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筑波大学|ZENPEN https://www.zenpen-kosen.com 大学編入を目指す高専生のために Sun, 18 Aug 2024 06:01:26 +0000 ja hourly 1 https://www.zenpen-kosen.com/2021update/wp-content/uploads/2021/01/cropped-fav-32x32.png 筑波大学|ZENPEN https://www.zenpen-kosen.com 32 32 2025年:筑波大学 情報学群 情報メディア創生学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/1579/ Fri, 20 Sep 2024 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=1579 自己紹介

名前:ドスキレアジ
出身高専:ド田舎高専 電気情報科
学科順位:1年次:30位 2年次:20位 3年次:11位 4年次:8位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):筑波大学 情報学群 情報メディア創生学類
併願大学:東京都立大学(合格)専攻科(合格)
部活や資格:帰宅部 TOEICスコア:795

なぜ編入をしようと思ったか

元々は推薦でそこそこの大学に行くつもりでしたが、席次がクソ雑魚で出願資格が無かったので学力受験に切り替えました。せっかく学力受験するなら推薦がないところに行ってやろうということで筑波大を選びました。研究学園都市っていう響きがかっこよかったのもあります。2教科+TOEICだけで受けられるのもGood。

学年ごとの勉強内容

1~3年

入学当初はコロナが流行っていて遠隔授業でした。遠隔だからとろくに授業を聞いていなかったのでテストでひどい点数を取りました。2、3年になってからもさぼり癖は治らず、テスト前日になってからしか勉強ができない体になっていました。
ゲームばっかしてました。あんまりよくないですね。

4年前期

学校から進路を決めろと言われたのでとりあえず進学することだけ決めましたが、受験勉強は一切してませんでした。実験や研究でプログラミングすることが増えたので、C言語の基本的な読み書きはできるようになってました。ちなみに学校に受けらせられた最初のTOEIC IPテストのスコアは350点でした。

4年後期

とりあえずTOEICをやっておけば間違いないらしいので、夏休み明けくらいからだらだら金フレを覚え始めました。1日2~3時間くらい勉強できるようになって成長を感じましたが、年末の研修旅行から帰ってきてからはまた勉強時間が減ってしまいました。ちなみに旅行中には有馬記念を見に行きました。武豊とドウデュースが勝ちました。

年明け1月のTOEICは585点でした。時期的に3月のTOEICがラストチャンスだったのでさすがに焦り始めました。下振れても730点は超えるように必死こいて勉強した結果、795点をとることができ、ようやく編入試験のスタートラインに立つことができました。

TOEICスコア推移
5月:405 (L:220/R:185)←金フレ使用
11月:460 (L:235/R:225)←文法特急使用
1月:585 (L:250/R:335)←出る1000使用
3月:795 (L:400/R:395) ←abceed使用

Readingは出る1000と公式問題集やってたら伸びました。
Listeningはシャドーイングとか勉強方法がいっぱいあるみたいですが、しっくりこなかったので最後の試験の1週間前にabceedに課金して1日中やってたら伸びました。

5年前期

春休み期間

TOEICが終わり、まず志望校を決めました。何教科も勉強したくなかったので数学と情報の2教科(+TOEIC)で受けられる筑波大の情報学群を選びました。この時点で春休みは残り2週間だったので、この期間で「編入数学徹底研究」を終わらせました。勉強時間は6時間/日くらい。やっとエンジンかかってきました。

4月~5月

数学は「編入数学過去問特訓」と「大学編入のための数学問題集」。
情報は「c言語によるはじめてのアルゴリズム入門」をメインに勉強してました。
勉強時間は7時間/日くらい。Soul’d Outっていうアーティストの曲を聞いて気を保ってました。

6月~7月

数学はこれまでにやった参考書を繰り返し解いてました。情報は新たに「定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造」を加えて勉強しました。
学校に過去8年くらいの過去問がおいてあったので全部解きました。どの年も7~8割位解けてたのでもういいやって感じでモチベが消え去りました。それからはやってきたことを忘れない程度の勉強だけしてました。後半失速したので勉強時間は6時間/日くらい。

試験前日

新幹線に3時間乗った後、つくばエクスプレスで駅前のホテルまで行きました。周りには筑波を受験するであろう高専生がたくさんいておもしろかったです。夕食には願掛けにと300gのとんかつを食べに行ったのですが胃もたれしてしまいました。それから過去問とか参考書とかをパラパラ眺めてから眠りにつきました。

試験当日

試験内容

当日の試験会場に張り出されていた受験番号を見た感じ、情報科学と創生メディア合わせて130人くらい受験してました。ほとんどの人は併願していると思うのでみんなライバルですね。

試験開始時間となり、回答用紙と計算用紙が4枚ずつ配布されました。数学2問、情報2問を2時間以内に解くかんじです。開始直前に時計を忘れてることに気が付きました。試験場には時計は設置されておらず、体内時計で時間配分する羽目になってしまいました。痛恨のミス!

試験が始まり、あとどれくらいで終わるのか分からない恐怖を感じながら解き進めていきました。

数学1

ヤコビ行列とヤコビアンを求めて楕円体の体積を求める問題。
10割できたと思います。

数学2

固有値、固有ベクトルを使った標準化問題。簡単な問題のはずですが後半テンパっちゃってミスりました。6割くらい。

情報1

単純パーセプトロンによるOR演算の学習をプログラムで実現する問題。
何を言っているのか分からないと思いますが僕も理解できませんでした。実際は言われたとおりにプログラムを書くだけでした。8割くらい。

情報2

バケットソートと奇数ソートをプログラムで実現する問題。
結構ややこしい構成だったので時間がかかってしまいましたが頑張って解きました。8割くらい。

とりあえず時間内には解き終われて安心しました。
数学は今までで一番簡単でしたが、情報はそこそこ難しかったと思います。
手応えは割とよかったので気分よく帰路に付けました。

1週間後に結果発表がありました。第1志望の学類に合格してたので安心しました。情報科学は17名、情報メディアは18名合格していたので倍率は4倍くらいですね。(第1志望の学類に確実に入るためには上位17位以内に入る必要があるので7倍くらいになる。)

友達からは「おめでとう」と言われてうれしかったですが、家族からの合格祝いなどは特になかったです。

他に受験してたところも全部合格してました。ハッピーエンドです。

面接

筑波面接ないです。昼頃には帰れます。
試験が終わってからは帰りの新幹線の時間まで上野公園で昼寝してました。

後輩に伝えたいこと

・筑波大学の合格ボーダーは 240/300点(8割)だと言われていますが、近年の問題の易化と倍率から考えると250は取っておくべきだと思います。

・編入試験は情報戦なところがあるので第1志望の体験記はある分だけ見ておくことをおすすめします。

・プロコン勢が有利なのは間違いありませんが、最近はプロコン以外の範囲(情報工学とか)からの出題も多いのでプロコン経験の有無に大きな差は無いと思います。

では勉強がんばってください。当日は時計だけ忘れないように!

オススメの参考書

TOEIC

筑波は730点で満点っぽいです。

「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ 」
説明不要のみんな使ってるやつです。単語帳はこれだけで十分だと思います。

「1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急」
2週くらいしました。でる1000やるならあんまりやる意味ないかも。

「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」
2週くらいしました。これで結構スコア上がったのでおすすめです。

「公式問題集」
10回分くらいやりました。時間計りながら解く → 採点 → 答え見ながら全部解きなおすって感じで勉強してました。最初のうちは1回分解くのにも結構時間かかると思います。

「abceed」
英語学習アプリです。課金すれば模試とか例題が解き放題になります。
寝っ転がりながらできるので気楽に勉強できました。

数学

筑波数学は複素・微分方程式・確率・応用数学(ベクトル解析・フーリエ・ラプラス)は範囲外なのでこれらを除外して勉強しました。

「編入数学徹底研究」
みんなやってるやつです。4週くらいしました。

「編入数学過去問特訓」
3週くらいしました。時間あるならC問までやるべきだと思います。

「大学編入のための数学問題集」
3週くらいしました。結構いい難易度してます。

「大学編入試験問題 数学/徹底演習」
試験1週間前に初めて、復習がてら1週しただけです。そんなに難しくないです。

情報

筑波情報はプログラム穴埋めと計算量(オーダー)求める問題が大半です。
グラフィック系のプログラムは飛ばしました。

「C言語によるはじめてのアルゴリズム入門」
5週以上はしました。神の本です。これやるだけでメジャーなアルゴリズムは大体制覇できます。受験期間中はこの本を枕にして寝ましょう。
計算量については書いてないので定本でカバーしましょう。

「定本 Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造」
たまに出る記述問題と計算量の問題対策です。プログラムの書き方に癖があるので読み慣れておくという意味でもやった方がいいかも。

あと僕はやってませんが、AtCoder使って勉強してる人も結構多いみたいです。

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2025年:筑波大学 理工学群 社会工学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/1553/ Mon, 02 Sep 2024 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=1553 自己紹介

名前:sugi_nole
出身高専:津山工業高等専門学校総合理工学科情報システム系
学科順位:1年:5,5,3,2 2年:5,5,5,5 3年:5,37,5,6 4年:17,7,2,15
受験年:2024
受験大学(受験科目):筑波大学理工学群社会工学類【合格】 数学(微分積分、線形代数、統計)
併願大学:岡山大学数理データサイエンス【合格】、山口大学知能情報工学科【合格】
部活や資格:美術部、TOEIC710

なぜ編入をしようと思ったか

(数学したい)+(経済知りたい)+(楽に学歴ロンダしたい)=(筑波大学の社会工学類が結構ええらしいぞ)
という式が頭に浮かんだ3年冬に編入をケツイした.

