自己紹介
名前:つなまよ
出身高専:ド田舎高専 情報コース
学科順位:3年次: 2位 4年次: 2位
受験年:2025年
受験大学(受験科目):電気通信大学Ⅱ類先端ロボティクスプログラム(推薦)
併願大学:群馬大学 電子・機械類 知能制御プログラム(合格) 専攻科(辞退)
部活や資格:廃炉創造ロボコン(アイデア賞受賞) 自転車競技部 TOEIC800点
TwitterID:@yu_8834
なぜ編入をしようと思ったか
大学院卒のほうが就職先の選択肢が広そうだったから(正直もう少し学生でいたかった…)
学年ごとの勉強内容
1~3年
1年生
プラモデルを作ったりゲームをしたり…と遊んでばかり。成績もそこまで気にせず趣味優先で生活していた。
2年生
コース選択があり、パソコンが好きだった事もあり情報コースを選択。(これが今後にかなり影響した…)
ロボコンで制御班をやって機械系の勉強をもっと詳しくしたいなーとなんとなく考える。情報コースなのに機械系の科目が多かったのも影響が大きかった。
3年生
大学進学したOBから話を聞き、大学進学を視野に入れ始める。大学編入には3年の成績も影響すると聞いたので勉強をめっちゃ頑張る。どうにかクラス2位を取れたので、3年最後の三者面談で大学進学をする事を決定。この時は近くにあった新潟大学に行きたいと考えていた。
大学編入にTOEICがかなり影響すると聞いていたので金フレと文法特急を買って春休み中に流し読みしていた。
4年前期
前期は趣味優先で遊んでいた。自転車がとにかく楽しい。
友達が志望校を決めたのを聞き、なんとなく大学調査をする。この時は機械系の学科にも編入できるものだと考えていたため、新潟大学の機械系の所にいこうかなーとなんとなく考えていた。
TOEICの勉強は続けていたが、数学や物理の勉強は授業以外では全くしていなかった。
4年後期
夏休み明けに受験の情報を調べていたらzenpenを見つけ、初めて合格体験記を読んだ。
多くの人が2〜3年から勉強を始めていたのを知り流石に焦り始める。サイト内で絶賛されていた編入数学徹底研究を買ってやり始めたが案の定全然解けず…。とりあえず授業で使った数学の教科書を全て引っ張り出して最初から全て解き始めた。
冬休み明けくらいにどうにか徹底研究を一周解き終わった。
10月に初めてTOEICのIPテストを受験し、640点だった。
「英語は余裕では?」とイキり始める。santaのサブスクに入ってひたすらTOEICを勉強し、1月のIPで795点、3月の公開テストで800点を取れたのでここでやめた。600点程度ならsantaやabceedなどのアプリでひたすら勉強すれば取れると思う。自分は毎日1時間以上はTOEICの勉強に費やしていた。
物理はちょうど応用物理の授業があり、テスト勉強をしつつ編入の勉強も出来ていた。一応1~3年生で使用していた教科書も使って一通り勉強し直し、力学の範囲は完璧に習得できたと思う。電磁気は勉強しても赤点を取るレベルで苦手だったのであきらめていた。
TOEICでいい点を取れたこともあり、志望校をもう少し上にしようと色々調べた所、京都工芸繊維大学の機械工学過程に興味がある研究室があり、一度指導教員に相談した。帰ってきた言葉は、
「情報から機械に行ったら単位変換で詰んで2年で卒業出来ないよ?」
だった。
単位変換が完全に頭から抜けており、かなり焦った。制御系に近い情報コースだったから機械系にも行けるだろ!と軽く考えていたのが完全に裏目に出た。
自分が興味のある分野の研究室は基本的に機械系の学科にしかなく、選択肢がほぼ無い状況で詰む。
選択肢としては、
・情報からも進学できる融合系の学科がある大学を探す。
・専攻科から機械系の大学院に進学する。
の二択だった。
指導教員と必死になって調べたところ、電通大の先端ロボティクスと群馬大学の知能制御プログラムが行けそうだったので、とりあえずこの二つと専攻科を志望校にすることに決め、春休みの勉強をスタートした。
5年前期
春休み
