【お金の技術と高専生??】企業研究会 in マネーフォワードを開催しました!

【お金の技術と高専生??】企業研究会 in マネーフォワードを開催しました!

 

みなさんこんにちは! ZENPENの中の人です。

 

ご存知の方も多いでしょうが、ZENPENでは毎年3月頃に各大学に編入した高専の先輩方を招いた編入説明会を開催してきました。ちなみにこれまでの活動はYoutubeやこのHPからも観ることができますよ(過去のイベントはこちら

これまでに数多く、編入に関わるサポートを行ってきたZENPENですが、編入した後ってどうなの? と思う方も少なくないでしょう。実際、「大学生活ってどうですか?」なんて質問もよく聞きますしね。大学生活は楽しいですよ、もちろん。けど、今回はもうちょっと先を見つめてみましょう。

ということで、12月5日(水)に、実際に企業で働かれている高専の先輩を招いた企業研究会を開催しました!

 

今回の企業研究会は、「高専」に魅力を感じてくれている企業、株式会社マネーフォワードさんと行わせていただきました。

 

今年9月に上場をして今ノリに乗っているマネーフォワードさんですが、自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」や自動貯金アプリ「しらたま」などを提供する企業であり、みなさんの中にも利用者は多いでしょう。

 

マネーフォワード:https://moneyforward.com/

しらたま:https://sirata.ma/

 

最近よく聞くお金の技術、Fintechの筆頭ですね。

 

そんなマネーフォワードさんのCTOの中出様、高専出身者で同社社員の坂本様・鈴木様そして来年から入社予定で筑波大院生

の後藤様の4名にご登壇いただき、社会における高専生などについて語っていただきました。

 

マネードワードCTO 中出様 「Fintechが作り出す新世代」

 

最近よく聞くFintech。中国やインドが電子決済へ急速にシフトしたり、仮想通貨の価値が伸び始めたりとお金に関わる技術が現在注目されています。でも新しいことが生まれると、それと一緒に新しい問題もやってきます。

 

そんな現代のお金の悩みについて、中出様による特別公演が行われました。

 

電子決済の普及に伴い、見える化が行われると、分析などの需要が高まっていきます。

そこに、同社の自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」などを使って家計や資産を管理しながら、資産のプランニングや貯金をする人が増えてきているんですね。

 

同アプリはGoogle Playより3年連続でベストアプリに選出されており、今後もマネーフォワードに目が離せません!

 

マネーフォワード社員 坂本様 「高専卒業後、即就職パターンのメリット・デメリットをお話しします」

 

続いての講演者は福島高専出身の坂本様。高専を卒業した後、Javaエンジニア、プロジェクトマネージャー、ITコンサルタントを経て、2014年にマネーフォワードに入社するという、多彩なキャリアの持ち主でした!

 

現在の坂本様のお仕事は、会社活動の基盤となる「当たり前の毎日を守ること」。セキュリティが守られていること、オフィスが当たり前に使えること、インターネットが当たり前に使えること、パソコンが当たり前に使えることには、多くの人がそれを支えているからこそ成り立っています。高専生なら痛感できますよね!

会社活動における当たり前の毎日を守る仕事、それがセキュリティやインフラに関わるお仕事だそうです。

 

当時コンピュータを学べる環境に惹かれて高専に入学した坂本様でしたが、高専卒業後はそのまま大手システムインテグレーター企業へ就職しました。大学編入せず即就職することで、20歳から実務に携わることで同年

代よりも早く実務経験を積めるなど、OJTによる成長が実感できたと語ってくれました。

 

高専で学んだことは役立っているか?については、意外にもNOでした。

ただし、これは科目的な話であって、お馴染みの莫大なレポートによって培われたタスク処理能力や仲間との協調性のようなヒューマンスキルは十二分に発揮されている、と普段の生活の重要性に触れていました。

 

また、物事を因数分解し本質を見つける力、瞬時に理解し即応用する力のようなビジネスの基礎スキルは、社会人活動において大いに役立っているそうです。高専の詰め込み教育の賜物なんですね(遠い目)

 

 

一方で、大手システムインテグレーター企業から転職した理由は、大企業にありがちな年功序列・終身雇用に疑問を感じたためだそうで、マネーフォワードへ入社した決め手は、世の中の役に立つ仕事だと感じたからだそうです。

 

そのほか、今後就活をする上で、企業における高専の認知度が重要だとアドバイスをいただきました。

認知度によって、工業高校卒と同等の扱いをうけたり、大学卒と同等の扱いをうけたり、先輩の高専生がどれだけ活躍できているかを知ることが重要ですね!