学年ごとの勉強内容

1~3年

席次を上位に食い込ませることだけ考えて生きていたら、重度の社会経験不足に祟られた.
数学だけは人一倍のめりこんでた.

(「数学はこいつに訊いとけば教えてくれる」というレッテルを振りまくことで、受動的に勉強できる環境を整えておけば楽)

3年の冬に筑波と決めてから数学とTOEICの勉強を始めた.
「徹底数学演習」「toeic公式問題集4」「公式VOCABULARY BOOK」「金フレ」「でる1000」「特急文法」を購入.

この時期では編入試験用の参考書なんかより高専数学を死ぬ気でやった方が良い
∵いろんな大学で、1年や2年でならった覚えてないようなものを問うてくる問題が結構出るので。

4年前期

6月:筑波大学システム情報系 高野准教授の金融工学、数理最適化、機械学習という言葉にひかれて高野研究室を目標に決める。

徹底数学演習は1回通り解いた。

しゃぶりつくした参考書は次の3点。線形とマセマは3周以上した
「線形代数学」「マセマ確率統計」「数学シリーズ―数理統計学―」
まじ筑波大やるならこれらは必須

趣味で買った本(面接の話題はほぼここ)
「数学のかんどころ26―確率微分方程式入門―」
「社会工学が面白い―学際学問への招待―」
「ザイム真理教―それは信者8000万人の巨大カルト―」
「プーチンはなぜ暴挙に走ったか」「生活者の金融リテラシー」
「ベイズ統計学」「多変量解析」
「The Changing World Order」「それでも金融はすばらしい」

面接の話題作りに最も力を入れた.
ずっと前から石丸伸二氏が気になっていたので彼について夢中に調べていた。面接で語ったことの主軸は石丸伸二氏の思想から。

編入数学の勉強は、おそらく独力ではやる気が出ないので
周りの仲間が自分に教えを乞うて来てくれる環境を作っておく.(最強)
そのためには誰よりも早く「徹底数学演習」を解いて編入話題の最先端を行くべき.

4年後期

面接の話題を拾い集め、自分の目標や興味の対象、将来像を一貫した物語として作り上げる.説得力のために”活動”をして日誌をつける.

例えば「数学好き」「起業したい」「社会課題解決したい」などの自己認識を客観的に理解させるために次のような活動・勉強をやった.

〇アントレプレナーシップという学校が推進している起業家ワークショップ

アントレプレナーシップの活動にて、岡山大学企業部主催の「AIで社会課題を解決しよう」というワークショップが開かれた。AI(会話型AI・chatGPT)を用いて、自分の持っているリソースを元に、社会課題解決に向けたビジネスモデルの考案をする企画。

〇金融工学における数学モデルをエクセルで実際描画してみる

ブラックジョールズ方程式をはじめとする確立解析の学問に興味があったため、エクセルで数値計算をさせて、解析解やドリフト項のみの解析解と比較した。例えば、確率項を持つ確率微分方程式は、ドリフトのみの解に対して期待値がずれたものが出てくる.それは確率微小項が時間に対し1/2次のオーダーを持つことに起因する。所感として、この一連の事実を知ったときに「うつくしい」と感じた。

夏休みはnoteに上がっている筑波社工の過去問十四年分を1通りとき、他の時間は1日3時間ほどTOEICに充てた。
2023年9月:560
2023年12月:630
2024年1月:700
2024年4月:710
TOEICの点数の伸びが芳しくないのでみんなはもっと早く取り組もう

5年前期

運よく山大、岡大、筑波大の3つすべてで受験番号が003だった。

山大、岡大は志望理由を2週間前に作った.1割ほど軽くばれないほどの嘘はついたがみんなはやめよう.

筑波社工14年分の過去問を2周したのち、最後に清書して担任に譲渡した

面接の話題作り活動

〇SICLUS

インドネシアの友達が誘ってくれたSDGs活動
ちょうど筑波の社工も社会課題解決を掲げているのでやってみることにした。
「イノベーションで持続的な社会を実現する」活動。
本校の留学生ら2人の有志と協力して、津山のゴミ問題を我々の強みである情報技術により解決するアイデアを提案した。
➡津山での問題である吸い殻ポイ捨て問題。水質汚濁やマイクロプラスチックという甚大な環境負荷に対して、データベース上に路上喫煙ホットスポットの登録、ダイクストラ法による最適なごみ収集をし、集めた吸い殻はセルロースアセテートの性質を利用してポイ捨て防止ステッカーに変えるというアイデアを考え付いた。

(ダイクストラ法は不適なので面接官に注意された)

試験当日

試験内容

数学

微積、線形代数、統計

  • 微積は微分と積分の定義などかなり深いので「数学基礎・解析入門」やろう
  • 線形代数は、他の大学でやるような表面的な理解では到底解けないので、線形空間などしぬほど深くやろう「線形代数学(川久保勝夫)」
  • 統計検定2級まではあるんじゃないかってくらいの範囲

順序統計量が出るってことは明らかに高専の範囲じゃないし、とにかく「マセマ」でも「明解演習確率統計」「数理統計学」を参照することをお勧めする。
特に確率統計なんて”数学チック”とは呼べないので、そこんところ厳密に書いてくれている「数理統計学(稲垣宣生)」は必須

TOEIC

特筆することはない

試験の所感

大問1,2,4,5,6は完璧に解けた
3だけは方針だけ立てた

面接

面接では大問3を口頭でどのようにして解くか説明して加点を狙った。

志願理由は手放しで一方的に話し続けた。
そのあとで深堀される感じ

後輩に伝えたいこと

以上、僕が主にやったこと
【過去問】【趣味の本+参考書】【面接話題の活動】
の3本です

勉強も苦しいほどはやらずに、適度に周りに教えながらやってきました。
「勉強」=「苦」という負の報酬系を作らないように注意しよう

ちなみに先生との面接練習は1回もしたことないです。型にとらわれず自由にしゃべりましょう.

オススメの参考書

必須

「徹底数学演習」「線形代数学」「マセマ確率統計」「数学シリーズ―数理統計学―」
「toeic公式問題集4」「公式VOCABULARY BOOK」「金フレ」「でる1000」「TOEICL&Rテスト初めてでも600点が取れる!」「特急文法」

趣味

「数学のかんどころ26―確率微分方程式入門―」「cによる数値計算法」
「社会工学が面白い―学際学問への招待―」「教養としての『金融&ファイナンス』大全」
「ザイム真理教―それは信者8000万人の巨大カルト―」
「プーチンはなぜ暴挙に走ったか」「生活者の金融リテラシー」
「ベイズ統計学」「多変量解析」「The Changing World Order」「それでも金融はすばらしい」

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2024年:筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 生物・化学 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/1320/ Sun, 15 Oct 2023 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=1320 自己紹介

名前:ああ
出身高専:関東の高専 化学系
学科順位:1,4年次 2位 2,3年次 3位
受験年:2024
受験大学(受験科目):筑波大学 生命環境学群 生物資源学類
生物・化学
併願大学:なし(神戸大学 国際人間科学部が第2希望)
部活や資格:

なぜ編入をしようと思ったか

筑波大学に憧れがあったのと、受験科目数が少なく、手をつけやすかった。また、農学を学びたいと思ったから。

学年ごとの勉強内容

1~3年

高専生活楽しんでいて、TOEIC以外何も勉強していなかった!定期テストだけは全力で取り組んで、研究室の希望が必ず通る(成績順)ように上位を維持していた。TOEICは1年 275😎で英会話通いながら楽しくスコアを上げて3年 500をどうにか取った。

4年前期

定期テストとTOEIC以外遊び呆けていた。TOEICは金フレを2年かけてようやく800語くらい覚えて600超えた笑

4年後期

夏休みもやる気出ずに遊び呆けて、数学を諦める。早稲田大学の指定校推薦の制度を狙っていたため、定期テストに全力を尽くした。

5年前期

春休みにTOEICの特急シリーズをやりまくり、700をどうにか超えた。ようやく焦りが生まれて1日10時間で生物・化学の重要問題集を急いで解き始めて、卒研しながら6月初旬に2周ずつ解き終え、過去問を解き始める。志望動機は1ヶ月かけて書き、6月から面接練習を始めた。

試験当日

試験内容

過去問は筑波大学のHPに載ってます。

面接

20分間で志望動機について詳しく聞かれました。環境問題を解決したいと言ったのですが、地球環境の現状を知っているか。具体的にどのように解決するのか。二酸化炭素の排出の割合は?など本当に詳しく聞かれたのでしっかりと筋道を立ててストーリーを描き、詰めていくと面接対策になると思います。

後輩に伝えたいこと

早めに勉強を始めることをお勧めします…

オススメの参考書

化学

化学重要問題集

歴代の先輩方がこれを使っていたので、使いました。1周目は難しすぎて萎えます。でも力がつきます💪

生物

ここみらい(YouTube)

生物は全く覚えていなかったので、YouTubeの授業を1周して内容理解しました。分かりやすい且つ全25講と取り掛かりやすくてとてもオススメです!これに生かされました…

生物重要問題集

筑波は記述が多いイメージだったので、記述対策としてこの問題集に絞って解いてました。難しいけど、複雑な生物の仕組みを解いて整理して理解することが出来たのでおすすめです。

TOEIC(全て特急シリーズ)