数学は編入数学徹底研究がそこそこ解けるようになったため、編入数学過去問特訓を購入し、AとBを何周も解いた。電通大は線形代数でかなり難しい問題が出ると聞いたので、この範囲はCも解いた。
ある程度解けるようなってから、ネットに公開されている過去問を解き始めた。
高橋ユウコさんという方がYouTubeで数学の過去問を解説して下さっていてかなり助かった。(https://youtube.com/@coral_15?si=OUQmwKMwYy5_UTo_)
数学はとにかく数をこなす事を目標にして、色々な大学の問題を解きまくっていた。
物理は図書館にあった大学生の初等力学を借りて何周かやった後に過去問を解き始めた。力学は何となく雰囲気を掴めたが、電磁気は全く分からない状態だったので電通大の一般入試は諦めていた。
過去問は長くても過去3年程度までしか公開がされていないが、wayback machineというサイトを使用する事でかなり昔まで遡れる。電通大は平成30年頃の過去問までは解いた。
過去問の解答は生成AIに聞きけば大体は答えてくれる。高専生であればgeminiの有料モデルを一年程無料で使えるのでオススメ。心配だったら仲の良い先生に聞こう。(自分は陰キャだったから先生に一切聞きにいかなかった…)
群馬大学、専攻科で必要だったので、材料力学、論理回路、プログラミングも同時並行で勉強していた。材力と論理回路は授業で使用した教科書と資料を使って軽く勉強していた。プログラミングはAtCoderを使って遊びながらC言語を勉強していた。
4月
とにかく過去問を解きまくった。授業中、卒研時間もとにかく勉強。一応卒研のテーマを決めて、指導教員と面接でどう話すか対策を練っていた。就職対策で外部から面接練習をしてくれる人が来ていたので、その人から面接のやり方をみっちり仕込んでもらった。話の組み立て方を丁寧に教えてもらってすごく助かった。
5月
群馬大学の受験があったので専門科目を軽く復習しつつ、数学と物理を主に勉強していた。群馬大学の試験がほぼ解けずかなりメンタルに来ていた。前橋ウィッチイーズのポスターが至るところに貼ってあってすごいなと思った(小並感)
6月
群馬大学受験の一週間後に電通大受験というクソスケジュールだったためメンタル絶不調のまま挑んだ。過去問を解きまくって精神を安定させていた。
受験前日
特急と新幹線を乗り継いで10時頃に東京に到着した。東北の田舎町なので東京にたどり着くまでが長い…。メンタル回復のためにこの日は遊びまくった。士郎正宗先生の展覧会に行ってから友人と秋葉原巡りをして有意義な1日を過ごした。攻殻機動隊はいいぞ。
ホテルは調布駅近くのアーバンホテルツインズ調布に宿泊した。一万円以下で泊まれて、当日の荷物預かりも快く応じて下さったのでオススメ。
夕方にチェックインして近くにあるラーメン屋で夕食を済ませてから寝た。
試験当日
試験内容
7時頃に起きて前日にコンビニで買ったおにぎりを食べながら準備をした。
9:00集合だったため8:30過ぎに大学に到着するように徒歩で向かった。受験前に大学近くの神社でお参りをした。
受験会場は大学奥にある棟の二階?だった。案内もあり迷わずに向かうことが出来た。ここで初めて受験者数を知り、前年より少ない12人で安心していた。
9:30から受験に関する諸説明がされた。今年は待ち時間に参考書などが読めなかった。自分は最後のグループだったため、窓を眺めながら12時近くまで待っていた。この時間が辛く集中力を削られた。
受験者数が12人であった為、4人の3グループに分かれ、それぞれ面接等を行った。自分は専門科目→面接→数学の順で受た。面接、口頭試問共に制限時間は10分でタイマーで計測されていた。
専門科目、数学共に前年度より難化していた。
専門科目
情報、電磁気、物理の3科目だった。物理は円錐振り子の問題だった。振り子の重りがバネにつながっており、10分で解ける問題では無さそうだったので選択しなかった。
