名前:S
出身高専:G高専 機械工学科
学科順位:4年次 5位
受験年:2025
受験大学(受験科目):金沢大学 理工学域 フロンティア工学類 機械系
併願大学: 専攻科(合) 大阪大学 基礎工学部(未) 京都大学 医学部 人間健康科学科 総合医療科学コース(1次 合 2次 未)
部活や資格:TOEIC 740 機械設計技術者試験3級
志望校がかなり変化しているため、順番に話します。
祖父がパーキンソン病だったこともあり、医工学に興味があったため、元々千葉大の医工学に進もうと考えていました。
しかし、成績があと1足らなかったため推薦を断念し、医工学分野を学べる大学を探しました。これから医学系に行きたい高専生はぜひ参考にしてほしいです。
医工学が盛んな大学・学部(一例)
この中で、京都大学と北海道大学に研究室訪問しました。
ここから、北海道大学の推薦と、阪大の基礎工、高専の専攻科を受けることを決め、5年の4月に入るまで勉強したが、自分の実力に見合っていないと感じ、専攻科には行きたくなかったので志望校を見直した。高専の教授と何度も話し合った結果、最終的には次になる。
推薦:金沢大学
一般:阪大 京大 専攻科
阪大は過去問を2周していたため、金沢が落ちたら当たって砕けよ精神で、京大は1次試験で落ちたらお金が1/3くらい返ってくるのもあり、どうせなら受けとくか精神で受けました。実質的な受験は金沢・専攻科です。
北大の一般も考えましたが、受験科目が全く異なっていたため、専門科目+数学で受けられる大学に絞りました。
ゲームをしていました。
学校の定期試験と課題で精一杯でした。
夏休みは全く勉強していませんでした。今となっては後悔していますが、あの時に戻っても勉強していなかったと思います。
夏休みが明けてから焦りを感じ、とりあえず成績を取ることに全力を注ぎました。
前期の成績と、後期中間の成績で4位以上が取れそうだったので、全力で定期試験に挑みました。冬休みからTOEICを始めました。はじめ545点で焦りしかなく、とにかく毎日1日中研究室で英語に触れました。リスニング、リーディングだけでなく、英語の映画を1日見たりしました。またこのころから編入数学を勉強しました。
成績は残念ながら5位、3月にTOEICで740をとることが出来ましたが、阪大受験生のボーダーにすら立てていないことで志望校を大いに悩みました。
専門科目は3月の1回目のTOEICがかなり手ごたえがあり、3月2回目は捨て、専門科目と数学を徹底的に勉強しました。
春休みまででおおよそ全ての教科を過去問含めて1週しました。
志望校を変えたのもあり、金沢大学に変更してからはあまり勉強に身が入らなくなってしまいました。専門科目は終わらせていたので、友達とホワイトボードで口頭試問の勉強をしていました。
落ちることはないと思っていましたが、落ちた時に阪大を受けられるよう、過去問や過去問特訓を行っていました。
私は機械科の先輩やZENPENを参考にしていたため
かと思っていましたが、実際には
でした。注意してください。
切断法を用いて反力を導くものでした。初歩的すぎて、切断法なんて忘れていたため、よく分からず初っ端から解けませんでした。今考えても分からないので問題が悪いと思います。面接の教授からヒントをもらい、大門2問構成の1(2)だけ解けました。2は飛ばして、次の教科に行きました。3割しか解けてないと思います。
2自由度のバネ問題を回転と上下の運動にわけてそれぞれ1自由度でそれぞれ運動方程式と固有振動数を導く問題でした。
材料力学で失敗して頭が真っ白だったので、問題文をよく読まず解き、2自由度で解いてしまいましたが、ヒントというか、アドバイスをもらい、1自由度に気づいたため、1から解き、全問解けました。この教科は10割解けました。
当たり障りのない普通の面接です。志望動機が言えれば問題ないでしょう。
志望校選びに正解はないので、高いのを目指すのもいいし、安定を取るのもいいと思いますが、軸だけはブラさない方がいいと思います。
