技科大過去問
・数学 大学編入のための数学問題集、電通大過去問、神戸大過去問
・電気回路 豊橋技科大過去問、神戸大過去問
これらを中心に勉強し、あとは他の参考書の解けなかった部分をひたすら繰り返し解きました。受験1ヶ月前からは自分の体調管理を一番とし、1日7時間勉強し1日8時間以上を睡眠時間に充てました。この時点で総合計勉強時間は1500時間程度で、いい感じに仕上げられたかなと感じました。家族の支えもあって最後は万全の体調で受験に挑むことができました。
大問2,3どちらでもネイピア数が登場してきたので少しびびりながら解いていましたが、例年通りの難易度だと感じました。若干重積分が重かったです。
大問2は去年と同様の内容でしたが苦手意識があったのでとにかく何か書くことだけを考えました。おそらく、大問1と大問3は間違えたら落ちるだろうなと考えながら解いていました。全てそれっぽい解がでたので、甘く見積もって9割位取れたらいいなあという感触でした。
力学は6割、電磁気学は8割くらいです。
銃弾打ち込み問題はけっこう解いた記憶がありましたが、苦手な範囲だしなにぶん時間もないし解答用紙も小さいしでかなり焦りました。条件を自分で設定していればよかったのかな…頑張れば満点を狙える難易度でした。
ここで昼休憩を挟みます。力学の手応えがあまりよくなかったので少し焦りました。この時点でかなり疲労しておりただただ眠かったです。受験は体力も必要なんだと痛感しました。
大問1は誘導に従って解くとうまくいった気がします。大問2の電流源の問題は解いたことなかったし、加えて過渡現象なので冷や汗が止まりませんでした。悪夢だと思いつつ、t=0と∞の時の解のみ書いて後はそれっぽい式を書きました。
体感として7割とれてればラッキーくらいです。
面接官は前に3人、左右に1人ずつの計5人で行われました。
①から③は形式的に全員に聞いていると聞きました。
④では自分は情報系のコースを専攻し、電気系の授業もある程度選択したことを伝えました。緊張で口が滑り、半導体系の授業について”履修した記憶があります!”といってしまいちょっと笑われましたがおそらくは大丈夫です。
⑤では質問の意図がうまくつかみきれませんでしたが、研究がしたいことを全面に押し出せたので結果的によかったです。
意外だったのは自分自身の卒研について何も触れられなかったことです。絶対に聞かれると踏んでいたので動揺しました。
受験勉強のみに専念できたのは周りの協力があってこそでした。勉強している自分は偉いわけではありません。そのあたりをはき違えると勉強どころか人間関係がうまくいかないので謙虚に勉強するのが大事だと思います。
いやになってしまったらサンボマスターの”できっこないをやらなくちゃ”を聞いてみてください。個人的にはFirstTake版がおすすめです。
頑張ってください。応援しています。
(・電通大の数学も範囲がかぶっているのでおすすめです)
(・豊橋技科大の電磁気学も難易度的におすすめです)
(・豊橋技科大の電気回路が難易度的におすすめです)
]]>名前:放置民
出身高専:阿南高専
学科順位:1年次:5位 2年次:1位 3年次:1位 4年次:5位
受験年:2024
受験大学(受験科目):東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系
面接
併願大学:大阪大学 応用自然科学科 合成化学コース(未受験)、神戸大学 理学部 化学科(合格)、岡山大学 工学部 化学・生命系 応用化学コース (合格)
部活や資格:TOEIC IP 990, TOEIC 公開テスト 975, 危険物取扱者乙種4類
TwitterID:@hasireyo_melos
研究職に就きたかったため
進学したいと思っていたが、具体的な志望校が決まっていなかったため、とりあえず定期試験を頑張りました。
一応、九州大学の推薦条件であるクラス内順位上位5%(うちの高専では1位のみ)を狙えるような成績を維持できるように定期試験を頑張りました。
ここで基礎を固めておいたおかげで、のちの受験勉強で結構役に立ちました。
あと、TOEICは4年始まるまでに終わらせたかったので、冬休みぐらいから勉強を始めました。英語は得意だったため、あまり時間をかけませんでした。使った参考書は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」と「超上級単語特急 暗黒のフレーズ」で満遍なく勉強しました。最終的にはIPを2回、公開1回受けました。最終的には、公開の結果が満足いく点数だったため、4年春からは数学の勉強に移りました。
3年11月(初回):925 (IP)
3年1月:990 (IP)
3年3月:975 (公開)
TOEICとか学校で直接習わないような科目はできるだけ早く終わらせて、4-5年は専門を重点的にやるといいと思います。
4年になり、志望校が決まったため、より具体的な勉強を始めました。
受験校の中で、学校成績の条件があるものがなかったため、学校の勉強はほとんどやらずに受験勉強に全振りしました。
具体的には、志望校の中で一番科目数が多かったのが大阪大学(数学・物理・TOEIC・専門)だったため、それに合わせて勉強しました。
春休みは、各大学の過去問3年分を全て解き、傾向を分析して、大まかな勉強計画を立てました。また、春休みの後半は免許取りに行ってたのであまり勉強できませんでした。立てた計画はざっくり以下の通りです。
3月:過去問収集・傾向の分析
4-7月:数学
8-12月:専門
1-3月:物理&数学
4-5月:仕上げ
夏休みは、「編入数学 徹底演習/過去問特訓」を徹底的にやりました。夏休み前半にインターンシップと神戸大学のオープンキャンオパスに行ってたせいで、勉強できたのは後半(9月の1か月分くらい)しか勉強できませんでした。
4年後期は、専門科目を中心にやりました。4年後期にもなれば、高専で習う専門科目は編入試験範囲をほとんどカバーできるようになったため、専門科目の勉強に力を入れました。勉強方法は以下の通りです。使ってる参考書・資料は高専の授業で使ってるものを使いました。
・有機化学:「マクマリー有機化学概論」 の章末問題
・無機化学:「演習無機化学」 の例題・演習問題
・物理化学:高専の授業資料
4年後期、特に10~1月あたりは課外活動に精を出していて、勉強は休日と長期休みだけやってました。課外活動などのエピソードづくりは面接で非常に役に立つので、いろんなことをやっておいた方がいいと思います。(ただし、時期には気を付けた方がいいです。2-3年の時にある程度やっておくといいと思います。)
ちなみに課外活動は以下のようなことをやってました。
・県主催の国際交流事業
・高専生英語スピーチコンテスト
・環境系NPO法人の講座補助
・学寮の役員指導寮生 etc…
5年前期は、過去問を中心に勉強しました。
春休み中は、本格的に受験勉強を始めました。具体的には1日6~10時間を目標に勉強していました。
内容としては、数学・専門をある程度仕上げ、物理の勉強も始めました。
物理は大阪大学基礎工学部に合わせ、剛体力学と熱力学だけやりました。
・剛体力学は、「演習 力学 [新訂版]」
・熱力学と数学は、ヨビノリなどのyoutubeと授業資料
で勉強しました。
また、過去問は直近5年のものは3周やりました。過去問の解答は友人数人と協力しながら作成しました。
学校が始まってからは、前期中は必修がなかったため、授業を最低限だけ取るようにして、一日の大半を勉強に充てるようにしていました。しかし、東工大の面接では卒研について聞かれるため、ほぼ毎日研究室に行き、最低限の卒研はやるようにはしました。
学校が始まってからは以下のような感じのスケジュールでした。
4月
・志望校の最終決定
・志望理由書 作成開始
5月
・志望理由書 添削・仕上げ
・出願
・面接練習
6月/7月
・受験
神戸大学 理学部の筆記試験は以下の感じでした。
英語:TOEIC(事前に提出)
化学:大問7個分 120分
化学は、無機化学の問題で点群について習ってなかったため大問1個丸ごと捨てたのと、原子モデルの問題で誘導の冒頭でクーロン力を間違えたため、ほぼ大問1つ分間違えました。正直あまり自信なかったですが、夕方の結果発表で無事受かってました。
東工大の面接は基本的に穏やかな印象でした。しかし、自分は受験番号が後半だったため、待ち時間が非常に長くとてもしんどかったです。あと、試験会場には余裕をもって早めに着くようにしましょう。僕は電車間違えて、会場についたのが5分前でギリギリでした。
面接官は5人で距離が結構遠く、真ん中の方が進行役でした。内容は以下の通りです。
・志望動機
・卒業研究について
・口頭試問
・化学
・生体膜の透過性
・アルドール反応 or Friedel-Crafts反応
・生物学に関する問題(内容忘れました)
・英語
→自己紹介卒研の内容、将来の展望、東工大でやりたいことなどを英語で
・質疑応答
・卒研について
・入学後について×3(研究室、進路)
・高専について (生物系の科目はどこまで学んだ?)
