名前:おうかくまく
出身高専:市立高専 応用化学科
学科順位:3年次:5位 4年次:8位
受験年:2025
受験大学(受験科目):横浜国立大学 理工学部 化学応用EP(合格) 化学のみ
併願大学:岡山大学(工学部) 山梨大学、徳島大学(全て合格し体験談を投稿しています。)
部活や資格:部活:いろいろ、資格:甲種危険物取扱者、TOEIC730
そもそも就職の道を考えた事が無かった。化学が得意だったので進学しないともったいないという感じもあった。
定期テストはそれなりに頑張っていたが基本は遊び呆けていた。
TOEICに手を付けた(手を付けただけ)初めて受けたTOEICは360だった。
TOEICを本格的に始めた。金フレと文法特急、公式問題集を周回してなんとか730までいった。
詳細は岡山大学の体験記
筆記試験の内容は過去問を見ていただければ分かると思いますが有機以外の問題数が少ないです。また解答が合格発表から1週間期間限定で公開されます。
それを見た上での出来としては無機:10割、有機:9.5割、分析:5割、物化:3割。
分析物化が全然分からなくて落ちたかと思いました。
とても和やかな雰囲気でした。卒研とか志望動機とか、オーソドックスな質問でした。
ちなみに化学系は数学物理の試験がないので試験が昼からになります。筆記試験が終わって面接まで1時間休憩があるのですが筆記の出来が芳しくなくあまりに不安だったので後ろの人に意を決して話しかけ、お喋りをすることで気を落ち着かせられました。(無事二人とも受かって良かった。)過度な緊張をほぐすのにそういう手も有りだと思います。帰りも一緒に話しながら駅まで下山して良い思い出になりました。
編入仲間を作りましょう。
編入は想像をしていたよりずっと過酷で、不安との戦いでした。そんな時に励ましあい、勉強を教え合える仲間がいたからこそ頑張れたと思います。是非そういう仲間を作ってください。絆も深まります。
最後に、自分の反省を教訓にしていただきたいのですが、勉強時間だけを努力の指標とし、周りや過去の体験記に勉強時間で負けているからといって落ち込む必要はありません。
私は元々長時間勉強できないタイプだったので春休みの間の勉強時間は編入仲間の3分の1程度でした。当時は毎日スタプラで友達の勉強記録を見るたびにどうしようもない焦燥感と劣等感を抱き、クラスの人は就職やら技科大、専攻科推薦で進路が確定したも同然の中、自分だけが取り残さている孤独感に苛まれて鬱々とした日々を過ごしていました。
過去の体験記に「落ち込んでいる暇があったら勉強しよう」という言葉がありましたがその通りだと思います。「なんかいけるかも」という根拠のない自信が編入のみならず、おそらく人生においても重要になると思います。極限状態では根拠があっても自信をもつのは困難ですが、せめて、後ろ向きにならず自分を責めないでください。勉強時間だけが努力の形ではないので、しんどい日は思い切って全く勉強せず遊んでもいいと思います。案外どうにかなります。
編入勉強、頑張ってください。
教科書や適当な参考書でちょっと知識つけたらいろんな大学の過去問をひたすら解きまくるのが効果的だと思いました。
]]>名前:FUJIGEN
出身高専:某高専 某土木関係学科
学科順位:3年次:2位 4年次:2位
受験年:2025年度
受験大学(受験科目):横浜国立大学・都市科学科・都市科学部
併願大学:広島大学・茨城大学・宮崎大学
部活や資格:TOEIC:570
もともと本大学前後の大学(千葉、筑波など)には編入したいな~と漠然と考えていた。しかし特に具体的な目標はなく、ひたすらに学校のテストを頑張っていたら気づいたときには募集のボーダーを超えており、研究室などの状況も鑑みて維持管理について詳しい研究を行っていた本大学を志望し始めた。ちなみに一瞬だけ旧帝大を考えた時期もあったが自分には無理だと早めに気づいた。気づけて良かった。
ひたすらに学校の成績を上げることに集中していた。1年次:7位 2年次:3位 3年次:2位 と順調に成績を上げることができ、なんやかんや楽しんでいたような気もする、、、。テスト前の約3週間以外は基本的に遊び惚けており、特にこれといってやっていたことはなかった。ほぼ男子校のような学校だが振り返ってみると旅行、フェス、バイトととても楽しい毎日を送っていた。部活も楽しめる程度には参加していた。しかし、周りの賢い組はこの時からTOEICを受験していた。今考えると自分もこの時から多少なりともTOEICを受けていればもう少し上の大学に受かったのではないかと考えたりもする。
この時点でもまだ特に何もしていなかった。4年は学業が5年間の中で最も忙しい学年であり、学業でいっぱいいっぱいだったこともあって部活もやめて学業に専念していた。ちなみにこの時から本大学を意識し始めてはいたが、対策どころか募集要項を読むこともせずに考えないようにしていた。