私は医工学分野に行くという軸だけはブラさないように志望校を選びました。
阪大を受けた方を参考に選びました。ネットにも多く転がっているので見つけるといいと思います。連絡していただけたら答えます。
]]>名前:ぴんくおれんじ
出身高専:茨城高専国際創造工学科電気電子系
学科順位:3年次 22位 4年次 17位 5年次 10位(33人学級)
受験年:2024
受験大学(受験科目):ソウル市立大学電子電機コンピューター工学部
併願大学:慶煕大学、漢陽大学
部活や資格:天文部、TOPIK 6級
特になし
韓国の大学に興味を持ち、調べ始める
韓国の編入可能な大学をほとんど網羅した。まだ、このときは日本の大学も視野に入れていたため、日本の大学に入るための勉強をしていた。
志望校を確定して、書類を集め始まった。
なし
全て韓国語で、専門の内容や志望動機を聞かれました。
国内の大学がだめでも、国外ならすんなり入れたりすることがあります!英語以外でも、何かしらの言語(私にとっては韓国語)を一つ持っておくだけでかなり大きな武器になりました。
特になし
]]>名前:ひろぼー
出身高専:仙台高等専門学校総合工学科建築デザインコース
学科順位:3年次:6位 4年次:3位
受験年:2025
受験大学(受験科目):早稲田大学創造理工学部建築学科
併願大学:岡山大学
部活や資格:アーチェリー部 TOEIC650 色彩検定3級
TwitterID:@hiro82337535
Instagram:@hinanonano815
大学に行きたいと考えていたのと、東京に対する憧れが小さいころからあった。
この時期は特に何もしなかったが必修でも選択でも単位だけは落とさないようにしていた。
卒業後の進路は何と無く大学に行きたいなと思っていたので編入に関する情報を集め始めた。このころに、早稲田大学への指定校推薦が始まったことを知り、その中で多くの大学が4年次の成績を重要視していることが分かった為、順位を取る事に必死だった。
また鹿島建設のインターンにも行った。(ほとんどの人が行っていたので自分も行かないとだめなのではと思っていた為)
この時期は順位を維持することも必死だったが早稲田大学の編入ではTOEICの提出があった為TOEIC方にも力を入れていた。せめて600は欲しいと思った。レポート類などはやりすぎではないかと思うくらい図や表に凝った。
順位が確定し、早稲田大学への推薦が貰えることが分かった為、TOEICの点数を期限までに上げることに必死だった。口頭面接がある事が分かっていた為、30門くらいの想定質問を何回も練習した。また、今まで勉強してきたことを復習した。用語の説明や構力に解き方など。
指定校推薦が始まって2年目である為情報が無く何とか集めようと様々な人に声をかけた。
面接練習は4名位の先生に行ってもらった。面接2週間前に前年度合格した人と連絡が取れ、ポートフォリオについて深く聞かれると言われたため、そこからは口頭試問よりもポートフォリオに力を入れた。
口頭試問とポートフォリオの提出
志願者が自分含め2名しかいなく、始まる前に教授が同時にやるかと言って合同面接になった。教授が10名ほどいらっしゃった。
早稲田大学は私立でもトップの学校です。高専から私立に行く人はあんまりいなく不安だと思いますがぜひ頑張ってください。
特になし
]]>名前:hirobou
出身高専:仙台高専建築デザインコース
学科順位:3年次:6位 4年次:3位
受験年:2025
受験大学(受験科目):岡山大学工学部社会基盤系都市環境創成コース
併願大学:早稲田大学(合格)
部活や資格:アーチェリー部 色彩検定3級 TOEIC650
自分の学歴に自信がなく、ある程度の学歴が欲しいと思ったから。
この時期は特に何もしなかったが必修でも選択でも単位だけは落とさないようにしていた。
卒業後の進路は何と無く大学に行きたいなと思っていたので編入に関する情報を集め始めた。このころに編入にも推薦がある事を知り、出来るだけ面接や口頭試問で行ける大学を探していた。その中で多くの大学が4年次の成績を重要視していることが分かった為、順位を取る事に必死だった。