・履歴書について
例年は15分程度と聞いていたのですが、自分が最後だったのもあってか、10分ちょっとくらいで終わりました。なお、自分より前の人で30分くらい喋った人がいるため、面接開始時に「時間内に収めるようにしてください」と注意されました。
神戸は僕が受けた他大学に比べ冷たい感じでした。面接官は終始下を向いてメモを取っていて、進行役の方以外は基本的に冷たい感じで詰めてくる感じでした。面接官は9人で、コの字型に配置されてました。内容は以下の通りです。
・併願校(評価材料には含まれない)
→試験日・合否発表日はいつ?、全部受かったらどこ行くのか?
・志望動機
・卒研について(もしくは、化学に関する関心を述べよ)
・将来の進路
・質疑応答
・卒研について×2
・志望動機について
・将来の展望
自分は卒研についての質問で結構詰められて、しかも想定外の質問だったため上手く切り替えせずにあやふやのまま終わりました。
岡山大学の面接は東工大の直前だったため、東工大のリハーサル的な感じで挑みました。雰囲気は東工大同様、終始穏やかな感じでした。内容は以下の通りです。
・志望動機(30秒)
・入学後について
・口頭試問
・化学
・氷の相変化、水の異常液体性について
・水俣病について×2
・英語
→英文和訳、今年はテーマが水素結合の形成に関するもので非常に難しかった
・将来の進路(大学院 etc…)
・部活について
・TOEICの点数
・自己PR(30秒)
化学の口頭試問については、僕の回答が想定解と異なっていたが、間違えではなかったため、追加質問で水の異常液体性について聞かれました。水俣病についての口頭試問では、自分は難なく答えられたのですが、友人は躓いていたらヒントを与えてもらったそうです。英語の口頭試問は思った以上に難しくてびっくりしました。
TOEICのビジネス英語以外にも、化学英語を勉強しとくべきだったと思いました。
最後に編入試験勉強で個人的に大事だと思った事を書いておきます。
まず、一つ目は、過去問を入手して、しっかりとやっておくことです。
自分は、最終的には直近5年分を5周、10年前までの分は2周しました。昔過ぎるのは傾向が変わってあまり参考にならないかもしれないが、直近の分は絶対にやっておくべきだと思います。
次に、二つ目は、志望理由書等の添削は高専の先生にお願いするべきです。僕は自分の文書力には自信があったものの、添削前のものと添削後のものでは雲泥の差でした。高専の先生方は皆、自分の研究分野の専門家であるだけでなく、数々の論文を執筆してきた文章のプロでもあるのです。
最後に、3つ目は、勉強以外にも色々なことに挑戦するべきです。大学編入を目指す人は皆、勉強が得意だったり、努力の才能が有ったりと、学力面での争いは厳しいです。だからこそ、様々な課外活動に挑戦することで、面接で、学力面以外の要素で差をつけることができると思います。また、日頃から専門科目に関する時事ネタとかを集めとくのも役に立つと思います。
英語:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
数学:編入数学 徹底研究/過去問特訓
物理:演習 力学 [新訂版]
専門:高専で使ってる教科書・授業資料
名前:激でか兄ちゃん
出身高専:阿南高専
学科順位:3年次14位/26 4年次7位/26 (うろ覚え)
受験年:2024年
受験大学(受験科目):神戸大学 理学部 化学科(合格) 受験科目 化学
併願大学:京都工芸繊維大学 徳島大学 (ともに合格)
部活や資格:TOEIC795 (徳大はIPの815で提出)
大学に行きたかったから。県外での学生生活に憧れがあったから。
1.2年は学校のテストを10日前くらいから頑張ってたくらい。順位はクラスで6~9位くらいだったと思う。
編入勉強は3年からやり始めた。3年はTOEICに全振りして325点から3年春休みに795点まで伸ばした。
専門分野である化学の勉強を始めた。まずは学校指定の教科書であるマクマリー有機化学を習ったところまで復習した。(章末問題も大体やった)
正直教科書を使って勉強したのはこれくらいで、あとはすべて過去問を用いて知識を深めていった。(ネットにある化学の過去問はほぼやった(旧帝クラス以外))
ここらへんで自分の苦手分野がはっきりしてきたため、(僕の場合量子化学、熱力学系)そこに焦点を当てて勉強した。
教科書を読むのは個人的に苦手で辞書的な役割で主に用いていた。
4月くらいからは面接対策として志望動機や研究内容とかをまとめだした。一瞬で終わるものだと思っていたら、ものすごく時間がかかり結局直前まで編入試験直前までかかってしまった。
勉強の方は受験校の過去問に焦点を絞って勉強していた。たまに気晴らしでほかのとこも解いてた。
毎年有機は簡単
難しいことは言いません。僕のように大学に行きたい!県外に行きたい!と考えた人は推薦を使って編入してください。僕は学校の勉強をさぼってしまい、微妙に推薦を使えない位置にいたので過去の自分を悔やんでいます。
まずは学校の勉強をやろう!話はそれからです。
学力試験は正直しんどいです。ガチで。何か大きなモチベーションがないと相当きついです。僕は何度もメンタルがやられそうになりました。
いばらの道ですがその分受かった時は涙が出たくらいうれしかったです。
受験勉強とは孤独との戦いでもあるので、自分のペースでコツコツやっていきましょう!
名前:夕作
出身高専:某高専
学科順位:1年次 : 1~3、 2年次 : 2~3、 3年次 : 2~5、 4年次 : 20程度
受験年:2023
受験大学(受験科目):神戸大学 理学部 物理学科
併願大学:なし
部活や資格:toeic
工学に対する興味が薄れたのと、重力の研究がしたかったから。
受験科目としてはないが、微分方程式やベクトル解析など物理で必須のものに関しては当然やる。
神戸大学の物理学科編入試験では基本的に力学、電磁気学IおよびⅡ、熱力学が出題される(どれも基礎的な内容)。皆さんも一度経験があるかと思うが、物理では初期条件などがほんの少し違うだけで解けない問題に化けたりする。そのため私は問題を解きながら条件が異なる場合のざっくりとした解法を考えたりしていた。実際役に立ったこともあるし、役に立っていなくとも、応用力はつくと思う。勉強の仕方わかんねぇーという方はぜひやってみてください。
特になし
今年からtoeicが採用され L : R = 1 : 3の重み付けがされる。
そのためリーディングの勉強に比重を置くことが大切かもしれない。
ただ、私はtoeicの試験内容(ビジネス英語)が生理的に受け付けなかった(時間の無駄感、虚無感が半端なかった)ため、試験2週間前くらいから主に隙間時間にtedを聞くなどし、リーディングの勉強は公式問題集くらいしかしていなかった。
本当に苦痛で鬱になりそうだったので750(L435, R315)でやめた。
可能なら公式問題集やでる1000などでリーディングの対策をガッツリやろう。
特になし
あんまり覚えていないですが、剛体こま、電界と磁界、ベクトルポテンシャル、弦の固有振動などに関する問題だったと思います。応用的な問題は無かったように思います。
確実に他にもありましたが、覚えてるのは下記二つです。
・試験の出来は?
→前日に解き直した内容を食い気味に話しました。
特になぜか剛体こまは試験まで解いたことがなく、大門の最後の方はよくわか
らないまま解いてしまったので重点的に話しました。
・高専でどんな研究してるの?