夏休みのはじめにさすがに何もしないのはやばいと思い編入予備校に入学した。両親からは「予備校に通わせるお金なんかないで」とさんざん言われてきたため半ばあきらめてはいたが死ぬ気で奨学金を取って無事資金を調達することができた。奨学金様様である。科目としては 数学基礎 TOEIC を取った。正直このTOEICの授業が身になったかと言われれば何とも言えない。しかし、ろくに資格も取ったことがない(英検も漢検も受けたことがない)自分としては「資格の勉強法」としての授業という意味では基礎的な事を教うことができるよい授業であったと考えている。数学の授業は基本的に編入数学入門の範囲である高校数学についての内容であった。この範囲はいわゆる準難関~難関大学では頻出の範囲である。うっすら神戸大学を目指していたため、頑張って勉強していた。結果としてこの範囲は使わなかった。
このころには掛け持ちしていた軽音楽部、バイトなど受験の障害となりうるものはできる限り排除して勉強に時間を費やそうと努力した。周りは基本的に就職希望ばかりで遊びに誘われることも少なくはなかったが思い切って遊ばない宣言をした。この判断は良かったと思う。また、4年が終わり最終順位が出たことで割と上位大学を狙えるのではないかという希望がうっすら湧いた。貴重な推薦枠をどの大学に割くか迷っていた。この頃の勉強時間は1日3時間程度ととても少ないが、集中力がない自分としてはだいぶ頑張った方だと思う
studyplusをつけていた時期もあったが気が狂いそうだったのでやめた。みんなつけてる時間ほんまにしてた?やりすぎ。
TOEICは最初に記載している通りとても低かったため直前まで受けていた。本大学ではスコア提出はないが併願校でも必要だし焦りながらやっていた。結果として600点に載らなかった。人権レベルまで乗せることができなかった。スコア提出が必要なかったことも本大学を志望した理由の一つである。
数学は編入数学徹底研究を何周もしていた。何周やっても満足いかず、過去問にとりかかるのがとても遅くなった。
物理は最初のうちはやっていたがよく考えたら本大学は推薦と一般が同日であり、推薦を受けようと考えている自分には必要ないことが分かったので早々に切り捨てた。あんまりよー分からんかった。
専門はできるだけ少なくしたかったためいろんな大学の募集要項を読み漁り、この組み合わせなら計算問題は自分が得意な構造のみに絞れたためこういった組み合わせにした。口頭試問はとにかく本大学のシラバスで使用されている参考書を今まで高専で使用した参考書と照らし合わせながら対策した。ZENPENに本大学本学科の体験記が全くなかった(昔のやつは一つあったが)ため当日の流れが分からず、ほぼ募集要項頼りの勉強になった。オンライン説明会もあったらしいが気づいたときには終わっていた。踏んだり蹴ったりで心が折れそうだった。なんか周りの人余裕そうやし。
特別推薦枠
面接・口頭試問(約15分)
面接官:3人 対 受験生:1人
面接と口頭試問を交互に行う形式でありとても混乱した。なるようになれと思いひたすら維持管理、橋梁が好きなことを前面に押し出して回答した。自分が興味を持っている分野とそうでない分野で解答時の面接官の反応が目に見えて違うことが分かり、面接官には全部ばれるんだなと思った。せん断力図・曲げモーメント図の解答時には頭が真っ白になってなぜか静定の答えしか頭に浮かばず、約1分の沈黙ののちそれを答えてしまった。ここに関しては確実に0点の回答をした自信がある。英文訳はTOEICが終わった後も継続して単語を見ていたためわりかし完璧に近い回答ができたのではないかと自負している。直前に英文を見て英語脳にしておくことが大切である。
本大学の日程は遅めで、他大学で十分面接の練習ができ、また、予備校の先生にも繰り返し面接練習を行ってもらった(前日もオンラインで面接練習をしてもらった)ことがとても大きかったと考えている。たかが面接と甘く見ない方がよい。自分は甘く見ていて他大学の面接でとても痛い目を見た。また、学校の先生に助言を受けることは大切だが、彼らは編入を専門としている人ではないため基本的に詳しくは知らないだろうと感じた。本当に詳しく知りたければ予備校に行く、先輩に頼るなどした方がよいだろう。
自分が受験したうえでで最も大切であると感じたことはその分野が好きであることである。
先ほども書いたように好きなこととそれ以外で面接官の反応は目に見えて違った。予備校の先生の話では好きなこと、自信のあること、これまでにやってきたこととそれ以外のこと、暗記してきたことなどを回答するときでは目線の動き方、細かな動作が全然違うらしい。こういった事を見つけることも受験勉強の一環であると思うので現在受験生である方々にはそこも頑張ってほしい。また。周りの人々はすごく賢そうに見えるのもとてもよくわかるが、本番は周りをよい意味で「見下す」ことが大切だ。ここまで勉強を頑張ったのだから周りに負ける要素はないと考えよう。そうすればその自身も面接官は感じ取ってくれると思う。頑張って。
名前:結城
出身高専:東日本の高専 土木系学科
学科順位:1年次3位 2年次3位 3年次11位 4年次1位
受験年:2024年(2025年度編入学)
受験大学(受験科目):横浜国立大学 都市科学部 都市基盤学科(特別枠) 面接のみ
併願大学:東京都立大学(不合格)
部活や資格:剣道部 TOEIC580 寮生会役員
TwitterID:@Yuyrag
自分の今いる高専にやりたい内容にマッチした研究室がなかったため。
