編入体験談

2026年:千葉大学 工学部 総合工学科 デザインコース

自己紹介

名前:けだまとり
出身高専:機械工学科
学科順位:3年次:13位 4年次:13位
受験年:2025年
受験大学(受験科目):千葉大学 工学部 総合工学科 デザインコース(自己推薦)
併願大学:専攻科、豊橋技科大
部活や資格:TOEIC 640、ロボコン
Instagram:yamaarashi_momo

なぜ編入をしようと思ったか

機械科の就職先にやりたい職業がなかったことと、デザインの知識を持ったうえでモノづくりをしたかったから。

学年ごとの勉強内容

1~3年

1年生では、学校生活に慣れることで精いっぱいだった。1番最初のテストで良い結果を得ることができたので、油断してしまい、順位は下がる一方だった。学校で受験したTOEIC IPでの参考スコアは390だった。入学してすぐに学校で購入した単語帳を電車の中で見ていた分の差ができたのではないかと思った。もともと英語は得意ではあったが、文系科目が苦手な人が多い高専生の中ではよいスコアを取ることができ、それが英語学習へのモチベーションにつながった。

2年生では、ロボコンに参加し始め、部活に明け暮れていた。勉強面では、数学が苦手になり始め、授業もあまり聞いていなかった。また、過去問を解けばある程度点数が取れることや、テスト前に勉強をすればどうにかなるということに気が付いてしまい、あまり熱心に勉強をしていなかったと思う。TOEIC IPでの参考スコアは490だった。韓国語の勉強を開始し、ハングル検定の勉強を通学時間にしていた。この頃から積み重ねができるようになった。

3年生では、海外へ行く機会があった。自分が思っていたより英語が話せないことに気が付き、悔しい思いをした。また、自分たちと同世代の日本人や、現地の学生が流暢に英語で会話をしており、自分のレベルの低さを思い知った。TOEIC公式500+の問題集を購入し、通学時間を活用して勉強した。1月のIPで515、3月に受験した本試験では555のスコアを取れた。試験になれることと、意識することを考えながら受験することを目標にし、達成できた。

部活では、自分たちで考えたロボットが、大会で結果を残すことができた。アイデアを形にする方法を学ぶために高専へ行くことを決めたので、目標の自分に近づくことができて達成感を感じた。

勉強面では、部活が忙しく勉強する時間が取れないことに気が付いたため、授業中に理解しきることを目標にした。順位は変化した記憶がないが、時間があった頃よりも勉強に熱心に取り組むことができた。

4年前期

周りが受験を意識して、定期テストの順位を気にし始めたが、私は部活を引退する最後の年だったため、部活に時間を割いていた。

企業説明やインターンに参加し、私が就きたいと思う職業を機械系で探すことは難しいことに気が付き、進学することに決めた。

数学の編入対策講座を機械科の先生が行ってくれていたので、欠かさず参加した。

4年後期

1月に受験したTOEICで640のスコアを取ることができた。600を超えることを目標にしていたためTOEICの勉強はここで終わりにした。前回の本試験より、リスニングで置いて行かれなかったため、回数を重ねたほうが良いスコアを取ることができると思った。

5年前期

4年修了後、ポートフォリオに追加で載せるモノの自主制作を行った。チーム製作(ロボコン)3つ、自主制作4つの計7つの作品を載せた。2部製作したが、角2の封筒に入らなかったため、1部のみ送った。100均のファイルに、パワポで製作した書類をカラー印刷して入れた。先生やOBの方にポートフォリオを見てもらい、基礎的なことを意識しながら製作した。面接練習を複数人の先生と行った。できるだけ多くの人に練習をお願いするとよいと思った。

また、意匠展(3月開催)へ行き、編入生の先輩方にお話しを聞くことができた。面接の様子や面接時に提出したポートフォリオを見せてもらうことができ、心強かった。

試験当日

試験内容

自己アピール文、ポートフォリオ(作品集)、成績、面接

面接

自己推薦

以下、質問内容を列挙する。面接官は2名。

  • 3分で自己アピール(例年通り)
  • 好きなデザイナーとかいるの?
  • なんの授業あるか調べた?
    • →デッサンとかもあるけど、できるの?
  • 人間工学以外は?(私がやりたいことが人間工学であったため)
  • 得意だった教科
    • →その教科ではどんなことを学んだか
    • →そういうことは好きなのね…
  • 作品集について、作品の改善点はあるか(面接官が作品を指定)
  • 自主制作とチーム製作(ロボコン)の違いは?
    • →作って終わりなの?
  • 何年で卒業したい?(通常3年かかる前提)
    • →2年じゃかなり難しいけどねえ…

以下、反省点・アドバイス

  • ドアを面接官が開けて会話をしながら始まったのでペースを乱されないように。
  • 終始自分のペースをつかめなかったので、聞いてほしいことがあるなら、質問に答えながら、自分から伝えたほうがよい。
  • 編入生の先輩から、「機械科での経験を活かしてどうできるか」が大事だと言われたが伝えきれなかった。
  • 今回は質問されなかったが、研究室は決めておくべき。
  • 得意だった教科を答えたとき、成績表を見ていたので自分も提出段階での成績を把握しておくべき。(私は、たいして成績が良くない教科を得意だと答えたため、不思議そうな顔をされた。だが、嘘をつく必要はないと思う。)

「自己アピール」

  • 面接官も流れ作業のような感じでぬるっと始まる。自分が絶対に伝えたいことは伝え、時間が余っていると言われたら、これを話すと考えておいたほうがよい。
  • 試験の説明時に面接時間が短い(15分きっちり)から気を付けてと言われた。焦ってしまい、自己アピールで1分ほど時間が余ってしまった。時間を超過することより、伝えたいことを伝えきれないことを恐れるべき。
  • 面接官は資料ばかりを見ているが、絶対に折れないように。

 私は、面接での手応えがまったくなかった。

後輩に伝えたいこと

勉強にあまり時間を割いてこなかった私が言えることなどないですが、もし私と同じような状況の人がいるなら、成功体験を知るだけでなく、受験に失敗したときのことをよく考えるべきだと思います。高専は受験の情報が手に入りづらく、また中学や高校と違い、受験モードを肌で感じることもあまりないかもしれません。その中で見つけられる情報は、合格した人の声ばかりです。私は自分が合格したことを知るまで、自分よりレベルの高い大学の推薦を受験したことを後悔していました。運よく合格できたのは、多くの時間を割いてきた部活が自分の進路に繋がっていたからだと思っています。

一方で、私の周りには席次がいいけれど受験勉強をしないために、条件にあった大学へ編入をした友人もいました。私は、推薦試験が終わったあと、友人たちのように賢い選択をすればよかったと思いました。ですが、自分がやりたいこと、今まで積み重ねてきたことがあれば、チャンスを掴めるかもしれません。成功しても失敗しても、大事なのは自分で考え決めることだと思います。友達が自分より先に進路選択のストレスから解放されても、周りに流されずに戦い抜いてください。

オススメの参考書

  • 公式TOEIC Listening&Reading500+/国際ビジネスコミュニケ-ション協会/ETS