また鹿島建設のインターンにも行った。(ほとんどの人が行っていたので自分も行かないとだめなのではと思っていた為)
この時期は順位を維持することも必死だったが早稲田大学の編入でTOEICの提出があった為そちらの方にも力を入れていた。レポート類などはやりすぎではないかと思うくらい図や表に凝った。
四年の順位が出て早稲田の推薦が貰えることが確定したため、滑り止めをどこにするか悩んでいた。出来るだけ一般試験でも口頭試問や面接だけの所を探した。岡山大学は立地的にも遠かったが試験内容が簡単であったため選んだ。
しかし、岡山大学の建築は土木寄りなので、一切土木に触れていない自分は、構造の先生にいまから土木の勉強を始めると言ったら辞めておいた方がいいと言われ土木は一切触れなかった。
早稲田も口頭試問があると書いてあり、昨年も岡山では構造力学の口頭試問が出ていた為、今までやってきた勉強の復習(暗記がメイン)と面接練習をやった。
面接練習は想定質問を30は作り、しゃべる事を一字一句覚えた。
志望動機 間違っている所を指摘する口頭試問
建築や土木でどうSDGsやSociety5.0を実現していくか 建築と土木が融合することによるメリットデメリット バインダーにあるモーメント図の間違っている所を答える口頭試問 なぜ岡山なのか(地元から遠い)
編入するきっかけはなんでもいいと思います。そこでどう頑張って何になりたいかを明確に伝えることが大切。また想定質問は一字一句覚える勢いでやった方がいいと思います。また岡山駅からバスで行けますが早めに乗らないと編入試験を受ける人で乗れなくなるかも。岡山大は合格者が少なく自分の時は34名中の3人だったのでほんとうによかった。またポートフォリオは持ち込み禁止と待機室で言われた(自分は念のため持って行った)。
過去の質問内容や他の学校の口頭試問。先輩からの面接内容。
]]>名前:y
出身高専:都市•環境系
学科順位:3年次:2位 4年次:4位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):北海道大学 環境社会工学科 社会基盤学コース
併願大学:専攻科
部活や資格:TOEIC 730
定期試験前に勉強してなんとか上位をキープする。編入したいとは思っていたが、特に編入対策はしていなかった。
この時期になっても志望校は決まらず、とりあえずTOEICだけ受けてみる。初回365で絶望する。
12月にTOEICを受けて465で絶望する。この時点でも志望校は決まらず、バイトをしまくる。
2月中旬のバイト中にいきなりこのままじゃいけないと思い北海道大学を目指すことにする。
春休みに入り、TOEIC頑張るぞと意気込むも、3月中旬に受け510でまた絶望する。
一般で受けようと決めており、試験は8月下旬だったのでなんとなくの勉強計画を立てた。
4月数学、5月TOEIC、6月専攻科&物理、7月化学、8月過去問
概ね計画通りに勉強が進んだ。
数学は過去問の傾向から徹底研究や教科書を使って勉強した。
物理は教科書を周回してまとめノートを作った。
化学はYouTubeで家庭教師のトライの高校化学を全て見てまとめノートを作った。土木系学科のため化学を大して勉強していなかったのでキツかった。
TOEICはabceed1ヶ月プランに申し込み短期決戦にした。自分でも驚いたが730だった。
過去問は17年分くらい集めて全教科大体2周くらいした。
数学、物理、化学、TOEIC
本格的に受験勉強を始めたのが5年生の4月からだが、何とか合格することができので志望校を早くきめて早い時期から勉強すると良いと思う。
高専の教科書(数学、物理)
家庭教師のトライのYouTube(化学)
abceed
名前:ツクボウシ
出身高専:東京高専情報工学科
学科順位:3年次:5位 4年次:8位
受験年:2024
受験大学(受験科目):大阪大学工学部電子情報工学科情報通信工学科目