+
大学院まで進学することでより深い学びを得たかった。
成績的にせっかくなら進学したかった。
コロナのせいで遠隔授業が多かったため簡易テストになったりもしたが、ちゃんと勉強して何とか席次3位を維持していました。
この時期は大学行きたいなくらいでしか考えていなかったため、大学については考えていなかった。
前記中間テスト期間中にスマホゲームにはまってしまい、テストの順位が20番以上下がり、この年の席次はあきらめました。できる限り失態を薄めようと努力はしたが、結局11位での終了となりました。
知り合いの先輩が筑波大学に編入したことに感化され、編入学について考え始めました。
席次の低下とともに、この時にはいきたい研究室に関連して茨城大学への進学を考えていました。
横浜国立大学に特別枠(推薦)があることを知り、少し興味が湧いてオープンキャンパスに参加しました。オープンキャンパスに参加した際に構造工学研究室について知り、ここで橋梁の研究をしたいと考えました。この時点で横浜国立大学を編入先に確定。
今年は席次を絶対に落とさないようにテストには全力で取り組みました。前期終了時点での席次は2位だったため、このまま維持して4年を抜けようと努力しました。
全国高専大会にも出場し団体3位で終了。ここで部活動は区切りをつけ、テスト勉強を中心に進めました。
インターンシップでも橋梁の会社に参加し、橋梁に関連する仕事に就くことを目標として確定させました。明確な進路が考え始まったのでこのころからモチベーションが上がった気がします。
文化祭の実行委員会だったため、9~10月はほとんど文化祭の仕事を進めていました。
文化祭が終了してからは本格的に塾講師のアルバイトを始めました。
塾講師バイトと並立しながらテスト勉強を進めました。テスト期間にもバイトを休むことはできませんでしたが、かえって危機感をもってテスト勉強ができ、席次が上がりました。
2月からTOEIC、併願の東京都立大学の専門の学習を始めた。
3月のTOEICで550点、一回目のわりに思ったよりできたのでもう一カ月だけ勉強して終了を決意。専門は完全に忘れていたので、一から復習しました。
[5年前期]
席次が1位で確定したため、横浜国立大学の特別枠(推薦)出願を最優先に考えて面接対策、併願の東京都立大学の一般試験対策を進めました。TOEICは4月で580点でしたが、これ以降は東京都立大学の出願に間に合わないためここで終了。
4月に横浜国立大学の編入学説明会に参加。編入学試験の内容や雰囲気について先輩方からご教授いただき、希望の研究室の先生との懇談をしました。
塾のアルバイトを週3~4でやりながら空いた時間に併願の勉強、面接対策を進めました。スタディプラスでの勉強時間記録、友達と一緒に勉強でモチベーションを向上させました。
基本的には過去問周回、参考書、面接対策を優先して進めました。
6月からは毎週1回いろいろな先生に面接対策をしてもらい、準備を整えました。
受験の1週間前に階段からの着地を失敗し、足首に骨挫傷を起こしました。数日は歩行ができなくなり、受験も松葉杖で参加しました。
面接試験のみ TOEIC提出もなし
面接は15分(口頭試問込み)
時間は決まっていたのである程度の時間計測はしていると思う。
・志望動機
・大学院進学はするか
・大学院修士の後はどのような進路を考えているか
・土木分野の課題についてはどう考えているか
・その課題を環境を配慮して解決するならどうしたらよいか
・横浜国立大学をどこで知ったのか
~合否に関係ない質問~
・併願校について
・特別枠(推薦)だから合格したら確実に入学で大丈夫か
口頭試問
・二径間連続梁に等分布荷重が作用した時のモーメントとせん断力の図はどうなっているか
・英語の音読、和訳(東海道新幹線の掘削についての分?よく覚えていません 4~5行程度)
横浜国立大学は、特別枠が8人中7人、一般枠が15~20人中5人程度の合格でした。合格するならば席次を上位10パーセントに維持することで特別枠受験をしたほうがいい。ただし、一般枠か特別枠かどちらかでしか受験をすることができないため、特別枠不合格→一般枠受験はできないので注意が必要。
実際に大学に行くことで行きたいモチベーションが向上したり、本番に道に迷わなくなったりするため、機会があるならば参加したほうがいい。
明らかにモチベーションが向上する。また、過去問などの回答がない問題を一緒に説くことである程度の確認が取れる。
私は東京都立大学を受験した次の日に横浜国立大学を受験しました。結果として東京都立大学は不合格、横浜国立大学は合格した。本命の受験に気を取られすぎて、もしかしたら当日は十分に集中ができなかったかもしれません。
横浜国立大学は推薦出願の中ではかなり遅い受験(7月頭)とため、少し不安になることも多いかも
そのほかで聞きたいことがあったら添付のTwitterまで連絡ください。
参考程度に東京都立大学の対策、横浜国立大学の口頭試問対策に用いた参考書などを書いておきます。
名前:リニアモーターカー
出身高専:東北高専
学科順位:2年次:25位 3年次:17位 4年次:17位
受験年:2023年
