名前:テルル
出身高専:一関高専 未来創造工学科 化学・バイオ系
学科順位:1年:2位 2年:1位 3年:7位 4年:15位くらい
受験年:2024年
受験大学(受験科目):東京農工大学 応用化学科 科目:数学、理科(物理・化学)、英語、面接&口頭試問
併願大学:東京科学大学、一関高専専攻科
部活や資格:陸上部、学生会執行部
TwitterID:ssk_yt_study
研究者になろうと思って、大学編入を目指し始めました。東京科学大学の併願として、農工大をお勧めされたので受験しました。
1,2年生までは就職希望でした。なので、課題をちゃんと出してテストで良い成績を取ることだけを考えて学校生活を送ってた感じです。2年生ではそれに加えて資格厨になって6,7単位分くらいの資格を取ってました。あとは、部活の陸上に勤しんでましたね。
3年生の時は、2年生でクラス順位1位を取った後、テスト勉強をそこまでして頑張る理由が自分の中に見つからず(なんとなく、こんなものかと思ってしまった)、だんだん学校の勉強以外のことに勤しむようになりました。友達に習ってWeb制作したりpythonでコード書いたりして、だんだん情報系寄りの事をするようになりました。また、同学年の情報系のめちゃくちゃ頭いい奴とそのつながりで仲良くなって、学校の勉強であまり深堀しない初等力学や電磁気、熱力学の自主ゼミの団体を立ち上げて、輪講形式でゼミを開催していました。
学生会で会計局長(一関高専には「会計」という珍しいブラックな部署が学生会に存在します)もしたので、一年中ExcelとTeamsに張り付いて授業中も作業していました。
自己紹介でお察しの通り、成績は悪くなりました。まあこのあたりからテストに一夜漬けで挑むようになったので当たり前ですね。でも、1,2年生の時と比べると勉強に対してのモチベーションや興味のある学習範囲の理解度は高かったです。
これから編入を目指す皆さんに注意しますが、成績が良くて損することはないです。なぜなら、編入において「推薦」という選択肢が使えることはもちろん、学内の様々なところで自らの成績というものはついて回るからです(編入しようとする方は大体真面目なので分かってると思いますが)。
もし打ち込みたいことがあっても、成績だけは良いままを維持することに注力すべきだと思います。
4年生では、学生会副会長を務めたのでますます忙しくなって、勉強は全然手につかず、課題もしょっちゅう期限超過していたと思います。とにかく業務量が尋常じゃなかったので、11月くらいまでは学生会の仕事をずっとしてました。そのため、テスト順位も結構下がりました。
高専祭が終わって学生会から解放されたので、11月からTOEICの勉強を本格的に始めました。以前からTOEICは何回か受けていて、だいたい600点前後あたりでした。編入の勉強を始めるのがだいぶ遅い自覚があったので、3か月間でTOEICはとりあえず終わらせようと決めて1月末の試験を目指して勉強していました。結果は720点だったので、まあまあ及第点かなと思って、TOEIC勉強は一旦打ち切りました。
余談ですが冬休み前に、5年生の先輩方が編入説明会を開催してくださり、それに参加したところ東京工業大学に進学する先輩が同じ化学系でいらっしゃり、併願として農工大を進めてたので、そのまま第二志望として受験することになりました。
スタディプラスもここら辺で始めたのですが、ある時ふとタイムラインを見ると、「一緒に東工大の過去問解く人いませんか?」という投稿があったため、速攻返信してdiscordのグループに入れてもらいました。その後は、この時に集まった3人で毎週過去問を1,2年分解き、曜日と時刻を決めてボイチャで過去問の解答を共有していました。農工大の過去問も数学と物理だけ毎週解いていたので、そこで回答を共有しあっていました。今思えば、この時に一緒に過去問を解く人を見つけられていなかったら、割と詰んでいたと思います(マジで二人ともありがとう。感謝してもしきれない。)
話は戻って2月になって本格的に編入勉強をするぞーっと意気込んではいたのですが、何からやればいいか分からず、問題集からではなく、とりあえず過去問を解いていました笑。理由は簡単、編入仲間の他の二人が既に過去問を数年分解いていており、僕も混ざらなければと必死だったからです笑。案の定、8割分からなかったので、先輩からもらった過去問の解答を度々見ながらやってました笑。
しかし今なら、案外良い選択をしたと思っています。なぜなら、過去問を解くのが一番記憶に残りますし(個人の意見ですが)、問題の傾向を把握できるからです。
これから編入勉強するみなさんに注意していただきたいことですが、最初に問題集をやみくもにやるのはお勧めできません。なぜなら、問題集の範囲全体が試験に出るかというと、必ずしもそうではないからです。そのため、問題集に入る前に、もしくは問題集をやりながら過去問をコツコツとやって、どの範囲が出やすいか、どのくらいの難度で出題されるのかを正確に把握する必要があります。
そのため、まず何からしたら良いか分からないという人は、その進学先の先輩やSNSでつながった人に過去問の解答をもらい、さっさと過去問をやりましょう。はじめはマジで何も分からないので精神的にきついのですが、ぐっとこらえて過去問を優先的に終わらせることをお勧めします。この時、分からなくても良いというのがポイントです。もらった解答を堂々と見て、理解しながら解きましょう。僕個人の意見ですが、この方法が一番手っ取り早いです。
春休み期間は、過去問と並行して英語と力学の勉強をしていました。英単語がまず分からなかったので、システム英単語帳を範囲を決めて回していました(1時間くらい毎日費やしてました)。また、英文を読むスピードが激遅だったので、速読英単語を買って、繰り返し読んでました。とにかく英語に慣れたかったので、移動時間や家事している時間はずっとこれを聞きながらシャドウイングしてました(そのおかげで電車のアナウンス聞くだけでも口ずさむようになってしまいました)。
力学は、「大学生のための初等力学」を2月から春休みの終わりまでやってました。僕は化学系のため、授業で大学物理はほとんどやらないので、物理の考え方を身に着けるのにすごく苦労しましたが、一旦分かってしまうと、それが至極当たり前なことに感じてきて、後の電磁気学や熱力学の勉強も楽になったと思います。
当初から化学は春休みが終わってから手を付けようと思っていたので(化学は好きだし得意だったのであまり心配していませんでした)、5年生の始めから有機化学を勉強しました。有機化学は、「マクマリー有機化学概説」で勉強しました。授業では「工学のための有機化学」という本を使っていたのですが、「マクマリー有機化学概説」の方が読みやすかったので、一通りノートにまとめたり章末問題を解いたりして終わらせました。そのあと、上記2つの参考書に書いてあるすべての反応を、反応機構付きでまとめるという暴挙に出ました。色々サイトを読み漁ったりしながらコツコツとまとめ、合計120個ぐらいの反応とその反応機構をまとめた暗記ノートがGWあたりに完成しました。その後、反応名と最初の化合物だけを書いた演習用のノートを作り、すべての反応機構を覚えようと、毎日範囲を決めて反応機構を書いて覚えるのを繰り返していました(全部通してやると6時間くらいかかる)。そのおかげで、問題集はほとんどやっていないのですが、過去問で分からないところはほとんどなくなりました。やはり基礎固めが大事です。また、時間をかけて反応機構を調べたことも有機化学の理解につながりました。
また、毎週英語の先生に英語の過去問を添削してもらっていました(英訳・並べ替え・英作文など)。農工大は英語の過去問が入手できなかったので、東工大の英語の過去問だけしてもらっていたのですが、農工大の試験対策にも適用可能です。英語長文の参考書の英訳問題や並べ替え問題で同じことをやってもらうといいと思います。編入試験の英語の長文も、内容把握しやすい問題の読み方や点数をつけやすい答え方のコツがあります。また、英作文は添削してもらった事が一番頭に残ります。ですので、早めに英語の先生にアポを取って英語の添削をしてもらいましょう。