併願大学:筑波大学情報学群情報メディア創成学類、豊橋技術科学大学情報・知能工学課程
部活や資格:プロコン(1~3年)、TOEIC:740
レベルの高い大学で機械学習についてもっと勉強したかった。高専から就職するより大学、大学院で色々な知識を身に着けてから就職した方が収入ややりたいことが安定すると考えたから
4年の6月から編入数学徹底研究を始め、12月までに1周した(旧帝受験生の中ではかなり遅い)。その間に数学/徹底演習をやってみたが、数学の基礎が頭から少し抜けていたので解いたのは2ページだけだった(買ってくれた親に申し訳ない)。年明けに過去問特訓をやり始めて春休みの間に1周、徹底研究をもう1周した。春休み明けから大学編入のための数学問題集をやって、8月の受験までに1周した。8月に入り、数学/徹底演習の続きをやろうと思ったが他の科目の対策に手が回っていたため、時間がなかった。
阪大工学部は数学のほかに専門2科目、英語(TOEIC換算)があって、そのうち、電磁気学とコンピュータ工学を選んだので、電磁気について書く。電磁気の対策を始めたのは4年2月(受験の半年前)、とりあえず電磁気を何もわかっていなかったのでマセマの教科書と問題集を購入して春休み明けまでそれぞれ1周した。春休み明けから学校の図書館で電磁気学演習[第3版]と大学生の電磁気学をやった(特に大学生の電磁気学は本当に助かった。人気すぎて図書館で2か月待ちだった)。前者は20ページしかやってないが、後者は1周半して7月までに終わらせた。わからないところはYouTubeの動画やブログを参考にして理解した。それからは阪大の電磁気の過去問を5,6年分やった。
なし
2025年度に筆記からTOEIC形式に変わったのでなし
コンピュータ工学は論理回路やプログラミングの問題が出題される。4年春休みから対策をはじめた。論理回路は2年の時に学校で配布された論理回路入門を1周半して、プログラミングは情報科で培ったスキルとAtCoderで乗り切ろうとした。阪大の科目の中では、簡単なのでおすすめ。
大問4問構成
1問目(線形代数):行列の転置に関する問題だった気がする。過去問特訓に出た問題に似ていたので、問題なくすべて解けた。
2問目(微分方程式):大問1と同じ難易度ですべて解けた。
3問目(複素解析):小問4問だったが、最初の特異点を答える問題がわからなくて自分の知識内で解いて、次の問題はなんとなく勘で解いた。残りの2問はわからなくて飛ばした。
4問目(確率統計):問題自体は基礎的な問題ばかりだったが、途中計算がめんどくさい問題が出て、それにつまづいて最後まで解けきれなかった。
電磁気
コンピュータ工学
3つ質疑応答を行った。
面接は3分で終わった。
今年は英語の筆記試験がなくなって他の科目が難化することを想定していましたが、意外と例年通りの難易度でした。なので、他と差を付けたければTOEICを早めに終わらせましょう(理想は4年9~11月、最低でも700は欲しい)。数学は複素解析、確率統計は毎年確実といっていいほど出題されるので、早めに対策することをお勧めします。この2つの分野で使う参考書は個人的にはマセマが無難だと思います。また
・徹底研究
・過去問特訓
・大学編入のための数学問題集
・マセマの確率統計
・複素解析の参考書(なんでもよい)
・マセマの電磁気
・弱点克服大学生の電磁気学
・電磁気学演習[第3版]
・論理回路入門
・AtCoder
名前:公選制三人
出身高専:s高専
学科順位:三年次,四年次上位12.5%
受験年:2024
受験大学(受験科目):京都工芸繊維大学 設計工学域 電子システム工学課程
TOEIC 数学 専門基礎
併願大学:①名大 阪大 ②九州 筑波 ③東北 阪大
部活や資格:①②バスケ部 ③野球部 ①③電気工事士 数検準1
国立を併願できるから
四年の冬休みから始めました,本格的に勉強したのは春休みから
五年のゴールデンウイークから始めました
春休みから毎日1~2時間
四年の夏休みから12月のTOEICまで
三人平均800くらい
受験の一か月前から始めました.