受験大学(受験科目):横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科 化学EP
併願大学:岩手大学、東京都立大学
部活や資格:水泳部、TOEIC:630点
まだ働きたくない、有機化学の研究がしたかったから。
出題範囲:線形代数、微分方程式
編入数学徹底研究、過去問特訓の該当範囲を解きました。線形代数は傾向が顕著に見られるので過去問のみでも全然行けると思います。微分方程式はu=y/xと置く形や三角関数の積分を抑えておくと良いと思います。
出題範囲:力学(質点or剛体)
学校の教科書、リードα、大学生の初等力学を解きました。運動量保存則、力学的エネルギー保存則など、力学の基本を抑えれば解ける問題がほとんどです。初等力学は個人的にレベルが高かったので、力学有識者以外の人は高校化学の参考書から始めることをお勧めします。
出題範囲:高校化学全般
学校の教科書、リードα、化学重要問題集を解きました。専門科目の対策である程度は解けます。高分子の用語問題は過去4年間連続で出題されているので抑えておくと良いと思います。
横国は英語の試験の代わりにTOEICの提出があります。
TOEIC結果
10月:330くらい(IPテスト)
11月:505(L325 R180)
1月:570(L345 R225)
2月:605(L350 R255)
3月:630(L310 R320)
金フレ、はじめてのTOEICL&Rテスト(赤いやつ)、出る1000、公式問題集7、9を解きました。3月の結果は出る1000でReadingを伸ばすことができましたが、Listeningでやらかしてしまったので悔いが残る結果となってしまいました。
授業資料、基本無機化学、無機化学演習を解きました。教科書の内容を暗記し、言葉で説明できるようにしました。
工学のための有機化学、東京化学同人の有機化学演習を解きました。命名法、立体、マルコフニコフ則とアンチマルコフニコフ則、シン付加とアンチ付加、Sn1Sn2、E1E2、ケト・エノール互変異性などの用語を理解する、反応機構を書いて生成プロセスを言葉で説明できるようになるまで問題を解きました。参考書をみてもピンとこなかった部分は、もろぴー有機化学・研究ちゃんねるさん、sin有機化学さんのYoutubeで勉強していました。
化学熱力学中心の基礎物理化学、物理化学の基礎、PEL物理化学、演習 物理化学を解きました。熱力学、全圧と分圧、反応速度の範囲を完ぺきにすればほとんど解けると思います。
基礎分析化学演習、定量分析化学を解きました。濃度、ランベルト・ベールの法則(A=εcl)、イオン強度、中和滴定、キレート滴定、pHの計算が出るので沢山の問題に触れて計算に慣れましょう。
ちなみに量子化学は出題されません。
一般科目、専門科目が二時間ずつあります。一般科目は化学EP、化学応用EPのみ二時間で、他の系は数学と物理のみで80分です。試験問題はサイバーカレッジというサイトに三年分の過去問が掲載されているのでそちらを見てください。
数学:8割
物理:8割
化学:6割
無機化学:9割
有機化学:5割
物理化学:10割
分析化学:7割
専門科目が終わった二時間後に面接があります。携帯電話の使用も許されるので、自分は好きな音楽を聴きながら対策しました。
面接官は5人いました。(一人が進行、三人が交互に質問、一人がメモ)
聞かれた内容は以下の通りです。
面接時間は約10分です。とても穏やかでほぼ会話状態でした。
以下、編入試験に向けてのアドバイスです。
授業内容を理解すること、定期試験で高得点を取り高順位をキープするべきです。自分は四年次の夏まで日々の勉強をサボった上、編入対策にとりかかったのも9月頃で大きく後れをとった状態でのスタートだったため、非常に後悔しました。自分の選択肢を一つでも増やすためにも日々の勉強は怠らないようにしましょう!
編入したいけど何をしたらいいか分からない人は、過去問から始めてください。
過去問に取り組む→傾向を知る、分からない部分を浮き彫りにする→参考書などで復習する→過去問に再度取り組む…
このサイクルの繰り返しで効率良く理解度をアップさせることができます。また、復習するときは、なぜ間違えたのかをはっきりさせて再度同じ問題に出会ったときは解けるようにする、間違えた問題の周辺の範囲も同時に復習するようにしましょう。分からない問題は絶対そのままにしないようにして下さい!
今日はこの単元をやる、今週はこの参考書をやる、今月はこの教科を終わらせるというようにそれぞれの期間で目標を定めましょう。
自宅で集中できない時は図書館や研究室に行き、勉強する習慣を身に着けましょう。他にも自分は、同じクラスの編入仲間と情報共有したり、Studyplusで勉強記録をつけたりしてモチベージョンを維持していました。
編入試験は情報戦とよく言われますが、やはり最後に必要なのは諦めない心です。最初からやれとは言いませんが、娯楽(ゲームや遊びなど)をシャットアウトして一日10時間を目標に勉強しましょう。途中で投げ出したくなった時は受かった自分の姿をイメージしてください。第一志望の大学に合格するために死ぬ気でやるという強い気持ちがあればきっと受かると思います。頑張ってください!