その後5月末まで物理化学と無機化学を勉強しました。物理化学は「化学熱力学中心の基礎物理化学」という本を1周しました。受験後半では、様々な式の導出過程を毎日書いて覚えてました。この本の章末問題は解答に過程が記載されてないため、章末以外の問題をやっていました。無機化学はもともと得意だったし、授業のスライドがメチャクチャ分かりやすかったので、それだけで勉強しました。無機化学の参考書は内容が難しそうで本当にやる気が起きず、問題集も最後まで開くことはありませんでした。それでも農工大の無機化学の範囲はほとんどカバーできたので、そのスライドに感謝です。
あと、この頃から東工大英語の赤本「東工大の英語20カ年」(英語長文対策及び傾向把握のための参考書)もやり始めました。マジで読めなくてきつかったですが、コツコツやってました。農工大を目指しているのであれば、他の体験記を見れば長文対策の参考書が山ほど載ってるのでやるといいと思います。また、「システム英単語」と「速読英単語 必修編」をこの頃はだいたい覚えてしまったので、「速読英単語 上級編」に入りました。
6月が近づき、農工大の編入まであと1ヶ月と迫ったころで、電磁気学と数学の勉強に入りました(遅すぎ)。それでも毎週過去問を解いていたので、どちらも基礎的な問題は理解していました。電磁気学は「大学生のための電磁気学」、数学は「編入数学徹底研究」を使って勉強しました。事前に農工大の過去問もやっていたため、出題範囲を絞ることが出来、どちらも2週間くらいかけてがーっと一気に詰め込むことが出来ました。
また、試験まで残り一ヶ月のところで農工大の化学の過去問を解き始めました。傾向や出題の仕方が結構違うので、農工大化学と東工大の化学は別物と考えた方が良いと思います。東工大の化学と出題範囲は結構被っているので大丈夫だと思っていたのですが、過去問を見て解けなさ過ぎて絶望しました泣。そのあと、根気で農工大の過去問の化学を解いて他科目の直しも行い、試験1週間くらい前には7,8年分くらいの過去問の解答が揃いました(毎週の過去問を解く会で平成22年度くらいまでは数学と物理は解いていました)。
試験前の一週間は、物理と電磁気の復習を中心に問題集で確認していました。
過去問通りの出題傾向でした。しかし、行列の問題で、直交する固有ベクトルが求められず、悔しい思いをしました。
力学は、慣性力を考慮する問題でした。前半は「大学生の初等力学」で見たことある問題で簡単でしたが、後半で詰まったので潔く諦めました(化学系はみんな力学そんなにやってないだろと思って)。
電磁気は、「大学生の電磁気学」で見たような問題でした。そこまで難しくなかった。
農工大の化学は毎年、いわゆる捨て問が大問一つ分出るので、それは諦めた方が吉です。今年は、マーデルング定数が出ました。分からなかったので適当に埋めて進みました。そのほかは、大体の問題を答えられたので結構自信がありました。再度言いますが、農工大化学と東工大化学は別物としてそれぞれ対策した方が良いと思います。ちなみに難しさからすれば、農工大化学<東工大化学です。農工大化学は難しくはないですが、なんか解きにくくて癖があるイメージです。
大問1と2は約1ページの長文問題で、大問3は長文を3~5wordくらいで穴埋めする英訳問題でした。長文問題の方は難しくなかったです。長文対策をしていれば大丈夫だと思います。大問3は、力学的エネルギーの保存を英語で説明している文章が与えられ、文脈から穴あきの部分を埋める問題です。その文章自体は簡単だったので、なんとなく拙い英語で埋めました。
かなりタイトなスケジュールだったと思います。面接、口頭試問(無機)、口頭試問(有機)、口頭試問(物理化学)のそれぞれには別々の部屋が用意されていて、口頭試問は黒板を使って説明する感じです。それぞれ6分くらいで入退室2分みたいな感じで、厳正なスケジュールが組まれていました。待機室を出る時間もそれぞれの受験者ごとに決まっていて、その時間になると案内されます。
面接官が二人いて、硬くもなく柔らかくもなくといった普通の雰囲気で面接は進みました。卒業研究を聞かれなかったのでびっくりしました。待機室ではブツブツ面接練習していたので、いざ喋ると喉がカスカスでした。水を飲んでおきましょう。以下は面接の内容です。
塩化銀とクロム酸銀の溶液濃度とKspがそれぞれ与えられ、それぞれどちらがより溶けるかという問題でした。クロム酸銀の化学式が分からなかったので詰んで、計算もせずに適当に答えました。今思うと、なぜこんなに簡単な問題が分からなかったのが疑問ですが、その時はパニクってました。
3問くらいありましたが、一個しか覚えてません。しっかり有機化学をやっていれば全然わかる問題でした。問題の一つはカルボン酸とハロゲン化カルボン酸の構造式を与えられ、どちらが酸性度が高いかという問題でした(すごく簡単な問題)。僕はその時なぜかカルボン酸であることが分からず、α位の水素の酸性度を比較するというわけ分からんことをしました。その後、本当にあってるかと聞かれ、また違う解釈で難しい説明をしてしまい、「これはカルボン酸なんだけど、、、」と特大ヒントをもらったところでタイムアップしました。退出前に「まあ、有機化学をよく勉強してるだしね笑」となんとなく許された感じでこの口頭試問は終わりました。
気体の分子運動論あたりで、「マクスウェル・ボルツマン分布を書け」という問題から始まり、「平均の速さ、根平均二乗速さ、最確の速さはそれぞれどのあたりか」などの問題が5つくらいありました。最初の分布が分からなかったので全問落としました。「高専ではこの範囲はやらないの?」と質問され、「はい、、あまりやらないです、、、(ほんとに一関高専ではこのあたりの範囲を全然詳しく教えない)」と答えると、「でも基礎的な範囲だからしっかり勉強してた方が良いよ」とバッサリ切り捨てられました笑笑。この一言で僕のHPは0になりました笑。
最近の農工大化学は、筆記試験or口頭試問で気体の分子運動論が出がちだと思うので、勉強してた方が良いと思います。
物理と英語で差をつければ結構いけると思います。数学は満点目指せるので頑張りましょう
名前:じーさん
出身高専:某アクアライン高専 制御系の学科
学科順位:1年次:4/41位 2年次:9/45位 3年次:8/41位 4年次:6/37位 席次平均(1~4年):16.4%
受験年:2024年(2025年度編入学入試)
受験大学(受験科目):東京農工大学 工学部 生体医用システム工学科(推薦)
併願大学:東京農工大学 工学部 生体医用システム工学科(学力・未受験)、東京都立大学 システムデザイン学部 機械システム工学科・生体機械コース(学力・未受験)
部活や資格:写真部(幽霊部員)、TOEIC:610点
高専在学中からうっすらと医療工学に興味があったので、国公立で医療工学をカリキュラムとして組み込んでおり、かつ自分の家から通学できる範囲内で大学を探した結果農工大を知りました。
進路については一ミリも考えておらず、編入に関しては何もしてませんでした。ですが毎回の定期試験では、自分の向上心からなのか謎のプライドからなのかわかりませんが席次&点数を上げることに躍起になっており、進路に関係なく割と真面目に勉強していました。
4月あたりまでは相変わらず何も考えておらず、ふわっと就職かな~みたいなノリでいました。そのため編入に出る、というか割とメインの電磁気の内容を学べる選択科目を面倒くさいからと見事に履修せず、後で独学で頭に叩き込むことになります。皆さんは将来を考えたうえでしっかり選択科目を選びましょう。場合によっては地獄を見ます。
5月あたりになってみんなが進路の話をするようになって内心焦ります。ここで友達にその席次で就職するのはもったいないと言われ、それもそうだなと思い大学編入に方向転換しました。ナイス友達。
このタイミングで興味のあった医療工学についてカリキュラムを設定もしくは研究を行っている大学をいくつか絞り込みました。この中に東京農工大学もあり、ここで自分が成績を何とか維持したのもあって農工大の推薦の基準(農工は1年から4年の席次の平均が20%以内ならOK)を満たしていることに気づきます。
こんな感じで農工を推薦で受けることを決め、その他併願大学も絞り込みました。ちなみにこの後(夏休み含め)ですが、進路の目標が固まったにも拘わらず一切勉強しませんでした。本当に編入を舐めていたと思います。