HPの過去問を見てください
無し
数学は満点必須,電気回路は過渡現象さえできれば舞えます.本番は周りの人が賢く見えますが錯覚です.今年はs高専から合格者が三人出たのでまとめて書きました.
徹底研究,大学生の初等力学,電磁気学 例題と演習で学ぶ電気回路
最終的には過去問が一番
名前:ral
出身高専:福井高専電気電子工学科
学科順位:1年次1位 2年次3位 3年次1位 4年次1位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):東北大学 工学部 電気情報物理工学科(合格) 受験科目:数学、面接
併願大学:京都大学 工学部 電気電子工学科(不合格) 豊橋技術科学大学 工学部 電気・電子情報工学課程(合格) 福井高専専攻科(合格)
部活や資格:TOEIC810点、TOEFL58点
興味のある研究室があり、国内でもレベルの高い学生が集まる大学だから。また、大学の規模の大きいため、様々な人との交流ができ、新たな経験が得られると思ったから。
このころは編入することを全く考えていなかったため、テスト勉強以外は特に勉強せず、バイトなどをしていました。だた、定期試験の2週間前からテスト勉強をするようにしており、席次は1年次1位、2年次3位、3年次1位でした。
3年になったころにぼんやりと編入について考えるようになり、TOEICの勉強を始めました。この年の夏休み1ヶ月を勉強期間に充てて、夏休み明けに初めてTOEICを受験し、595点を取得しました。使用した参考書は「銀フレ」と「はじめて受けるTOEIC®L&Rテスト全パート完全攻略」です。
4年の春から夏まで毎日TOEICの勉強をしていました。参考書は「金フレ」、「出る1000」、「公式問題集9」を使用しました。結果として、9月のTOEICで810点を取得することができたため、TOEICの勉強を終了しました。それ以外の勉強はほとんどしておらず、定期試験の勉強だけは真面目にやってました。
このころから志望校について考え始めましたが、最終的に決まったのは4年の10月くらいでした。
受験する大学を京都大学、東北大学、豊橋技術科学大学、福井高専専攻科に決め、夏休み明けから編入試験の勉強を始めました。この時期からは、空き時間や放課後に図書館で毎日勉強していました。編入試験の勉強に注力したかったため、定期試験の勉強時間を可能な限り減らし、効率よく点数を取れるようにしていました。過去問などに頼って、うまくすきま時間を利用して勉強していました。席次は1位をキープしていました。
夏休み明けから数学の勉強を始めました。参考書は「編入数学徹底研究」を使用しました。1周目だったこともあり、時間がかかってしまいましたが、正確に理解することを重視して勉強しました。受験する大学の編入試験で出題されない範囲(複素解析、フーリエ変換、ラプラス変換)はとばしてました。それ以外は例題、類題、章末問題全てに取り組んでました。
この体験談は、東北大学についてのものなので詳しくは記載しませんが、受験する予定があった京都大学はTOEICではなくTOEFLが必要だったので、数学と並行してTOEFLの勉強も行っていました。勉強の割合は数学6:英語4くらいでした。TOEFLはTOEICより対策が難しく、多くの時間と労力を費やしました。
5年になって卒業研究が始まりましたが、配属された研究室の先生から、卒研の時間に編入試験の勉強してよいという許可をもらいました。そのため、ほとんどの卒研の時間は編入試験の勉強していました。また、5年になってから授業の空きコマができたので、その時間も勉強していました。さらに、この時期からは、授業時間に内職をして編入試験の勉強をしていました。人にもよりますが、先生方も内職を容認してくれていたので、最前列で堂々と内職してました。
数学は編入数学徹底研究の2周目を6月までに終わらせて、その後は過去問を解いていました。東北大学の過去問だけでなく、京都大学、東京科学大学などの過去問にも取り組みました。4年後期の欄で述べましたが、5年前期でも京都大学の編入対策(物理、化学、専門)に多く時間を割いていました。そのため、5年前期に数学に割いた時間は全体の3割くらいでした。