名前:あああああ
出身高専:某高専 電子情報工学科
学科順位:1~3年次:2位 4年次:6位
受験年:2022年度
受験大学(受験科目):横浜国立大学 理工学部 電子情報システムEP
併願大学:筑波大学
部活や資格:バスケ部、TOEIC 760
高専卒が嫌だから
第一志望の筑波大学と同等の大学で狙いやすい
授業のテスト対策のみ 暗記ではなく理解するようにはしていた
TOEIC勉強開始 ほとんど進んでない
夏休み明けからTOEICで本気出す。
9月:430
11月:550
12月:645
1月:695
2月:コロナ感染により欠席
3月:760点
遅咲きだけど、一応半年で300点以上伸びたことになる。
春休み前まで線形代数の問題集
春休み中に微分方程式及びその他の微積
論理回路の対策開始
学校で使った教科書をざっとおさらい
物理の剛体の回転とかをおさらい
筑波大学の過去問を解いていた
マセマの電磁気を読んでいたがあまり頭に入っていない
電気回路・電磁気開始
電気回路は学校で使った教科書をおさらい
電磁気は黄色いやつ(1)の出題範囲(前半100Pくらい)を解いた
電磁気はそれで充分だと思う
中間テスト、専攻科対策
専攻科の問題に電磁気、電気回路、論理回路があったため、いい練習になった。
専攻科はほぼ満点で合格
6/20くらいから横国の過去問を解いた。
基本を押さえれば解ける。微分方程式は同次形だったり、1/sinxの積分とかよくでるからパターンを抑えておくべき。
剛体ばっかだと思いきや高校物理多め。全然対策してなかったけど、本当は1ヶ月くらいかけてするべきだったと思う。
黄色いやつ(1)の問題とほぼ一緒。(というかどこでも出る典型的な問題)
ちょっと難しい。(電気科や先生に聞いた)
簡単。
動作トレースが面倒臭かったりするけど、対策のしようがない。一応筑波の過去問で鍛えていたからなんとかなる
令和5年度の過去問を見てください。
固有値問題, 行列式の計算
普通にやれば解ける
微分方程式
1/sinxの積分がまた出た。最近よく見る気がする。解くの時間かかるし合ってたか分からん。
質点の衝突を重心系を使って考えるやつ。嫌い過ぎて出ないと腹くくってたから死んだ。5問中1,2しか書いてないし合ってる気しない。
一般科目は物理落としたと考えて7割弱かな。
難しい。探せば問題集にあるだろうけど、ちゃんと考えないと解けなかったし、たぶんちょっと間違えた。
7割
合成インピーダンスの計算と、抵抗での消費電力を最大にするR求めるやつ。
インピーダンスの計算が合ってたかすら怪しい。
5割
1問目はいけた。
2問目で、グレイコードのカウントアップ(?)みたいなのが出てきた。
処理の説明をする必要があったけど、グレイコードって言葉を完全に忘れていたから、ハミング距離が1の2進数を順番に表示する…みたいなことを書いた。
最後はカルノー図で式出してこんだけーって書いたあとに、クワイン・マクラスキー法使うともっと少ないかも?とか落書きした。何が正解なんか分からん。
7割
迷路は筑波であったからすげー分かりやすい。凡ミスした気するけどちゃんと解けたと思う。
9割
全体通して7割あるかないかぐらい。自信ない問題多かったから落ちたと思った。
詳細は忘れたので他の方の体験記見て下さい。大体それであってます。
超緩め、というか適当。最初の方だったのに。
話させてくれればいいのに、後半はYes/Noの質問ばっかりで、
「卒研で〇〇をしているって言ってたけど、うちの研究室にも〇〇があってそれにも興味あります..?」とか
「2年次になるかもしれないけど大丈夫…?」とか。
「はい」しか言うことない。
試験の採点は終わってるらしく、合格間違いなしor絶対受からない、で適当だったのかなと思った。試験の出来からして落ちたと思った。
意外にも、合格しました。
解答見たら、自信なかったやつが合ってたりしたから、まあ納得。
TOEICが良かったのと、もしかしたら内申点も入っているのかな。
以下、アドバイス
筑波と同格なのに人気がない。都会だし、就職する分にはかなりいいところ。結構おすすめ。
科目は多いけど、どのみち大学で勉強続けるんだからちょっとくらい頑張ろう。
あと、試験科目からして、筑波との併願はおすすめしない。こっち一本にしとけ。
問題は基本的なのが多いから、1科目ずつしっかり対策していけば受かると思う。
専門の対策始めたのが5年からだから、見てる人で焦っている人、安心して。
でもTOEICは750取っておきたい。
学校が駅から遠かったのが結構大変だった。正門から会場もちょっと遠い。前泊して、前日に一回会場まで見に行った方がいいと思います。時間も測っとくといい。
僕は新横浜駅の近くのホテルに泊まって、電車を使って行きました。筑波と比べると朝が結構大変。
筑波の方にも体験談を投稿していて、そっちも読むと僕がどんな勉強してたか分かると思う。点数取ればそれでOKなんだけど、どういう人が受かるのかを知るのも大事だと思います。
特にやらなくてもいい
名前:みかん
出身高専:K高専
学科順位:3年次:9位、4年次:8位
受験年:2023年
受験大学(受験科目):横浜国立大学 都市科学部 建築学科(2年次編入)
併願大学:東京都立大学、呉高専
部活や資格:ロボット研究部(NHK高専ロボコン2018~2021出場)、建築コンペ(5作品受賞)、科学の甲子園(2018,2019出場)
建築について、基礎的な部分からちゃんと学びたいと思ったからです。家庭の経済的に、編入・就職にかかる費用は自分で払わなければならず、アルバイトをし、自分で入学金と一年分の学費を払える目途が立ったので編入しようと決めました。
東京に親戚宅があり、経済的に親戚宅から通える範囲の大学で、建築に強い大学だったので横浜国立大学を選びました。
大学編入したい気持ちがあったので短期バイトを詰め込んで、4・5年で使うであろう費用を貯めました。