→研究の内容は話せるようにしていたので問題なかったです。
思ったよりは突っ込まれなかったです。
色々ありますが、下記3点について話したいと思います。
①受験校を決める時期
②説明会の参加
③宿泊先
受験校、受験学科は早めに決めましょう。私は物理学科に編入しようと決めたのが受験年の4月くらいで、そこから神戸大学に決めるまでにさらに時間がかかりました。私もそこまでに受験校を決めていなかったわけではなく、3年くらいから受験学科まで決めてそこに向けて勉強していましたが、その大学に入ってから何をしたいか改めて時間をとって真面目に考えたときに「うわそこまで行きたくねぇ、、」と思ってしまいました。ただ、ここで重要なのはそこからでも神戸に受かったということです。4月まで物理の勉強自体一切していませんでしたが、数学の勉強はしていたので(toeicは既に終わってた)復習などを飛ばして一気に物理の内容に取り組むことができました。早めにある程度の目標を定め勉強を始めていなかったら、量が足りず神戸に受からないか、行きたくもないところを受験していたと思います。(要は融通が利くという話)
説明会は絶対行きましょう。
雰囲気が分かるしやる気は出るし受験に関する情報もいっぱいもらえます。
これは人によるかもしれませんが、もし受験大学の近くに住んでる友達がいたら泊めてもらうといいかもしれません。受験ってのは非日常だから緊張するわけで、友達と話してたりしていたら緊張も和らぐし、土地勘もあるしで基本的にいいことづくしです。僕も友達宅に泊まって当日バスで理学部棟まで行ったのですが、坂だったり時間帯で混むからもっと早めのほうがいいとか色々アドバイスをもらいました。まあいいことばかりじゃなくて当日の夜にそいつが真横でオープンワールドファンタジーアクションゲームをしていて全然眠れなかったんですけどね。とても良い思い出になりました。
名前:たかげん
出身高専:有明高専 創造工学科エネルギーコース
学科順位:工業高校からの4年次編入生です。4年次2位/33人
受験年:2024
受験大学(受験科目):神戸大学工学部電気電子工学科
併願大学:岡山大学工学部エネルギー・エレクトロニクスコース(合格)熊本大学工学部情報電気工学科電気工学教育プログラム(合格)
部活や資格:高校在籍時 硬式野球部 英検2級 第二種電気工事士 危険物乙四 その他etc… 高専4年6月TOEIC755点
Instagram:takagen00
中学の頃から英検をちょこちょこ受けていたので高1で英検準二級、高2で英検二級を取得しました。後は工業高校生らしく電気工事士や危険物などの資格を取りましたが、この後の高専受験までは、普通校で受験勉強をしている同級生たちを横目に、高校野球に励む日々でした。
高校3年生になってやっとここで進路を考え始める時期となり、私は高校3年間で工学をまともに学べてないと思ったことや大卒の資格が欲しいと思ったことから進学を考え始めましたが、工業高校のカリキュラム上、一般科目の勉強を3年間ほとんどやってなかったので、大学受験は絶望的でした(数学も物理も何も分からない、というか全く知らない)。
そんな中頭を抱えていると、高校から高専に編入できるという制度があり、さらに高専に入ってしまえば卒業後は国立大等に編入を目指せるということを知り、「ある程度の有名大に行くにはこれしかない!!!」と思い、まずは高専への編入を決意しました。
そこから高専への編入受験に向けて動き出し、僕は入試の形態的に受験しやすい有明高専に編入することを決めました。僕が受験したのは工業高校型推薦選抜というもので、面接試験のみでしたが、私の高校から高専へ編入する人は過去にほぼおらず、学校に情報がほとんど無かった為、まずはとにかく色々な所から情報を集めまくりました。行なった事としては学校にあった過去の進学者の受験報告書を大学などを含めて全て見て、入試ではどんな質問がされるのかをリスト化し、それを基に先生方に頼み込んで面接練習を計20回行なって貰いました。また口頭試問対策として有明高専の学力型編入試験の過去問を先生と一緒に解いてみたり高校で使っていた電気の教科書を読み込んで頭に叩き込みました。あとは西日本のほぼ全ての高専の募集要項を見て併願校を考えたり、少しでも有明高専のことを知るために有明高専が主催するラジオを聞いてみたりもしました。
これらの対策を行い7月頃に高専の編入試験が行われました。試験内容は以下のような内容でした。(教授3人、生徒1人)
一人目の面接官(真ん中に座っていた)
二人目の面接官(右側に座っていた)
三人目の面接官(左側に座っていた)
↓ここから口頭試問
二人目の面接官より「それでは電気に関する質問を2問ほど行います」
ここでかなりスムーズに答えることができたためか、興味本位で真ん中の面接官がアドリブで追加の質問をしてきた。
口頭試問 終
最後に自己PRを1,2分ほどでお願いします。→自分の長所などを絡めつつ話した。
これで試験は終わりました。
8月頃通知が来て合格してました。嬉しいと共にやっとスタート地点に立てたと思いました。工業高校から高専編入を目指す後輩たちに向けてアドバイスをすると、高専編入は大学編入よりさらに情報が少ないのでとにかく自分から動き出して情報を集めることが大事です。私が入った有明高専の推薦入試は残念ながら去年から廃止されましたが、他の高専でも面接や口頭試問のみの試験のところはあったので、全国各地のいろいろな高専の募集要項を読み漁れば入り易い高専を見つける事もできると思います。また、高専への学力での編入試験も大学入試と比べると比較的易しいので、各高専で公開されている過去問などを基に学校の先生の協力なども受けながら対策を進めていけば大丈夫です。また大半の人が就職する工業高校の中で、自らの勉強したり情報を集めたりするのはなかなかきついかもしれませんがそこは周りに流されること無く頑張ってやり抜いてください。ここで努力する力をつけることができればここから先の大学への編入試験に大いに役立つと思われます。
8月に合格通知書と共に有明高専で使用されている1~3年の数学の教科書が送られてきました。つまり「工業高校と国立高専ではあまりにも学力のギャップがあるから入学するまでにこの教科書で自習してギャップを埋めて来いよ( `ー´)ノ」とのことでした。最初は1年の教科書に書いてあることすら全然分からなくて、高専生は1年からこんなことやってんのか,,,と思いながらなかなか苦戦しましたが、昼休みや学校が終わってから数学の先生と一緒に勉強して少しずつ教科書を進めていき、高校卒業時にはなんとか3年生の教科書の分まで勉強を終わらせることができました。使用したノートは7冊くらいです。(基本的な関数の学習(三角、指数、対数)から初歩、標準程度の微積、複素数平面、ベクトル、行列(掃き出し法,rank,対角化あたりまでなどを勉強しました)
また、この頃から高専に入学したらTOEICを受けようと考えていたので高校の先生からプレゼントして頂いた「出る単特急銀のフレーズ」を使ってちょこちょこ単語を勉強したり、「はじめて受けるTOEIC L&Rテスト全パート完全攻略」という赤い参考書で勉強してTOEIC全体の雰囲気を掴んだりしてました。しかし勉強以外にも、高専に合格してからはバイトを始めたり部活のチームメイトや同級生と遊んだり、体育祭を頑張ったりと充実した高校生活を送り(恋愛以外)、無事に春に高校を卒業することが出来ました。
いよいよ高専生活が始まりました。僕は高専の寮に入ったのですが、高専に入ったら既に完成された人間関係の中にうまく入っていかないといけないのでちゃんと友達できるかなあ,,,といった不安がありました。でも僕の高専の人は皆すごい良い人で、寮ではすぐに友達が出来てその友達をきっかけにすぐにクラスメートとも仲良くなれてとても嬉しかったです。また寮の相部屋の子も編入志望だったので同じ志を持った仲間ができて良かったです(彼とは今後共に切磋琢磨しながら編入試験を戦っていきます)。また僕のクラスには同じような工業高校からの編入生が僕のほかに4人もいたのでそれもすごく心強かったです。しかし周りの高専生は振る舞いや雰囲気からすごく優秀に見えたので、やはりレベルの高いところにこれたなぁと感じ自分の良い刺激となりました。
僕はこの頃は志望校がまだ確定していなかったので推薦を使う可能性も考えて成績上位を取るつもりでいましたが、やはり高校と比べると授業のレベルは上がっており、周りも4年次の成績は重要なのを分かっていたのでかなり厳しい戦いになるだろうなと思いました。