学力試験の勉強だけでなく、面接の練習も始めました。研究室の友達や先生にフィードバックをもらって、改善するという作業を繰り返しました。上で卒研の時間はほとんど編入試験の勉強していたと書きましたが、面接で卒研に関して話せるように、卒研に関する勉強も行っていました。
ホテルは、仙台駅の近くにあるコンフォートホテル仙台西口に宿泊しました。一般的なビジネスホテルで特に不満はなかったです。ただ、寝具の関係かなかなか眠りにつくことができず、寝不足の状態で試験を受けることになってしまいました。そのため、持ち込めるのであれば枕などを持参した方がいいかもしれません。
試験内容を詳細に覚えているわけではなく、以下の内容にあいまいな部分があることをご了承ください。また、東北大学の過去問は取り寄せることができるため、実際に過去問を確認してみてください。
逆行列を求める
固有値、固有ベクトルを求める
行列の対角化
行列の漸化式を求める
一次方程式に対して線形変換を行った後の方程式を求める
ほとんど覚えてないです。ただ、導関数を求めたり、微分方程式を解いたりした記憶があります。
この大問は図がないと説明が難しいので実際の過去問をみてください。
問われた知識としては、内積、外積の性質、grad,div,rotの計算、線積分面積分、ストークスの定理などです。
手ごたえとしては8割くらい取れたと思います。大門2は完答でき、大門1と大門3合わせて2,3問誤答があったという感じでした。そこまで差が開くような試験ではなかったため、8割という点数は大きなアドバンテージにはならなかったと思います。
面接官3人、所要時間は15~20分で以下の質問をされました。
面接の内容は一般的な内容だったので、ありきたりな質問に対して回答ができるようにしておけばいいと思います。また、卒業研究についての質問は一切ありませんでした。
上の質問に加え、軽い口頭試問がありました(募集要項には記載がなかったのに)。
私は口頭試問が無いものだと思っていたので、少し動揺してしまいましたが、問題が簡単だったので回答することができました。これはあくまで推測ですが、好きな教科を聞かれた際に、受験者が答えた教科に関する口頭試問をしているような感じがありました。実際に私は数学、電磁気と答えたのでこのような質問をされたのだと思います。
東北大学の編入試験は、今年度(私が受験した年)から推薦入試ができるようになり、学力入試も数学、英語(TOEIC)のみになりました。負担は減ったものの、推薦入試により学力入試の枠が半分になっていることには注意が必要です。実際、私が受けた学科は45人ほど(実際は欠員などにより40人くらい)受験者がいましたが、受かったのは私を含め6人だけでした。
当日は数学しか学力試験がないので、この試験でやらかすと合格は厳しいです。とはいえ、当日まで試験内容はわからないので、TOEICで高得点を取っておくことをお勧めします。私はTOEICを3回受験し、最終的に810点のスコアを取得できたので、このスコアを提出しました。私がTOEICの勉強に関して重要だと思っていることは以下の5つです。
学校での成績(3,4年生の成績)も評価対象なので、しっかりテスト勉強などをしておくといいです。また、低学年の内からしっかり定期テストの勉強をしておけば、受験勉強も楽になります。
東北大学の過去問は取り寄せることができるため、過去問は手に入れることができますが、過去問の解答を手に入れることは難しいと思います。そのような場合は、第三者に解答してもらうとよいです。私は、数学の先生に過去問の解答作成を依頼していました。
何時間勉強すれば受かるか気になる人がいるかもしれませんが、何時間勉強すれば受かるのかという問に正解はないので、可能な限り多く、誰よりも多く勉強してください。編入試験に関する私の合計勉強時間は1000時間くらいですが、おそらくこの数字は旧帝を目指している受験者の中で少ない方です。実際、私は東北大学には合格しましたが、京都大学には落ちています。この程度の勉強時間では落ちる可能性が十分あるということです。なので、最後まであきらめず、1点でも多くとってやるという気持ちで勉強に励んでください。応援してます!