課外活動としては、1年次から建築コンペに取り組み、2年次(1作品受賞)、3年次(3作品受賞)しました。また、ロボコンにも1年次から取り組み、1年次(A/ピット)、2年次(B/選手)、3年次(A/選手)として、大会に出場しました。1年次と2年次は科学の甲子園の地区予選にも出場しています。色々な分野に挑戦する中で、自分の興味のある事を知ることが出来ました。
2年次後期には、大学を調べていく中で、横浜国立大学と東京都立大学に興味を持ちました。
3年生の後期に、当時5年生だった先輩から、横浜国立大学の過去問と解答(構造力学のみ)を貰いました。
横浜国立大学の先生が経営しているアトリエ設計事務所に、インターンに行きました。東京と地元との違いや、他のインターン生(大学3年生が多かった)と建築の知識や、そもそもの教養の差を凄く感じ、濃い夏休みになりました。
その後、組織設計事務所やゼネコンにもインターンに行き、上京して大学で勉強したい気持ちが強まりました。
ロボコンに(A/チームリーダー)として参加しました。また、部長も行っていたので、イベントや部活のマネジメントで忙しかったです。
デザコンの空間デザイン部門にも出しましたが、予選敗退しました。
両親と進路について話し、横浜国立大学、東京都立大学、滑り止めに呉高専専攻科(学費が安く建築学科がある為)を受験することに決めました。
呉高専の研究室訪問に行きました。
呉高専の学力試験の受験資格が「Toeic」と「数研またはEmat」であることを知り、Ematを受けたものの勉強してなかった為、散々な結果で受験資格未満の点数でした。そのため、数研準1級1次試験合格をしないといけなくなりました。
グループ作品で建築コンペに1作品受賞しました。
とりあえず、建築史だけ過去問を通して勉強しました。過去問の回答をひたすら作成していく感じです。
建築の教科書が建築史と構造力学しかなかった為、横浜国立大学の講義で使用されている教科書を購入しました。
春休み中、研究室で行っている県内の古民家再生ボランティアに2週間ほど参加しました。
建築史・構造力学以外の教科は、何から手を付けていいかわからなかったので、とりあえず呉高専の過去問(4年分)を解きました。はじめは、3日で1教科1年分しか進みませんでしたが、正直、これでかなり基礎が出来たと思います。数研・Toeicの勉強も軽く行いました。
東京都立大学の編入の過去問を請求し、東京都立大学院の院試の過去問も請求しました。
横浜国立大学(H22~R4)と東京都立大学(2020、2021)の過去問を通しました。その他過去問として、東京都立大学院(2019~2022)、新潟大学(2年分)、宇都宮大学(3年分)、神奈川大学(3年次と2年次をそれぞれ1年分)解きました。
また、研究が忙しく、受験勉強が出来ない日も続き、病みました。
数研とToeicを受験しました。
東京都立大学に研究室訪問に行きました。
受験した[数研準1級1次試験]を、0.5点足りず不合格になり、呉高専の学力試験の受験資格を満たさない為、滑り止めなしで大学を受けることになりました。
この時が、受験期間の中で一番つらかったです。
背水の陣で、ひたすら過去問の周回、単語帳(日本建築史、西洋建築史、建築計画、都市計画)を作成して暗記を行いました。建築環境、構造力学、建築生産は、ノートを作って先生に答えを確認してもらったりしました。
面接自体は、とても和やかで話しやすい雰囲気でした。
面接官は11人ほどいたと思います。面接中に、ポートフォリオを見せることはダメでした。
環境や周りに流されて、進路を決めてしまったり、家庭の事情で初めから選択肢がないようなものだったりする方も多いと思います。例え、受験の決め手が仕方のない事情や環境であっても、編入したい気持ちがあるのであれば、勉強を頑張った末に得られるモノが大きいと思うので、ぜひ挑戦して欲しいです。
受験を決められた方は、心身ともに体調管理に気をつけてください。受験日に受けられないと追試がない大学もあるので、睡眠、食事、休息を抜きすぎないように、万全な状態で受験に挑んでほしいです。
土木建築融合学科から、建築学科へ編入したい方もいらっしゃると思います。
かくいう私もその1人です。試験科目である専門科目は、建築学科の学生より、独学の部分が多くなり、正しい勉強法なのか、答えがあっているのか不安も多いと思います。
そういった時、高専の先生方を頼ってほしいです。私は、頼るのが遅かったため、先生に急いで解答を直してもらったり、考え方を教えてもらったりしました。急かす事は、先生の負担にもなり、間違ったまま勉強を進めてしまう原因にもなります。周りの人は敵ではないので、適度に頼りながら、支えてもらいながら、勉強してみてください。
名前:せばす
出身高専:茨城高専 国際創造工学科 電気電子系
学科順位:3年次:8位 4年次:5位
受験年:2021年
受験大学(受験科目):横浜国立大学
併願大学:茨城高専専攻科、長岡技術科学大学、筑波大学
部活や資格:部活:なし 資格:TOEIC655点、漢検2級
ロボットについて学びたいと考え、高専卒では知識が不十分であると考えたため。
10月頃~春休みは過去問徹底研究の解けるところだけ1周しました。また、高専の授業で使っていた教科書を熟読し、横国の過去問(10年分)を2周し、答えを作成しました。
4月~5月は過去問と問題集をもう2周しました。ここから数学は解いた問題の流し見だけして終了しました。
7月~10月は漆原晃さんが書いている力学の冊子を見ていました。かなりさぼりました。
11月~春休みはさすがにやばいと思い過去問を解きましたが、全くわからなかったので先生や、友人に聞きまくって解けるようにしました。
4月~6月は過去問を3周ほどし、完璧に解けるようにしました。また、物理の問題集とネットの問題も解きました。
特になし
特になし
春休みに学校の教科書の問題を2周だけ解いて終了。
春休みまでに過渡現象を完璧にしました。電力を求める問題は教科書と過去問で終了。
