編入体験談 筑波大学 生物資源学類 2016

自己紹介

 

[名前] K.H
[出身高専 学科] 長野高専 環境都市工学科
[学科順位] 3年:9位 4年:14位
[受験の年] 2016 年度
[受験大学 受験科目]

筑波大学生命環境学群生物資源学類 生物、化学(生物、化学、数学、経済学から2つ)、英語(TOEIC)、面接

 

[併願大学] 信州大学農学部農学生命科学科植物資源科学コース 小論文、面接
[部活や資格] 男子バレーボール部、学園祭実行委員、英検2級
[SNS]

Studyplus:健太@筑波大生物資源

Twitter:@90681fp

 

受験内容

 

[動機]

ガーデニングが趣味で、花卉の生産や育種に興味を持っていたから。

 

・1~3年

土木の勉強に興味が持てなかったため、あまり勉強せず、部活ばかりしていた。授業免除のため1年の冬に英検準2級、3年の冬の英検2級を取得。

 

・4年前期

春休み明けに受けたTOEIC IPで430点を取る。これ以上勉強する気もなかったので就職を考えていたが、夏休みに市役所の建設課にインターンシップに行った際に今のまま就職しても何もできないと感じ大学編入することを決める。

 

・4年後期

この時点では土木の勉強を続けようと考えていたため数学の勉強を始める。12月に5年の先輩が企画した編入の相談会で電気科から筑波大の生物資源に編入した先輩がいると聞き、農学部編入を考え始める。

 

・4年1月

筑波大生物資源の受験を決める。TOEICのスコアの提出が必要だったのでまずは英語の勉強を重点的に行った。まずはVintage(いいずな書店)を10日ほどで1周して文法の基礎を固め、同時に速読速聴TOEIC TEST STANDARD1800を使い英単語を覚えた。速読速聴はまずは何も見ないで聴き、ある程度聞き取れたら英文を見て訳しながら聞き、わからなかった単語は自作の単語帳に書き込むという手順で勉強した。自作の単語帳は毎日1周復習した。生物と化学は交互に姉にもらった高校用の教科書を読んでから生物はニューグローバル(東京書籍)、化学はセミナー(第一学習社)を解くという方法で1日1単元ずつ勉強していった。また、その日やった単元の教科書を次の日に読んで復習した。1日2時間から6時間勉強していた。

 

・4年2月

英語は速読速聴と自作の単語帳に加え、TOEICの受験が来月だったため中旬くらいから新TOEICテスト全パート完全攻略(ALC)を、下旬から公式問題集vol.6(iibc)の1回目を始めた。公式問題集は一度普通に解き、リスニングはディクテーションをしてから音声に合わせて同じスピードで聞こえた通りに音読するというのを50回繰り返した。リーディングは答え合わせのあともう一度全部訳しながら解いた(公式問題集は1回目の復習だけで1週間以上かかった)。公式問題集に出てきたわからない単語も自作の単語帳に書き込んでいった。また、空き時間に文法特急(朝日新聞出版)を読んだりpolyglotsやTEDなどのアプリで英語を聞いたり読んだりした(通学で電車に1時間ほど乗っていたので行きは自作の単語帳の復習とpolyglotsで英語の記事を一つ読み、帰りに文法特急を読んでいた)。生物と化学は1月と同じ方法で勉強した。テスト勉強のため全く勉強できなかった日があり、1日0時間から8時間勉強した。

 

・4年3月

13日にTOEICがあったため前半は英語しかやらなかった。先月に引き続き速読速聴、文法特急、自作の単語帳を使って勉強し、先月と同じ方法で公式問題集vol.6の2回目を解いた。また空き時間のpolyglotsやTEDも続けた。後半は生物と化学を今までと同じように勉強した。前半は1日5時間から9時間、後半は1時間から6時間勉強した。

 

・5年4月

TOEICの結果が出て、L370、R365の735点だった。高校範囲の生物と化学が終わったので生物から過去問をやり始めた。生物に関してはほぼ高校範囲からしか出題されていなかったので割といい点が取れていた。1日1時間から4時間勉強した。信大農学部を滑り止めにすることに決めた。

 

