編入体験談

2026年:岡山大学 工学部 生命工学コース

自己紹介

名前:高専太郎
出身高専:和歌山高専 生物応用化学科
学科順位:3年次:25/42 4年次:16/42
受験年:2025年
受験大学(受験科目):岡山大学工学部生命工学コース 受験科目:面接、口頭試問
併願大学:京都工芸繊維大学 合否不明
部活や資格:TOEIC610点、弓道部

なぜ編入をしようと思ったか

生命科学について深く学びたかったため

学年ごとの勉強内容

1~3年

特に何もせず

4年前期

TOEICの勉強を開始(公式問題集を中心に学習)

4年後期

生物の勉強を開始、参考書:『フォトサイエンス生物図録』『理系総合のための生命科学』問題集:『New Global 生物』

5年前期

他大学の生物の過去問を解く(京都工芸繊維大学、神戸大学、筑波大学、広島大学)

試験当日

試験内容

口頭試問、10枚綴りの紙を渡されその紙に記入された問題に答える。

<問題内容>
・「セントラルドグマ」について説明しなさい
・「コドン」とはなにか説明しなさい
・コドンは何種類あるか
・転写に関わる酵素の名前を答えなさい
・転写の際にセンス鎖でおこる反応を説明しなさい
・翻訳に関与するRNAの名前を答えなさい
・次の語群を用いて翻訳の流れを説明しなさい
「語群:mRNA、コドン、アンチコドン、アミノアシルtRNA、リボソーム」
・次の英文を1分間でよみ、和訳を答えなさい(海底に生息する生物の特徴を解説した内容)

面接

10分くらい、ほぼ一問一答形式で訊かれた

<質問内容>
・志望動機(30秒程度)
・大学でやりたいこと
・得意科目、苦手科目
・英語力向上のために取り組んでいること
・TOEICのスコア
・クラブ、ボランティアなど学業以外で力を入れていた活動
・低学年の頃より順位が上がっているがなぜ?
・卒業研究のテーマ
・大学卒業後の進路
・併願校と両方合格した場合、どちらに入学するか
・最後に自己PR(30秒程度)

後輩に伝えたいこと

毎年面接で「併願校と両方合格した場合、どちらに入学するか」という質問があるが、嘘でも「岡山大学に入学します」と答えた方が良い。体験談を聞く限り、「岡山大学は併願」と答えた人は全員落とされている模様。

今回受験者7人中合格者は僕一人だった。狭き門だと思うが、頑張ってほしい。

オススメの参考書

『フォトサイエンス生物図録』数研出版(← 一番よく使った、基本ここから訊かれる)
『理系総合のための生命科学』羊土社
『Essential細胞生物学』南江堂(← あったら便利、無くても困らない)