夏休み中は医療機器の開発メーカーのインターンに行きました。受験した学科が医療工学関連の分野なので推薦書の材料になったと思います。
また夏休み中の9月に農工大の研究室見学に行き、高専から編入した先輩方に推薦の口頭試問の内容や使った参考書、大学での単位振替のために高専で取っておいたほうがいい科目等の大変参考になるお話を聞くことができました。
なおこの時農工に推薦で編入した先輩とお話したのですが、高専在学中の席次がずっと1位だったことを聞きメンタルが崩壊しかけました。
11月になりようやく勉強を始めましたが、併願の都立大の試験に必要なTOEICの勉強をしていました。農工大の学力試験の英語はTOEICの振り替えがないので、本命に関しては全く意味がありません。もっと早く受験していればよかったと後悔しました。
12月に入りやっとTOEICを受験しました。めちゃくちゃ遅いです。結果は415点で、大学の編入用にはだいぶ低い点数でした。しかし2月からの春休みに入り時間ができたことで短期集中で勉強で取り組みました。
ざっくりいうと「銀フレ(基礎ができてないので金フレには結局手を出していません)」を3周ほどし、「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を1週間半で解ききることの2つを行いました。ちなみにリスニングは最後まで勉強方法がいまいちわからなかったので適当な参考書のリスニングの問題をとりあえずひたすらやるという感じでした。
その後2月の受験で610点に上げることができ、何とか都立大編入の必要最低限のスコアをとることができたのと、時間があまりなかったのでTOEICはここで終了としました。
ちなみに2月は課題研究の発表会があり、ここで優秀発表賞をとれたので推薦書の材料にしました。
3月から数学と電磁気の勉強を始めました。数学は基礎がボロボロだったのでまず「編入数学入門」から取り組み、一周したところで「編入数学徹底研究」に取り組みました。ベクトル空間や応用数学の内容は自分の受ける大学には出題されないので飛ばし、3月中には一周しました。
電磁気も授業を取っていないせいでボロボロだったのでマセマの「電磁気学キャンパス・ゼミ」と「演習 電磁気学キャンパス・ゼミ」で一から独学で勉強しました。
新学期が始まり、友達と一緒に平日は学校に夜まで残り、休みの日は学校近くの自習室で朝9時から夜7時くらいまで勉強する日々でした。4月は「弱点克服 大学生の初等力学」を2周しました。また並行してマセマの電磁気もちょくちょく2,3週目を取り組んでいました。
またこの月は卒研を決めるタイミングでもあり、私は心拍や呼吸の生体計測に関するものをテーマにしました。もしかしたらこのことも合格の要因になったかもしれません。
5月は推薦試験の対策が主でした。もしかしたら電気回路が出るかもしれないと思い、電気電子工学科にかつて在籍していた先生が作成した問題集がとても評判が良かったのでそれを使って勉強していました。
面接対策として面接内容を研究室の先生に添削してもらったり、また口頭試問は募集要項に物理・電気電子工学のことを聞くと記載されていたため、電磁気、電気回路、電子回路について基礎的な部分を説明できるようにまとめいたりしていました。
ちなみに農工の学力の英語の勉強は5月になっても全然できていなかったのでかなり危なかったです。
流れとしては一人30分間で最初10分間面接、残りの20分で口頭試問という形でした。
口頭試問は力学の問題と電磁気の問題が2枚の紙にそれぞれ記載されて机の上に裏返して置いており、どちらから最初に解くかを聞かれました。
それぞれで持ち時間10分とし、最初の6分で解答用紙(ただの白紙)に出来るところまで問題を解き、残りの4分で自分の机の背後、試験官の正面に来るよう配置されたホワイトボードに出来たところまで解答をそのまま写し、試験官がその内容を見て解答の方法や、それに関連した知識について質問をしてきました。
そして残りの科目についてまた同じように10分間行うという方式でした。
力学の問題は単振動のcos波のグラフが描かれており、小問が3つありました。グラフから物体の変位を与えられた文字等を用いて表したり、運動方程式をたてて解を導いたりという内容でした。
電磁気は一様に分布した電荷密度の3次元空間について解くもので、小問が4つありました。
最初の「divEを与えられた文字で表せ」という問題で思ったより時間をかけてしまい焦りました。2問目は電場と電位の関係を表せというものでどう考えても「E = -gradΦ」やんこれと思い、ホワイトボードに公式だけ書きました。あまりにも簡単な問題だったので試験官から、「コメントある?(笑)」と言われました。当然無かったので「いや無いですね!(満面の笑み)」と元気よく答えてしまいました。何をしているんでしょうね。
結局電磁気は4問中2問しか解けませんでした。残りの2問の内容は全く覚えていません。
控室は和やかな雰囲気で受験者同士で普通に会話していました。席次の探り合いが始まりそうでやんわりと制止しました。怖かったです。
面接の内容は、
を聞かれ、「簡潔に」答えるように言われました。なのでめちゃくちゃ内容盛りだくさんで話す、といったことはできませんでした。もしかしたら他にも一,二個質問があったかもしれません。一問一答のような感じで答えた内容に関して全く深堀はされませんでした。
面接中試験官3人全員がずっとPCで内容をメモしていたのであまり顔を見て話すことができなかったのでたまに顔を上げた瞬間に試験官の顔をガン見して無理やり目を合わしていました。試験官が若干引いていたかもしれません。気のせいだと思いたい。
皆さん農工大の推薦の体験談で無限に目にしたであろう合格結果の封筒のサイズですが、本当に合格の封筒は小さいやつでした。サイズで結果が分かるの普通にホラーですよ。
全く人にものを言える立場ではありませんが、勉強は早く始めたほうがいいです。学力の面だけではなく、メンタル面でも焦りや不安の影響がより大きくなるので、後悔しないように取り組んでいくことが大事です。ひとまず自分が言えるのはTOECは4年の夏休みまでに終わらせておくことと、夏休み中に「編入数学徹底研究」はとりあえず1周しておいたほうがいいということです。これができなかった怠惰な自分は時間のない中で苦しみながら勉強する羽目になりました。
またこの体験談を見ているタイミングにもよるとは思いますが、普段の試験も手を抜かず全力で取り組みましょう。言い方はよくありませんですし、学力で受ける皆さんには大変失礼なのは承知の上ですが、「推薦」という楽ができるに越したことはありません。
他の学科の面接の内容を詳しくは知らないので何とも言えませんが、面接は全くと言っていいほど深堀されないので推薦書に出来るだけ詳細に書いたほうがいいと思います。幸い農工大の推薦書は推薦内容の記載欄が十分にあるので、文章量が多すぎるといった心配をする必要はないと思います。逆にあまり書く内容が無いと当たり前ですがとても大変だと思います。
と書いたはいいですが結局推薦は席次だと思います。4年前期の部分でも触れましたが、研究室見学に行った際に高専でずっと席次1位だった人がいたので、推薦基準の上位20%以内に入っていたとしても全く油断することはできません。
なので学力試験対策もしっかりとしておきましょう。口頭試問にレベルの高い問題が出た時の対策にもなります。
特にTOEICと推薦の口頭試問で役に立ったと思うものを記載しておきます。
高専生のガタガタ英語力を考えると下手に金フレに手を出すよりは銀フレをしっかりとやったほうがいいと思います。また「でる1000問」はダラダラやらないでください。私は短期集中でやることでPart5だけでなくReadingパート全体で効果を発揮したと思っています。
口頭試問の力学は「大学生の初等力学」で十分ですが、電磁気のほうは農工大の学力試験の電磁気が解けるくらいの力があると良いので、マセマだけでは不十分かもしれません。ですが基礎固めや理論の説明の参考になるという観点で見ればとても強力です。
]]>名前:たなか
出身高専:化学・生物系