金フレ

これしか勝たん!700が目標だったので、800語くらいを完璧にしました。

文法特急

金フレとこれだけやって500超えました。

パート5特急 420問ドリル
読解特急
5分間特急 超集中リスニング
パート3,4特急 実力養成ドリル

参考書が小さくないと続きませんでした💦
最後のパート3,4特急 実力養成ドリルは1ヶ月ほど続けるとリスニングが約100点上がって驚いたのでおすすめです。

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2024年:筑波大学 理工学群 化学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/1284/ Sat, 16 Sep 2023 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=1284 自己紹介

名前:はると
出身高専:福島高専 化学・バイオ工学科
学科順位:1年次:5位、2年次:7位、3年次:5位、4年次:5位
受験年:2023年
受験大学(受験科目):筑波大学 理工学群 化学類(不合格)
併願大学:東北大学 理学部 化学科(合格) 東北大学 工学部 化学・バイオ工学科(合格)、 北海道大学 工学部 応用理工系応用化学科(合格)、群馬大学 理工学部 物質環境(合格)
部活や資格:バドミントン部所属 TOEIC:560
TwitterID:NjNWKWocaGyIOxl

なんでも気軽に聞いてください😚

なぜ編入をしようと思ったか

研究を行いたいため。

科目ごとの勉強方法

数学

特になし(併願校では使いますが、別で体験記を書いています。)

物理

特になし(併願校では使いますが、別で体験記を書いています。)

化学

高校化学

教科書を読んで過去問をやりました。

有機化学

範囲:マクマリーのアルカンからアミンまで

  • マクマリー有機化学概要
  • 有機化学演習 基本から大学院入試まで
  • 過去問
無機化学

範囲:原子系、分子軌道法、結晶、酸塩基、酸化還元(電池など)、錯体

  • 無機化学演習 大学院入試を中心に
  • 無機・分析化学演習 大学院入試を中心に
  • ハウス無機化学上・下(一部)
  • シュライバーアトキンス無機化学上下(一部)
  • 過去問
物理化学

範囲:化学熱力学、反応速度論

  • 化学熱力学 原田義也著
  • 物理化学演習I 大学院入試問題を中心に
  • アトキンス物理化学概要(一部)
  • 過去問

point

過去問は早めにやるべきだと思います!過去問はもちろん本番でどれくらいできるかの指標になりますが、傾向を理解する上で大切です!ギリギリにやると、過去問を全て理解しないうちに試験になってしまいます!過去問で満点を取れないのに本番で満点は取れません。なので、しっかり満点が取れるほど解き慣れる必要があると思います。

過去問は志望校だけでなくたくさんの大学のものを解きました。東大、東工大、農工大、横国、筑波、北大、東北大、広大など。理由として、編入の試験範囲は高校から院試の一部を含み、編入ならではの問題もあります。なので、編入問題慣れが必要です。
編入仲間と協力して勉強することも大事です。過去問の多くは答えがないので答え合わせなどする時にとても協力し合いました!教えたり、教えてもらったりすることはとても理解につながります!

流れ

1〜4年は全ての教科で成績「優」を取るイメージで頑張ってください!そうすれば順位も対応して高いと思います。できるだけ高い成績は取るべきです。
TOEICは3年の春休みから4年の12月まで
筆記試験対策は4年の1月から試験まで

英語

僕のTOEICの勉強はあまり参考になりません。スコアを見たら分かると思いますが、上がりませんでした笑笑
とにかく単語(銀フレ、金フレ)をやり、次に文法特急、そして公式問題集を解いてました!

専門科目

特になし

試験当日

試験内容

過去問を見てみてください!
出来は全体で9割(2ミス)
※感覚です。

面接

面接官は3人
内容はごく普通で、動機や卒業研究の内容、将来の夢、得意科目などを聞かれました。かなり、真面目な感じでした。

後輩に伝えたいこと

不合格でした!

今年は26人の受験者がいて1人のみ合格でした。この学科は理学部で、高専から理学部への編入は少し難しいと良く聞きます。

人数から分かる通り、かなりの難易度でした!試験問題も難しく、過去問を解いてみるととても面白いです!応用理工を受けるのが妥当だと思いました。もちろん難しいですが、可能性は高いと思います。

しかし、行きたい研究室などがはっきりしているのであれば全然挑戦してみていいと思います!
本当に受かった人カッコ良すぎる🥺

オススメの参考書

勉強方法のところに書きました。

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2024年:筑波大学 生命環境学群 生物資源学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/1180/ Sat, 05 Aug 2023 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=1180 自己紹介

名前:さつまいも
出身高専:鈴鹿高専 生物応用化学科
学科順位:1年次:8位、2年次:7位、3年次:8位、4年次:9位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):筑波大学 生命環境学群 生物資源学類(生物、化学、TOEIC、面接)
併願大学:京都工芸繊維大学 応用生物学課程(合格) 、 静岡大学 農学部 応用生命科学科(合格)、専攻科(補欠合格)
部活や資格:音楽部、TOEIC 715点
Studyplus:お芋好き子

なぜ編入をしようと思ったか

研究者になるためには大学の院卒であることが必須条件であると聞いていたため、高専入学時から大学に進学しようと考えていました。

学年ごとの勉強内容

1~3年

まだ受験校は決めていませんでした。ですが、推薦入試を受けるかもしれないことを考えて、定期テストの勉強や副教科の実技試験は頑張って全ての教科で80点を超えるように努めました。また、順位はなるべく1桁を維持するように頑張りました。
3年の10月に初めてTOEICのIPテストをノー勉で受けて350点でした。そこから「金フレ」と「文法特急」を始め、1月のIPテストでは480点に上がりました。私はそれで満足してしまい、そこから全く勉強することのなく3年生が終わりました。

4年前期

4年生からは受験勉強しようと意気込んでいたものの、部活や創造工学、ありえないくらい科目数の多い定期テストに追われてTOEICの勉強すらままならない状況でした。夏休み前に部活を休部したものの、夏休みの予定をバイトでほぼ埋め尽くすという大失態を犯し、結局あまり勉強してませんでした。
TOEICはちょこちょこ受けていました。勉強方法は3年生の時と一緒です。
6/22(IP):525点 、 6/26(公開):545点

高専で生物コースを選択していたこともあり、大学でも生物を学びたいと思っていたので、この頃に併願校を含めた志望校を生物系に絞って決めました。
また、部活の先輩が研究室見学に行っていたという話を聞いて、私もそうしようと大学についてウェブで色々調べ始めました。当時の担任の先生に研究室見学のアポ取りのためのメールを添削してもらい、夏休みに実際に京都工芸繊維大学と筑波大学の研究室をいくつか見学しました。
研究室見学をすることで研究内容や研究室の雰囲気をウェブ上で見るより詳しく知れるだけでなく、志望動機をより説得力のあるものにできるためおすすめです!

4年後期

10~11月

友達に勧められて「出る1000問」を始めました。また、研究室見学の際にお世話になった方からのおすすめで「直前の技術」も始めました。「公式問題集」にも本格的に手を付け始め、11/2のIPテストでは670点を取ることができました。

12~1月

この頃からStudyplusというアプリを入れて勉強時間を記録し始めました(おすすめ)。
TOEICの流れが良かったので、この調子で700点超えるぞと意気込んだのもつかの間、12/18の公開テストで600点を取るという、まさかの70点も下がる事態となりました。追い打ちをかけるようにStudyplusで流れてくる友達のTOEIC700点以上の達成報告…。

ここから私の地獄は始まりました。

まず「金フレ」を思い切ってやめて「金のセンテンス」に切り替えました。文章で単語を覚える方が向いていると今更気づいたからです(この時点で金フレは半分も覚えていなかった)。「金のセンテンス」に切り替えてからは、なんと1か月で全ての単語を覚えることができました(今までの時間はいったい…)。単語は「金のセンテンス」だけでなく、「公式問題集」の分からない単語をノートに書いて復習することで覚えたりもしました。
リスニングは、「公式問題集」や「トレーニングリスニング編」のスクリプトをひたすらシャドーイングしたり倍速で聞いたりして耳を鍛えました。
リーディングに関しては、パート5は「出る1000問」をひたすら周回、パート6・7は「公式問題集」や「トレーニングリーディング編」をひたすら解いたり熟読したりしました。
冬休みから毎日4~10時間は勉強しました。メンタルはボロボロでしたが、1/29の公開テストでなんとか715点を取ることができました。
(冬休み~1月:248時間勉強)

2~3月

TOEICに区切りがついたので、生物と化学の勉強を本格的に始めました。
高専では高校生物を習わないため、研究室の先生からおすすめされた「セミナー生物基礎+生物」をひたすら周回して基礎を固めました。その後は「実戦生物重要問題集」で応用問題も解きましたが、難しくて1周しかできませんでした。参考書として「フォトサイエンス生物図録」や「基礎から学ぶ生物学・細胞生物学」を用いました。
化学は基礎から専門まで高専で習っていたものの、全て忘れてしまっていたので「実戦化学重要問題集」や「有機化学演習」をひたすら周回しました。参考書として1~2年生の時に授業で使っていた化学の教科書や、授業資料を用いました。
特に予定がなければ1日9~11時間は勉強していました。
(2月:203時間 、3月:266時間)

5年前期

4月

5年生になってからは、問題集の周回だけでなく、過去問にも手を付けるようになりました。また、筑波大学に提出する800字の志望動機も考え始め、ノートに箇条書きで志望動機を書き起こしたりしていました。この頃からもはや勉強のことしか考えられず、授業中はずっと内職、授業のない時間帯は図書館に籠る、寮に帰ってからも日付をこえるまでひたすら勉強する、といった生活を送っていました。
(256時間)

