編入体験談 横浜国立大学 電子情報システムEP 2015

自己紹介

 

[名前] T.S
[出身高専 学科] 産業技術高等専門学校 品川キャンパス
電気電子工学科
[学科順位] 3年 8位 4年 8位
[受験の年] 2015年
[受験大学]

横浜国立大学 電子情報システムEP

[受験科目]

数学,物理,英語(TOEIC)
電気回路,論理回路,アルゴリズム,電磁気,電子工学

[併願大学] 千葉大
出身高専の専攻科
[部活や資格]

弓道部

電気工事士1種
ITパスポート

 

受験内容

 

[動機]

研究がやりたかったので,大学を志望。修士以上で卒業を予定していた。
しかし,やりたい研究が定まってなかったので,色々やれそうな総合大学を受験。
専攻科は滑り止め。

 

[勉強内容とスケジュール]

自分の受けている総合大学は基本的に,受験科目と試験内容がかぶっているため同じ教科書が使いまわせる。

[~4年夏休み前]

大学の試験や過去問などの情報収集.
やはり受験は情報戦.すべての科目を十全にできる必要は全くなく,極論としては「試験に出る問題が解ければ受かる」ので,各大学の受験科目と試験内容,またその難易度などを把握することが受験勉強の効率化につながる.ここまでに,受験する大学と勉強のスケジュールをある程度決めておく必要がある.
受験する大学の絞り方は人それぞれだが,自分の場合はやりたい研究が盛んな大学で絞った。実家から通えて,パワーエレクトロニクスが盛んな大学は東工大,千葉大,横国の3つ.この中で受験科目,試験内容がほぼ同じ横国と千葉大に絞ることで,勉強の効率化を行った.

 

[~4年冬休み前]

TOEICの単語とリスニング.
夏休みからTOEICの勉強として単語の暗記とリスニングを行っていた。単語はDUO3.0を使用し,リスニングはTOEICの公式問題集の音声や動画サイトを垂れ流していた.

 

[春休み]

総合的なTOEICの勉強.
春休みは公式問題集を使い,文法の勉強をしながら総合力を鍛えていった。

 

[5年4月]

数学,物理
4月~5月までは数学と物理の勉強をしていた。この二つは比較的得意科目なので,1週間で復習を行い,3週間ぐらいで10年間分の過去問を2周した。使った教科書は数学「編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習」,物理「演習力学」.
おなじみの教科書である.

 

[5年5月~8月]

専門科目+過去問
横国の専門科目は電気回路,論理回路,アルゴリズム,電磁気,電子工学の5つで,試験ではこの中から4つ選ぶ必要がある。なので勉強しなくても解けそうなアルゴリズム以外の勉強を行った。電気回路と論理回路は素早く解けるように問題数をこなし,電子工学と電磁気はなるべく難しい問題も解けるように様々な種類の問題をこなした。千葉大と専攻科の勉強は横国の勉強で賄えるので,過去問以外はやっていない。

 

[試験当日]

横国までの道のりが複雑。一度予習しておくことをお勧めする。
自分は迷った。

 

[試験内容]

試験内容は記憶のある限り書く。
物理,数学は過去問通り,「力学」と「線形代数,微分」で比較的簡単である。特に物理は過去問の台車と剛体をやっていれば問題なくできる。

「電磁気」
無限直線導線間の磁界と導体にかかる力の導出。
「アルゴリズム」
バブルソートとクイックソートのプログラム穴埋めと,説明。
「電気回路」
RLC回路の過渡応答。
「論理回路」
真理値表と状態遷移図。
「電子工学」
過去問の傾向と異なり,ダイヤモンド構造や原子間距離。

 

[面接]

主に質問は自分の研究(行きたい研究室)と教員免許を取る意志はあるかの二つ。先生3人で面接を行う。比較的穏やかに進む。試験終了二時間後ぐらいに面接をやるので,おそらく先生は自分のテストの点数が分かっている。

 

[後輩に伝えたいこと]

しっかり情報を手に入れること。過去問や過去問の答えなどを先輩や同級生と共有すること。
本気を出せばどこへでも行ける。あとは覚悟をきめるだけ。

 

[おすすめの参考書]

数学
「編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習」,聖文新社,桜井基晴
物理
「演習力学」,サイエンス社,今井功ら
↓物理が苦手な方はこっち
「河合塾 物理のエッセンス・力学,波動」,河合出版,浜島清利
「河合塾 物理のエッセンス・熱,電磁気,原子」,河合出版,浜島清利
電磁気
「電磁気学」,コロナ社,宇野亨ら
「電磁気学演習」,サイエンス社,山村泰道ら
↓電磁気が苦手な方はこちら
「やくにたつ電磁気学」,ムイスリ出版,平井紀光