この体験談をご覧いただきありがとうございます。拙い文章かもしれませんが、皆さんの参考になれば幸いです。皆さんのような優秀な後輩ができることを楽しみにしています。
使用した参考書、教科書を述べます。おすすめのものには★を付けています。ここでは東北大学受験に使用した参考書、教科書のみを記載し、他大学受験に使用した参考書は省略します。
まずはこの参考書を完璧にすることを目指してください。その後、適宜必要な参考書で勉強するといいと思います。東北大学受験に関してはこの参考書と過去問しかやってません。
編入数学徹底研究を解いていて疑問に思ったことを教科書で復習してました。
線形代数が苦手だったので、これを一通り読んで理解を深めました。
初めてのTOEIC受験の際に使用しました。600点レベルの単語帳です。1000単語しかないので反復して全部覚えてください。
TOEICで700点以上を目指すには必須です。1000単語しかないので反復して全部覚えてください。
初めてのTOEIC受験の際に使用しました。模擬テストなどを通じて、テスト形式や時間配分に慣れることができます。TOEICのテスト形式を理解している人は、公式問題集を使用した方がいいです。
Part5の練習に最適だと思います。2周はしました。
公式が発行しており、テスト本番の練習として使用できます。テスト形式や問題内容、時間配分に慣れることができるとともに、現在の自分の実力を測ることができます。
]]>名前:ちいかわ
出身高専:i高専
学科順位:1年次:33位 2年次:37位 3年次:8位 4年次:14位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):法政大学 理工学部 応用情報工学科
併願大学:東京都立大学、豊橋技術科学大学
部活や資格:草むしり検定5級、TOEIC685(L340 R345)
研究を続けたかった、学士が欲しかった
数学は都立、豊技対策でそれなりにやっていたので法政大学での対策は特にしていません。募集要項には「面接の中で、口頭にて数学を含む理系基礎素養を確認します」と書かれていたので、口頭で説明が出来そうな定理や公式などを復習していました。
数学同様、問題は解かせないと踏んでいたので、問題集は解かず教科書に載っている問題だけ解いて理解していました。原子分野は勉強しませんでした。教科書を読んで定理や公式の説明を口頭で説明する練習をしていました。頭で説明を浮かべるのと、実際に喋って説明するのでは全然違うので、実際に喋りながら練習するのをオススメします。
理系基礎素養と募集要項には書いていたのでもしかしたら出るかもしれません。流石に化学は聞かれないだろうと思い勉強はしませんでした。
都立大ではTOEICが必要だったのでその時に取得したスコアを使いました。
勉強に使った教材は主に「公式問題集9,10」、「金フレ」、「でる1000」、「Part1,2初心者特急」です。
リーディングは基礎文法、単語で何とかなるので、金フレをサプリメント含めて全部覚える。公式問題集で分からなかった単語を全部覚える。でる1000、公式問題集を周回する。これをやっていれば伸びると思います。基礎文法が分からない場合はyoutubeに上がっている「この動画1本で英文法基礎を完全攻略」がおすすめです。
リスニングはシャドーイングをずっとしていました。英文の音読にもなるのでシャドーイングのおかげでリーディングの速読力が付いたようにも感じます。実際の会場だと音質が全然違うのでイヤホンや聞こえやすいスピーカ等でやらないようにしましょう。
特になし
面接のみ
今年の理工学部全体の受験者数は14人でした。その内、応用情報工学科の受験者数は3人でした。受験前日だけホテルの値段がどこも高騰していたので早めに予約したほうがいいです。
面接は以下の流れです。
口頭試問はありませんでした。面接官は2人いて優しい雰囲気の面接でした。志望理由書に書いたやりたい研究や卒業研究の深堀をされると思って対策をしていたのですが、全然聞かれませんでした。会場で渡された紙には「10~15分の面接になります」と書いており私は15分きっかりで終わりました。他の受験生はほとんど20分くらい行っていたので不安でした。