5月

この頃から問題集と過去問にかける時間が逆転してきました。受験校の過去問は一通り終え、分からない問題は先生に聞いて解説をして頂きました。過去問は受験校のものだけでなく、ウェブ上に公開されている様々な大学のものをあるだけ片っ端から解きました。問題集を周回することで、生物も化学も高校の範囲はほぼ完璧になったので、過去の授業資料を復習して大学の範囲も勉強しました。また、大学の出願も始まり、面接対策も本格的にするようになりました。800字の志望動機も完成させました。
(284時間)

6月

ひたすら問題集と過去問を繰り返し解いたり、面接対策を行ったりしていました。
静岡大学入試とその2日後に専攻科入試があったためハードスケジュールでした。静岡大学入試が終わった翌日に専攻科の受験科目である数学を1日で詰め込みましたが、案の定合格は逃しました。ですが静岡大学からは無事に合格を頂けたので、だいぶ気が楽になりました。
7月頭の京都工芸繊維大学入試に向けて、生物を中心に勉強しました(受験科目が生物だけなので)。
(281時間)

7月

京都工芸繊維大学入試は筆記試験が難しくて絶望しました。京都工芸繊維大学入試が終わってからは1週間後の筑波大学入試に向けて、今度は化学を中心に勉強しました。生物と面接対策は前日にもう一度復習しました。

試験当日

試験内容

過去問はウェブ上に過去3年分が掲載されています(模範解答もついてて優しい)。
生物・化学・数学・経済学から事前に2科目選択する形式です。試験時間は120分で配分は自由です。私は生物と化学を選択しましたが、生物と数学、または化学と数学を選択してる人も結構いました。

試験会場に入るとスマホやタブレット端末等は一切使えません(使うと注意されます)。また、関数電卓も使用禁止なので注意が必要です。

今年はどの科目も例年に比べてかなり易化していて解きやすかったですが、周りと差がつきにくいので、今年はTOEICと面接ゲーだなと思いました。

面接

面接官は3人で、タイマーで20分測っていました。基本的に事前に提出していた800字の志望動機から質問されると聞いていたため、そのつもりで面接対策していましたが、途中から聞くことが無くなったのか志望動機とは全く関係ない質問を次々にされて焦りました。

「絶対にこの大学に行きたい!」という強い熱意を伝えるために、プレゼンするように自分の言葉で具体的に説明することを心がけました。実際、志望動機を研究室見学と卒業研究の経験を絡めてやりたい研究とともに具体的に説明したところ、「すごく積極的ですね!」と面接官から言われました。また、低学年の頃からテスト勉強を頑張っていた甲斐あってか、「すごく成績が良いですね!」とお褒めの言葉を頂きました。

筑波の生物資源学類は面接の配点が高いのもあって、何気なく言った言葉に深く突っ込んでくることが多かったです。面接の雰囲気は和やかでしたが、ちゃんと対策しないとかなりボロが出やすいので注意が必要です。以下に実際にされた質問を挙げていきます。

  • 志望動機
  • 将来の展望
  • バイオコンバージョン(興味のある研究内容)の何に興味があるのか
  • 微生物を用いて具体的にどうやって環境問題を解決したいのか
  • バイオエタノールの生産過程で用いられる技術について知っていることを今まで学んできた専門知識と絡めて説明して(答えられなかった)
  • 酵母は分裂以外でも増えるのか
  • 卒業研究の興味深いところ
  • 卒業研究を進めるための実験方法
  • 留学に興味はあるか
  • どんな国に留学に行ってみたいのか、またその理由は何か
  • 趣味は何か
  • (読書と答えたため)どんな本を読んでいるのか
  • 受験が終わったらどんな本を読みたいか
  • 運動は好きか
  • 部活は何をしているのか
  • 部活は大学でも続けたいのか
  • 教員免許を取るつもりはあるか(いいえと答えた)
  • 2年次編入になるかもしれないがいいか(もし教員免許を取るのなら確実に2年次編入になると言われた)

後輩に伝えたいこと

私の周りの友達は推薦で次々にとんでもなく有名な企業や大学に進路が決まり、その中で実質一番最後まで受験勉強をしていた私は後半戦のメンタルがかなり死んでました。1日何回も逃げ出したくなりました。ですが、そんな時はいつもZENPENの先輩方の体験記を読んでやる気を出していました。なので今度は私が皆さんに体験記を残したいと思い、投稿に至りました。

皆さんに一番言いたいことは、「絶対に無理はしないで!」です。私は若干無理して勉強していたせいで、3月末に思いっきり体調を崩して3日間寝込みました。これが試験日と被っていたらと思うと今でもぞっとします。皆さんはくれぐれも無理しないように、体調管理はしっかりしましょう。

気分転換も大事です!私もずっとずーっと勉強していた訳ではなく、疲れたらお昼寝したり、散歩したり、カフェに行ったりしてました。春休みには友達や家族と遠出もしたりしました。勉強することも大事ですが、たまには自分にご褒美をあげましょう。

もし何か聞きたいことがあれば、StudyplusのDMで受け付けます。
皆さんの健闘を祈ってます!

オススメの参考書

TOEIC

  • TOEIC L&R TEST 出る単特急金のセンテンス 新形式対応
    • 金フレと違って、文章で覚えるタイプです。単語は主にこれを用いて覚えました。
  • TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ 新形式対応
    • アウトプット用に用いました。単語で覚える方が得意ならこっちの方がいいかも?
  • 1駅1題TOEIC L&R TEST 文法特急
  • これをするだけでパート5・6の解き方が大体分かるようになります。問題数は少なめで初心者向き。
  • TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問
    • これを周回することで文法問題を安定して9割取れるようになりました。
  • TOEIC L&Rテスト直前の技術 新形式完全対応
    • TOEICを受けるうえで知っておいた方がいいコツやテクニックが学べます。
  • 公式TOEIC Listening & Reading トレーニングリスニング編・リーディング編
    • どちらも20日間のドリル形式で各セクションの問題数も多くないので、公式問題集より取り組みやすいです。
  • 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6~9
    • 各問題集2周以上はしました。

生物

  • セミナー生物基礎+生物
    • これ1冊で高校生物は網羅できます。要点もまとまっているので独学でも学びやすいです。少なくとも4周は解きました。
  • 実戦生物重要問題集ー生物基礎・生物2021
    • 難易度高めです。セミナーを周回してから解きました。
  • フォトサイエンス生物図録
    • 写真付きで細かいところまで解説が載っているため、参考書として優秀でした。
  • 基礎から学ぶ生物学・細胞生物学
    • 大学レベルの生物はこれで学びました。
  • 授業(微生物学など)の講義資料
    • 高専の授業で習った生物の復習も行いました。
  • 過去問(筑波・京都工芸繊維・静岡・神戸・広島・信州・茨城・岐阜・富山・新潟等、あるだけ全部の生物学)
    • これをすることで生物の応用力が身につくだけでなく、編入学試験にもなれることができました。

化学

  • 実戦化学重要問題集ー化学基礎・化学2021
    • これを周回すれば高校化学は無敵になれます。難しいですが段々慣れます。全体を3周、理論化学だけ4周しました。
  • 有機化学演習 基本から大学院まで
    • IUPAC命名法や基本的な反応を覚えるのに使いました。筑波の化学ではそんなに突っ込んだ有機化学は出題されないので、出そうなところだけをピックアップして勉強しました。
  • 改訂高等学校化学基礎と改訂高等学校化学
    • 参考書として使いました。暗記にも便利です。
  • 基礎からしっかり学ぶ生化学
    • 主にアミノ酸や脂質、糖類などの構造を覚えるのに使いました。また、代謝について詳しく解説が載っているため、生物の勉強にも使えました。
  • 授業(有機化学など)の講義資料
    • 復習に用いました。
  • 過去問(筑波・静岡・神戸・広島・千葉・名古屋・名工・都立・東北・東農工・大阪等、あるだけ全部の一般化学)
    • 生物と同じく、化学も様々な大学の過去問を解くことで応用力がかなり身につきました。
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2024年:筑波大学 理工学群 数学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/1166/ Mon, 31 Jul 2023 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=1166 自己紹介

名前:ぷー
出身高専:某四国高専
学科順位:1年次: 20位 2年次: 12位 3年次: 7位/40 4年次: 7位/40
受験年:2023年
受験大学(受験科目):筑波大学理工学群数学類    受験科目:数学、TOEICスコア提出
併願大学:神戸大学理学部数学科
部活や資格:サッカー部 TOEIC L&R 705 (第323回5/21)

なぜ編入をしようと思ったか

数学がしたかったから

学年ごとの勉強内容

1~3年

受験するつもりはありませんでしたが、数学が好きだったので数学(特に微分積分)を趣味でやっていた。基礎はまあまあ固まってたと思います。

4年前期

1~3年と同じ

4年後期

1~3年と同じ

5年前期

この時期に編入することに決めました。就職のことや機械学習をしたいことを考え、別大学と筑波の情報系の学部を志望していました。

5年生になる前の春休み中、就活をやめて、大学の編入試験問題を解いたり、参考書を解いたりしていた。TOEICも並行して勉強していた。勉強時間は1日平均8~10時間くらい。

5月の初めに、数学科を志望することに決めました。大学では自分が一番やりたいことをしたいと思ったからです。ここから、数学のみに勉強がシフトされました。幸せでした。最終、20個の大学の数学の編入試験問題を解きました。参考書も後で載せときます。

