自己紹介
名前:m
出身高専:某高専 電子情報
学科順位:3年次:3位 4年次:4位
受験年:2023
受験大学(受験科目):名古屋大学文学部人文学科(日本文学)
受験科目:外国語(英語)、小論文
併願大学:なし
部活や資格:TOEIC: 930
Instagram:enid4670000
なぜ編入をしようと思ったか
文学研究への思いを捨てきれなかったから
学年ごとの勉強内容
1~3年
工学部に行くつもりでゆるく学校の勉強のみをしていました。
4年前期
学力試験で工学部に編入しようと数学や専門科目の勉強をしていました。
4年後期
TOEICやTOEFLの勉強をしていました。
5年前期
やはり文学部に行きたいと思い、4月に方向転換をしました。
5月-6月
高専ではあまり触れなかった古典を勉強しましたが、名大しか受験しなかったので使いませんでした。
参考書:小泉貴『最強の古文 読解と演習50』
7月
卒研や期末試験の勉強を進めながら、名大に絞って勉強をするようになりました。
名大の専門科目(小論文)は、評論文の読解と小論文が合わさった形式をとっています。すべての専攻の受験者が同じ問題を解くので、専門的な事項を問題として問われることはありません。そのため、自らの専門としたい分野の話題を小論文のなかにうまく混ぜ込む必要がありました。
ひとまず評論文を読むことに慣れるために、『ちくま評論入門』を使用しました。
8月
8月末の学力試験に向けて、平日は1日中、学校の図書館で勉強をしていました。
小論文は過去問を解いて先生に見ていただくことを繰り返しながら、文学研究における問題意識を深めるため、研究したい時代・作家の作品の読解や、関連する学術書をひろく読みました。
英語は『英語長文問題精講』を繰り返し解いていました。
9月
口述試験対策として、希望する指導教員の著作を読んだり、シラバスを見て雰囲気を把握したりしていました。
試験当日
試験内容
外国語(英語)
下線部を和訳せよ、という問で、そんなん誰も知らんやろという単語が出てきましたが、文脈に沿ってなんとなくで埋めれば大丈夫です。基本的な長文読解の対策をしていれば、そんなに困ることはないと思います。
小論文
過去問では、まず評論文を読み、それについての読解2題+関連する小論文1題という構成でしたが、私の受験時には提示された評論文に関する小論文3題という形式でした。
ざっくりとしか覚えていないのですが、ことばの力をテーマにした評論文であったと思います。
面接
- 何を学びたいのか、研究したいのか
- 古典を読めるのか
- (何を研究したいのかに関連して)計量テクスト分析とは実際にどのようなことをするつもりか、何ができるのか
など
現在、名大の日本文学は古典(中古・近世)がご専門の先生しかいらっしゃらず、近代文学の先生は大学院のみの専攻(日本文化学)に所属していらっしゃるため、面接では「古典メインの研究室に入って近代をやりたいと言い張る強情者」になってしまいました。
もちろん日本文学研究室でも近代文学で卒論を書くことはできますが、研究室にいらっしゃるのは古典がご専門の先生方ですので、なぜうちの大学に来るのか?と疑問視されてしまいました。
学部2年では、まだ研究領域も定まっていないのが普通ですので、面接において先生とあまり一致しない専門領域を強く主張するのは避けた方が良いかもしれません。
(現状、近代文学で卒論を書く学生は、卒論の指導教員を日本文学研究室の先生にお願いし、日本文化学の先生にアドバイザーとしてのご指導をお願いする形になっています)
また、文転の場合、高専出身の学生が人文系の学問をやる上での基礎学力を持っているのかということを、先生方は非常に心配されます。
口述試験において、何か問題を出されてその場で解くということはありませんが、基礎的な能力があるかどうかはかなり確認されましたので、前もって勉強を進め、確認されると思って準備しておくと安心であると思います。
後輩に伝えたいこと
倍率は高いですが、問題形式が専門的なことを直接的に問われない小論文であるため、文転する学生には最も受験しやすい大学であると思います。
編入後、はじめは大変でしたが、後期にはゼミ発表などもうまくできるようになりました。不安はつきものですが、何より、好きなことを学びたい方は、踏み出してみることをおすすめします。
何かありましたらinstagramにご連絡ください。
オススメの参考書
石川巧ほか編『文学研究の扉をひらく : 基礎と発展』ひつじ書房,2023年2月.
河野龍也ほか編『大学生のための文学トレーニング 近代編』三省堂, 2012年1月.

