自己紹介
名前:ちゃんくんちゃんくんさん
出身高専:A石高等専門学校 機械工学科
学科順位:上から順に20%ずつABCDEで分けられる 1年 AAAA 2年 AA 3年 AA 4年 AB
受験年:2025年
受験大学(受験科目):大阪大学 (応用理工学科 機械工学科目)
併願大学:大阪大学 基礎工学部 (不合格) 神戸大学 工学部 (不合格)
部活や資格:陸上競技部、防災士、TOEIC730点
なぜ編入をしようと思ったか
高専での研究には満足できず、大学に入って研究をしたいと考えたから
学年ごとの勉強内容
1~3年
1~2年
授業聞いて提出物出して、テスト前に勉強するぐらいでした。他の時間はゲームや部活してました。
防災士は防災の授業があったのと、簡単だったので取りました。
3年
基本的には1, 2年と変わりませんが、夏休みは朝に部活をして、午後から図書館で勉強してました。数学と英語の1〜3年で学んだ内容の復習だけしてました。
春休みも夏休みと同様の生活をしていました。春休みから「編入数学徹底研究」とTOEICをやり始めました。とはいえ、数学はほとんど進まずTOEICを中心的に勉強してました。
4年前期
春休みに引き続き、徹底研究とTOEICを勉強してました。夏休みはインターンに行きすぎてほとんど勉強できませんでした。インターン中に勉強しようと考えていたのですが、部屋に帰ると疲れて寝てしまい、勉強には手がつきませんでした。
4年後期
4年
後期はなぜか分からないんですけど今まであったやる気が全て消え去り、勉強は惰性で続けてました。そのおかげで見事成績が下がりました。この頃も徹底研究とTOEIC勉強してました。
春休みから物理と流力と材力を追加で勉強し始めました。
TOEICは3月に受けたものを提出しました。
5年前期
5月頃から熱力と電磁気と確率と複素数を始めました。6月の終わり頃から過去問を解き始め、阪大の基礎工学部を受験しました。結果が出るまでは勉強が手につきませんでした。結果が出てからは確率統計と複素数と熱力と電磁気と過去問を中心に勉強し直しました。7月の終わりには期末試験がありましたが、単位がほぼ確定していたため、その間も編入試験対策をしていました。阪大と神大の日程が非常に近かったので、過去問を見る限り簡単そうな神大よりも阪大を優先的に対策しました。
科目ごとの勉強方法
マセマの回し者ではないのですが、だいたいマセマの参考書と問題集を使って勉強し過去問解いてました。
数学 使用教材
- 徹底研究 1周
- 過去問特訓 1周
- 大学編入のための数学問題集 1周
- 確率統計 (マセマ) 3周
- 複素数 (マセマ) 1周
- 弱点克服 大学生の複素関数 半分くらい
基本的に、解いて間違ってた問題を次の日の朝に解き直すようにしてました。確率統計に関してはそもそも苦手で間違いが多かったので1周目に解いて間違った問題を2周目で解きました。3周目は統計学の部分を中心に復習しました。弱点克服は友達に貸してもらい、7月の中旬から過去問を解き始めるまで使いました。個人的には結構役立った参考書だと思ってます。
物理 使用教材
- 弱点克服 大学生の力学 3周
- 電磁気 (マセマ) 3周
基本的に数学と同じ感じで勉強してました。参考書見ても分からない所はYouTubeの動画とか見て理解してました。
英語 使用教材
- 金フレ
- 黒フレ
- 公式問題集
すきま時間とか寝る前に金フレとか黒フレ見て、朝起きて見返して、公式問題集を解いてました。TOEICは3年の12月に初めて受けて、630点でした。そこから100点しか伸びていないのでもう少しちゃんと勉強しておけば良かったと思います。
(一応英語が試験科目の学校も受けてたのでその勉強もしてしました。)
材力 使用教材
- 材料力学Ⅰ
授業でやった範囲を復習するぐらいでした。
熱力学 使用教材
- 熱力学(マセマ)
- 授業スライド
4年で学んだ内容を何一つ覚えていなかったので授業スライドで思い出しつつ、問題を解いてました。基本的な部分を押さえてたらいけます。「単原子分子ではCv=3/2nR」(たぶん合ってるはず🤔)これは絶対覚えてないと損します。これ覚えてなくて基礎工落ちたと思ってます。
流力 使用教材
- 演習で学ぶ流体力学
- 授業のノート
基礎工学部は4年の内容でカバーできるので、参考書を読みつつノートで見返しました。工学部は前期に授業でやった範囲も含まれるのでノートを見返し、参考書を読んでました。
正直なところ、試験での流力は難しいので基本的なことをしっかり押さえて、点数をなるべく落とさないことを目標にしてました。
機力 使用教材
- 基礎演習機械振動学
今年の基礎工ではほとんど役立ちませんでした。ですが、必要ではあるので勉強した方がいいと思います。あと、余裕があれば物理の力学も勉強しておくと少し役立ちます。
過去問
解いて間違ったところは復習する、これを繰り返しておけばある程度できるようになります。ですが、過去問だけをやり過ぎると傾向や問題が変わった際に対応できなくなるので、あくまで基礎を固めてから解いた方がいいと思います。私は過去問解いておけばなんとかなると思って、その対策をして行ったら、傾向が変わり終わりました。
どこの大学でも大体5年分ぐらい解いてました。
試験当日
試験内容
問題については過去問を見てください。
数学8〜9割
専門科目 6〜7割
材力 4〜5割
流力 3〜4割
熱力 10割
物理 7〜8割
試験の出来についてはこんな感じだと思います
傾向は例年通りでした。
面接
Q1 志望動機
Q2 ロボットを研究している大学がたくさんある中でなぜ阪大工学部を選んだのか
Q3 三脚ロボットの特徴はどのような所にあるのか(志望動機で三脚ロボットについて少し語ったから)
Q4 阪大工学部をどうやって知ったのか
Q5 卒研の内容
Q6 試験の出来
人によって聞かれる内容は異なるそうですが、志望動機とそれに関連すること、卒研の内容についてはほとんど聞かれます。
後輩に伝えたいこと
結果は655.3点でした。今年は応用理工で受かったのが3人で、ボーダーはおそらく600点ぐらいです。今年は例年より点数が低めですが大体7割ぐらいがボーダーになります。なのでTOEICは少なくとも700点ぐらいが必要になると思います。
最後に、阪大の工学部を受ける人は他の人が進路を決めていく中で勉強を続けなければならないため、しんどいかもしれませんが、めげずに頑張ってください。
オススメの参考書
徹底研究
過去問特訓
大学編入のための数学問題集
マセマの各科目の参考書と問題集