志望理由書は複数の教員に添削してもらったほうがいいです。教員といえど全てが正しいわけではないので、複数の人に意見をもらうべきだと思います。また教員や友達にお願いをして、志望理由書を元に面接対策を慣れるまでしましょう。
TOEICは2ヶ月でなんとかなったので効率よく勉強すればすぐにスコアは伸びると思います!ただ法政では原本の提出が必要なのでそこだけ注意が必要です。
口頭試問は出るか分かりませんが対策はしておいたほうがいいと思います。理工学部の編入は実施してから2年目だったので倍率は低かったですが、これから上がってきて口頭試問がされる可能性があるので。
聞きたいことがあったらkoazarashi831[at]gmail.comにお願いします。些細なことでも大丈夫です!普段使いしていないメアドなどで気づくのが遅れるかもしれませんが…
名前:たい
出身高専:仙台高専 機械エネルギーコース
学科順位:3年次:3/45 4年次:3/48
受験年:2024
受験大学(受験科目):早稲田大学創造理工学部環境資源工学科
併願大学:岡山大学機械工学コース
部活や資格:3年春までバスケ部,TOEIC805点
勉強を始めたら成績がみるみる上がっていって,楽しくなっていたから
3年生の春の高総体まではバスケ部に所属しており,勉強はテスト前だけでした.2年生の前期期末までは勉強はほぼせずクラス30位でした.後期中間テストから勉強を始めてみたら少しずつ順位が上がっていき自分への周りの目が変わっておったのがとても楽しかったです.その影響で勉強が好きになった.3年生の夏休みから友達とTOEICを800点超えることを目標に勉強を始めた.定期テストの勉強もあったため定期テスト前とテスト期間中の1か月はTOEICの勉強をすることができなかったため,両立するのが難しかったです.12月18日の公開テストで805点を取ることが出来てTOEICの勉強は終了した.そのあとはすぐに後期期末の勉強にシフトした.春休みに入ったら徹底研究をスタートさせた.はじめはよくわからないことが多かったが,わんみんのYouTubeを見ながら勉強すると理解がとても速くなった.また,物理のエッセンスの力学で高校物理の復習をしていた.
徹底研究でやった単元は過去問特訓でさらに勉強をした.また,大学編入のための数学問題集を使い,さまざまな問題に対応できるよう勉強した.物理の力学の大学生の初等力学を使って勉強を始めた.テスト期間は3年同様1か月間しっかりと準備して勉強をした.
数学は技科大や名工大などの過去問を使い友達と勉強をはじめた.過去問ほぼとけるような状態でした.物理は力学は引き続き大学生の初等力学を使い勉強し,電磁気学は物理のエッセンスを使い,高校範囲の復習をしていた.テスト期間は同様に勉強し,テストがないレポートなどの科目は死ぬ気で取り組んでいた.
春休みが明けたと同時に数学は東北大と名古屋大の過去問を友達3人で解き,答えがなかったので友達と答えが異なった時は全員に納得させられる説明をした人の答えを正解とした.力学も東北と名古屋の過去問を解き,誰もわからない問題の時は協力的な先生にお願いをして解説してもらった.電磁気は少し遅れていて大学生の電磁気学を周回して,過去問はあんまりやってなかった.
15分間の面接のみ
面接官は4人で,全員Webサイトで写真がのっている先生なので確認しているとよい.
質問内容は
終始和やかな雰囲気で緊張は一切しなかった.
集合場所は51号棟の11階の奥の部屋に集合し,たぶん院生の係の人が時間になったら迎えに来て,階段で12階に上がり面接の部屋に入る.
早稲田の指定校推薦は上位10%の中で1人しか枠がないので,自分より上位の人が早稲田に興味ない事を確認しておかないと悲惨なことになるため誰がどこを志望しているかは確認しておこう.また,志望校を早稲田一本にしておくと上位10%に入れなかったとき悲惨なので,学力でも旧帝大に受かるくらいの勉強はしておこう.