編入体験談 東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科 2018

 

自己紹介

名前 T
出身高専 学科

 沼津高専 制御情報工学科

学科順位

3年20位4年10位

受験の年 2018年
受験大学 東京海洋大学海洋工学部流通情報工学科推薦
(小論文・面接)
併願 首都大学東京システムデザイン学部経営システムデザインコース
筑波大学理工学群社会工学類経営工学主専攻
部活や資格  陸上部
SNS Twitter @t_aisu_ke

 

受験内容

[動機]

低学年のうちから漠然と編入したいぐらいの気持ちはあった。4年の夏にオープンキャンパスに行き、一気に大学に行きたくなった。特に分野も決めず行ける限り関東の大学のオープンキャンパスに行った。結果的にいろいろな分野があることを知れたので有意義だった。その頃レポートが多く高専の授業に不満が高まっていたので、1番高専と離れていそうな社会科学系がおもしろそうだと感じた。実際、経済学部や経営学部に行くのは大変そうだったので、ギリギリ理系の経営工学という分野に絞ることにした。最終的には経営工学の分野の中でも物流がこれからの時代キーになると踏み、物流の勉強ができる大学に決めた。

[1~3年]

とにかく部活に打ち込んだ。順位もクラスの半分ほどであった。数学だけはやっておいた方が良いという諸先輩方のアドバイスを真面目に聞き、数学だけはギリギリA評価を取れるくらいの勉強をしていた。

 

[4年前期]

授業がきつく、受験勉強は考えられなかった。ただ、夏休みに自分が専攻したい分野だけは確定していたので勉強しなきゃなー、とは思っていた。

[4年後期]

9月頃からほんの少しずつだが数学を始めた(編入のための数学問題集)。沼津高専だけかもしれないが、4年後期はレポートが異常に多く、毎日1時間勉強する時間を捻出するのも困難だった。とにかく疲れていたので休み時間に勉強!という訳にもいかず、1日30分ほどしかやっていないと思う。12月はなぜか余裕があったので1日90分TOEICの勉強をした。もともと450点しか取れていなかったが背伸びして730点取れる問題集に手を出した。1ヶ月で3周ほどし、1月に650点を取った。しかし、点数が上がることに喜びを感じてしまい、3月、4月もTOEICを受験してしまった。TOEICは600点あれば十分なのでそこで捨てるべきだった。

 

[春休み]

気が狂ったように勉強をしたわけではない。1日5時間から6時間程度数学に取り組んだ。編入のための数学問題集と徹底研究は1周した。3月末から物理にも取り組んだ。推薦で受験することを決めたので、このときから物流や経営、経済の本を読みまくった。春休みだけで15冊ほど読んだと思う。また、テレビでニュースをよく見るようにした。

 

[5年4月]

物理がヤバイことに気づいた。数学は一度やめ、とことん物理に取り組んだ。1日4時間程度の勉強だった。
[5年5月]

小論文の練習をとことんした。国語の先生や卒研の指導教員に添削してもらった。奇跡的に指導教員が会社にいたとき物流をやっていたので助かった。

 

[5年6月]

推薦が6月中旬だったので、それまでは小論文対策と、知識を増やすために読書を多くした。受験勉強を始めてから累計で40冊ほど本を読んだ。推薦試験が終わってからは物理と数学の過去問をとにかく解いた。解けなかった分野の勉強をやり直して、そこからまた過去問を解いて、というループを繰り返した。

 

[5年7月]

首都大の受験が終わってからは筑波大学の準備をした。確率統計、ベクトル空間などをかなり本気で1週間で詰め込んだ。一応最低限の公式はこれまでに触れていたが、本格的に勉強したのは首都大から筑波までの1週間だけである。筑波大学の社会工学類の問題はだいたいみんな解けないので、過去問を5年分解けるようにしておくだけでだいぶ余裕があると思う。

 

[試験当日]

朝新幹線でいける距離だが前泊しておいた。精神的余裕ができるので前泊をおすすめする。なにより前泊のほうが楽しい気がする。

 

[試験内容]

小論文の問題は概ね予想通りであった。海洋大の流通情報工学科は前年度に起きた物流のニュースから出る傾向がある(と思う)。最近はヤマトの人手不足問題があったのでそれ関係か、自動運転・ブロックチェーンなどの最新技術を絡めた問題が出ると踏んでいた。過去問は、大学に請求すればもらえるのでしっかりともらうべきである。最近の物流のニュースに敏感になること、最低限の物流・経済・経営・情報の知識を持つことが大事である。小論文は練習をしているかどうかがしっかりと結果に出るのでとことん書いたほうが良い。物流は最新技術と絡まるニュースが多いので、人工知能(機械学習)・ブロックチェーン・電子決済などには詳しくなっておくと良い。

 

[面接]

志望理由をまず聞かれる。志望理由書を提出するのでそれに沿って話すと良い。かなり面接官が志望理由書を読み込んできて質問をしてくるので志望理由書に書いたことについてはかなり詳しく話せるようになっておくと良い。ブロックチェーンと物流の相性が良いと答えたところかなり厳しく追求されたのでしっかりと理解しておきたい。海洋大は大学院進学率が低いので、大学院に行くかどうかは理由をつけて答えられると良い。

 

[後輩に伝えたいこと]

推薦は情報が少なく、情報戦である。特に海洋大に普通の高専から編入するのは情報が少なすぎて大変だった。海洋大の海洋工学部は3月に編入生向けのオープンキャンパスを開催してくれ、直接大学の先生から話をきけるのでおすすめしたい。海洋大に工学部があることを知らない人も多いので、これを機に興味を持っていただけたら嬉しい。

ちなみに、推薦でどこかを受けると学力でほかの大学を受ける余裕があまりない。推薦で受けたい人は落ちたときのことを考え、早めに勉強をはじめることを強くおすすめする。私が受験した大学を受験したい人はとにかく連絡をしてほしい。編入は情報戦なのでとにかくいろいろな人から情報を集めることが大事です。頑張ってください。

 

[おすすめの参考書]

数学

・編入のための数学問題集

・徹底研究

・明解演習線形代数(小平平次著)

物理

・大学1,2年生のための演習物理

・親切な物理

・良問の風

英語(TOEIC)

・3週間で攻略TOEICL&Rテスト730点!(アルクのやつ)