試験当日

試験内容

問題1 線形代数

複素線型写像について

問題2 微分積分

関数列の一様収束、広義積分

問題3 集合論

冪集合と写像の問題

私の準備不足で写像系の問題に対する経験や知識がなかったので問題2しか解けていません。自分の弱点を見つける良い機会になりました。

なので試験問題全く解けませんでした。さらに受験者が13人いて、筑波数学類は大体1人しか取らないので、試験最中に不合格を確信しました。結果は予想通り。
合格した1人の人、本当におめでとう。

面接

  • 志望動機
  • テストの振り返り

少し数学の知識について質問された。
あるベクトル空間について、基底となるための条件(一次独立以外で)、対角化の必要十分条件など。

私は微分方程式がやりたくてそれについて話したので、好きな微分方程式は何?って聞かれたりしました。

数学を好きになった理由も聞かれました。

後輩に伝えたいこと

筑波大学数学類では集合論の問題、線形代数では線型写像の問題が出やすかったりするのかなーって思いました。
TOEICも頑張ってください。

ホテルは研究学園にあるホテルベストランドに泊まりました。受験の二日前に到着。ホテルベストランドへは、最寄りの駅から特急券、乗車券を用いて岡山駅へ、岡山駅から新幹線特急券、乗車券を用いて東京駅へ、山手線で東京駅から秋葉原まで、秋葉原からつくばエクスプレスへ乗り換え、研究学園まで行って、ベストランド到着。不安だったらとにかく駅員の人に聞きまくりましょう。

筑波大学への行き方

つくばエクスプレスを使ってつくば駅まで行く。つくば駅のA3という出口を出てすぐ見えるバス停の、筑波大学循環と書いてあるところに停まるバスに乗る。右回りと左回りがありますが、右回りに乗って、第一エリア前だったり第二エリア前だったり、目的のところでおりましょう。

筑波はこの辺で終わります。
また、神戸書きます。

オススメの参考書

自分がやった参考書を挙げます。

数学

  • 明解演習 微分積分
  • 明解演習 線形代数
  • 編入数学過去問特訓
  • 編入数学徹底研究
  • 数検1級の問題集
  • 数学III赤チャート

英語

  • TOEIC L&Rテスト精選模試リスニング3
  • TOEIC L&Rテスト精選模試リーディング3
  • でる1000
  • 金フレ

今は、松阪和夫著の集合・位相入門(岩波書店)をやっています。
後に線型写像も本を借りて深く学びたいと思ってます。

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2023年:筑波大学 応用理工学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/1069/ Thu, 09 Mar 2023 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=1069 自己紹介

名前:AK
出身高専:沼津高専 電気電子工学科
学科順位:2年次 11位 3年次 6位 4年次 9位
受験年:2022
受験大学(受験科目):筑波大学 応用理工学類(数学・物理・TOEIC)
併願大学:東京都立大学(システムデザイン学部 電子情報システム工学科)[合格] 三重大学(工学部 電気電子工学コース)[合格]
部活や資格:TOEIC 630点

なぜ編入をしようと思ったか

パワー半導体について興味を持っていたため、編入しようと考えた。
筑波大学を選んだ理由は

  • 自然が多い事や研究機関が多いことから勉強や研究に没頭できそうな雰囲気があったこと
  • 興味のある研究室が多くあったこと
  • 編入試験の科目が少なかったこと

がある。

学年ごとの勉強内容

1~3年

編入したいなと考えていただけで特に何もしていなかった。定期試験など学校の勉強はそれなりに頑張っていた。

4年前期

学校が忙しかったのもあるが、まだ危機感をもっておらずに何もしていなかった。

4年後期

夏休みが明けてからまずいことに気づいた。まずは志望校と併願校を決める所から始めた。第一志望は筑波とすぐに決まったが、併願校は筑波の試験科目の関係で結構迷った。

英語が苦手なのにTOEICを1回も受験していないので焦って勉強を始めたのが10月頃。初回は確か380だったが死に物狂いで勉強して1月末に630点達成し、TOEICの勉強を終了した。

春休みに入り本格的に筆記試験の対策を始めた。微積分、線形代数、力学、電磁気の順番で勉強した。春休みでは力学の途中までをやった。

5年前期

春休みが終わってからは力学の残りと電磁気を行い、平行して微積分の2週目を平行して行った。それぞれ一通り解けたら2週目にいったり新しい問題集を始めたりした。複素関数はおまけ程度に受験の少し前にちょっとだけやった。

数学、力学、電磁気は3:1:2くらいの割合で勉強したと思う。

最後の1か月は過去問に取り組んでいた。入手した過去問の中で今の出題方式に似ているものは大体取り組んだ。

試験当日

試験内容

筑波大学の編入試験の過去問をやっていて最近は易化していると思っていたが今年は(少なくとも私は)難しいと感じた。問題の詳細については筑波大学HPで公開しているので確認してほしい。

私は電気電子工学科だったので物理を選択したが、化学系の人は化学を選択することもできる。

面接

面接は15分程度。受験者は3つのグループに分けられておおよそ受験番号通りに呼ばれることとなる。面接の雰囲気は穏やかでもなく、圧迫でもなく少し緊張感があるような雰囲気であった。面接官との距離は結構離れていて2mほどあったのではないか。また、某ウイルスの影響で面接官の前にアクリル板があったため声が聞こえにくくてしょうがなかった。

質問内容は

  • 選考に関係ないが併願している学校はどこで、筑波の優先順位は?
  • 志望理由
  • 得意な教科と苦手な教科とその理由
  • (志望理由で半導体を研究したいといったので)半導体についての基礎知識

新材料が従来より優れてる理由、応用デバイス、新材料で新しくできるようになること
このようにやりたいことについて根掘り葉掘り聞かれた。自分のやりたい研究などに関しては基本的な知識は必ず押さえておくべきだ。

私はやりたい研究に関して深堀されたが友人はそうでもなく、学校生活に関してなど定番の質問が多かったと聞いた。

後輩に伝えたいこと

勉強の開始時期について

他の体験記でもさんざん言われているがとにかくこの記事を見た今から勉強を始めよう。編入試験のほとんどの科目は3年までの内容が主である。また、TOEICの有効期限は2年間である。このことから少なくとも3年のうちから編入勉強は開始できる。志望校を決めてから編入勉強に取り掛かろう。また、編入する人同士のコミュニティーなどもモチベーションを維持するために大切だったりする。

持ち物

TOEICの公式認定証は絶対に忘れてはならない。どうせ他大学に出願するときに必要になるので余分に取り寄せて筑波受験時にキャリーケースやバックなどに仕込ませておこう。

前日

筑波はめちゃくちゃ広いので下見はしっかりしておこう。

服装

筆記試験当日は私服で行ってもいよい。私服4割、4割シャツ、2割スーツといった感じ。面接はスーツを着ていきましょう。7月はめちゃくちゃあつく汗をかくので着替えも用意しておくといいでしょう。

編入試験の配点(応用理工)

筆記試験200点(各科目50点)、英語(TOEIC)50点、面接100点の計350点で採点される。TOEICは(すくなくとも応用理工は)860点を満点として換算されていると考えられる。筆記試験は部分点をつけてくれるという話を聞くので途中式などしっかりと書き残しておくのがいいだろう。

オススメの参考書

それぞれの教科ごとに使った順番で示す。

数学

  1. 編入数学徹底研究
  2. 大学編入のための数学問題集
  3. 編入数学過去問特訓

力学

(正直足りなかった気がする)

  1. 大学生の初等力学
  2. 詳解力学演習(慣性モーメントの部分だけ)

電磁気

  1. youtube(電気通信大学 基礎電磁気学)
  2. 電磁気学(専門基礎ライブラリー)
  3. 電磁気学演習[第3版]

TOEIC

金フレ、公式問題集、出る1000、究極ゼミPart7

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2023年:筑波大学 理工学群 化学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/947/ Fri, 19 Aug 2022 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=947 自己紹介

名前:ゆ
出身高専:大阪公立大学工業高等専門学校環境物質化学コース
学科順位:1年次:学年50位/160人、2年次:学年80位/160人、3年次:コース13位/22人、4年次:コース20位/23人
受験年:2022年7月9(土),10日(日)
受験大学(受験科目):筑波大学理工学群化学類
併願大学:大阪府立大学、京都工芸繊維大学
部活や資格:陸上部、TOEIC480点

なぜ編入をしようと思ったか

研究職に付きたいと考えたとき、大学や大学院で専門の勉強を行い、より高度な研究を経験してから就職したほうが自分にとってプラスになると考えたため。

学年ごとの勉強内容

1~3年

進路は考えたことがなく、勉強より部活動を優先して頑張っていました。とにかく点数を取っておけば進路の視野が広がるという、漠然とした理由で勉強していました。

4年前期

担任の先生から、就職か進学どっちにするの?と問われて困惑していたくらい何も考えてませんでした。インターンシップの際は、企業でやったほうがいいと先輩に言われていたため、研究職に就けそうな会社を適当に決めました。それ以上に、部活動で全国高専大会に出場できるラストチャンスだったので、進路は一切考えてませんでした。

4年後期

8月から11月

(勉強時間:定期試験対策の勉強のみで、受験勉強の時間はなし)

3年生の専門科目の授業がはじまったあたりから、どれだけ勉強しても、まわりと比較したときに理解が出来ていないと感じ、勝手に自分の勉強に限界を感じていました。(クラスの下から数えて3番目くらいの成績)大学への編入は自分にとって無理だと決めつけていたので、就職する予定で就活を頑張っていました。

12月

(勉強時間:定期試験対策の勉強のみで、受験勉強の時間はなし)