・5年5月

勝負といわれていたゴールデンウィークを全く勉強しないで過ごす(1日10時間くらい勉強しなきゃいけないと言われた春休みもあまり勉強していないのに…)。生物の過去問を解き終わったので化学の過去問とマクマリー概説を同時に始める。化学は高校の範囲+マクマリー概説で満点に近い点が取れることが分かった。また、願書の提出が6月初めだったので、志望動機を考え始めたり面接練習を始めたりした。1日1時間から4時間勉強した。

 

・5年6月

化学の過去問とマクマリーを終わらせたのでニューグローバル生物とセミナー化学の出そうな部分をもう一度解き始めた。高専大会が近くなり練習に参加し始めたため1日1~2時間しか勉強しなかった。

 

・5年7月

2日3日に高専大会があり、6日が信大の入試、16日17日が筑波大の入試だった。信大は生物や化学に関する小論文と面接だったので小論文に関してはあまり対策をせずに入試を受けた。筑波大の入試まではニューグローバル生物、マクマリー概説、過去問の復習と面接練習をした。1日2時間から4時間勉強した。

 

~試験内容~

信大の小論文は前年と内容が大きく変わり、高校範囲の生物や化学の勉強はあまり意味が無いので、作物生産や食、環境など信大農学部の内容に関連する書籍などを読んだほうが対策になると思う(問題を見た瞬間落ちた気がした)。面接の内容はほとんどが志望動機と研究についてだった(今なんの研究をしているか、大学に入ったらどんな研究をしたいか、なぜその研究がしたいのか)。また将来何になりたいか、持続的な農業生産についてどう思うかについても聞かれた。面接官が冷たく、とても精神的に来た(案の定落ちた)。

 

筑波大の生物の試験では今まで全く出ていなかった部分が出たが7割は取れた気がした。化学は例年通りで9割くらい取れたと思った。英語はTOEICのスコア提出で730点が満点だったので満点だった。面接は信大と同じく志望動機、研究、将来についてがほとんどだったが、人によっては英語で何か喋ってみろと言われたりしたらしい。面接官は優しかった。

試験結果は学力(生物、化学)が200点満点中173点、学力(外国語)が200点、面接が400点満点中205点の578点で合格だった。

 

~後輩に伝えたいこと~

編入試験では学力試験の結果も大事だけれど、面接もそれと同じかそれ以上に大事だと感じた。なぜ編入しようと思ったのか、なぜその研究がしたいのか、なぜこの大学なのかなど、動機がしっかりしていないと面接で落とされる(危なかった…)ので、学力の勉強と同じくらい、面接練習も念入りにしたほうがいいと思う。ただ、大学に入ってから志望動機に書いた内容の研究を必ずしなければならないわけではない(逆に必ずできるわけでもない)ので、その大学が得意としている分野や独自の研究など書きやすい内容を選ぶというのも一つの手だと思う。実際に大学に入ってやりたいことが変わったなんてこともよくあることなので(僕もそう)。

試験勉強に関して、TOEICは早めに点を取っておいたほうがいいと思う。僕もそうだったけれど、当日の結果に関係なくもう点が取れているというのはとても気が楽になる。5年になると卒研が始まったり授業であまり勉強できない(実は授業中に内職するのが一番集中できたりするけれど)ことも考えられるので他の勉強も早めに始めとくと後々とても楽になる。あと、勉強中の息抜きはとても大事だと感じた。僕の場合は庭に出て花を見たり、山まで走って花を見たり、スポーツしたり、普段の生活リズムの中で自然に勉強する事が出来れば続けやすいと思う。

 

~おすすめの参考書~

・TOEIC公式問題集

これと単語帳で700点は超えると思う。単語帳は人によって好みがある(速読速聴はリスニング、リーディングの勉強にもなるので僕にはとても使いやすかった)のですきなものを選べばいいと思う。

 

・一問一答TOEIC文法特急

文法問題はこれ一冊で完璧とまではいかないけどある程度解けるようになるはず。コンパクトで持ち運びがしやすいのでコンセプト通り電車に乗っている間とかにおすすめ。

 

・マクマリー有機化学概説

試験範囲の中の大学範囲の化学はこれが解ければある程度対応できると感じた。

 

生物、化学の高校範囲に関してはたぶんちゃんとした参考書であればどれを選んでも大丈夫だと思う。