編入体験談

2026年:広島大学 工学部 第3類

自己紹介

名前:Umi
出身高専:西日本の高専 化学・生物系
学科順位:1年次:4位 2年次:5位 3:5位 4年次年次:6位
受験年:2025年
受験大学(受験科目):広島大学 工学部 第3類
併願大学:豊橋技術科学大学、東京農工大学
部活や資格:

なぜ編入をしようと思ったか

もともと人生の設計として、大学院まで進学することをマストとしていました。
なぜ、普通校に進学しなかったのかというと、兄が進学校に進学していて、私には普通校の校風は合わないだろうな…と感じていたことや、父が高専から大学編入を経ていたことから、共通テストを受けずに大学へ進学する進路があることを知っていたからです。また、高専に入学さえすれば、どこかで勉強に折れてもある程度ホワイトな企業に就職できるという安心感のもと勉強できると思っていたからです。なので、編入しようとした決め手は、高専で4年間過ごして勉強に折れなかったということが大きいと思います。

学年ごとの勉強内容

1~3年

定期テストを頑張っていました。
そのほかはのんびり過ごしていました。
バイトを1年次のときに始めました。

4年前期

編入することは決めていたので、TOEICをしていました。
4年生の4月から3月までのんびり勉強を初めて470→670まで点数を伸ばしました。
ちなみに勉強方法は、abceedの有料版に入って勉強しました。
志望校が決まっていなかったことから、あまり力を入れて勉強はしていませんでした。
私は、明確な目標ができないと、熱中して勉強できないタイプなので4年前期は編入試験の勉強をしていません。
また、4年次の夏季休業中に興味のある大学へインターンシップへ行って、よりどこの大学に進学したらよいかわからず、4年生の3月まではどこの大学へ進学しようか大迷走していました。

4年後期

10月に興味のある複数の大学の研究室へ足を運びましたが、決め手はなく…きちんとした受験勉強は行っていません。さすがに、編入試験の勉強を始めないとな…と思いましたが、決め手がないなら、定期テストを頑張ってある程度の順位をとり、推薦で受験しよう!と思い、4年後期もあんまり勉強をしていません。
3月に、成績表がかえってきたうえで、受験校を選び生物工学の勉強をしたかったので、東京農工大学の編入試験を受験することを決めました。
また、3月にバイトを辞めました。

5年前期

第1志望を東京農工大学にして滑り止めとして豊橋技術科学大学を出願しました。
結果として、東京農工大学の推薦試験を一次選考(書類のみ)で落ちてしまいました。しかし、一次試験で落ちたことで、広島大学工学部の編入試験の出願にギリギリ間に合うことに気づき、出願しました。

ここでやっと、広島大学に編入するぞ!と火が付き、試験までの2週間人生初の受験勉強を行いました。高専も推薦で入学したのでほぼ中学時代も受験勉強らしいことはしていません。
この2週間は、ほぼ学校の授業は勉強せず、授業中も受験勉強をしていました。
以下に2週間で勉強したことを書きます。

数学

高専の教科書の章末問題の解き直しをしました。

化学

高専1,2年次で使用していた高校化学の教科書の章末問題を解き直しました。
有機化学は、それでは足りないな…と思い「単位が取れる有機化学ノート」をほぼまる暗記しました。
無機化学は、定期テストがあるたびにデータとしてまとめていたので、それらの復習しました。
物理化学は、編入試験まで時間がなかったので、高専の定期テストを解き直しただけです。
生物化学は、もともと得意だったので勉強しませんでした。

試験当日

試験内容

内容は他の方の体験談を参考にしてください。

筆記試験は3,4割?くらいしかできませんでした。
しかし、広島大学工学部第三類の筆記試験は面接のための参考資料としか言われていないため、切り替えて、口頭試問に挑みました。
口頭試問もかなりズタボロでした…でも、自分の今の力はだそうと思い、とにかく頑張って質問に答えてました。

面接

内容は他の方の体験談を参考にしてください。
とにかく楽しむぞ!雰囲気を私にもってくるぞ!という勢いだけで挑みました。

後輩に伝えたいこと

私は、広島大学の受験まで、2週間くらいしかありませんでした。
絶対落ちた、、、と思っていました。

しかし、結果は合格でした。私は、地頭がいいということはありません。でも合格できたのは、定期テストや日々のレポートをきちんとしていたからだと思います。もともと覚えたことはあんまり忘れないタイプであることが分かっていたからこそ、受験までの4年間定期テストをコツコツ頑張り、そこで勉強したことを覚えており、それらを試験の口頭試問で応用できました。

私にとって、編入で人生最大のピンチを味わいましたが、そのピンチじゃないと、本気になって勉強できなかったので、結果的には、第1志望は不合格でしたがいいきっかけだったなとおもっています。

また、私の場合は、切り替え能力がすごくはやかったことが合格できたことにつながったと思います。

今となっては、第1志望でも第2志望にも入っていなかった大学に奇跡的に合格、できてすごく幸せです。もともと志望大学に入れていなかった理由は推薦枠が存在していなかったためです。もともと、いい大学だなぁとはおもっていました。
目標が特になくて、私みたいに大学編入したいなと考えている人は、TOEICの勉強をすることや、出願期間の情報収集をすることも大事だと思います。
あと、どんな場面でもあきらめないことはすごく大事だなと痛感しました。

オススメの参考書

学校で使用した教科書