自己紹介
名前:K.K.
出身高専:沼津高専 機械工学科
学科順位:1〜4年次 : 1位
受験年:2025年(R8年度入学)
受験大学(受験科目):千葉大学 工学部 総合工学科 機械工学コース
併願大学:大阪公立大学(不合格) 信州大学(不合格) 豊田工業大学(合格) 沼津高専専攻科(合格)
部活や資格:卓球部(1〜3年) TOEIC : 625点
なぜ編入をしようと思ったか
・推薦があるから
・総合大学であるから
・高専入学時は専攻科を目指していたが、良い成績を取れたから大学に行こうと思った
科目ごとの勉強方法
数学
特になし
物理
特になし
化学
特になし
英語
英語は苦手だったが、千葉大学ではTOEICを提出できるので勉強していた。(提出しなくても良い)
3年後期〜4年
初めてTOEICを受けて300点台だったので、そこからちょくちょく金フレや公式問題集などで勉強をした。4年の間はしばらく500点位でなかなか上がらなかった。
5年春休み
しばらくTOEICに重きを置いて勉強をした。図書館のTOEICの参考書を色々使って勉強していた。千葉大学の出願直前で625点を取り、この点数を提出した。
専門科目
口頭試問のために、4力は公式や解き方をしっかり理解できるように勉強した。学校の教科書や、図書館で借りた参考書を借りて色々な問題に触れることを意識した。
一緒に千葉大学を受ける友人がいたので、受験の直前には問題を出し合い、黒板やホワイトボードで説明する練習をした。
熱力学
熱力学の第一法則と第二法則に関わる式全てを説明しながら導出できるようにした。
カルノーサイクルを中心とした熱サイクルの熱効率や仕事の導出、冷凍サイクル、それぞれの線図を説明できるようにした。
材料力学
定期試験では式を覚えるだけだったが、覚える式は少なくして、なるべく自分で式を導出できるようにした。
FBDの考え方やひずみエネルギー、カスティリアーノの定理は広く応用できるのでしっかり理解しておくことをすすめる。
流体力学
例年、連続の式やベルヌーイの定理が出ているので特に力を入れた。
抗力や揚力も出るかもしれないと考え、一通りできるようにした。
次元解析はほとんど勉強しなかった。
機械力学
振動工学は5年の科目であったため、自分で勉強した。2自由度系の問題が出たことがあると聞き、2自由度系にも力入れて勉強した。
様々な系での運動方程式を立てられるように練習した。ラグランジュの運動方程式を使いこなせるようにしておくと便利。
試験当日
試験内容
面接・口頭試問のみ
面接
面接官2人で、かなり穏やかな雰囲気。
面接
椅子に座って回答する。
・志望理由
・卒業研究内容
・併願校
・大学卒業後の進路
口頭試問(4力学)
黒板の前に立って黒板と口頭で回答する。
計算ミスをした場合も教えてくれた。すぐに修正できれば問題なさそう。
機械力学
・水平な面の台車とバネの非減衰一自由度振動系の固有振動数
・固有振動数と共振の関係
熱力学
・熱力学の第一法則の意味と式
・カルノーサイクルの熱効率
・ディーゼルサイクルのpV線図とTs線図
材料力学
・円・中空円・H型の断面2次モーメント
・静定問題と不静定問題とは何か
水力学
・ベルヌーイの法則の式[Pa]とその意味
・水槽から放出される水の速度(トリチェリの定理)
後輩に伝えたいこと
TOEICはなるべく早めに本気になっておく事が大切。
口頭試問は基本的なことをしっかり理解しておけば問題ないという印象。
口頭試問よりも成績が重要視されている印象を受けた。千葉大学を目指す場合は学校の成績を上げて学校推薦を貰う事が非常に大切。
オススメの参考書
特におすすめの参考書があるわけではないが、学校の教科書に加えて複数の教科書・参考書に触れておくようにすると良いと思う。