学科順位:1年次:11/215、2年次:5/45、3年次:2/45、4年次:5/44
受験年:令和6年度
受験大学(受験科目):東京農工大学 生命工学科
併願大学:京都工芸繊維大学 応用生物学課程
部活や資格:テニス部、TOEICスコア 695
TwitterID:@tnkgeng3
気になった研究室があったのと、将来のために大学に進むべきだと思ったから
進学、就職のどっちになっても困らないように、学校の授業で好成績を収められるよう頑張ってました。3年生の学年末くらいから志望校を探し始めました。
就職したいという気持ちが強く、あまり勉強してませんでした。インターンシップ後、進学する必要があると考えるようになり志望校を絞りました。TOEICの勉強は、金フレで単語を抑える程度のことしかやってなく、470くらいでした。
本命の大学を農工大に、併願校をZENPENを参考にして京都工芸繊維大学に決め、必要な教科の勉強を始めました。まず、過去問を解いて自分の現状を把握した後、参考書等を用いて勉強を始めました。数学、生物学、TOEIC、有機化学等をやってました。
推薦試験の面接練習と学力試験のための勉強を半々くらいで力を入れてやってました。早めに募集要項を取り寄せ、書類の準備を始めました。担任の先生にお願いして推薦書を書いてもらい、卒業研究の担当教員と話をして卒業研究への理解を深めてました。5月に入ってからは、ほとんど面接練習に力を入れてました。面接練習も何回か行いました。
一次試験:書類審査
二次試験:面接、英語の読解力を問う試験
以下の質問をされました。
15分くらいで終わったと思います。終始優しい雰囲気で話しやすかったです。要項にあった英語力を問う試験はなかったです。
農工大の生命工学科は、高専で勉強頑張っていたら推薦試験自体は比較的やさしいと思います。TOEICのスコアも必須じゃないので、選択肢の一つとしておすすめです。今年は、英語の試験がありませんでしたが、英語で自己紹介、志望理由、卒業研究の説明を話せるようになっておくといいと思います。
大学問わず、早め早めに準備するのが大事だと思います。初動が遅れて、後々もっと早くからやっとけばって後悔してモチベ下がっりしたので、早めに準備したら気持ちが楽になると思います。あと、常にビジョンをもっていつまでに何をやるか計画を立てるのもいいと思います。試験近くなったら、特に前日はリラックスするのが大事です。私の場合は、友人が同じタイミングで東京にいたので一緒にご飯食べて気持ちがだいぶ楽になりました。
自分が後悔しないよう、一生懸命頑張ってください。何か聞きたいことがあれば気軽にXでDMください。
【TOEIC】
金フレ、文法特級、公式問題集
【数学】
編入数学過去問特訓、編入数学徹底研究
【専門科目】
学校で使用していた教科書
名前:あのちん
出身高専:東北のとある高専 情報系学科
学科順位:1年: 2/41 2年: 6/39 3年: 4/41 4年: 3/41
受験年:2024年度
受験大学(受験科目):東京農工大学 知能情報システム工学科 数理情報工学コース(推薦)
併願大学:電通大(学力)、群馬大学
部活や資格:運動系の部活 資格は特になし TOEIC595点
TwitterID:@y1GuBvl5c9v7nSD
もっと専門教科の勉強をしたいと思って編入をしたいと思った。
なんていうのはほぼ建前で、関東に行きたいのと、大学を出たほうが高専卒よりも年収が変わってくるから。
進路のことはほぼ何も考えていなかったが、学校の勉強はきちんとするようにしていた。3年の終わりくらいから編入しようかなと考え始めた。
関東の大学に入りたいなと考えていた。上位国立大学を目指している人たちが着々と勉強をしているのを見て焦り始める。編入試験にでるような数学の範囲の勉強とTOEICの勉強はしていた。(TOEICの公式テストは2回受けたが、毎回試験1週間前から勉強をするというアホなことをしていたのでそこはちゃんとした方が良い)
夏休みに結構数学をやった。
研究室の先生と話し合って電通大を受けることに決め、過去問を解き始めた。出題範囲が似ていたので農工大の学力も受けることにした。この時期はほとんど過去問と数学しかしていなかった。しかし、冬休み明けに物理が壊滅的であることに気づき、電磁気と力学、熱力学を勉強し始めた。また、1月の終わりから2月初旬に農工大の推薦を受けたいなと思って、第一希望を農工大の推薦にして、落ちたら電通大の学力も受けようと決めた。学力で受けるつもりで毎日放課後は図書室に籠って勉強をしていた。この時点で基礎は結構身についてきてる実感はあったので、問題演習の割合を多めにして勉強していった。また、専門科目の勉強も始めた。
春休みは3月初旬までは毎日びっしり勉強していた。中旬から春休みの終わりにかけては完全にだらけてしまっていた。
春休みに勉強をやらない時期があったのでかなり焦っていた。この時期は1番きつかった。それでも勉強をするしかないので春休み前と同じ様に放課後は図書室や研究室に籠って勉強し始めた。
まず部屋に入るとプロジェクターに問題文が映し出されていて、ホワイトボードに書いていく方式だった。
問題は、値段と量とアルコール度数が書かれた酒が4つ書かれていて、その中から最も効率よく酔えるのはどれか?適切な探索手法を説明せよ。
みたいな問題だった。
事前アンケートに答えるように指示されていたので対面ではあんまり聞かれなかった。
もう何個か聞かれたけど緊張しすぎて忘れた。
結構言われてるけど遅くとも夏休みからは勉強した方が良い。数学は夏休み終わるまでに基礎固めておくと結構後半は楽になる。TOEICは目指す大学にもよるけど600点あれば全落ちは防げると思う。試験科目に物理ある人は物理の勉強もしっかりしておいてね。春休み終わった後が一番しんどい時期だと思うけど勉強することでしかその不安とかは払拭できないから頑張って勉強しよう。終わったら楽しいことがいっぱい待ってます。何か質問があればTwitterにDMください。それでは皆さん頑張ってください。
編入数学徹底研究
マセマで基礎固め、電磁気は黄色い本、力学は大学生の初等力学で演習
問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造
]]>名前:ななかぽ
出身高専:某高専 情報工学科
学科順位:1年次:2/47位 2年次:3/46位 3年次:1/41位 4年次:1/39位
受験年:2022年(2023年度入学)
受験大学(受験科目):東京農工大学 工学部 知能情報システム工学科 数理情報工学コース 推薦選抜試験 受験科目:専門的な口述試験、面接
併願大学:筑波大学 理工学群 社会工学類 (未受験) 長岡技術科学大学 情報・経営システム工学課程(未受験)
部活や資格:部活:低い山を登る部活 TOEIC L&R 720点
TwitterID:@anadigian
主に、
心の底で思っていたことは、
編入に特化した勉強はしておりません。
ただ、学校の授業の数学の予習や英語や現代文の自主学習をしておりました。
資格としては2年生のとき、英検準2級を受験しました。
後はとにかく席次上位をキープするために、高専の定期テストに毎回本気で取り組みました。
このころになると編入を考えるようになり、推薦で受験したいと思うようになりました。そのためにも4年生が終わるまでは、席次ファーストを意識しました。
学習内容としては、
数学
英語(TOEIC)
物理
TOEICの対策に割と時間をかけましたが、7月のIPテストのスコアは560点でした。(初回としてはいいかも?と当時思っておりました)
編入対策が本格稼働したのが、4年生の8月です。推薦で楽して合格するという甘い考えを捨て、学力試験の対策に取り組みました。
数学
とにかく徹底研究を繰り返し解きました。徹底研究は解説がわかりやすいといわれておりますが、それでも解説が腑に落ちない問題もありました。ですが、Youtubeに編入数学徹底研究の解説動画があったおかげで助かりました。ぜひYoutubeで検索してみてください。
過去問特訓は4年生の学年末試験の終わりあたり(1月くらい)から始めました。いろいろな大学の入試問題が解けて楽しかったです。
確率の勉強は専門対策にもなります。あとは過去問を解く!