情報系の友人に教科書を借りてオートマトンのところまでまとめ、ネットの問題を解きました。ドントケア組み合わせに気を付けました。
授業ではやってない内容だったので、春休み前から先生のところへ通い詰めました。
当たり前ですが、過去問もすべて解けるようにしました。
6月には過去問を制限時間以内に見直しもできるようにしました。
線形代数、微分方程式 → 8割
線形代数は予想通りの問題が出てきたので満点でした。微分方程式は公式を覚えていなかったために半分解けませんでした。無念。
所要時間:30分
空気抵抗のある中での鉛直上投げ → 8割
例年に比べればだいぶ簡単でした。途中で分からなくなってしまいましたが、焦らずに次へいけたのでだいたいは解けました。
所要時間:40分
一部が空隙の環状ソレノイド → 8割
予想していた問題でした。昼食休憩のときに見ていた部分がそのまま出ました。ツイていました。
所要時間:20分
過渡現象 → 10割
得意な分野だったので、25分くらいで解き終わりました。
所要時間:30分
簡単化、回路の構成 → 10割
またもや直前に見ていた部分がそのまま出たので全て解ききりました。
所要時間:10分
フェルミ順位の説明、n型とp型の説明 → 10割
電子工学の参考書ならば、必ず書いてある内容なのですべて解けました。
所要時間:8分
和やかな雰囲気でした。所要時間は5分程度。聞かれた内容は以下となります。
勉強は過去問の範囲を確認してからのほうが効率があがります。
勉強してまとめた内容はいらないと思っても会場に持っていきましょう。いざというときに助けてくれます。自作のお守りです。
願掛けを最大限するために下見のときに神社に行きましょう。
名前:げんなち
出身高専:徳山高専土木建築工学科
学科順位:3年次:5位 4年次:5位
受験年:2016
受験大学:横浜国立大学都市基盤EP
科目:数学+構力,土質,水理,計画,コンクリート全10題から4つ選択
併願大学:広島大学4類 熊本大学社会環境学科 専攻科
部活や資格:バスケ部 TOEIC680
TwitterID:@yume_egs0108
広い世界を知りたかったから
入学したころから何となく編入したいなとは思ってました.
ただ編入の勉強はしておらず,定期試験のみに力を入れてました.
毎日昼休みに英会話をやってるグループに参加してました.
4年の高専大会まで部活をしていました.
また高専祭の実行委員長もしていたので,定期試験以外の勉強は特にしていませんでした.
TOEICは530点くらいだったと思います.
11月頃から過去問の収集をし,冬休みから本格的に勉強を始めました.
1月末まではTOEICを主にやろうと決めてました.
元々九大を受けるつもりだったので春休みに数学,英語,専門を総復習しました.
1日10時間くらいやってたと思います.
春休み明けから過去問の周回を始めました.
5月に横国で編入説明会が開催されたのでそれに参加して面接の口頭試問について聞きました.
基本的には春休みと同じくずっと勉強してたと思います.
数学でフーリエが出題されました.
編入後聞いた話では,解けた受験生はいなかったそうです.
専門については詳しくは覚えてないので過去問を参照してください.
学生1日に対して教員が15人くらい参加してました.
初めに志望動機など簡単に答えたのちに,その後興味を持った教員から質問されます.
募集要項では数学や物理の知識に関する口頭試問と書いてありますが,
8行程度の英文の朗読と和訳をさせられます.
横国は7割程度をボーダーにしており,定員より多くの学生が超えていても基本的には皆合格させるらしいです.
口頭試問の時点では先生方はある程度結果が分かってると聞きました.
(教授が酔ってるときに聞いたのでほんとかどうかは分かりません.)
口頭試問の英語は加点要素として扱っているそうです.
横国の都市基盤の先生方はかなり高専生を評価してくださってます.
自信をもって頑張ってください.
専門科目の対策は大学のシラバスを参照するのがいいと思います.
地盤に関しては
はやっておくことをお勧めします.”
]]>[名前] タンヤオ
[出身高専 学科] 長野高専 電子制御工学科
[学科順位] 1年1位、 2年2位、 3年4位、 4年5位
[受験の年] 2019年(2020年度入学)
[受験大学] 横浜国立大学 数物・電子情報系学科 電子情報システムEP
[併願大学] 豊橋技科大学(GAC)→合格、東京農工大学(推薦)→不合格
[部活や資格] 陸上部
[現在の活動] 英検準1級取りたい、卒研
[SNS] twitter:@tyr_48
はてなブログ:https://nemu-henyu.hatenablog.com/
進学を希望した理由は、インターンシップや企業訪問の際に、高専の学力や資格だけでは研究職などの高みを目指すのは厳しいと言われたためです。また、一般的な大学受験を受けたことがなかったので、自分の学力を測りたいと思ったからです。横国を志望した動機は後述します。
東工大あたりに進学できればいいなと考えていました。部活を3年で辞めて、そろそろ編入に目を向けなければならないと思い始めました。3年春休みに、図書館で借りてきたテキトーな問題集を使い、TOEIC対策に1ヶ月を費やしました。
春休みが明け、4年4月にTOEIC-IPを学校で受けさせられ、スコアは710でした。
この時期に進路研究を行い、大阪大学基礎工学部を第一志望としました。過去問を中心にして物理に手をつけました。
物理が一段落着いたので、阪大の英語対策に取り組みました。
数学に着手しました。この頃から、このままでは阪大の編入試験に間に合わないのではないかと焦り始めました。
阪大受験には必要ありませんでしたが、併願校に公式のスコアが必要かもしれないと考え、再びTOEICの勉強を始めました。10月頃に友人と受験し、その時のスコアが810だったので、それ以降はTOEICを受験していません。