 

実際にそういったことを知ることは、学生のうちでは難しいので、インターンシップや企業研究会に参加してみるのが最善手でしょう!!

 

マネーフォワード社員 鈴木様 「学生番号はj00426です」

 

3人目は長野高専卒業生の鈴木様。寮の規則やレポートの過酷さという高専あるあるからトークが始まりました。

高専を卒業して何年も経っているにもかかわらず、学生番号はスッと出てきたと、未だ揺るがぬ高専愛(?)をお持ちでした。

 

先ほどの坂本様同様、レポート地獄のおかげで、科学的手法が磨かれたと言っていましたが、磨かれすぎたためにオシロスコープを使いこなしすぎて大学では白い目で見られたとのこと。なぜ真面目な我々高専生が煙たがられなければいけないのか(血涙)

 

最後に鈴木さんは、大学進学は自身の選択肢を広げる上で重要であると語ってくれました。

高専卒業後、大学進学や就業選択など数多くの選択肢があります

が、何が自分にとっての一番なのかがやっぱり一番大切ですね

 

 

筑波大学大学院 後藤様 「院進について」

 

 

本日最後の公演は、筑波大学大学院 修士2年の後藤様。熊本高専・同専攻科を卒業して、大学院へ進学されました。

本年度で終了しますが、筑波大学のシステム開発PBL(修士論文の代わりに、産業界で実際に行われるソフトウェア開発を行う制度です)に所属されています。

 

専攻科、大学院を選んだ理由について語っていただきました。

まず、専攻科について、大学編入と比べて学費が安く済むことがメリットにあります。高専本科+専攻科の学費(入学料・授業料)が1,455,000円であるのに対して、公立高校+国立大学の学費が2,430,850円と、およそ100万円の差があることから高専のコスパが伺えますね。(出典:函館高専 学費の比較)

 

もちろん、学びの安さもありますが、2つ目のメリットにカリキュラムの一貫性も大きいです。

大学編入をすると、どうしても学び直しをしなければいけないシーンが出てきますが、同じ高専の専攻科ならばそうした問題に直面せず新しい勉強に専念できます。研究も連続して行えるので学会や論文も狙いやすくなります。

 

次に大学院へ進学した理由に、後藤さんは「色々な人に会いたい」ことを挙げました。

色々なメリットがある中で、高専にい続けるデメリットは、交流の機会が減ってしまうことなんですね。高専独自の文化に晒され続けると、ちょっと取っ掛かりにくい人になってしまうかもですね。

 

とはいえ、高専出身者は優秀だと院進して感じられたそうです。ですが高専の強みはやはり工学。英語の勉強は真面目にやらなければいけないようですね…

 

最後に、高専に凝り固まらず外へ出ることの重要性を再度説いてくださった後藤様。まずはハキハキと喋ってみるといいでしょう。高専でやってきたとは何気にスゴイことが多く、堂々とした態度で示せれば、オッと思われるでしょう!

 

懇親会とまとめ

今回の研究会は高専生の参加者も多く、また講演者の方々もバリエーションに富んで。進路選択において非常にためになる研究会になりました。最後に、参加者とともに懇親会を行いました。高専本科生から大学院修士生まで幅広い学生にご参加いただいた本会では、大変盛り上がりました! 

 

坂本様や後藤様もお話しいただきましたが、外へ出て交流する機会は非常に重要だと感じられました。今後も、このような交流の場を開催していきたいと思いますので、よろしくお願いします!

 

最後に、お力添えいただいたマネーフォワードの皆様、まことにありがとうございました!