12月中旬くらいの先生との雑談で、普段の定期試験の点数や評点が低くてもいろいろな大学を受験でき、かつ合格することも可能だと聞きました。当時、点数がめっちゃ高い人が京阪神(京都大、大阪大、神戸大)に、高い人が大阪府立大の推薦に、ある程度優秀な成績を残している人が大阪府立大の一般や技科大にいくものだと思い込んでいた自分には衝撃でした。(単なる自分の調べ不足)

そこでまわりのクラスメイトにもいろいろ聞いてみたら挑戦する人が数人いたが、ずっと前から賢くてずっと前から勉強を頑張っていた人だけで、やっぱり自分とは無縁の世界だと思っていました。そして1年前からこのことを知っていれば、ひょっとしたら自分も大学に行けたのではと悔やみました。

12月下旬、親に「○○会社に就職するわ」と伝えると、就職に反対の親にすごく怒られました。親は、もし就職したあとに自分に合わなくて退職したあとの転職の難しさ、高専に来る一部の会社から決めつけることの危険さを知っていました。どこでもいいから大学に行ってほしいという親のお願いから、進学を少し考えるようになりました。

1月

(勉強時間:平日3時間、休日10時間)

1月上旬、早速コース主任の先生に相談することにしました。今からでも間に合いますか?どこか合格できる可能性のある大学はありますか?と。もちろん成績が悪かったので、、先生からは、地方の公立大くらいしか何ならそこも落ちるかもしれない、今からの進路変更はかなり遅い、本気で頑張らないとどこも受からない。と指導されました。しかしどこでもいいから大学に行きたかった自分にとって、可能性があること自体がすごく嬉しかったです。そこで進路を大学進学に変更し、まだ一度も受けたことのないTOEICの予約(2月分)をしました。そして学校の勉強と並行して英語の勉強をはじめました。

1月下旬からは学年末試験があったので英語の勉強はできませんでした。学年末くらいは捨ててもいいという助言もありましたが、点数取らないと留年する身だったので。。

2月

(勉強時間:平日3時間、休日10時間)

2月の上旬に学年末試験を終え、そしてその1週間後、1回目のTOEICを受けました。1回ではさすがに高得点は取れないだろうと思っていたので3月分の予約をし、1回目のTOEICを受け終わった後も来月に向けて英語を勉強し続けていました。

そして2月末にWeb上で結果を確認すると2月分のスコアが335点しかありませんでした。あまりにも酷くて絶望しました。先生に伝えると、全然勉強してなかったでしょ?しょうがないよ!と励ましてくれましたが、結構頑張っていたので、この結果に対してはすごくショックでした。

3月

(勉強時間:1日12時間)

勉強頑張ってるのに成果が目に見えて現れないため、本当に大学進学できるのかの自問自答を繰り返す毎日でした。そこで自分の気持ちを奮起させてくれたのが編入試験の勉強を頑張っているクラスメイトでした。自分より賢くて天才だと思っていた友達が毎日、無我夢中に何時間も勉強していることを知り、こんな程度のことで進学を諦めかけていた自分が本当に馬鹿らしくなり、もっと頑張らないとと感じました。(単純)さらにこのころは共同研究で○○大学の研究室を見学し、自分もいつかこういうところで研究したいととても刺激を受けました。

中旬、2度目のTOEICを受けました。専門科目の勉強を何一つしていなかったので、良くても悪くても受験前のTOEICは最後だと決めて本番臨みました。そして4月上旬、TOEICの結果をWeb上で確認し、480点でした。まわりと比較するとかなり低いですが、とても嬉しかったです。そしてTOEIC受験終了直後から化学の勉強を始めました。(遅すぎ)

5年前期

4月

(勉強時間:1日12時間)

上旬から中旬:まず有機化学から取り組みました。基礎も理解できていなかったので、易しい難易度の教材『有機化学1000本ノック』のシリーズを購入して勉強しました。3週間かけて、その4冊を2周しました。また、この時期に志望校を決め始めました。(これまた遅すぎ)ある程度高いレベルの教育を受けることができる大学に進学したかったので、第一志望を京都工芸繊維大、そして第二志望を専攻科で考えていました。このころから編入試験の勉強のため、学校を休み始めます。

下旬:次に物理化学に取り掛かりました。まず編入試験を受ける友達からオススメされた『熱力学キャンパス・ゼミ』(通称マセマ熱力学)と、その演習本を勉強しました。1週間かけてその2冊を2周しました。またこの時期に、大阪府立大受かるかもしらんし受けてみたら?という先輩のアドバイスもあり、志望校の変更をしました。(これまた単純)第一志望に大阪府立大、第二志望に京都工芸繊維大にしました。専攻科は数学の勉強が追加で必要なことと前期中間試験や大阪府立大の受験日とほとんどかぶっていることから受けない決断をしました。ここで、専攻科という合格の可能性が最も高いものを捨て、浪人と紙一重の道を選びました。

5月

(勉強時間:1日12時間)

上旬から中旬:ゴールデンウィークのときは1日15時間くらい勉強してました。無機化学は高専3年生での無機化学の授業資料を見返したあと、『演習で学ぶ無機化学/三共出版/伊藤和男』の教材を用いて勉強しました。有機化学は『少しはやる気がある人のための自学自修用有機化学問題集』の教材を用いて、過去の様々な大学の編入試験の問題がどんな感じで出題されるかを確認しました。物理化学は高専3年生での物理化学の授業資料を見返しました。この段階で6月の上旬にある大阪府立大の編入試験の無機化学、物理化学の学習を終えました。

下旬:有機化学の反応をもっと対策したいと考えたので、大阪府立大の有機化学の授業で使用されている『ボルハルトショアー現代有機化学』で最後の追い込みをしました。そしてようやく、このタイミングで筑波大の受験科目が化学のみであることを知り、受験を考えました。出願日直前だったので、ゆっくり考える時間はありませんでした。落ちる前提ではありますが、一体自分がどこまで通用するかを知りたいと考え、チャレンジとして出願を決意しました。交通費や宿泊費、受験料などを考えると、財布が痩せるような大冒険だったので全く乗り気ではありませんでしたが、後々この選択が運命を変えてくれるとは思ってもいませんでした。そしてこの段階で第一志望筑波大、第二志望大阪府立大、第三志望京都工芸繊維大に変更しました。

6月

(勉強時間:1日12時間)

上旬から中旬:大阪府立大の試験を受けました。結果は、感触としては総合的に6割くらいの出来だったので、落ちても受かってもおかしくないような状況だと思っていました。そのころ、前期中間試験ともかぶっていたので、そっちの勉強も必要だったので中旬くらいまでは京都工芸繊維大と筑波大の編入試験の勉強は出来ませんでした。

下旬:大阪府立大が不合格だったことが分かり、すごく落ち込みました。努力してたらなんだかんだ報われるものだと思っていましたが、全くそんなことはないんだと痛感させられました。そしてこの瞬間に忘れたかった浪人の道を意識せざるを得なくなり、丸2日間程泣きながら自問自答し、今の現状を把握しました。すべて落ちたあと後悔したくなかったので、「まだ終わってない、まだ望みがある、今この1日1時間1分1秒が貴重な時間だ」と言い聞かせ、無理矢理モチベーションを保ちました。

7月

(勉強時間:1日15時間)

あたまに早速、京都工芸繊維大の編入試験がありました。大阪府立大の不合格から、スタートが遅かった自分はどれだけ頑張っても実らないのではという気持ちもあり、真正面から向き合っての勉強ができず、結局京都工芸繊維大の対策は完全にできず、本番をむかえてしまいました。しかし結果は、感触としては総合的に8割くらいの出来だったので、たぶん受かったと思っていました。そしてその出来具合の良さから、筑波大も合格の可能性があるのではと、筑波大の試験日までのラストスパートを無我夢中に取り組みました。

筑波大までの勉強法は、大阪府立大での試験で分析化学が分かっていないと感じたため、分析化学を重点的に勉強しました。その分析化学は『定量分析化学/培風館/R・A・デイ』の教材を用いました。また、無機化学や物理化学もまだまだ極められると考えたので、無機化学は『シュライバー・アトキンス無機化学』、物理化学は『アトキンス物理化学』の教材を購入し、2週間弱で2周回しました。筑波大の結果は総合的な感触は7割くらいでしたが、TOEICの差も考慮すると合格は難しいかなと思っていました。

下旬、まず京都工芸繊維大の合否が分かりました。結果は不合格でした。この日は今までの人生の中で一番絶望した日でした。筑波大は受験終了直後から、合格は厳しいと感じていたので、この瞬間に浪人が決まったと思ったからです。その日は浪人の心の準備で終わりました。(何も考えられなかったが適切かな...)その翌日、筑波大の合否が分かり、そして結果は合格でした。受験番号を何度も何度も見返し、泣いて喜びました。今でも実感がわきません。

試験当日

試験内容

問題1 

問1 酸解離定数について
問2 酸化還元反応のネルンスト式について
問3 化学結合の種類(VSEPR則)