英語
旺文社の入門○○シリーズはおすすめです。入門と謳っておりますが、入門というよりは基礎だと思います。割と難しい問題もあります。正直、英語の過去問が公開されていない関係で対策はあまりしてきませんでした。
英作文の対策は推薦に落ちたら専門書を買おうと考えておりました。
DUO 3.0はCDと一緒に!!!
TOEIC
農工大はTOEICのスコア提出はありませんが、面接時のアピール材料になると思い、4年生の3月というギリギリのタイミングで初の公開テストを受験しました。このときに720点を取得しました。スコアを見たときはうれしくて発狂しました。
とにかく公式問題集の周回プレイと長文精読に尽きると思います。
物理
仮に推薦に落ちて学力試験を受けるはめになったときに、この「物理」という教科が一番ボトルネックとなると思いました。しかし、配点が他の教科よりも低いのと、物理はくそつまらないということがあってやる気が起きませんでした、
トライさんの映像授業とヨビノリは超おすすめです。私は情報工学科の学生であるため、高専で物理の授業が充実していませんでした。(剛体とかやらないし)
剛体の力学がわからなかったとき、トライさんの動画で助けられました!
知識を得た後は、弱点克服 大学生の初等力学でアウトプットしました。この教材も改訂され、誤植が減ったのでおすすめです。
電磁気はマセマで一から勉強し、マセマの電磁気演習→電磁気学演習(黄色い本)という風に進みました。
専門(情報工学)
定本・論理回路入門で知識の復習後、過去問演習をメインにやりました。
学習自体は4年後期と同様です。ただし、英語の勉強はDUO3.0の単語以外一切やっておりませんでした。
面接の対策は学校の研究室の先生に1度練習をしてもらいました。
10進数の1,2,3の3つの数値を一度ずつ使用して表すことのできる最も大きな整数を答えなさい。
実は昨年度と全く同じ問題でした・・・
面接時間短縮のため、面接までの待機時間中にGoogleフォームのアンケートに回答し、その回答内容をもとに面接を受ける形式となっております。
このような質問がされました。
推薦受験は席次が命です。とにかく席次上位を目指しましょう、農工大は1年生から4年生までの成績を参考にするため要注意です。
後は、
の3つが大事です!
学年ごとの勉強方法の4年後期に記した通りです。
]]>名前:いっちゃん
出身高専:東京高専物質工学科
学科順位:1年:13/41,2年:3/35,3年:4/36,4年:1/34
受験年:2023年度
受験大学(受験科目):東京農工大 工学部 応用化学科 推薦入試.受験科目:専門に関する基礎的な筆記及び面接
併願大学:山梨大学
部活や資格:科学部,危険物乙種三類保有,TOEIC:550点
TwitterID:@KRAGRKD_it
3年生の時に学校の先生から専攻科ではなく大学へ行くことを勧められました.大学選びをする中で,3年次に農工大の先生が在学校へ講演にきて,農工に興味を持ちました.
学校の勉強に集中するため特に何もしていませんでした.
推薦基準を満たすために夏休みは学校の勉強に力を入れていました.毎日平均で2時間くらいはやっていました.ほかにもTOEICのスコアがかなり低かったため,英語の勉強(スタディサプリで1時間くらい)に力を入れていました.学校のある平日は英語以外特に何もしていませんでした.
学年末試験までは前期同様に推薦基準を満たすために学校の勉強に力を入れていました.英語も同様です.ただ,所属していた研究室で学会発表があったのでそれが終わるまで編入の勉強ができませんでした.
4月の頭から農工大一般入試の化学の過去問10年分位を解き始めて,自分の苦手ポイント探すことにしました.そこでできなかったところを参考書(後述)を使って学習しました.それをひたすら繰り返して過去問は3周,参考書は様々なものを利用し,1周しました.また,物理化学で英語が出ると聞いていたので化学の専門用語や科学技術系の英単語の学習も同時に行っていました.平日は2~3時間,休日は6時間くらい学習していました.研究はやらなくていいと研究室の先生に言われたので,勉強に多く時間を割けました.
物理化学(英語込み)と無機化学と有機化学が出題されました.9:20~10:05までで各教科15分ずつになります.休憩なしで15分経ったらすぐに答案回収をして次の科目を解きます.
面接は先生2人に対して受験生1人の構図です.およそ10分くらいです.圧迫とまではいかないものの,かなり問い詰められました.(筆記試験の成績が悪いと面接が厳しくなるらしいと聞いていたのでこの時点で落ちたと思ってました)質問を箇条書きしていきます.覚えている限りで書くので質問者のニュアンスや言い回しは違うかもしれません
推薦入試で受けようと思ったときに,1年生の時の成績が足を引っ張っていました.そのため4年生の時に挽回しなければならない状況になりました.農工大に限らず推薦入試を受けたい場合は1年からの成績が必要になってきますのでっしっかりと勉強をして基礎をつけておいてください.
授業でやった基礎があれば編入試験勉強であまり苦労することはないと思います.これから先,編入試験を受ける方々のご健闘お祈りいたします.
名前:大看板
出身高専:都立産業技術高専 ものづくり工学科 電気電子工学コース
学科順位:3年次:10位 4年次:6位
受験年:2021
受験大学(受験科目):東京農工大学 知能情報システム工学科 電子情報工学コース(学力) 合格
併願大学:宇都宮大学、本校専攻科
部活や資格:
大学生活への憧れ、学歴など
農工、農工大院、海洋の過去問を1~2周。問題集は使ってない。
演習力学(薄くて黄色い本、全体的にムズイ)を1~2周(4年冬に1周できた)してから、電通大、横国大、農工大、東工大の順に過去問を解いた。
特になし
出る単特急 金のフレーズを8周、速読英単語(必修編)をCDも含めて8周した。単語帳は、ほぼ毎日行きかえりの電車内で読んでいた。あとは文法の復習も一応した。
これらを一通りやって、山梨大、横国大、農工大、東工大の順に過去問を解いた。問題集は受験1ヵ月前くらいまでやっていた。
詳解電気回路演習をやった。問題数がとても多いので、かなり早く始めないと終わらない(自分は2021年3月から始めたので、全然終わらなかった)。
これらを一通りやって、専攻科、山梨大、京都繊維大、農工大の順に過去問を解いた。あとは長岡技科大の過去問。問題集は受験1ヵ月前くらいまでやっていた。
エントロピー(情報量)、2,8,10,16進数、キャッシュメモリのヒット率などについて勉強した。同時に長岡技科大、農工大の過去問を解いていた。
授業内容の復習を4年夏までに終わらせて、以降農工大、山梨大、横国大の過去問を解くようになった。
過去問通りだったが、置換積分(ヤコビアン、u,vで置換するやつ)の問題が1問だけ解けなかった。85%くらい取れた
長文2つと、英作文(今年はコロナに関するテーマ)。全部解けたので、80~90%取れたと思う。速読英単語を極めていれば読めないことはないはず。
難しかった。球がバットに衝突するみたいな問題で、運動量保存則とか慣性モーメントとかあ出題された。30%?