でも、頑張れば授業の内容も手も足も出ないようなレベルではなかったので日々の授業を大切にして勉強していました。編入に向けてもこの入学時から動き出し、まずはどの大学でも使うであろうTOEICから勉強を始めました。高専編入前に見た九州大学に編入したyoutuberの方が4年の7月までにTOEICは700点とるのが良いと言っていたのを思い出したのでそれを当分の目標に勉強しました。とりあえず1回目までは高校からやってきた勉強を続けてやって、5月に初めて受けたTOEICは665点でした。一回目にしてはまずまずの点数が取れたと思ったので、ここからは「出る単特急 金のフレーズ」も購入しさらに単語力の強化に努めました。また「公式問題集vol.8(紫色のやつ)」にも取り組み始めました。
これらの勉強法ですが単語帳の方は夜寝る前に「abceed」というアプリで英単語の音声を流しながら自分も後から発音し、自分で決めた分だけ一周(80~100語程度)して、その後赤シートで単語を隠して2週目に入り、覚えた英単語を発音しました。その際意味がパッと出てこなかったり、正しく発音できなかった単語にチェックを付け、その後チェックがついた単語のみ1週目と同じことをしていき自分で決めた範囲の英単語を完璧にし、次の日の朝一番に昨日の晩覚えた英単語を一周して復習するという勉強を行いました。一方、公式問題集の方はパートごとにかかった時間を計測しながら解いたりしていました。だいたい120分で190問くらい解き終わるくらいの早さでした。模試が終わったあとは出てきた問題文の中で分からなかった英単語や英語表現を問題ごとに分けて解き直しを行いました。またリスニング力強化のために公式問題集の音声を使ってシャドーイングにも取り組みました。シャドーイングのやり方はググったら出てくると思います。vol8のTEST1の音声はすべて問題文を読まずに言えるようになるくらいに徹底的に取り組みました。後は「文法特急」を使ってpart5,6の対策を行なっていました。金フレによる単語力の強化と公式問題集による時間配分やリスニング力強化によって、6月のTOEICでは755点を取ることができ、目標だった7月までに700点を達成することが出来たのでこれでTOEICの勉強は終了しました。そしてこの間に学校の定期試験がありここでは3位になることが出来ました。周りと学力の差が多少あった状態での勉強は大変でしたが、高専でも自分はやっていける、と自信がついたので嬉しかったです。
TOEICと前期試験を終えた後からようやく本格的に受験勉強を開始しました。まずは編入受験生御用達の「編入数学徹底研究」を使って数学の勉強を始めました。1周目は本当に分からなくて編入系youtuberの「onemin((わんみん)」さんの解説動画を見ながら編入数学を少しずつ勉強していきました。今4年生で徹底研究を始めて解いている人で難易度に絶望している人は多いと思いますが、僕も含め,始めはみんなそうなので安心してください。他の受験生も全員言ってます。ちなみに解いたのは例題と類題のみです。章末問題は難しすぎて飛ばしました。徹底研究を少し触り始めた後、マセマシリーズの線形代数を読みました。この本をメモを取りながら読んだことで編入範囲の線形代数をかなり一気に理解できるようになったのでおすすめです。ちなみに最後のジョルダン標準形の範囲は編入試験に出ないと思ったので読んでいませんが行列の三角化などに絡んでくる部分があると思うので読んだほうがいいと思います(三角化はたまに編入試験に出てくる)。
その後はひたすら徹底研究に取り組みました。しかしまだこの時(6~8月)は普通に友達と遊びに行ったりしていて、心に余裕があった時期でした。
8月からはstudyplusというアプリをインストールし勉強時間の記録を付け始めました。自分の勉強時間の記録を付けてどのくらい勉強しているのかが可視化されていくのが楽しく、勉強の大きなモチベーションとなりました。またここで知り合った高専生に編入受験生が集まるdiscordに招待していただき、そこで全国の東大、東工大志望をはじめとするツワモノ受験生と出会い、彼らと自分との圧倒的な差を実感しました。僕が勉強を始めた時期は4年の夏と決して遅くはありませんでしたが、さすが生え抜きの高専生は議論している問題の内容や志望校の話などのレベルが段違いに高く、こんな人たちと本番戦うのか,,,と軽く絶望しましたが、高校時代には想像もできなかったこんなハイレベルな場で勝負ができるという事に逆に自分は燃えました。その後彼らとは、グループを通じて分からない問題を教えて頂いたり様々な有益な情報を共有して頂いたりして、受験までの大きな助けとなりました。グループの皆さん、本当にありがとうございました!!
この頃の僕の志望校はある程度良い大学かつTOEICが使えて試験科目が有利なところという点で神戸大学(工)か筑波大学(工学システム)あたりに行けたらいいなと思うようになったので、このあたりの難易度の大学を目指す人はこの時期から勉強を始めないといけないと思います。あとはなんとなく阪大と九大の過去問を学生課に請求してみたりしました(請求しただけ)。
編入受験には模試や予備校などがほとんど存在せず、受験者も少ないことから孤独な戦いを強いられるので、studyplusやdisccordなどをはじめとする勉強用SNSを活用することは非常に大切なことだと思います。編入試験は情報戦とも言われるように、自分の客観的な立ち位置を知り有益な情報を仕入れるためにもこの情報化社会をうまく活用しましょう。ここから各月の勉強時間を書いていきます。
8月の勉強時間 20h53m
徹底研究をごりごり進めていました。
9月の勉強時間 55h30m
10月7日の夜にようやく徹底研究を1周することが出来たので、2周目に入りました。この時の僕は志望校をどこにするのかをまだ決めていなかったのでとりあえず全範囲やっていましたが、大学によっては出ない範囲もあるので、志望校がもう定まっている人は募集要項や過去問などをみてやる範囲を絞りましょう。でもこの時期はまだ志望校を決めきれてない人も多いと思うので僕のようにとりあえず一周するのもいいと思います。またこの時は文化祭が迫っていたのでそっちにも力を入れていました。
10月の勉強時間 29h8m
後期中間の定期テストに力を入れていました。2週間の試験勉強のおかげで後期中間のみクラス1位を取ることが出来ました。編入勉強はあまりこの月はできませんでした。
11月の勉強時間 4h21m
物理は冬から開始しようと考えていたので後期中間テストが終わったタイミングで物理を開始しました。図書館で「大学生の初等力学」を購入してもらいこれを借りて力学を勉強し始めました。しかし力学の知識が全くないにもかかわらずこの本をやったのは間違いでした。1週目は結果的にただ参考書に書いてある内容をノートにひたすら写していくだけのようになってしまって、進めるのにえらい時間がかかったので物理の知識がない人はまず初めに教科書を読むのをおすすめします。徹底研究は引き続き勉強していました。
12月の勉強時間 60h32m
初等力学が全く分からなかったため、寮の相部屋の子から高校物理の教科書を借りて読み始めました。ここで初めて物理を少しずつ理解できるようになりました。正月明けからは正月休みの遅れを取り返すために一日の勉強時間をさらに増やして、徹底研究と初等力学、物理の教科書読みを並行して毎日継続して勉強しました。平均8時間ほどです。中旬からは後期期末テストの2週間前となっていたため編入勉強を中断し、試験勉強に集中しました。
1月の勉強時間(定期試験勉強を含む)151h21m
2月頭に期末テストがありました。このテストで総合成績が決まるため気合を入れてテスト期間3週間頑張りましたが、クラスで2位という結果に終わりました。クラス1位を取ることが出来たら推薦で九大を受けようとしていましたが、取れなかった為志望校を神戸大学に決め併願校として岡山大学と熊本大学を受験することに決めました。
(席次的には千葉大学や熊本大学などを推薦で受けることもできましたが)
筑波大学も試験科目は被っていましたが数学で複素関数を勉強し直すのが嫌だったので諦めました。
後期期末テストが終わったタイミングから「編入数学過去問特訓」に取り組み始めました。初めは章の例題のみを解いていき、一通り解き終わったらまずは各章のA問題を解きました。またここから手を付けていなかった電磁気学も始めようと思い「単位が取れる電磁気学ノート」を読み始めました。
