編入体験談

2026年:東北大学 工学部 化学・バイオ工学科

自己紹介

名前:つばさ
出身高専:福島高専 化学・バイオ工学科
学科順位:1年次:7位 2年次:5位 3年次:3位 4年次:4位
受験年:2025年
受験大学(受験科目):東北大学 工学部 化学・バイオ工学科
併願大学:筑波大学 理工学群 応用理工学類、横浜国立大学 理工学部 化学応用EP
部活や資格:ラグビー部、TOEIC825、実用英語技能検定準2級、日本漢字能力検定準2級
TwitterID:@eDf69ZpURs83705

なぜ編入をしようと思ったか

インターンに行った際に、人も環境も良い大学だと思ったから。ネームバリューが最近上がってきているから。

科目ごとの勉強方法

数学

筑波の受験(7/13)までには編入数学徹底研究3周と過去問特訓2周は終わらせていました。受験後からは、過去問の立体の問題が総じて苦手だったので青チャートで図形関連の勉強をし直しました。解析と行列の勉強は一切せず、漸化式や図形などの高校数学っぽい数学をYouTubeをメインに学んでいました。

物理

特になし

化学

共通試験の化学は今年から無くなりました。

英語

TOEIC提出です。筑波と横国に同じ名前で詳しく書いてあります。

専門科目

筑波の受験までにやったことは筑波と横国の方を見てください。以下は筑波以降にやったことです。

「今年で共通科目として一般化学が無くなるとはいえ、化学科の専門科目にはそれらが解けるかどうか試される問題が出るのでは???」と勝手に予想していたので化学の新演習の無機までを全部やりました。有機と無機・物理化学を選択する予定でいましたが、どちらも得意(仕上がってた)なので東北大のための勉強はあまりせず、復習のみしていました。

試験当日

試験内容

1日目は共通試験で数学です。
自分が見たことある過去問の中でもトップレベルに簡単でした。大問の途中で符号ミスをしたのでそれが続いて計2ヶ所の誤答でした。
話したりはしてませんが、他の受験者はこのくらいかそれ以上とってると思います。それくらいの難易度でした。

2日目は午前に専門の筆記で午後に面接です。
有機、無機・物化、生物、化工の中から2つ選択です。有機と無機・物化選択でしたが、こちらも簡単で1ミスで大きく差が出るテストでした。一般化学といえば一般化学かな?という問題はありましたが、普通に編入の勉強をしてればできる問題でした。

面接

受験番号とは関係なく、ぐちゃぐちゃの順番で行います。(不正防止?)帰りの交通手段の予約は余裕を持っておきましょう

志望動機をまず聞かれて、すぐに卒研の話をしました。自分は6~7分詰められて、自分の知識の範疇を越えてきたところでギブアップしました。(1人10分なのでほかの話もできて結果的には悪くはない判断だったと思います。)その後は在学中に頑張ったことと、学部卒業後の計画を聞かれて終わりました。すごく個性を出しにくい面接に感じました。体感だと評価は高くは無いが低くもないだろうといった感じでした。

後輩に伝えたいこと

非都会の皆さん、宿泊場所からはおそらく地下鉄で試験会場に向かうと思います。地下鉄は地下です!「上下方向」の移動時間を加味して出発しましょう!ギリギリ到着にならないようにしましょう!

東北大学は他の難関大よりも試験問題自体は明らかに簡単です。ですが、受験者のレベルは他の難関大と比べても変わらない(はず)なので問題が解けるからといって油断しないようにしましょう。点をとるテストというよりは点を失わないテストです。絶対に下振れしないことが肝になります。

ここまでで察した方も多いとは思いますが、TOEICの評価依存度はかなり高いです。TOEICは出願時点のスコアなので、未来の自分と「出願後に専門を完璧にする」と約束してTOEIC対策に力を入れまくるのも一つの手ではあると思います。(人によります)

オススメの参考書

・編入数学徹底研究
・マクマリー有機化学上中下
・基礎物理化学Ⅱ 物質のエネルギー論
・演習で学ぶ化学熱力学