編入体験談

2025年:岡山大学 工学部 情報・電気・数理データサイエンス系 エネルギー・エレクトロニクスコース

自己紹介

名前:鈴木
出身高専:新居浜高専
学科順位:3年次:9位 4年次:9位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):岡山大学工学部情報・電気・数理データサイエンス系エネルギー・エレクトロニクスコース
併願大学:大阪公立大学(合格)、豊橋技科大(未受験)
部活や資格:TOIEC675点
Instagram:oka_1017

なぜ編入をしようと思ったか

インターンシップで高専卒の待遇の悪さを体感した、修士まで行きたい

科目ごとの勉強方法

数学

徹底研究の例題と類題を何周かして仕上げました。

物理

物理は電磁気学の問題でした。過去5年ほどはほぼ電磁気学からしか出題されていなかったので、今年も電磁気学だろうと考えていました。不安な人は力学もやっておいて良いと思います。僕は力学の力のつり合い、エネルギー保存則、回転運動、運動方程式、力積と運動量辺りは「大学生の初頭力学」という本を使って抑えました。電磁気はネットで検索するとよく出てくる黄色い問題集と学校で使っている電磁気学演習(森北出版)の2冊で対策しました。併願校が大阪公立大学だったので、大阪公立大、技科大、農工大、名工大などの過去問を解いていました。

化学

特になし

英語

ターゲット1900を途中まで仕上げていました。時間に余裕がある人は全て仕上げるべきだと思います。

専門科目

特になし

試験当日

試験内容

英語は口頭で、数学と物理はホワイトボードで解きました。

数学はラプラス変換の定義式が与えられました。3つの関数がグラフで与えられていました。

f1(t):原点を通る右上がりの直線、f2(t):単位ステップ関数みたいなやつ
f3(t):f2(t)--f1(t)で表される直線 全部t=aで突然0になる
f1(t)とf2(t)を式で表す問題と、f3(t)をf1(t)とf2(t)を使って表す問題、f2(t)をラプラス変換の定義式に代入して積分する問題の全部で4問でした。式で表す問題はtで場合分けしないといけません。手応えは積分で計算ミスをした以外は正解できました。

英語は熟語(前置詞とセットのやつ)の穴埋め(選択肢有り)が3問、10~15単語ぐらいの長めの英文の和訳が2問でした。穴埋めの3問はそこまで難しくありませんでした。和訳は全くできませんでした。穴埋めはたぶん正解できました。

物理は電磁気学の問題でした。出題された問題は2重同心導体球殻の電界や静電容量、電位を求める問題で、中心からの距離によって電界などの値を場合分けする必要がありました。グラフを書く問題もありました。小問が6問ありました。問題は簡単なのですが、時間が9分しかなく、かなりカツカツで最後まで解くことができませんでした。面接官側も時間が少ないのがわかっているのでかなり急かしてきます。6問中4問解けていました。

面接

面接官3人の前で1分間で志望動機と高専でがんばったことを述べる形式でした。卒研に関してかなり深堀されました。志望校の順番を聞かれてかなり驚きました。

後輩に伝えたいこと

一般入試 受験者12人、合格者7人
推薦入試 受験者4人ぐらい、合格者1人

オススメの参考書

編入数学徹底研究、ターゲット1900、黄色い電磁気の本、電気磁気学演習(森北出版)

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