情報は3の倍数と5の倍数の時に特別な動作をするプログラムを作成する問題だった。自分はC言語で記述したが、プログラミング言語で記述せずにフローチャート等で説明しても良いとのことだった。記述以外には1~17を入力した時の実際の動作の説明と、正常に動作するか確認するにはどのような数字を入力すればよいかの説明を求められた。
自分はプログラムの記述に時間がかかり、説明の途中で時間オーバーとなった。continueと間違えてbreakを使用していたため、そこで減点を食らっていたと思う。口頭で説明をしたため、実際に行いたかった動作は伝えられた。ホワイトボードに記述するのは時間がかかるので、試験前に何度か練習をしたほうがいいと思う。
数学
微分積分と線形代数の大問がそれぞれあり、その中の小問を解く形式だった。小問はどちらも4問だった。
積分は複雑な三角関数の置換積分を求める問題だった。
線形代数は列ベクトルが与えられた状態で独立や写像を調べる問題だった。
例年よりも難化しており、解き方が全く頭に浮かばず一問も解答できなかった。頭が真っ白になってしまったので問題文も全く覚えてない。本当にすみません…。
試験中に何回も舌打ちをしていたので態度は最悪だったと思う…。
今年は専門科目も数学も例年の一般入試と同レベルかそれ以上に難しかった。どちらも10分で解ける難易度ではなかったと思う。
面接
面接は一般的なものだった。面接官は3人で、志望動機→現在の研究→希望の研究室→卒業後の進路→自己アピールの順で聞かれていった。
質問に解答してから面接官が気になったところを深堀りする形で進んでいった。
志望動機では、ロボコンで機械の制御やシミュレーションに興味を持ったこと、情報系からその分野に行くには電通大しか選択肢がなかったこと、無人航空機のシミュレーションを研究している研究室が電通大にしかないことを伝えた。
ロボコンの話をしたため、ロボコンの競技内容、担当箇所、工夫した点や苦労した点、アイデア賞を取れた理由等が聞かれた。廃炉ロボコンが珍しいからか、ロボット系のプログラムだからか、ロボコンの話を一番長くした。
研究の質問では、研究の進捗や高専で行っている研究と大学で行いたい研究がどう繋がるか聞かれた。
自分は高専ではドローンのプロペラの研究をしていること、大学ではプロペラだけでなくドローンや航空機本体も含めたシミュレーションを研究したいことを伝えた。研究内容の後に希望の研究室についても聞かれたため、自分の生きたい研究室を伝え、オンラインで教授から研究室紹介をしてもらったり、進路の相談をしてもらったりしたことを話した。修士まで行こうと考えていることを伝えたら、博士課程もどうかと聞かれた。自分は一度就職してから考えたいと言ってどうにか切り抜けた。
自己アピールでは、TOEIC800点を取った事や課外活動で自転車競技をしていたことを話した。TOEICの点数を褒められたのでやっぱりTOEICは偉大だなと感じた。電通大は学力も推薦もTOEICの点数は必須ではないが評価には響くと思う。自己アピールの際は、どんな些細なことでも勉強や課外活動で頑張った事を出来るだけたくさん話すようにすると良いと思う。
後輩に伝えたいこと
今年の合格者数は4人で例年よりも倍率が高かったです。正直受かったのは奇跡だと思います。
勉強時間もほかの人と比べると少ないし、群大電通大ともに口頭試問はボロボロでした。
それでも合格していたのは、3年次4年次両年2位だった事、ロボコンでアイデア賞を取っていた事、TOEICで800点を取っていた事が大きく影響していると思います。
口頭試問は年によって差が大きいので、確実に点数が取れるところで頑張るのが賢いと思います。正直推薦入試は高専での成績で決まると思うので、4年生までは授業を編入の勉強以上に頑張ったほうがいいと思います。
ちなみに群馬大は一般入試でも口頭試問だけなので面接練習と割り切ればかなりオススメです。5月中に試験がある大学を受けると推薦受験のいい練習になると思います。
質問等あればTwitterのに連絡お願いします。
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