問題2

問1 結晶構造の問題(計算問題含む)、ボルンハーバーサイクル
問2 反応速度定数を用いた計算問題

問題3

問1 化合物の構造式を示す問題
問2 酸性度の大小
問3 いす型配座の安定性
問4 カルボニル化合物の合成反応
問5 主生成物を示す問題

面接

上記の通り3つの大学を受験しましたが、今回は合格した筑波大の面接について

相手の面接官(教授さんたちだと思われる)が5人、時間は約15分ほど。口頭試問などは一切なく、終始和やかな雰囲気で面接することができました。

志望動機

まず志望動機は何かと質問がありました。これは他の大学と比較してもかなり重要視している部分だと感じました。自分が話したことに、教授さんたちの中で少しでも疑問や違うと思った点があれば、そこに対しての質問や指摘が入ってきました。筑波大では○○○(論文記載などの詳細な説明が大事)のような研究がしたい!とか昔からずー-っっっと○○○(強い気持ちが大事)の理由で来たいと思っていたんです!など教授さんたちを唸らせることができれば、高い評価を得られるのではないかと思いました。自分は、小学生の時から陸上などさまざまなスポーツが強い大学だったことを知っていたので、ずっと昔から筑波大には憧れがありました!など少し変わった切り口で攻めました。これによって面接の後半のほうに、陸上(自分にとって、ずっと頑張ってきたものなので自信をもって話すことができた)についての質問がきたので、このタイミングで話しておいてよかったと感じました。

卒業研究はどんなことをしているか

次に卒業研究についての概要説明を求められました。教授さんたちの専門ではなかったのか、自分の場合、一般の人が気になるくらいの易しめな質問が多かったですが、教授さんたちの専門分野だと鋭い質問をされるのではないかと思います。卒業研究の手順だけを覚えるのではなく、なんでこのタイミングでこの試薬を入れるか、なぜこの試料を使うかなど、しっかり理解してから挑むべきだと感じました。

自分の部活動や大学入学後考えていること、課外活動について

上記の2つで10分くらい使い、残り5分くらいとなったタイミングで、教授さんたち同士で目を合わせあって確認を取り合うなど、ある程度のネタが尽きたような雰囲気が漂いました。そしてある1人の教授さんが自分が話したことに対して気になったことを質問していくタイムに入りました。まず上記に示しましたが、自分の部活動である陸上について。普段の練習で特別意識していることなど、周りよりいろいろ考えて部活動に取り組んできたことをアピールしました。

次に大学に入ってからについての質問が来ました。そこでは、博士課程に進みたいことを伝えました。「自分は塾講師の経験があり、普段から生徒を見ている経験から、教えることが好きです。博士課程まで進み、教授として学生たちを教えていきたいです。」と言いました。

すると「面白いね、キミ。今後も頑張ってね」と言われ、終了しました。

後輩に伝えたいこと

試験室には時計がないので腕時計を必ず持参してください。TOEICの証明書の提出は受験日当日です。絶対に忘れないでください。関数電卓の持ち込みなどは禁じられているので、数学の試験の有無に関わらず指数対数計算に慣れておくべきです。

非常にレベルの高い大学ではありますが、クラスの下から3,4番の自分でも受かりました。絶対受かる、やってやるんだという強い気持ちがあれば、日頃から高い意識で勉強できますし、その日々の努力の積み重ねが必ず成果として現れます。

すごく長い文章になりますが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。今後も苦しい時間が続くと思います。みなさんの編入学を応援しています。

オススメの参考書

上記の通り3つの大学を受験しましたが、今回は合格した筑波大の受験の際のオススメの参考書について。値段が高いので型落ちでもいいと思います。

☆1から3で順序付けをしました。☆1そこまで重要でない~☆3めっっちゃ重要

無機化学

『演習で学ぶ無機化学/三共出版/伊藤和男』☆2

この教材は基礎の基礎を短時間で分かりやすくおさえられます。はじめに使う教材としてオススメ!教材中の訂正がとてつもなく多いのでそこはよろしくないです。

『シュライバー・アトキンス無機化学』☆3

難易度は中から難くらい。図や絵ももちろんあるが、活字が多く、とっかかりづらい人もいるかもしれないので、上記のような基礎的な教材を勉強した後に扱うといいと思います。試験はここから出していると言い切れるくらい、試験範囲を網羅しています。筑波大を受ける人でこの教材を買わない選択肢はありません。

物理化学

『熱力学キャンパス・ゼミ』(通称マセマ熱力学)☆3

この教材は図が多くてとても見やすい構成です。図から覚えたい人にはとてもいい教材です。自分の場合は、等温定圧定積断熱過程などのカルノーサイクルの分野がすごくわかりやすかったです。初学者にはすごく向いている教材ですが、ある程度理解が進んでいて難問をおさえたい人には不向きだと感じました。

『基礎演習物理化学/東京数学社』☆1

この教材は、なぜこの公式になるのか?などの証明を中心に、式で覚えていくような構成です。少し文字が多めなので図で覚えたい人には不向きです。自分は演習問題が足りていなかったのでこの教材を用いたのですが、同様の理由がある人には良い教材だと思います。

『演習で学ぶ物理化学基礎の基礎』☆1

この教材は図などを用いて、ひとつひとつ丁寧に解説してくれているところがポイントです。正直今の先生の物理化学の授業わかりづらいなぁ..という人にはオススメです。自分は学校の授業のものが分かりやすかったのであまり使用していません。本当に丁寧に書かれているので、短時間で確認したい!もっと応用や発展した難問を解きたい!という人には不向きです。

『アトキンス物理化学』☆3

難易度は中から難くらい。この教材はページが多いのでサラッと確認したい人には不向きだが、重要な解説も多く、絶対に買っておきたい教材の一つ。特に下巻の反応速度論の章にある定常状態近似や酵素反応の範囲はすごくわかりやすいですし、試験にも頻出します。これも買わない選択肢はありません。

有機化学

『有機化学1000本ノック』シリーズ4冊☆2

難易度は易。最初のほうはこんなん絶対わかるやんって反応から始まりますが、基礎をおさえられていない人にはすごく重要な教材。1からでも気軽に始められるところがすごく良い点です。しかし短時間で済ませたい、基礎はいいから難問を解きたい!という人にはすごく不向きな教材です。

『基礎有機化学/サイエンス社』☆1

文章で覚えるにはすごく向いている教材ですが、試験は反応系の問題が多いので、筑波には合っていないと思います。

『電子の動きで見る有機反応の仕組み』☆2

有機反応に関してはこれではなく他の教材を見ることをオススメします。しかし酸性度の大小などの理由が事細かく書かれており、ほかの教材ではあまりその視点からの解説がなく、かつ試験にも頻出する範囲なので、大事なところだけつまむという意味では、すごく良い教材だと思います。

『少しはやる気がある人のための自学自修用有機化学問題集』☆2

難易度は易から難まで様々。いろいろな大学の過去の編入試験の問題をもとに作られた教材。最初はとっつきにくいと思いますが、時間がある人はやって損ではないと思います。編入試験ではどんな問題が出やすいかなどの傾向もつかめるので、演習が足りない人にはオススメの教材です。

『有機化学演習/三訂版』☆1

基礎の基礎の大事な反応がおさえられており、またフローチャート図もあるので基礎反応の復習にはすごくオススメです。しかし応用の反応がほとんどないところが欠点。丁寧な解説で見やすい。

『有機化学14日間パワーアップ』☆1

基礎の基礎の大事な反応がおさえられていて丁寧な解説で見やすい。応用問題に出会いたい人や時間が足りない人には不向きです。

『ボルハルトショアー現代有機化学』☆3

筑波大に限らず、ほとんどの大学に必要な教材だと思います。有機反応をより効率よく覚えたい場合はまずこの1冊!というくらいこの教材が理想だと思います。中身は図や絵も多く非常にとっかかりやすいもので、初学者でも扱いやすいです。また反応のフローチャートもあるので、再確認したい場合もすぐに振り返ることができます。すごくすごくおススメです。

『ジョーンズ有機化学』☆2

筑波大が講義でこの教材を使用しているので買ってみました。正直、自分の中ではボルハルトショアーのほうが見やすいと感じましたが、人それぞれで好みは分かれるのではないかと思います。ジョーンズは電子の移動をかなり重要視しているので、ある程度時間に余裕のある人が、様々な反応を電子移動の視点からしっかり理解していきたい!という願いをかなえるための教材なのかなと感じました。

分析化学

『基礎分析化学/化学同人』☆1

この教材は学校の授業で使用していたものですが、正直少しというかかなり見づらいです。字が小さいので、まずやる気をなくしますし、演習問題の解説はほとんど略と書かれており、復習にも不向きだと感じました。しかし分析系を専門に頑張っていきたいと考えている人には、すごく良い教材なのかなと感じました。

『定量分析化学/培風館/R・A・デイ』☆3

この教材も筑波大が講義で用いていたため購入しました。本文の文字が小さくて少し見づらかったですが、基礎的なこともしっかり掲載されており、様々な理解度の人が取り組めるような構成になっていました。演習問題はありますが、途中の計算過程がないので、これ1冊ですべてが解決するわけではありませんが、この教材で間違いなく理解の向上に繋がります。

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2023年:筑波大学 情報学群 情報メディア創生学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/943/ Sun, 14 Aug 2022 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=943 自己紹介

名前:Got
出身高専:小山工業高等専門学校電気電子創造工学科
学科順位:3年次:19位 4年次:16位
受験年:2022
受験大学(受験科目):筑波大学情報学群情報メディア創生学類
併願大学:電気通信大学Ⅱ類情報通信工学プログラム 合格 宇都宮大学工学部基盤工学科情報電子オプティクスコース情報科学分野 合格
部活や資格:ロボコン、基本情報技術者試験、TOEIC830
TwitterID:@Gotrobocon1

なぜ編入をしようと思ったか

高専入学前から、漠然と高専を卒業したら大学か専攻科に進もうと考えていました。
高専入学後も、高専の勉強では足りていない、もっと深く勉強したいと思ったため、大学編入を決めました。