4年夏休みからコツコツと勉強していましたが、このペースでは専門科目にまで手が回らないと考え、第一志望を電通大学か東京農工大学の推薦にして、大阪大学基礎工学部は記念受験にしようと考えていました。ZENPENの関東編入説明会に参加し、旧帝大に合格するには勉強量が足りないことを改めて認識しました。
推薦で落ちた時を考えて、電通大の過去問を5年分解きました。予想以上に過去問が解けたので、進路を再び考え直しました。
首都圏にあり、化学が無い横浜国立大学に目をつけました。横国は専門科目が4科目もあります。倍率は例年3倍でしたが横国一本に集中して勉強すれば、所詮滑り止めと考えている旧帝大などを志望する人達に、太刀打ちできるのではないかと淡い期待を抱きました。推薦の選択を残しつつ、第一志望を横国に決めました。
試験日まで残り僅か2ヵ月で、全く手をつけたことのない専門科目を制覇する必要がありましたが、何とかなると信じていました。進路支援室から集めた12年分の過去問を解き始めました。
農工大の推薦試験が終わり、不合格通知が届きました。しかし、幸いにも豊橋技科大のGACコースに合格していたため、安心して勉強に取り組めました。
過去問は4周目に入りました。横国の過去問に飽きたので、他大学の過去問に着手しました。ネットや進路支援室を中心に集めて、横国と似た傾向の問題を解きました。
信州大・神戸大・名工大・京工繊・農工大・金沢大・首都大・筑波大・東北大・阪大・京大の過去問を解きました。全体の出来は7割でした。
試験一週間前は特にやることがなく、鎌倉観光のプランを練っていました。
新幹線等で横浜駅に渡り、ホテルにチェックインしました。当日に迷わないように、一度は下見をしておきましょう。自分は和田町駅から降りて、永遠と坂を登ったので汗だくになりました。三ッ沢上町駅からの方が平坦な道だそうです。
集合時間ぎりぎりの10分前に、汗だくで会場に到着しました。室内は冷房が効いていたので、汗が冷えて体調を崩しかけました。温度調整ができるように上着を持っていくとよいでしょう。壁掛け時計は無いので、腕時計は必須です。
〇基礎科目(80分)
・数学 →10割
・物理 → 8割
〇専門科目(120分)
・電磁気 →10割
・電気回路→10割
・論理回路→9割
・電子工学→2割
面接練習は、併願校のために研究室の先生に3回程お願いしたので、特に困りませんでした。
筆記試験と面接の間に2時間の空きがあるので、採点は終わっているはずです。面接の順番は受験番号順。面接室は2部屋に分かれており、個別面接で面接官は3人。以下は面接の内容です。
4年生から5年生の間に、進路を大幅に変更しましたが第一志望に合格できました。何事も早めの行動が大切です。大学調べや受験勉強、願書の提出、ホテル探しなど初めてのことが多過ぎる上に、意外と時間がかかります。自分は受験校選びを打算的に行いましたが、受かったもん勝ちだと思っています。TOEICのスコアが合格にどれだけ関与しているのかは疑問の余地が残りますが、過去の体験記を見る限り700前半もあれば旧帝大クラスにも通用します。試験後は鶴岡八幡宮と鎌倉大仏を参拝したので、御利益は充分でした。これから受験を控えている方は頑張ってください。
その他の情報(各科目の詳細な勉強方法や併願校の体験記など)が知りたい方は、私のはてなブログの体験記をご参照ください。
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出身高専:津山高専 機械工学科
学科順位:3年次:6位 4年次:7位
受験年:2018年
受験大学(受験科目):横浜国立大学 理工学部 機械EP
併願大学:三重大学,津山高専専攻科
部活や資格:バドミントン部.TOEIC630点
TwitterID:@kazushiko2
行きたい研究室があり,B’zが好きだったから.
TOEICは3年の冬ごろから勉強を始め,主に図書館にある「金のフレーズ」と「TOEIC公式問題集」を使いました.この2冊で600点を超えたので,図書館の本で大丈夫だと思います.
1~3年生の前期までは部活メインの生活で受験勉強は全くせず.定期試験だけは頑張ってました.3年の後期から受験に向けTOEICの勉強を始めました.
あまりやる気が出ず悠々と線形代数のみやってました.
このあたりから焦りを感じはじめ,夏休み中は線形代数・微分方程式・物理と一般科目をメインに勉強しました.冬休みごろから専門の勉強を始めました.
春休みからは毎日研究室で曜日ごとで科目を分け朝から晩まで勉強してました.
ひたすら授業中は内職,授業後は研究室で夜の12時過ぎまで勉強というスタイルでした.前期のテストは捨てました.(笑)
横国は主に固有値・固有ベクトル,微分方程式が出るのでそこを重点的に勉強しました.
使用した教材
基本,力学が出題される傾向なので,力学だけにヤマを張って力学しか勉強しませんでした.今年は万有引力だったので結果オーライでしたが電磁気とかも一通りやっておいたほうが良いと思います.
4年の前期で高校物理,後期から大学物理を勉強しました.
使用した教材
特になし
TOEICなので省略
専門は範囲が広くどこが出るのか見当がつかないため教科書・教材を何周も繰り返しやりました.教材は高専で使用している教科書で十分だと思いますが,必要であれば図書館にある教材を解いても良いと思います.
数学:傾向通り
物理:万有引力関係の問題
専門:流体は力積問題,材力・熱力はあまり覚えていないので過去問で見てください
志望動機・何を研究したいかなど基本的なことでした.研究室訪問を行ったことを伝えると反応が良かったので研究室訪問はしとくべきです.
大学が丘の上にあるのでオープンキャンパス等で一度下見をしておいたほうが良いです.研究室訪問は受験校全てで行ってください.
省略
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