ほぼ全部解けた。87%?
33%?。2進数に関する問題は簡単だった。2進数から8, 10, 16進数へ変換する問題とか、2の補数に関する問題とか、小数の10進数を2進数に変換する問題が出た。
残りは確率に関する問題(赤い球と青い球と白い球をそれぞれ袋に入れたとき、ランダムに取り出すときの確率を求めるみたいな問題)で、1つも解けなかった。(出ないと思って対策してなかったから)
95~100%。簡単だった。
95~100%。簡単だった。アナログ電子回路は出題されなかったので助かった(超苦手)。テブナン使う問題が出題された。
志望理由、第二志望のコースでも入学するかしないか。5分程度。
受験勉強は遅くても4年夏休みから始めるべき。また、勉強時間は合計1100時間以上勉強したら、有利にはなれると思う。なお自分は1192時間勉強して合格していた。
名前:るん
出身高専:鈴鹿高専 生物応用化学科
学科順位:1年次:7位 2年次:5位 3年次:7位 4年次:5位
受験年:2021年(2022年度3年次編入)
受験大学(受験科目):東京農工大学 生命工学科 (推薦入試)
併願大学:京都工芸繊維大学 応用生物学課程 筑波大学 生物資源学類 鈴鹿高専 専攻科
部活や資格:吹奏楽部所属 TOEIC:590点
TwitterID:@Takeru140208
研究者になりたかったので大学を出た方がいいと思ったため。
入学当初から大学へ編入したいと考えていたのですが、ぼんやりと考えていただけで特に編入に向けて勉強したりだとかは行なっていませんでした。それよりも定期試験などで良い点が取れるように勉強していました。
TOEICに関しても特に勉強することなく3年の初めにIPを受けて、ぼろぼろだったのですが特に勉強することなく4年生に突入していきました。
コロナの影響で時間がめっちゃあったにも関わらず、春休みの延長のような気持ちになってしまいダラダラと過ごしてしまいました。それでも勉強はしないと、という意識はあったので一日2時間ぐらいですが森北の2年と3年の高専の数学を時直したりしていました。
TOEICに関しては単語力が皆無だったので金のセンテンスを使って単語を覚えるようにしていましたが、金のセンテンス自体が難しい単語ばかりであまり捗らなかったです。
4年生になって初めてIPを受けたのですが275点ととんでもない点数を叩き出してしまいめっちゃ焦りました。そこからTOEICに関して猛勉強しました。
まずは単語帳を「金のセンテンス」から「金のフレーズ」にしました。
単語力が皆無だった僕でも金のフレーズはなんなく続けることができて、「最初からこっちにすればよかった〜」と後悔しました。
もう一度IPを受けたところ金のフレーズだけで460点まであげることができました。正直結構嬉しかったです。
そこからは金のフレーズに加えて、公式問題集を買い2回ほど模擬試験をしました。あとは「でる1000問」って言うTex 加藤さんの本がpart5対策にいいと聞いたのでそれを一通りしました。
再びIPを受け、560点まであげることができました。
それでも編入に使える点数は600以上が目安だと聞いていたので1月の公開テストで600を超えることができるよう「金フレ」と「でる1000」を繰り返していました。
公開テストを初めて受けたのですが、IPのようにはいかず、540点しか取ることができませんでした。
先輩からは3月までにTOEICを終わらせないときついと聞いていたので、次の公開テストを最後にしようと思い猛勉強しました。しかし、学年末テストがあり思うようにTOEICの勉強はできなかったのが現状です。
ここぐらいから受験校を考え始め、農工大の推薦を第一志望にすることを決め、落ちたら学力は受けず他の大学を受けようと考えていました。
学年末試験が終わり春休みになったので、ここから毎日7時間から10時間ぐらいはTOEICに費やしていました。
具体的には徹底的に公式問題集をやり込みました。1冊5周ぐらいはやったと思います。それを3冊やりました。
そして、2月28日に公開テストを受け、ものすごく手応えがあり嬉しかったです。
TOEICが終わってからは生物系の学科に進みたいと思っていたので高校生物を1からやり直しました。
使った教材は「セミナー 生物+生物基礎」です。この問題集は教科書に則って基礎的な問題から応用問題まで幅広くカバーしており、さらに解説が充実しているため1から勉強するには持ってこいでした。春休みが終わるまで2周しました。
あとは参考書として「生物図録」と「第一学習者の生物の教科書」をメルカリで安く仕入れました。
セミナーにも章の初めに図を使って教科書っぽくまとめてあるのですが、それでは不十分なところもあり、そんな時には参考書として使っていました。
あと、専攻科の入試では数学も必要だったので「編入数学徹底研究」を同時に進めていました。これは春休み終わるまでに1周しました。
3月の終わり頃にTOEICの結果が返ってきたのですが、590点と惨敗でした。それで一気に落ち込んでしまい、しばらくやる気が出ませんでした。
5年生に上がってから再びTOEICを受けることも考えたのですが、その時間もなさそうだったのでTOEICは諦めて数学と生物を徹底的にやろうと思い勉強しました。
ここで農工大の推薦に落ちた場合の受験校を考え始め、数学と生物とTOEICだけいける鈴鹿高専 専攻科と筑波大学、京都工芸繊維大学にしました。
生物に関しては筑波の過去問をしたところわからないところが多かったので、教科書を全部ノートにまとめて理解しました。これであらかたの生物の問題は解けるようになりました。
数学に関しては徹底研究で専攻科の出題範囲をカバーできてないところ(複素数など)があったのでそこを高専の数学を使って対策していました。
この時ぐらいから農工大の面接対策として志望動機などを考えていました。あと、面接で英文を渡され、それを音読し全てその場で訳すと言うこともすると言うことを聞いたので、その対策として英語の先生の部屋に行き、英文の読み方のコツや発音などを見ていただきました。
専攻科の受験が6月と受験校では最初にあることが分かりそれを見据え数学の勉強を中心にしていました。
演習をたくさんしたかったので「編入数学過去問演習」を買い、繰り返しやりました。ゴールデンウィークはほぼこれで潰れました。
生物に関しては忘れないように空いた時間に図録などを読むなどして過ごしていました。
面接対策としては志望動機を担任の先生に添削してもらったり、面接練習をしてもらったりしていました。あと、推薦書を卒研の先生や学科長にお願いして書いていただきました。
初旬にテストがあり、テスト期間中に農工大の面接が平日にあったためテストを休んで東京に行き面接を受けました。
面接試験とテストが終わると農工大に落ちていたら怖いと思い、専攻科の数学などを勉強しようと思っていましたがなかなか身が入らず、だらだらしていました。
農工大は全学科共通でまず一次選考があります。
というのも推薦では1年から4年までの席次が上位20%以内でないと受験資格がないのでそこを見ているのだと思います。
過去の試験結果でも生命工学科では落ちている人がいなく、募集人数は4人なのに8人受験して8人とも合格しているみたいな年が多かったのであまり心配はしていませんでした。
一次選考の結果は志願書と同封した封筒で、後日郵送されました。
そしてその1週間後ぐらいに二次試験(面接)がありました。
この二次面接は学科によって筆記試験があったりと違うのでその学科にあった対策をしてください。ここでは生命工学科の場合の面接試験について書きます。
建物に入るとまず全学科の受験生が一つの講堂に集められます。
生命工学科では受験番号13番の人がいたにもかかわらず、8人しかいなかったので一次選考で足切りがあったと思われます。
その後、各学科それぞれの建物に案内されました。
生命工学科ではまず違う建物の4階の部屋に案内された後、受験番号の早い順に3階へと降りて1人づつ面接を受けるようでした。僕は受験番号が遅いほうだったのでそのままその部屋に残りました。そこでは先生もおらず受験生同士自由に話していました。
面接試験で聞かれた質問は以下の通りです。
15分から20分ぐらいで、こんな感じの質問でした。結構和やかな雰囲気で途中で笑いも起きたりしました。
面接が終わった後そのまま下に降りて各自解散という流れでした。
見ての通り僕は順位もそんなに高くないですし、TOEICの点数も自慢できるほど高くないしむしろ低いです。
なぜ受かったかもよくわからないです。でもこんな順位でも受かることができました。なので農工大に行きたくて受験資格を一応満たしているのであれば一次選考に応募してみてもいいと思います。運が良ければ受かるかもしれないです!