初学者の方にはこの本はとてもお勧めで、難解な電磁気がとても面白い文章で書かれており、非常に楽しく読み進めることが出来ました。特に電場と電位の説明の部分や「磁力の正体は電子が動くことによるクーロン力の相対論的な補正である」という所などが僕はすごく面白いと感じました。この間にも初等力学も進めていました。2月の終わりのほうから神戸大の数学を時間を計って解いたりしていましたがいざ解いてみると案外解けなくて危機感を感じました。
2月の勉強時間 140h5m
春休みが始まりました。物理の教科書読みが終了したので「物理のエッセンス(赤)」に取り組み、ここで力学の基礎を初めて習得できました。自分は2周この参考書を解いたのですが、物理のエッセンスは薄い分周回しやすい参考書だと思うので最低2周、できれば3、4周するとものすごく力がつくと思います。自分は2周しかしていませんがあともう1周してればかなり力学が得意になると思いました。数学は過去問特訓などに取り組んでいるときにまだまだ基礎力が足りていないと感じ、大急ぎで徹底研究をもう一周しました。そこからしばらくはエッセンスと徹底研究を交互に回していて、中旬からはそれに加え単位が取れる電磁気学ノートの姉妹本である「単位が取れる電磁気学演習帳」で電磁気学を勉強しましたが、編入試験では出にくい問題が多かったのであまり使いませんでした。その後「物理のエッセンス(青)」で電磁気を勉強しようとしましたが自分にはあまり合わず、こちらは2/3ほど勉強しただけで1周できませんでした。ですがこの本は自分に合わなかったというだけなので全然この本でも編入の電磁気の基礎は勉強できると思います。その後は編入物理がうまくまとめてある勉強セットを手に入れることに成功したためこれをひたすら解き始め、物理の問題を解く力がしっかり付き始めてきました。この勉強セットのおかげではじめて物理の問題が解けるようになり、過去問などの意味を理解できるようになりました。春休みはほぼ毎日図書館の自習室に通って勉強したので、この春休みで追い込むことが出来たのはだいぶ大きかったです。
3月の勉強時間 239h34m
5年生になりついに受験年度となりました。ここからは全ての授業を全く聞かず内職をし、クラスメートや先生からのたくさんの支援や応援を受けながら受験に向けて勉強する日々が始まりました。
過去問特訓・初等力学・物理の問題集・様々な大学の過去問に取り組みました。過去問特訓では一日に解く問題を設定してそれを高速周回し2週間ほどで1,2,4,5,6章のA,B問題を3周しました。これをやったことで数学は一気に伸びました。初等力学と物理の問題集は春休みから継続して周回していました。またネット上で大量の大学の過去問を入手することに成功したのでこのあたりからいろいろな大学の過去問を解きまくりました。ある程度力がついたら早めに過去問を解きまくるのをお勧めします。前は解けなかった・意味の分からなかった問題達がすらすらと解けるようになってるはずです。こういう時に一番自分の成長を感じることができ、とても楽しいです。
4月の勉強時間 194h42m
岡山大学の試験が近づいていたのでそれに向けた対策を行なっていました。
岡山大学の試験は面接だけであり、英語・数学・物理の口頭試問があります。それぞれの教科ごとに行った対策を書いていきます。
口頭試問では過去問が存在しないので対策が難しかったのですが、そこまで難解な問題は問われないと思ったので高専の数学の教科書の例題を解いたりして基本的な問題を多く解いていました。しかし今思えば、この時期までにある程度数学が固められているのであれば、岡大の数学レベルの問題は普通に解けるはずなので取り組む問題のレベルは下げず、第一志望レベルの数学の問題を解き、たまに基本的な所を解いていく感じで良いと思われます。あまりにも簡単な問題ばかりを解いていると第一志望校の入試前になって難しい問題に取り組むときに難易度の差にひるむことになりかねません。
様々な大学の過去問を解いて物理の実力をつけていきました。また本番ではいつもとは違いホワイトボードに解きながら説明するということが求められるので、研究室の先生からホワイトボードを借り、問題をホワイトボードに解きながら目の前に面接官がいると想定しながら説明していくというのを一人で部屋で永遠と行なっていました。
岡山大学のみ英語の試験があるのでTOEIC受験で使っていた参考書やノートなどを見返して忘れていたところを思い出しつつ、「工業英検3級」の対策本を使って工学系の英単語などに慣れ親しんだりしていました。TOEICで英語の地肩をつけることができていたのは大きかったです。
・・実はこの時から順調に勉強に取り組めていた今までとは一変し、受験勉強への疲れと入試に対する不安からメンタルが崩壊し、受験生生活で一番きつい時期となっていました。毎朝起きると頭痛がして、地獄のような日々が続きました。精神科にも一度行ったし、勉強にはあまり手がつかないことが多くなり、ストレスからかクラスメートから心配されるくらい痩せたりもしました。実家に帰って親に図書館に連れて行ってもらっても図書館で動悸が起き勉強が出来なくなって迎えに来てもらったこともありました。
しかし勉強しないわけにはいけないので、しんどいながらもなんとか勉強を継続させ、受験が近づいている岡山大学への対策を行いました。
5月の勉強時間 187h56m
上に書いてあるような対策を継続させ岡大の試験まで勉強していました。試験直前はこれまでに使った参考書やノートの見直しと面接対策として自分のことについての整理や岡山大学の特徴、行きたい研究室について調べていました。定期試験は周りのクラスメートの助けを借りながら最低限の勉強だけしており、人生初の赤点もここで取りました。
6月17日に岡山大学の入試がありました。入試本番については岡山大学の僕の編入体験談に書いているので、そちらをご覧ください。
岡山大学の試験が終わってからはこれまであまりしてこなかった電気回路の勉強を急ピッチで進めました。まずは高専で使っていた電気回路の教科書を借りて電気回路の基礎を勉強し、そこから「基礎からの交流理論例題演習」という本をネットで購入し「詳解電気回路演習」と合わせて取り組みました。ある程度理解できた段階で熊大の過去問をはじめ様々な大学の電気回路の問題を解いていました。
数学は熊本大レベルなら解けると思ってあまり多くはやりませんでしたが、毎日少しは触れておいた方がいいです。その科目に全く触れない日を少しでも作ってしまうと問題を解く感覚(?)などがすぐ失われてしまい実力が大きく落ちてしまいます。毎日少しは触れておきましょう。熊本大学の電気回路は一般の編入試験の電気回路の問題と比べてすこし捻った問題が多く、今年はどんな問題が出るのかが全く読めず試験当日まで不安でしたが、この程度の勉強をしていれば十分受かる問題が出題されたので(かなり易化していました)、熊大はこのくらいできれば大丈夫です。この時期の数学学習は「大学編入の為の数学問題集」を使って解ける問題の数を増やしていったり、「数学の広場 碓氷軽井沢IC数学教育研究所」というサイトに熊本大学をはじめ様々な大学の編入試験過去問が大量に公開されていたのでそれを解いていました。このサイトは本当におすすめです。 また熊本大学は面接の参考資料として、志望理由や大学で何をしたいのかを1000文字程度で書く自己申告書というものを作らないといけなかったので、大学のことを調べながら作文は学校の国語の先生と一緒に作っていました。
6月の勉強時間 142h13m
7月8日に熊本大学の受験がありました。この受験に関しても熊本大学の僕の編入体験談に書いてあるのでそちらをご覧ください。熊大入試の二日後岡山大学の合格発表があり、寮で友達と見ました。正直あまり自信はありませんでしたが自分の番号があって寮中に響くほどの叫び声をあげました。そこから神大受験までの40日余りは、落ちても併願大に行けて勉強すればするほど第一志望にいけるというノーリスクハイリターンのボーナスタイムと思って勉強していました。実際、併願大に受かってからの自分のメンタルは驚くほど安定していたので併願(滑り止め)校選びは本当に大事です。またその後に熊大の合格発表があり、無事に合格できていたので仮に神戸に落ちても進学先を選べる状況になったので嬉しかったです。
