編入体験談

2024年:早稲田大学 基幹理工学部 応用数理学科

自己紹介

名前:ぴーまん
出身高専:都立高専 航空
学科順位:三年次、四年次:42人中42位
受験年:2023
受験大学(受験科目):早稲田大学 基幹理工学部 応用数理学科
併願大学:専攻科、宇都宮大学、長岡技科大
部活や資格:サッカー部、けん玉検定4段

なぜ編入をしようと思ったか

勉強したかったから

科目ごとの勉強方法

数学

線形代数は過去問を見て大体の問題傾向をつかみ、YouTubeで定義を学んで該当箇所を『大学院への数学-線形代数編-』で演習を行いました。線形代数は主に定義を覚えることを中心に行いました。

微分積分は、過去問を見る限り全範囲から出題されているので相当な勉強量が必要です。自分は『大学編入のための数学問題集』のみで対策しました。

微積は知らないと解けない問題が多いので、演習量をこなしてテクニックを身に着けるといいと思います。入試本番は数問しかないので一問でも落とすと結構痛いです。

物理

特になし

化学

特になし

英語

出願時にTOEICの提出があります。

専門科目

特になし

試験当日

試験内容

線形代数

1.実数からなる数列が1次元ベクトル空間になることを示せ。
2.漸化式が1の部分空間になることを示せ。

ベクトル空間の問題で数列なのは見たことなかったがベクトル空間の定義に当てはめてギリギリ耐えました。2は部分空間の定義に当てはめるだけです。

3.成分が実数のNで対角成分が全て1の行列Aは1を固有値に持つことの証明
4.Aの任意の固有値をλとすると|λ|≦1の証明

微分積分

1.漸化式(a,b2つの漸化式があって、どちらのn+1項目にもa,bが含まれるやつ)のa,bが同じ値に収束する証明
2.オイラー積分
3.条件付き最大値最小値

2.3の問題は編入のための数学問題集に全く同じ問題があったと思います。

試験の出来はたぶん7.8割だと思います。

面接

志望動機、入ったらやりたい研究、逆質問 計5分

後輩に伝えたいこと

倍率は高いですがやらない事には受からないので、とにかくやるしかないです。
HPに過去3年分の過去問が掲載されてます。自分が受ける学科の受験科目をしっかり確認してください。TOEICは2年有効なので早くとることをお勧めします。TOEICが高ければ当日あまり得点できなくても、受かる可能性は十分にあると思います。自分は755です。

オススメの参考書

大学編入のための数学問題集
大学院への数学-線形代数編-