学年ごとの勉強内容

1~3年

ロボコンばかりしてました。一応学校の成績もキープしようと頑張りましたが、下がる一方でした。

2年の時に受けたTOEIC-IPは460でしたが、3年生の英語の授業でTOEIC対策をいっぱいやってくれたので、3年の頃公式テストで640を取りました。

3-4の間の春休みに基本情報技術者試験を受け、合格しました。

数学・物理らへんは編入対策らしい対策はしていません。とりあえず3年生までは学校の授業をしっかり受けていれば良いと思います。

4年前期

ロボコンは引退宣言をして、真面目に勉強をしようとし始めました。が、そんなに本腰入れてやってません。

一応筑波の過去問を見始めて、夏休み頃に「大学編入のための数学問題集」を買いました。買っただけです。

このころには(主に立地により)志望大学を筑波大学にしました。筑波は科目が数学と情報とTOEICなので、かなり有利だろうと予想しました。(プログラミングは完璧(自惚れ)なので)

ときどきロボコンに巻き込まれそうになりましたが、頑張って勉強しました。

4年後期

だいたい前期と同じ感じで、問題集をやったり過去問を眺めたりしてました。
春休みに最後のTOEICを受けるわけですが、血迷って春の「交流ロボコン」に出場することになってしまいました。

ロボットは突貫で作りあげ、TOEICの直前2週間は家でTOEIC対策をして、試験を受けて、次の週には交流ロボコンに出場しました。830点でした。

TOEIC対策参考書一覧

  • 公式問題集8,7
  • 精選模試
  • 金のフレーズ
  • 金の文法
  • 文法特急
  • 読解特急

全部親が買ってくれました。ありがとうございます。

5年前期

TOEICは大体どこの大学でも満点になるので、とりあえずホッとしてました。
春休み明けから数学の対策を始めました。編入数学徹底研究もこの頃買って、過去出た分野を中心にやりました。

滑り止めに電通大と宇大を決めました。電通大は情報通信にめっぽう強いというところ、宇大は主に立地で選びました。関東圏から出たくなかったので技科大は消えました。

電通大は英語のライティングがあるので、とりあえず過去問をやってみて英語の先生に見てもらいました。3回くらいやって、かなり勝手がつかめました。リーディングは、TOEICであれだけやったし何とかなるだろと思ってました。実際何とかなりました。

数学の対策が一通りできてから物理に取り掛かりました。

物理の出題傾向は、

  • 電通大
    • 力学・電磁気・熱力学の3題。熱力学が波動になった年もある。現代物理も範囲になっていて、過去に出ている。
  • 宇大
    • 力学と、電磁気or波動の2題。

です。

4年生のときの電磁気の先生がすごくわかりやすかったので、電磁気は無対策でも行けるかな?って感じでした。力学は過去問と前の学年の教科書や問題集で復習しました。

熱力学はまだあまり習っていなかった(進行形で習っていた)ので、リードα(高校生用の問題集)とか家にあったものを使って1から対策しました。授業も熱力はしっかり聞きました(他の授業もちゃんと聞いてましたよ??)。

波動も授業ではさらっとしかやっていなかったので、教科書を読みこんでしっかりやりました。もともと音楽をやっていて、ついでに音についていろいろ勉強していたので音波は割とすぐわかりました。
現代物理は捨てました。

筑波の情報は、過去問をやった感じお茶の子さいさいだったので放置しました。日本語の読みとC言語の読み書きがすらすらできれば大丈夫だと思います。

過去問を時間測ってやり始めたのは6月入ってからだったと思います。所属した研究室が割とゆったりしていて、入試が済むまで卒研は始めませんでした。

試験当日

試験内容

試験は全部スーツ(上着は着ていない)で行きました。
面接以外は私服でも良いと思います。大学によりますが半分ぐらいの人は私服でした。

筑波の試験は数学と情報をまとめて120分間でやる形式でした。

数学はだいたい微積と線形が1題ずつ、情報はアルゴリズムの説明を読んだりC言語のプログラムを読み書きしたりという感じです。

数学より情報のほうが点を取れそうだったので、情報を先にやりました。

情報は60分で全問解けました。が、数学で微積が出ず数列が出てきました。数列はノーマークだったもので、見事に爆死しました。正直受かるとは思ってなかったです。

試験後は筑波宇宙センターに行きました。

面接

ありません。

後輩に伝えたいこと

まずは直近のTOEICに申し込みましょう。申し込みから受験まで少し間があるので、その間に対策するのも良いです。

数学や物理は、授業で扱うより前に自習するのはコスパが悪い(と私は思っている)ので、4年後期から復習を始めるのでも良いでしょう。
しかし、TOEICを含め英語の試験は授業の進度と関係ないので、先にやってしまったほうが良いです。皆言ってることですが。

それから、私は筑波の情報をほぼ対策せずに挑んでいますが、これはロボコンを含め過去の経験によりC言語の読み書きがかなりできたからです。
あまり経験のない人は、きちんと対策していかないと全く時間が足りないでしょう。

オススメの参考書

これといったおすすめはありません。何を使うかよりどう使うかだと思います。ただTOEICはいろいろな参考書が出ているので、比較して自分に足りない部分を埋めるように決めると良いと思います。

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2023年:筑波大学 理工学群 社会工学類 https://www.zenpen-kosen.com/hennyu/931/ Tue, 09 Aug 2022 08:00:00 +0000 https://www.zenpen-kosen.com/?p=931 自己紹介

名前:KKan
出身高専:長野高専 電気電子工学科
学科順位:1年次:10位 2年次:10位 3年次:7位 4年次:8位
受験年:2022年
受験大学(受験科目):筑波大学 理工学群 社会工学類 受験科目:数学、英語(TOEIC)
併願大学:長岡技術科学大学
部活や資格:バドミントン部 英検2級 TOEIC835点

なぜ編入をしようと思ったか

高専で電気を学んでいてもあまり楽しさや魅力がわからなかった。このまま大学に行っても成長できないと感じたため、好きな数学や興味のあるデータサイエンスを深く学べる大学に行きたいと思ったから。

学年ごとの勉強内容

1~3年

1~2年次

部活で活躍したかったため毎回参加し部活を頑張っていた。勉強面においては、テスト前だけ頑張るという感じであった。そのため公式暗記で乗り切ることが多く終わったあとにはほとんど覚えていない状態でした。(入学お祝い英語のテストで結果がひどく200人中187位と「このままだとDランになってしまう」と焦ったのを覚えています笑)

3年次

コロナで部活ができなかったため、その分英語学習をしようと英検2級の勉強、3年の秋頃からTOEICの単語の勉強を始めた。そこからスタディサプリのTOEIC対策で学習をして基礎を学び、春休みの試験でTOEIC685点を取った。

周りの頭良い友だちが700超え800超え取っていたため、685点では全然満足できなかった。

4年前期

この頃は志望校をがまだ定まっておらず推薦で行くかもということで、授業の予習、復習を欠かさず行っていたと思う。こんなに学校の勉強を真面目にやったのは初めてだった。
編入の勉強は英語9、数学1の割合で学習していた。シャドーイングなどを中心に学習をして7月のTOEICで835点を取れて素直に嬉しかった。

4年後期

夏休み前にTOEICから逃れることができたため、夏休み中は編入数学徹底研究を一日3~6時間行っていたと思う。ここで応用数学、確率、章末を除いて2~3週くらいこなしたと思う。
前期同様、学科順位を維持できるように取り組んだ。冬休みは編入のための数学問題集をずっと解いてた。ここで進路を確定させました。

春休みはかなり頑張ったと思います。一日最低でも8時間、多い日は11時間弱くらいやりました。主に数学で過去問特訓に取り組みました。たまにお出かけなど普通に遊んだりもしました。

5年前期

学校に来てもやることは編入数学だけで授業中も内職してました。

試験当日

試験内容

結構難しい年でした。
大問6問構成

1.行列問題
確率推移行列の固有値固有ベクトルを求める。固有値1を持つこと示す。

2.ベクトル空間
単射、全射の定義についての問題。次元定理を用いた証明。

3.積分
積分範囲図示からの単純な積分。場合分けが必要な積分。

4.ちょっと変わったラグランジュの未定乗数法を用いた問題

5.等比率の検定と信頼区間の問題

6.一様分布の問題
確率密度関数、期待値、不偏推定量の問題。

周りの人は2番が空白のままの人が多かったです。僕自身は4番と6番の後半が難しかったです。

面接

面接官3人

  • 志望動機を教えて下さい(ここを深掘りされます)
  • どんな応用的な確率統計を学びたいですか。
  • 待ち行列理論の現在の課題は何だと思いますか。
  • (ある女性が予約より一時間遅れてやってきました。これを数学的に表せますか。)
  • 気になっている社会問題はなんですか。具体的に。(半導体不足について答えた)
  • その問題を志望動機で得意とおっしゃっていた確率統計でどのように解決できますか。

後輩に伝えたいこと

筑波の社工を見つけたときから本当にここに入りたい!!!という気持ちで勉強してきました。このようなモチベーションを得るためにも徹底的に大学は調べましょう。

おすすめの参考書の進める順番や学ぶべき範囲などについては長くなりそうなため、これとは別のブログで記載するつもりです。

編入試験応援してます!頑張ってください!

オススメの参考書

TOEIC600行くまでは金フレ、出る1000だけで十分だと思います。
600超えてある程度基礎ができたらabceedで学習することをおすすめします。

数学は編入数学徹底研究、編入のための数学問題集、過去問特訓、マセマ演習確率統計

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