あとから思ったのですがやはり勉強の初動が遅かったと思います。編入勉強したいけど何すればいいのか分からないって人はTOEICの単語を覚えてみてください。それだけでその後のTOEICが格段に楽になります。あとはなるべく早くTOEICを終わらせるようにしましょう。プレッシャーで押しつぶされそうになります。
このページは多分4年生ぐらいの人が見てると思うのですが、もし低学年の人が見ているのなら、学校の試験は日頃から頑張ってみてください。編入試験では順位を問われることは少ないですが、取っておいて損はないです!自分の幅を広げるためにも是非やってみてください。
以上で僕の体験記を終わります。
拙い文章ですが何か編入の際の参考になりましたら幸いです。
また何か質問などございましたら気軽にTwitterのDMください。答えれる限りなんでも答えます!
月別のところに詳しくは書いてあるのでその中から列挙してまとめておきます。
名前:Ryuma
出身高専:沖縄高専 情報通信システム工学科
学科順位:1年次:1位、 2年次:2位、 3年次:5位、 4年次:5位
受験年:2021年
受験大学(受験科目):東京農工大学 知能情報システム工学科 数理情報工学コース
併願大学:なし
部活や資格:LinuC Level 1 取得、普通自動車免許(MT)、TOEIC SCORE 730点
TwitterID:@BrainCloud_ai
世界を意識しSDGsに貢献できる研究が多く、留学のサポートも手厚い。知能情報システム工学科の数理コースでは自分の好きな分野(アルゴリズム、機械学習、ヒューマンインターフェース等)の授業がある。大学院の共同サスティナビリティ研究専攻に興味があった。
特に対策を行わなかった。
特に何もしなかった。
編入先を少しは探ったが、コンテストが忙しく結局探る時間があまりなかった。
募集要項に記載されている教科(アルゴリズム、計算機工学)の範囲を勉強した。1つ上の先輩は募集要項と違う問題が出題されたらしいので、数学も少し勉強をした。
1,2,3(10進数)を1つだけ使って一番大きい数を作れ(募集要項の記載と違った)
大学院に進学したいか、希望の研究室はあるか、過去に頑張ったことなどを聞かれた。
農工大の知能情報システム工学科の数理情報工学コースは、口頭試問で絶対に募集要項と違う内容が出題されるので、そこは注意して対策するようにしよう。
特になし。
]]>名前:むっちゃん
出身高専・学科:宇部高専 物質工学科
学科順位:1年:3位 2年:5位 3年:6位 4年:3位 5年:7位
受験年:2018年・2019年
進学先 受験科目:東京農工大 数学・英語・物理・化学・口頭試問(化学)
受験大学:
2018年 東工大 農工大 横国大 岡大
2019年 東工大 農工大 豊橋技科大 宇部高専専攻科
部活や資格:バドミントン部 TOEIC 630点(2019年12月)
TwitterID: @mucchan222
〇〇学科でこういう勉強がしたいとか、研究がしたいという部類の目標はありません。
勉強は次の流れで取り組みました。
※理解することももちろん大切ですが、実際に問題を解くことで自分の理解度を確かめることができるのでなるべく早く問題を解くことは大事!
※3.4の時にとても大事なことが効果的なタイミングで必ず復習をすること!
個人的な意見ですが、まず初めに科学的に効率の良い勉強法を知ってから受験勉強を始めた方が良いと思います。受験で出る問題とは必ずはっきりとした答えがある問題であり、個人的にはゲームのような感覚ではないのかと思っています。
よって範囲内のことを効率よく理解し、それを使えるかどうかが受験(ゲーム)を勝つ鍵だと思っています(ゲームだと書いていますが、本当のゲームのように負けてもやり直せるくらいに軽くは考えていません。しっかり緊張感を持っていました笑)。
→試験範囲内の内容を理解してから、過去問をひたすら解く
高専で使用していた教科書を使って本当に基礎の基礎からやっていきました。自分は微分あたりから始めていきました。それ以降も基本的には高専で使用した教科書で積分、線形代数、微分方程式の基礎をしっかりと理解していきました。そのあとは過去問をひたすら解きます。
試験範囲の内容理解の指標として、個人的には過去問がどの難易度くらいかがわかるようになればOKだと思います。ここまでくると少しホッとします。
一例ですが、農工大の場合微分方程式は手順が多くなるだけで閃きなどを必要とする問題ではないと気づきました。これによって似た問題をたくさん解いておけば本番ではなんとかなるだろうと少し安心しました。仮に難易度が上がり、閃きを要する問題が出て解けなくても、他の人も同様に解けないだろうから差は広がらないでしょという軽い気持ちでいました。
→単語を覚え、同時進行で英文読解の基礎を学ぶ。それなりのスピードで読めるようになったと思ったら大学受験の英語問題(赤本)を解いてみる。
※ここでもできるだけ早く問題を解いてみることが大事です。それは自分の実力を把握するためです。どのくらいのスピードで正確に読むことができるか確かめましょう!
最初に単語をひたすら暗記しました。使ったのはDUOや速単です。他にもリンダメタリカも使用しましたが、いずれも完読していません。しかし、復習はかなりの回数重ねました。
単語の暗記と同時並行で英文読解(簡単に言うと英文を短時間で正しく理解するため)の練習をしました。長文問題では英文法の基本がわかっていないと読む時にかなり無駄な時間を使います。個人的には英文読解はかなり重要だと思います。
単語も覚え、英文読解のコツがだいたいわかったら過去問の模擬として農工大の赤本を解きました。数学のところでも書きましたが、だいたいの理解くらいで実践してみましょう!この「だいたい」は各々の感覚で良いと思います。早めに問題を解いてみて自分の不足している部分をできるだけ早く把握しましょう。
→数学と同様に教科書で内容を理解した後、問題演習、過去問演習
数学と同様学校で使っていた教科書で理解し、その後問題を解くという流れです。学校で使っていた教科書とは別にファインマン物理学という本を使用しました。ファインマン先生はマジで神です。めちゃめちゃわかりやすく書いています。力学は範囲内をある程度スムーズに網羅できたのですが、電磁気は理解するのに時間を要しました。
ここからは化学系の高専生への話になりますが、私が通っていた高専の化学系では学校の物理で受験で出るような電磁気を全くやらなかったので受験に出る電磁気の範囲は独学でした。正直ここが一番きつかったですね。化学系の人は電磁気の勉強を早くから始めることをオススメします!