この時期に行なった勉強は過去問・過去問特訓の中で本番に出そうな問題(B・C問題)・大学編入の為の数学問題集・初等力学で自分が弱いと感じる問題・これまでの教材の復習などです。数学は15年分、物理は10年分ほどを時間を計りながら2~4周しました。HPに直近3年分が上がっていますが、URLのリンクを弄ることでそれより前の年度も実は少し見れたりします。あと勉強の合間にはよくランニングに行くようになりました。頭も冴えるしリフレッシュになってモチベも上がるのでおすすめです。
7月の勉強時間 245h18m
7月に行っていたような勉強を継続させ、苦手な所を補うとともに試験直前はこれまでの教材の復習をしました。
ここで試験直前ですが、当たり前ですが手は動かし続けましょう。僕の失敗談として話しますが試験直前にもかかわらず今までのノートや参考書などをただ眺めて復習するのではいざ試験本番で問題を解く力(感覚?)が落ちる可能性があるので、復習であっても最後まで手は動かし続けることをおすすめします。
8月の勉強時間 190h8m
日頃からスピードをかなり意識して解いていたので時間には余裕がありました。すべての問題が分かったわけではありませんが15分ほどは余りました。
線形代数があまり分かりませんでしたが、分からないなりにもとにかく解答用紙は全て埋めたので部分点がかなり入ったと思います。多少めちゃくちゃなこと書いてもいいので分からなくてもとにかく回答欄は最後まで埋めましょう。
物理は易化していてよかったです。しかし簡単なテストほど文字の付け忘れなど細かいミスが本当に命取りとなるので時間が余ったら必ず見直しを何度も行いましょう。
細かい計算ミスや回路方程式がうまく立てられなくて何故か一番出来が悪かったです。過去問を見ていただければ分かりますが10割取れてもおかしくない問題なだけに悔しかったです。完全に勉強不足だったと今になって思います。
問われがちな試験の出来についてが聞かれなかったので不安でした
こうして長かった受験生活が終わり、試験終了後はその足で地元の友達と神戸観光とユニバへ向かい羽根を思いっきり伸ばしました。
そして9月、自分の受験番号を合格者発表に載せることが出来ました。
本当に僕を応援してくれたたくさんの人に感謝しかないです。
ありがとうございました。
上に記載
教材は絶対に増やしすぎないでください。よく言われていますが必要最低限の教材を徹底的にやりこみましょう。教材を増やしすぎると結局どれをやればいいのかが分からなくなってしまって勉強に手がつかず時間を無駄にしてしまいます。教材の選択肢を狭めるためにも教材の数は必要最低限に絞りましょう。
MOROHA「革命」、GREEEEN「ビリーヴ」 聞いてみてください。受験期間で頑張っている貴方に最高に沁みます。
編入受験は孤独です。メンタルを病みすぎないように適度な息抜きと周りの仲間との繋がりを大切にして第一志望の合格を掴み取ってください。
過去問を時間に追われながら焦って解くことも大事ですが一問一問を丁寧にじっくり考えるのも大切です。試験が近づくにつれ焦りで前者だけになりがちですが、バランスよく取り組めることが理想です。逆に前者だけだと自分の力を落とすことに繋がるかも…?
編入試験を通じて僕は人生で一番勉強して高校時代には考えられないような大学に通えるようになりました。編入試験は夢がある試験です。この編入体験談が皆さんの夢実現の一助になれば幸いです。
使用した参考書
()内は累計学習時間(studyplusでの記録) 使用期間も掲載します
さまざまな大学の過去問(331時間12分)4年2月~5年8月
ここからは大学編入の教材と解いた過去問などの感想について書いていきます。
基礎物理学演習と大学生の電磁気学は使っていないけど非常におすすめです。これを使ったらもっと効率よく編入物理を勉強できたと感じました。電磁気学のほうは編入試験で出てくる電磁気学がそのまま載っておりこれだけで電磁気の全範囲を効率よくカバーできます。特に基礎物理学演習は物理における徹底研究的な参考書の為マストで使っておいたほうがいいです。
大学編入のための数学問題集は解説がずば抜けて丁寧だからもっと初めから使ってもよかったです。線形空間の解説がしっかり載っているのも非常にgood。
微分積分の徹底研究、線形代数の徹底研究も編入数学のエキスパート桜井先生が執筆しているだけあって非常に解説が分かりやすい上に演習問題も豊富に乗っているのでしっかりと取り組めば非常に力になると思います。
ベクトル・行列・行列式徹底演習も使ってはいないがとても良いと聞きます。
数学徹底演習は問題量も多くいいと思いますが回答が途中式が載っていなかったりしてあまり丁寧ではないので上級者向けだと思います。
豊橋技科大の電磁気 回路は難易度が低くて取り組みやすい割に良問も比較的あります。また回答も公開されており非常に勉強しやすいです。おすすめ
京都大の物理は物理現象を定性的に理解できているかを問う問題が多く回答も記述式の問題が多いため自分の力試しや過去問を通じて物理を勉強する際にお勧めです。
和歌山大学(システム工学)の物理も回答が公開されており勉強しやすいです。
岐阜大の数学は試験時間が50分と短いため問題数が少なくて解きやすいが良い問題も割と多いためおすすめです。
京都工芸繊維の数学は徹底研究に出てくるレベルの問題がほとんどを占めるので徹底研究が一通り終わった後に解きまくると徹底研究のいいアウトプットとなるので良いかと。
早稲田大学(理工)の数学は良い難易度の問題が多く神戸大レベルの受験者にはおすすめ。徹底研究には出てこない直交補空間や和空間関連の問題が多いのも嬉しいです。
金沢大の数学も標準的な問題から少し難しい問題も揃っています。
筑波大学の数学はかなり難しいが、このレベルの問題を他の編入受験生や先生と議論しながら解くことは自らの力を大きく成長させるのでお勧め。
工学システムや応用理工は計算力が問われる問題が多く、情報学類は少し情報寄りな問題が多い印象。ε-Δ論法を使った問題もありました。
東工大の数学は問題の難易度自体はそこまで高くはないですが計算量がものすごく多い問題が多いです。しかし今年の東工大数学は激難化したようなので、満点が狙えるとまで言われていた東工大の数学はこれからは変わるかも??
岐阜大や山口大の電気回路は編入試験に出てくるスタンダードな問題が多く、多く解くことでいいトレーニングになると思いました。
熊本大の電気回路は一ひねりされた問題が多く思考力が多少必要。うざかった。
京都工芸繊維大の電気回路は長文の穴埋めのような問題形式になっていて、問題を通じて電気回路の理解を深めることが出来ると思います。
名前:ルフィ
出身高専:神戸高専電気工学科
学科順位:3年次9位 4年次11位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):神戸大学電気電子工学科
併願大学:神戸高専専攻科(不合格)
部活や資格:TOEIC 760点
TwitterID:pw83674407
大卒以上の学歴が欲しかった
編入試験は難関大に入りやすいと考えていたから
神戸大学の対策で役に立った参考書(使用した参考書の中で)のランキングをつける。
完璧にするかしないかで数学の点数も変わってくる
線形代数の範囲はおすすめ
重積分の範囲は結構おすすめ
線形代数は難しめ
今年の問題では発揮するような問題はなかったが線形代数はおすすめ
数学は過去問で傾向が読み取れるため、試験1ヶ月前は傾向にない問題は捨てた状態で勉強していた。
また、私の高専では線形代数がほぼ扱われないため苦戦した。
神戸大学の対策で役に立った参考書を紹介する。
12-2月くらいまで使っていた。基礎力がついた。
2月-受験日まで使っていた。
ヤバめの問題以外は完璧にした。
4月-受験日まで使っていた。
神戸大はだいたい高校物理なので完璧にした。
剛体の範囲のみ勉強した
わからないところを演習で使った
コンデンサ以外は完璧にした。
電磁気学演習の良問を集めたのが多くて良問が多い。数問捨てた。
なし
TOEICなので受験年の4月までに高スコア(700-)を取っておくと余裕ができる。
回路はドリルと演習シリーズの電気回路を完璧にすれば満点狙える。
他にも、私は名工大、阪大、工芸繊維などの過去問で対策した。
振り子に繋がった2物体の衝突
ごめんなさい忘れました。
①rl直列回路 令和5年度編入試験と同じような問題
②rlc並列回路に対して微分方程式を解く問題
2つのグループに分かれて5分ずつ
神戸大は筆記試験日と面接日が2日間で分かれているため、筆記試験で手応えがなくても諦めないでください!
