自己紹介
名前:りょーつ
出身高専:舞鶴高専
学科順位:1~4年:1位、5年:2位
受験年:2021年
受験大学(受験科目):東北大学工学部 機械知能・航空工学科
併願大学:長岡技術科学大学 機械工学分野
部活や資格:部活:ロボコン、資格:第2種電気工事士
TwitterID:Gomachan_2021
なぜ編入をしようと思ったか
やってみたい研究があったため。4年生前期までは就職希望だったが、人生いつかは働くことになるので、一回大学を経由してみてもいいかなと思った。
科目ごとの勉強方法
数学
主に編入数学徹底研究と編入数学過去問特訓を周回しました。合計10周くらいしたと思います。受験直前には大学編入のための数学問題集や編入数学入門を4周、高専で配られた問題集を2周ほどしました。
勉強の時は問題の解法だけ考えて、思いつけば次の問題に進むというようにしていました。瞬殺力が上がります。受験の直前は、衰えた計算力と根性を鍛えるために大きな行列の逆行列や長い数式の2乗とかを計算してました。
過去問は後輩のために20年分ほどしっかり解答を作りました。
例年は大問3つの構成でしたが、2021年は細かい問題がたくさん出る形式に変わりました。自分の代は
・連立方程式を解く問題
・漸化式を解く問題
・微分方程式
・重積分
・ベクトル解析
みたいな感じだったと思います。
難易度に大きな変化はなく、基礎的な内容でした。
物理
少なくとも自分の代までは
・力学
・電磁気
・熱力or波動
の3問構成でした。
主に基礎物理学演習(青い本)や演習力学(黄色い本)、電磁気学演習(黄色い本)を周回しました。3周は回したと思います。熱力と波動は物理のエッセンス、名門の森をそれぞれ3周ずつくらいしました。
勉強の時は別解も考えるように意識していました。明らかにエネルギーで解くほうが簡単な問題でも運動方程式を立ててみるなど。答えが一致すると自身の力になるだけでなく、シンプルに物理の美しさが感じれていいです。
自分の代は波動が出ました。
・力学:射方投射
・電磁気:コンデンサ
・波動:干渉
みたいな感じだったと思います。波動に複素数を使うあまり見ない問題がでましたが、他に大きな難易度の変化はありませんでした。
化学
少なくとも自分の代までは
・理論
・無機
・有機
の3問構成でした。
主に基礎問題精工と学校で配られたExcel化学を3周ほどしました。
たまに出る熱力学の難しい問題の対策は「演習化学熱力学」という黄色い本がおすすめです。物理化学は「図でわかる物理化学」を読んで理解した気になりました。
自分の代では無機にリンが出ました。そのほかにもちょいちょい大学化学の内容があり、自分は例年よりも難しく感じました。理論と有機の内容はあまり覚えてません。
英語
TOEICのスコアシートを提出しただけでした。英語は嫌い&苦手であまり対策しておらず、何回か受けて一番点数の高かった665点を提出しました。
専門科目
2021年は出願時に提出する成績証明書をもとに、高専の成績が専門科目の得点として反映されました。
試験当日
試験内容
試験内容は各科目の部分に書いたものとなります。
開示したところ得点率9割ほどで首席だったので、安定して8割ほど取れるようになれば自信もっていいと思います。
面接
1人10分でした。卒研の内容を聞かれることが多いようですが、自分は聞かれませんでした。内容は以下のとおり
・志望動機
・どんな教員になりたいか(志望動機の中で博士取った後に教員になること視野に入れている旨を伝えたため)
・得意科目
・苦手科目
後輩に伝えたいこと
研究や博士課程に興味あるなら東北大学おススメです。最近は学生ロボコンのビデオ審査も安定して通っているので、ロボコ二スト募集中です~
オススメの参考書
各科目のところに書いたとおりです。各科目1冊ずつ挙げるなら
・編入数学過去問特訓
・基礎物理学演習
・演習化学熱力学