→無機化学、物理化学、有機化学、各化学のつながりを意識しつつ勉強しました。
各化学のつながりを意識しつつ勉強しましたとありますが、わかりづらいと思うので下の例で説明します。
例)無機化学での結合については有機化学での反応につながる。
上のことを意識することによって有機化学と無機化学が関連づけられて、記憶に残りやすくなりました。
物理化学の熱力学では各知識を線として結びつけやすかったので熱力学は深く理解することができました。深く理解することができたのは細く書いてある教科書のおかげだと思います。具体的な教科書は後で
過去問は3年分HPに掲載してあるのでそちらを確認してください。
ここでは僕の気持ちや雰囲気、どんなことがあったかなどを書いていこうと思います。
試験当日は中央線がまさかの人身事故を起こしていました。都心から来た電車はマジな満員電車でした。電車でしか行く方法がないので、仕方なく乗車すると比喩ではなく本当に息がしづらい(人が多すぎて)ほど人が乗っていました。気分が悪くなり気が飛びそうでした。なんとか耐えて、東小金井駅に着くと東小金井駅では入場規制がかかっていました。上り線で向かうようにしていなくて良かったと少し安堵しました。話を戻します。会場について部屋に入ると半分くらい人がついていました。人身事故を考慮して試験開始時間が全ての科目において1時間遅らせて始まることになりました。
行列と微分方程式は検算までして、確実にあっていることが確認できました。積分の問題は恐らく落としたと思ってましたが、2問はあっていると確信していたので精神的には落ち着いていました。5割確実、よくて8割くらいです。
大学入試の英語と比べると量が明らかに少なかったです。量が少なかったのでじっくりと読み進めマイペースに解くことができました。英作文も余裕をもって書くことができました。8割はいっていると思います。
わからなさすぎて絶望しました笑。 この出来は明らかにヤバいと思いました。(全くわからなかったので書くことが特にありません笑)
電磁気は逆にとても簡単であっさりと解けました(実際に合っているかどうかはわかりません)。簡単すぎてひっかけでもあるのかと何ども疑うくらいの難易度でした。めちゃくちゃ早く時間が過ぎました。物理は3割くらいだと思います笑。
3枚あり、まず全ての問題はざっと目を通しました。
1枚目の結合については面食らいました。他の酸解離やホールピペットの問題も試験の時はよく理解していませんでした。試験時間ギリギリで酸解離についてはなんとか解けたましたがホールピペットの記述は空欄でした。
2枚目物理化学の熱力学については単純でホッとした記憶があります。熱力学についてはガッツリ勉強していたので余裕だと思っていましたが、今思い返すと凡ミスをしていた気がします。反応速度についてはなんとなく解きましたが恐らくダメだろうと思っていました。
3枚目有機化学について1はすぐに問題の意図を理解しました。(cisかtransか)2の最初の沈殿についてはわかりませんでしたが、記述は結構自信をもって解きました。3の反応について主生成物の記述がありましたが詳しくわからなかったので、とりあえず混ぜたらできるやつ書いとこくらいの感じ解答した気がします笑。6割あったらいいかなという思いでした。
理科が総じてできなさ過ぎたので、おそらく落ちただろうとこの時は思っていました。
3つの口頭試問の部屋があり、それぞれ有機化学、無機分析化学、物理化学について問われました。最後に面接がありました。
有機化学の部屋ではアルコールの生成方法3つ酸化、還元、その他の方法を答えよと、詳しくは覚えていませんが2つのものを反応させて、反応物の片方が〇〇(物質)でないといけない理由は?みたいなものだったと思います。ごめんなさい)。
無機分析化学の部屋では20個くらい文があり、この中からいくつか(3つか5つどちらか)選んで○×で答えなさいというもので、答えたものに理由を聞かれる形でした。どのようなものがあったか覚えていません。ただ、無機・分析化学では教科書の本文に書かれているレベルでした。これ見たことあるけど思い出せないみたいな感じで、死ぬほど難しいとか教科書の隅に書いてあるような難易度ではなかったように思います。
物理化学の部屋ではヘルムホルツエネルギーについて説明せよ。ある反応の逆反応を示せでした。もう一つあったような気がしましたが忘れました。すみません。
最後の面接では
・・・以上
もう終わりですかという言葉が出かけたくらい面接が早く終わりました。この時確信しました。あっ落ちてると。
結果:合格
自分では受かっているとは全く思っていなかったので自分の受験番号があった時はなんども疑い、なんども確認しました。
はじめの方にも書きましたが、受験勉強の前に効率の良い勉強法を知ってそれをうまく活用しながら勉強をすることを強くオススメします。その本はDaiGoの超効率勉強法という本です。
この本は本当にオススメです。
勉強法としてある先輩には数学を始めに勉強してその後物理・化学という順番で、英語はずっと継続的にやったと聞いたことがあります。また他の人が執筆した体験記でも見たことがあります。だけど僕は全てを同時並行的に進めることをオススメします。
この理由についてですが先ほどの超効率勉強法という本にも書いてあります。簡単に言うと勉強への飽きを防ぐためです。詳しくは本を読んでみてください。
他の編入体験記にはこの本は何周したと書いてあるものが多いですが、ある一定期間を空けて何周かしたとしてもそれはとても効率の悪い勉強法だと個人的には感じました。実際に自分が1周目を終了して2周目に入るという方法と適宜復習するという二つの方法を試してみました。期間を空けすぎてしまった場合1周目に勉強した内容をとキレイさっぱり忘れてしまっていて、1周目とあまり変わらないような感じになりました。これはあくまで個人的な感覚であり、他の編入体験記で書かれた方法を否定するつもりは全くありません。
また当たり前のことですが、僕はどの参考書を使うかより、内容をどれだけ理解し、解けるのかの方が遥かに重要だと思っています。参考書選びで迷う時間があればとにかく勉強を始めましょう!笑 そうは言っても一応参考書が合う合わないが人それぞれあるかもしれません。そのため内容について理解するとき、同じ学問を学習するにしてもいくつかの本を比較してみるのはオススメです。僕は学校で使っていた物理化学の教科書が使えなさすぎて全く理解できませんでした。しかしアトキンス物理化学を使って勉強し始めてから圧倒的に理解できるようになりました。
受験問題に関してです。どの分野についてもいえるのですが、閃き系の問題はどれだけ体系的に内容を理解しているかの差が出るのかなと思っています。解く工程が多い問題に関してはどれだけの問題数を解いてきて、その解き方に慣れているかが勝負だと思っています(上記の農工大の微分方程式のように)。
受験というただでさえ緊張する中いつも通りのパフォーマンスを発揮するのは簡単ではないと思います。その中で焦ることなく問題を解き進めるためには九九の答えが簡単に口からでるレベルでこの問題はこの解き方というくらい体に染み付いていなければならないと個人的には思っています。そのレベルに達していると本番で焦ることなく冷静に解き進められます。
受験大学を見て2年分あることを不思議に思った方もおられるかもしません。理由としては浪人しました。仮面浪人ではなく、普通に浪人(自宅)しました。その理由も単に全落したからです笑。第一志望は東工大でしたが浪人時もダメでした。豊橋技科大は受かってます。専攻科は農工大の結果が先に出たので受けてません。
ということで農工大以外では東工大、横国の過去問を持っています。他にも編入試験についても気になることがあればTwitterのDM等からお気軽にどうぞ〜