自己紹介
名前:バターサンド
出身高専:明石高専 建築学科
学科順位:20位くらい?
受験年:2023年
受験大学(受験科目):九州大学芸術工学部芸術工学科 環境設計コース
TOEIC、数学、面接
併願大学:大阪公立大学工学部建築学科(不合格)、東京農工大学農学部地域生態システム学科(合格)
部活や資格:音楽部、フットサル同好会
Instagram:ohta_jose
なぜ編入をしようと思ったか
直感
科目ごとの勉強方法
数学
5 年生の春休みに志望校を九州大学芸術工学部に決め、数学の勉強をし始めました。これはかなり遅い方なので、皆さんにはもっと早くから志望校を決めて対策を行ってほしいです。
最終的には徹底的研究を3,4周、 過去問演習を2周し、過去問10年分を解きました。芸術工学部の数学は工学部に比べて解きやすいので、徹底研究を通して基礎固めに重点的に取り組みました。去年までの傾向から積分・線形代数を中心に対策しようと考え、目安としては過去問を 1,2 問間違うくらいで解けるように勉強していました。
物理
特になし
化学
特になし
英語
4年生の9月から勉強し始めました。リスニングはabceedに課金し、リーディングはでる1000を使って勉強しました。特にリスニングは毎日欠かさず練習するようにしていました。リーディングはpart5 をしっかりめに勉強したら自然と他のパートも解けるようになりました。できるだけ短い期間で点数を上げたい人は、part3,4,5を重点的に対策することをおすすめします。
半年ほどかけて725 点を取ることができたので、その時点で数学の対策に移行しました。
専門科目
特になし
試験当日
試験内容
傾向がかなり変わっていて全然解けませんでした。数学が終わった瞬間「これは落ちたな」と思いました。
去年までは
- 固有値とその応用
- 線形代数
- 線形代数 or 簡単な積分
- 難しい積分
と大体のパターンが決まっていたのですが、今年は
- 確率
- 特殊な行列
- 難しい積分(レムニスケートの応用版?)
- 簡単な積分(極座標変換)
といったように傾向が変わっていました。序盤で見たことのない問題が出てきて慌てたのは事実ですが、落ち着いていてもこれ以上解けなかったような気がします。良くて5割くらいの手応えでした。
面接
ポートフォリオを持参しました。3ヶ月ほどかけて制作したもので、ページ数は30ページほどでした。9人の受験者のうち 6,7人 は持参していたと思います。人数が多かったからか、1人あたりの面接時間は短かったです。自分も10 分無かったと思います。
以下質問
- 志望動機
- 学部卒業後の進路
- 入学後に行いたい研究
- どんな設計事務所に入りたいか
- 他の大学の受験状況
- 大学両方受かった場合どうする?
- 好きなランドスケープアーキテクト
- 三谷徹の好きな作品
- 学内の順位について
雰囲気は圧迫でも穏やかでもなく淡々としており、簡潔ではっきりした質問をする先生が多いと感じました。
後輩に伝えたいこと
正直、芸術工学部は受験の時期が遅いので精神的なプレッシャーが大きかったです。周りに流されずに勉強を続けるのは思っていたより大変でしたが、最後に報われたので本当によかったです。皆さんも自分の意思をしっかりと持って受験勉強に取り組んでいただければと思います。
あと、数学の出来が悪くても諦めないでください。自分は面接でほぼ放心状態だったので、受かったのは奇跡です。運が良かっただけ。試験が全て終わった後は悔しすぎて、もつ鍋を半泣きで食べていました。今後の自分のためにも、悔いが残らないように受験に臨むのが1番だと思います。
オススメの参考書
特におすすめなのはでる1000と徹底研究