なぜなら私が、そうだったからです。
ネガティブに考えずに2日間の試験を残り超えれるよう頑張ってください!!
Twitterのdmで質問してくれたら試験の出来なども教えます!
上記記載
]]>名前:ぷー
出身高専:某四国高専 情報系
学科順位:1年:20位 2年:12位 3年:7位/40 4年:7位/40
受験年:2023年
受験大学(受験科目):神戸大学理学部数学科 受験科目:数学(120分) 英語(60分)
併願大学:筑波大学理工学群数学類
部活や資格:サッカー部、TOEIC L&R 705点
数学がしたかったからです。
それと大学で様々なことに挑戦し経験を増やすことと、自分の成長のためです。
学生のうちは時間がたくさんあります。自分の好奇心や行動力、継続力次第で無限大に成長できると思います。
最初は就職するつもりで高専に来たので、編入することは考えていませんでしたが、趣味で数学(特に微分積分)をしていました。
1~3年と同じです。
1~3年と同じです。
この頃に編入しようと思いました。最初は就職のことや機械学習をしたいことを考えて、別大学の情報系の学部を志望していました。
5年生になる前の春休み中、就活を辞めて、大学の編入試験問題を解いたり、参考書を解いたりしていました。TOEICも並行して勉強していました。平均勉強時間は8~10時間くらいです。
5月の初めに、数学科を志望することに決めました。大学では自分が一番やりたいことをしたいと思ったからです。情報系のこともしたいと思ってはいましたが、一番は数学でした。このときから勉強が数学だけになりました。もはや勉強と言っていいのか分かりません。趣味をただひたすらやっているだけの幸せな時間です。最終6月の中旬までには20個の大学の数学の編入試験問題を解き終わりました。
問題の内容は大学側が公開しているので省略します。
難しくはありません。ですが7割くらいの出来でした。帰ってもう一度やってみると解けました。
試験終了間際にミスに気づいて萎えました。8割くらい。
試験本番でこの問題を最初に見たとき面食らいましたが、落ち着いて対処すれば大丈夫でした。
自分は微分方程式が好きなので簡単でした。10割です。
良くあるような問題です。(3)が分かりませんでした。できは6割くらい。
(1),(2)は穴埋めでした。非常に簡単です。(3)は微分可能であれば連続であることの証明を日本語で完成させよと言う問題でした。
(1)は英文の和訳、(2),(3)は英文の内容を日本語で説明する問題でした。普通に英語が読めれば問題ないと思います。
英語は10割だと思います。ほとんど皆そのくらいなんじゃないかと思います。
筆記試験の合格発表は当日の夕方に発表されます。試験直後から合格しているなと思いました。
発表内容は3つありました。その内容は試験本番の約1ヶ月前くらいに届いたと思います。
この三つのうち一つを選んで発表すれば良いです。私はε-δ論法を以前から知っていて一番上手に説明できると思ったので1つ目を選びました。
10分間で説明してくださいと言われました。10分間で説明し切ることができなかった(というか丁寧に説明していると間に合うわけなかった)ですが、非常に論理的かつ自信を持って発表できたと思います。
正直面接官からの質問はそこまで関係ないと思います。評価は発表の比重が大きいと思います。
発表終了後、先生と協力して発表の準備をしたかどうか聞かれました。1人で準備したのでそう答えるとかなり驚いていました。嬉しかったです。そのほかにも卒研の内容や、自分の好きな数学の分野についての質問を少しされました。面接試験終了後、合格を確信しました。
試験会場の下見は必ずしたほうが良いと思います。特に私のように田舎からきている者はしたほうが良いです。電車が複雑です。ちなみに私は試験当日、電車に2回乗り間違えました。前日の下見では普通に乗り間違えることなく行けましたが、当日に間違えました。原因は思い込みです。前日は駅員の方にしっかり質問していました。ですが当日は前日のように行けば良いやと思い、駅員の方にあまり質問しないでいきました。そしてこれで正解だと思っていた電車に乗るとそれは特急で、目的の場所より何駅か先の場所に到着してしまいました。普通車に乗るべきでしたが、気付きませんでした。そしてなぜかその次も思い込みで間違えました。
私がとんでもないほどアホなだけでみなさんは大丈夫だと思いますが、念のためここで私の経験を言っておくことにしました。駅員の方に聞いて確実にしましょう。かなり時間早めにホテルを出ていたので無事間に合いました。
神戸大学理学部数学科は過去問が非常に多く公開されています。様々な参考書の問題を解いた上でこちらもぜひ解いてください。私は15~20年分ほど解きました。過去問を解いてみて出来がよかったとしても絶対に油断しないでください。その時の状況と本番では違います。本番で自分のMAXの力を出せるかというとなかなかうまくはいかないと思います。本番の状態で自分のパフォーマンスを最大限に引き出せるよう、色々な問題に触れてみてください。
英語の方は洋書やwikiで色々調べていました。ある程度勉強すれば問題ないと思います。
発表は舐めずにしっかりと準備してください。わからないところはまず無くしましょう。その上で証明や説明を論理的に誰もが納得のいくように組み立てていきましょう。面接官、つまり教授の前で立って黒板を使って説明することになります。人によってはやはり緊張するかもしれませんが、自信を持って発表できるように、何度も何度も練習をしてください。
自分がやった参考書を挙げます。
数学科なら明解演習は必須だと思います。
名前:Okapi
出身高専:岐阜工業高等専門学校 電気情報工学科
学科順位:1年: 15位 2年: 5位 3年: 3位 4年: 5位
受験年:2023年
受験大学(受験科目):神戸大学 工学部 情報知能工学科
(数学[微分積分、線形代数]、物理[力学、電磁気学]、小論文、TOEIC、面接)
併願大学:大阪大学 基礎工学部(不合格)、広島大学 情報科学部(合格)
部活や資格:TOEIC 810点
高専生活の中で、プログラミングや工学分野への興味が薄れてしまい、加えて、メーカーの技術職、研究職の待遇や環境があまり良くないことを知りました。
また、高専での実験や実習をきっかけにデータサイエンスや数理モデル、経営工学に興味を持ち、商社やコンサル、金融、不動産系の企業に理系院卒枠で入社し、データ解析を専門的に扱いたいと思うようになりました。
それらの企業は、一定以上の学歴を求めると聞いて、学歴が高く、データ解析を専門的に学べる大学を調べて、志望校を決定しました。
1年と2年は、テスト直前に詰め込む形で勉強していました。マックのバイトとテニス部、ゲーセンの音ゲーに時間を取られていました。
3年は、自粛期間だったので時間が大量にあり、英検とTOEICに時間をあてました。
350点からでも、英検2級をとってからTOEICをすると600~700点をすぐに取れるようになるのでオススメです。10月に760点(L 395、R 365)を取得しました。
3年と4年の間の春休みから勉強を始めました。数学は、3月~7月までに、授業で使う教科書(青、緑、黄緑、オレンジ)を1周と、編入数学徹底研究を1周です。
6月までTOEICも勉強しました。結果は810点(L 400、R 410)でした。
使った参考書は、黒のフレーズと精選模試2、Part5 420問、SANTA TOEICです。
少しずつですが、毎日やることを意識しました。
編入試験(TOEIC含む)に当てた時間
1日平均:2時間
夏休みからは、数学に集中して勉強しました。8月~翌年2月までに、徹底研究1周、大学編入のための数学問題集2周しました。
