編入体験談

2026年:筑波大学 理工学群 応用理工学類 物質・分子工学専攻

自己紹介

名前:つばさ
出身高専:福島高専 化学・バイオ工学科
学科順位:1年次:5位 2年次:7位 3年次:3位 4年次 4位
受験年:2025年
受験大学(受験科目):筑波大学 理工学群 応用理工学類 物質・分子工学専攻
併願大学:横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科 化学応用EP 東北大学 工学部 化学・バイオ工学科
部活や資格:TOEIC825

なぜ編入をしようと思ったか

筑波大学の理工学部は他の理工学部よりも理学部と工学部が混ざっている性質が強く、専攻間での交流を盛んであるということで分野に縛られない研究ができると思ったから。自分はエネルギーや発電系の研究をしたかったが、化学だけの知識でできるとは思えないので専攻間交流が魅力的だった。

学年ごとの勉強内容

1~3年

入学直後から青チャートⅠA・ⅡBと英語の勉強は少しずつやってました。当時は化学は暗記教科だと思っていたので化学は得意ではありませんでした。2年の時にあるなんちゃって卒研で、数学の先生のもとで1年間数学を極めていたのでここで数学力は圧倒的に伸びました。

4年前期

英語学習をTOEIC用に切り替えたくらいで、編入のための勉強は特にしていませんでした。授業はちゃんと受けていたので習った内容は5年になっても覚えてました。

4年後期

数学と英語を先に仕上げました。授業期間中の勉強時間は1日1,2時間くらいであまり力は入れてませんでした。春休みからは5,6時間くらいやってました。3月末にはTOEIC825をとって、数学もひと通り終わらせました。

5年前期

4月から化学の勉強をし始めました。一般的なことはほぼほぼ覚えていたので、勉強に時間はかかりませんでした。だいたい4月有機5月無機6月物化の順で勉強しました。勉強の際はなるべく難しめの内容に触れるようにしていました。数学はかなり自信があったので、7/5に横国が終わって1週間で過去問をときまくって仕上げました。

試験当日

試験内容

TOEICと成績提出に加えて、数学2問固定と化学・物理からそれぞれ2問選択の計4問です。(化学と物理を1問ずつとかもできます。)数学の1問目は全く対策していない複素数平面がでて2問落としました。2問目は毎年行列が出題されていて今年も案の定でした。物化と有機を選択して、それぞれ8割9割でした。
過去3年の問題はホームページにあります。

面接

42人も受けてただけあってか非常に事務的でした。聞かれたことは

  • 併願校と第一志望
  • 志望理由
  • 何で筑波大学を知ったか
  • HPを見て何が気に入ったか
  • 筑波大学に来たことはあるか
  • どういう研究手法を考えてるか
  • 今も同じような卒研をやってるのか
  • 将来(学部卒)どうしたいか
  • どこで就職したいのか

です。

配点としては一教科分ありますが、詰められたりしないので普通に答えられれば差はつきにくいと思います。筑波に関する質問で半分近くもってかれるのでどうしてもアピールしたいことがあるなら早めに結びつけて話しましょう。

後輩に伝えたいこと

定員が10人と定められているので倍率は高くなりがちだと思います。試験は難しくはないので確実に点を取る力があれば倍率関係なく受かれるはずです。今年は55人出願で13人当欠だったので、人が多くても諦めないようにしましょう。

オススメの参考書

化学と英語は同じ名前で横国の化学応用EPに書いたのでそちらを見てください。

数学は編入数学徹底研究と過去問特訓をやりました。徹底研究の上が過去問特訓と思われがちですが、過去問特訓は難しいだけで学べる内容においては徹底研究の方が優秀です。とにかく徹底研究をやりましょう。