編入体験談

2026年:東京農工大学 工学部 生体医用システム工学科

自己紹介

名前:紫ニンジン
出身高専:G高専
学科順位:1年次:13位 2年次:5位 3年次:3位 4年次:5位
受験年:2025
受験大学(受験科目):東京農工大学 工学部 生体医用システム工学科 合格
併願大学:電気通信大学 Ⅱ類 合格
部活や資格:バドミントン部(2〜5年) TOEIC 560点
Instagram:ena1_pwq

なぜ編入をしようと思ったか

高専在学中に生体について興味が湧き、その分野の研究をしてみたいと考えたため。東京農工大学は学科全体のカリキュラムとして生体医用工学を取り入れており、最適な環境と考えたため。

学年ごとの勉強内容

1~3年

特になにもしてない。

4年前期

オープンキャンパスに行ったりした。ちなみに行ったのは東京科学大学。

4年後期

大学を色々調べ受験大学を、第一志望を東京農工大学、第二志望を電気通信大学に決める。東京農工大学は機械工学科からの推薦が取れなかったため一般での受験を覚悟。受験校は決まったものの勉強してなかった。
3月くらいから勉強始めた。
3月バイトいっぱい入ってた。
女の子と遊んでいた。

5年前期

4月

放課後は研究室に残り勉強をしていた。休日にも学校に来て勉強した。問題集を解き理解を深めた。受験校の試験範囲がたまたま似ていたため、数学/物理/英語の対策の計画を立てた。東京農工大学の過去問から、過去10年近く電磁気が出ていたので、電磁気を一から始めた。このときはまだバイトをしていた。女の子と遊んでいた。

5月

4月と変わらず勉強漬けの毎日だった。このときから過去問を解き始め絶望しかけた。数学と物理は元々力があったのでまぁまぁ良かったが、英語がだめだった。また、英作文が出ると聞いてたので英語で日記を書くようにしていた。電磁気は結構分かるようになってきてうれしかった。
あまりに遅すぎた、スタートが。だが、バイトは続けていた。

6月

さすがにバイトは休みをもらった。5月と比べ勉強は大きく増加した。このときになると過去問を何周も繰り返し、慣れるようにした。

試験当日

試験内容

数学

大問1 極値問題
大問2 重積分
大問3 ベクトルの固有値、固有ベクトル
大問4 微分方程式

例年通りの出題、少し簡単だった。

物理

大問1 二つの質点があり、ばねで固定端とつながれていて、質点どうしもばねで
つながれている問題。質点に働く力、運動方程式、一般解を求める。
大問2 波。ある点での並の強さが与えられていて、その波の反射波との合成波や、
弱めあう点など求める。

ここ 10 年以上電磁気と力学だったが、波が出題されたので予想外だった。

英語

大問1、2 長文。()内にはいる適切な語句を選択する問題。
大問3 文が八つあり、意味が通るようにそれらを並び替える問。英語で書かれた
文の空白を指定された文字数で埋める問。

面接

東京農工大学は二日目に面接があり、午前中には地元に帰った。
待機室に受験生全員で移動し、受験番号順に二人ずつ呼ばれていった。面接室は待機室の隣だった。

内容は、

  • 志望動機
  • なぜこの学科か
  • 興味を持ったきっかけ
  • どの研究室に入りたいか
  • 院進予定はあるか
  • ほかに併願大学はあるか(志望順位)

で、体感五分程度で終了した。

後輩に伝えたいこと

早めに勉強始めてください、後々後悔します。試験当日は早めの行動をおすすめします。

オススメの参考書

数学は『大学編入試験問題 数学/徹底演習』
物理は『大学生の初等力学』、『ゼロからの電磁気学Ⅰ 十河清、和達三樹、出口哲生著』
英語は、『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編 大矢復著』、『システム英単語』