量が多くて大変ですが、過去問を見て意味を理解できるようになったのは、このときです
物理は、12月から始めました。物理のエッセンス(赤、青[電磁気])を1周、演習力学を1周しました。演習力学は難しいけど、力になる参考書です。
編入試験に当てた時間
1日平均:2~3時間
数学は、編入数学過去問特訓を1周しました。
物理は、基礎物理学1[1章、2章]と基礎物理学2[4章]、電磁気学演習、大学生の初等力学を1周しました。
神戸大学の物理は全分野から出ているので、まんべんなくやりました。
過去問特訓はやった方がいいですが、必須ではないと思います。
数学は、過去問10年分を2周やりました。
物理は、大学生の電磁気学を1周と、過去問10年分を2周やりました。
小論文は、社会人入試の小論文を使って、書き方だけ勉強しました。
大学生の初等力学と大学生の電磁気学は、コスパ最高だと思います。時間ないなら、黄色本よりこっちをやる方がいいと思います。
※4年の夏休み~5年7月まで、他の大学のための勉強も平行してます。
編入試験に当てた時間
1日平均:5~6時間
編入試験(TOEIC含む)に当てた時間
合計 1500時間
6月下旬 広島大学 情報科学部
7月上旬 大阪大学 基礎工学部
8月中旬 神戸大学 工学部
1日目
数学 90分 物理 60分 小論文 60分
2日目
面接
願書提出時にTOEICのスコアシート提出
(公式のみ、IP不可)
(1)(1+x),(1+2x)は1次独立か否か、理由も示せ
(2)(1+x)^2,(1+2x)^2,(1+3x)^2は1次独立は否か、理由も示せ
(3) (2)の応用
時間なくて解いてない
6割
列ベクトルが3つあります。
(1)3×3の逆行列を示せ (2)方程式を満たす行列を求めよ
(3)グラムシュミットより正規直行化せよ (4)方程式を満たす対称行列をしめせ
7.5割
(1)fx=0かつfy=0を満たす(x,y)を示せ
(2)極値を示せ
ヘッシアンが0になるので、関数の形から判断
10割
(1)累次積分 (2)極座標変換 (3)変数変換(一般形)
4割
数学全体 7割
過去問と比べて難化したと思います。重積分はもっと解けたと後悔しました。行列は一部ごり押ししてます。
(1)~(8)
普通の斜方投射
頂点の座標や地表の座標など
(9)、(10)
反発係数eを用いた、ワンバウンド後の運動
(11)、(12)
物体が止まるまでの時間と距離
分かりませんでした
8割
□2.1 コンデンサと抵抗の回路の過渡現象(1)~(6)
微分方程式を解けばok
10割
□2.2 ローレンツ力と回転する導線(1)~(4)
f=evbなどを用いる問題
誘導に従って、微小区間の積分をしていく
10割
物理全体 9割
誘導に乗れば、容易に解けると思いますが、時間がないです。最初に解答用紙を見たとき、解答欄が多すぎてびっくりしました。
原稿用紙ではなく、大学ノートのような横線の形式でした
(1)バフルソートの具体的な操作
ボーナス問題
(2)ソートをする際に、バブルソートは効率が良いか、説明せよ
比較回数や計算量から、効率が悪いことを主張してから、選択ソートの方が比較回数が少ないこと、クイックソート、マージソートの方が計算量が小さいことなどを記述しました
730点 or 780点で満点との噂
面接 翌日 13時~
1人 5分くらい
(1)志望動機
情報技術や数理モデルを用いたデータの解析とそれを用いた情報工学や経営工学、病理学への応用に興味があるから
(2)これまで勉強してきたこと
グラフ理論やアルゴリズムなどの情報系科目をやった
卒研では、ネットワークモデルを用いた感染症データの解析をしている
(3)学部卒業後の進路
神戸大学のシステム情報学研究科(修士)に進学する
(4)博士に興味はあるか
検討中で、研究内容や業界状況によって決める
(5)どんな業種に就きたいか
データサイエンティスト
(6)試験の出来
数学が難しかった
物理と小論文は実力を出しきれた
(7)数学は好きか
解析系は好き
周りが遊んでいる中で勉強するのは辛いです。仲間をたくさん作りましょう。また、クラスの友達と助け合いましょう。僕は何度も救われました。(特に単位)
編入は情報戦でもあるので、先生や先輩に頼りましょう。英作文と数学、物理については週2回のペースで先生を頼りにしていました。
どうせならたくさん勉強した方がいいと思います。僕はもっと勉強すれば良かったと少し
後悔してます。でも開放感と将来への楽しみの方が大きいです。
同じ大学に編入する人は仲良くしてください。
神戸でおしゃれ&キラキラな大学生活を送れますように。
一度来てみて下さい。校舎(経済学部があるキャンパス凄い)と立地(山の中腹)と大学周り(特に三宮)に僕は惹かれました。
数学:編入数学徹底研究、大学編入のための数学問題集、編入数学過去問特訓
物理:物理のエッセンス、大学生の初等力学、大学生の電磁気学
小論文:社会人入試の小論文
TOEIC:金のフレーズ、文法特急
名前:松
出身高専:大島商船高等専門学校 商船学科 航海コース
学科順位:1年次:9位 2年次:9位 3年次:12位 4年次:12位 5年次:7位
受験年:2020年
受験大学(受験科目):神戸大学海事科学部グローバル輸送科学科ロジスティクスコース 小論文・面接(推薦入試)
併願大学:なし
部活や資格:詩吟部、空手道部
TwitterID:@Matsukouoshima
船員として働くつもりはなかったため、大卒の学歴は最低限欲しいと考えたため。
推薦基準を満たすため、成績で「優」の数を増やし、クラス上位1/3以上は常にキープするよう、定期試験を頑張った。
TOEICを初めて受験した。
TOEICの勉強
小論文・面接の対策
私が受験したのが2020年6月で丁度レジ袋有料化の時期だったため、小論文のテーマもこの事についてでした。私が行った対策としては、日頃から新聞やニュースを注意して見ること、また色々な本を読んだり、講座を受けたりすることです。
過去問は高専の先生から貰いましたが、それは例年どのようなテーマ、出題形式なのかの確認に主に用い、実際に小論文を書く練習をしたのは前日の1回だけです。大学の小論文試験で見られるポイントは、綺麗な文章が書けるかではなく、どれだけ物事を多角的な視点から、論理的に考えられるかです。
文章の書き方というのは、自分の考えを伝えるための「手段」でしかなく、最低限「起承転結」の整った文章を書くことができれば大丈夫です。実際、文章構成などの対策ばかりをしていた学生は不合格でした。私は、当時はまだ世間には浸透していませんでしたが、近いうちにトレンドになると考えた「SDGs」について講座や本で勉強しており、その知識を小論文の内容に取り入れたことが良かったのだと思っています。
面接対策の本を買って、取り敢えず定番の質問に対する回答は作成しました。特に具体的に興味のある研究室、大学の授業を考えておくことが重要です。また近年の大学では分野横断性、つまり幅広い分野を学ぶことに力を入れています。
そのため高専の専門分野はもちろんのこと、幅広い学問分野に関心があるという事をアピールすべきです。私は「ひろしま通認定試験」という広島市認定の資格を持っており、また広島「平和メッセンジャー」という活動の経験があり、面接でもすごく興味を持って質問されました。
さまざまな本を読んだりして、高専の専門分野以外の自分の得意分野を1つ持っておくと良いと思います。受験する学部についての専門的な口頭試問がある場合は、正しい答えを言うことよりも、とにかく自分の言葉で一生懸命答える姿勢が大切です。
推薦入試の場合は、とにかく幅広いことに興味をもっておくことが一番の対策になります。
特になし
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