自己紹介
名前:ゆー
出身高専:西日本の高専 情報電子工学科
学科順位:1年次:7位 2~4年次:4位
受験年:2026
受験大学(受験科目):大阪大学 工学部 電子情報工学科 電気電子コース
併願大学:神戸大学 工学部 電気電子工学科(合格)、岡山大学 工学部 情報・電気・数理 データサイエンス系 エネルギー・エレクトロニクスコース(合格)、三重大学 工学部 電気電子工学科(合格)、豊橋技術科学大学 電気電子・情報工学系(合格)
部活や資格:TOEIC 740
discord:yuxell5(ほぼ開かないので返信遅くなると思います)
なぜ編入をしようと思ったか
学生の時期に一人暮らしをしてみたかったから。大阪楽しいから。
情報系の内容よりも電気電子系の内容の方が自分に合っていると感じたから。
科目ごとの勉強方法
数学
まず徹底研究を2周しました。最初の時点では応用数学の範囲はやらなくていいと思います。ある程度理解できたら過去問特訓のA問題、B問題をやりました。C問題も軽く一通りやりましたが、難しすぎるのでやらなくてもいい気がします。
YouTubeに上がっている「今週の積分」と「今週の微分方程式」をコツコツ継続するとめっちゃ微積の力が付きます。
大阪大学の数学はだいぶ癖があるので過去問をしっかりやった方がいいです。
物理
特になし
神戸大学の対策でやりました。
神戸大学の体験記の方で述べます。
化学
特になし
英語
TOEICは金フレ、出る1000、公式問題集だけで十分だと思います。
あまり高いスコアが取れなかったので別の人の体験記を参考にしてください。
専門科目
自分は情報系の内容を主に扱う学科に所属しており、電気電子の分野はあまりやってこなかったので最初はすごく苦労しました。独学でもどうにかなったので諦めないでください。
大阪大学は電磁気学、電気電子回路、物理、コンピュータ工学の4科目から2科目選択します。電磁気学と電気電子回路を選択している人が多かった印象です。自分もその2科目を選択しました。
電磁気学について、長岡 洋介さんの電磁気学I、電磁気学Ⅱを熟読しました。まとめたりはせず読むだけでした。電磁気学を学ぶ上で、まず最初に全体像を把握することが非常に大事だと思います。自分の学校では電磁気学の授業が当てにならなかったので1から自分で勉強しました。最初は非常に難しく感じましたが、最終的には電磁気学を武器にできるくらい得意になりました。電磁気学の内容がある程度分かったら電磁気学演習(黄色い問題集)をやりました。何周かした後大学生の電磁気学(値段高いやつ)をやりました。電磁気学演習は難しいですが、これができるようになると本番の試験が簡単に感じると思います。
問題集を何周もして解き慣れた後に色々な大学の過去問をやりまくりました。まず豊橋技科大の過去問をやるのがオススメです。公式が答えを公開している上にちょうどいい難易度なのでやりやすいと思います。
電気電子回路は電気回路と電子回路に分かれています。
電気回路について、例題と演習で学ぶ電気回路と電気回路演習上・下(オレンジのやつ)をやりました。電磁気学と同様に色々な大学の過去問をやりました。
電子回路について、よく分かる電子回路をやりました。電子回路は結構ギリギリに対策始めましたが、案外間に合いました。3ヶ月あれば間に合うと思うので他の科目を優先して勉強した方がいいかもしれません。
試験当日
試験内容
数学
例年と比べで難化していたと思います。
傾向がガラリと変わった印象です。
大問毎に印象と手応えを書いていきます。
大問1 線形代数
面積の計算や証明、固有値や固有ベクトル、また図形の図示など過去問では見たことないような感じでした。証明の部分が甘くて少し減点されていると思います。
45/50
大問2 微分方程式
微分方程式のみ過去問と似ていました。ここは全員取れたと思います。
50/50
大問3 複素解析
詳しくは覚えてないですが、領域の図示などをした気がします。
40/50
大問4 確率統計
問題見た瞬間前受験生が絶望したと思います。なんとか捻り出して全て答え出しました。意外と良い答案が作れたんじゃないかなって思ってます。
30/50
数学の全体の手応え 165/200(82.5%)
過去問を解いてる時は9割を超えることもよくあったので試験終わった瞬間は凹みましたが、周りの受験生もあまりできてなかったみたいで安心しました。多分この試験で8割取れている受験生はだいぶ少ないと思います。
電磁気学
大問1 誘電体絡みの問
詳しくは覚えてないですが、全部できました。
50/50
大問2 有限長の電流が作る磁界
詳しくは覚えてないですが、全部できました。
50/50
電磁電子回路
大問1 ラプラス絡みの過渡現象
過渡現象は普通に解けたのですが、最初のラプラス変換の計算をミスりました。定義に従って計算すればよかったみたいです。
45/50
大問2 オペアンプ
過去問とすごく似てました。電子回路は苦手だったのでマジで助かりました。
50/50
専門の全体の手応え 195/200(97.5%)
今年は電磁気学と電気電子回路を選んだ人が無双したと思います。どの科目を選択するか慎重に考えた方がいいです。
実際に成績を開示しました。
自分の得点:700.9/850
合格者最高得点:712.3/850
合格者最低得点:645.5/850
後一歩で首席合格でした。結構悔しいです。筆記は結構できたので、成績とTOEICが原因ですね。もう少しTOEICを頑張るべきでした。
面接
4~5分でした。
- 志望動機
- 学生時代頑張ったこととそこで苦労こと
- さらにそれを克服した方法
- 気になる研究室
- 併願校
後輩に伝えたいこと
勉強仲間を作ることがすごく大事だと思います。最後の3ヶ月は毎週友達と集まって過去問といたり教えあったりしてました。しんどくなったら丸一日遊んだりして息抜くのも大事だと思います。ずっと全力で勉強してたら最後までもたないです。大阪大学は試験の日程が遅いので最後の7、8月が他の大学がどんどん決まっていくので、仲間が減っていくため凄くしんどかったです。
頑張ってください!!!
オススメの参考書
数学
・徹底研究
・過去問特訓
・確率統計(高専テキスト)
・マセマ(確率統計、ベクトル解析、線形代数)
電磁気学
・電磁気学演習(黄色いやつ)
・大学生の電磁気学
電気回路
・電気回路演習上・下(オレンジのやつ)
・例題と演習で学ぶ電気回路
電子回路
・よく分かる電子回路
全科目に共通して過去問!!!