大阪大学

2023年度:大阪大学 工学部 応用理工学科 機械工学科目

自己紹介

名前:SS
出身高専:北九州高専 機械
学科順位:4年次:3位 5年前期11位
受験年:2022年度
受験大学(受験科目):大阪大学 工学部 応用理工学科 機械工学科目
併願大学:大阪大学 基礎工学部 システム科学科 機械科学コース(合格) 北九州工業高等専門学校 専攻科(出願のみ)
部活や資格:TOEIC-705
TwitterID:@arctan_tan

なぜ編入をしようと思ったか

少々経歴が厄介なので、簡潔に紹介させていただきます。
私は普通科高校に3年間通い、北九州高専の4年次に編入しました。そこから、大学三年次編入を目指しました。

普通科高校のときは化学と地理が苦手で、旧帝大に入学できる学力はなかったのですが、高専からの編入学ならチャンスがあると思ったからです。また、工学系統に興味はありましたが、その中で特にやりたいことがなく、その状態で大学に行ったところで、腐っていくだけじゃないのかなと思ったからです。

学年ごとの勉強内容

1~3年

3年生(高専編入試験合格後)
高専の教科書やマセマの参考書を買い、youtubeなどを見ながら、自学しました。

4年前期

もともと九州大学の推薦で大学編入を目指していたので、クラスで5%以内 (私の場合2位以内) の成績を修められるように授業・テスト・レポートを頑張りました。前期成績は3位でした。

高専での必修科目でもあり、大学編入試験の科目でもある、数学、水力学、材料力学、熱力学、機械力学(振動工学、剛体の運動)の演習や理解には力を入れました。その結果、編入試験の勉強に役立ちました。

4年後期

総合成績が3位で、九州大学への推薦基準を満たしていなかったため、いろいろな大学の2021年の試験要項を見て、試験科目から自分が勉強しやすく、編入に関する情報が多いところを候補として選びました。

そして、大阪大学 基礎工、北九州工業高等専門学校 専攻科、大阪大学 工、九州大学 工を受験校に決めました(2022年の編入試験要項から、九州大学 工は大阪大学 工と日程がかぶることがわかったため、九州大学 工を受けないことにした)。

基準としては、最終的に旧帝大(旧帝大の大学院)に進学できること、試験科目に化学、波動、電磁気がないことを条件とした。なぜ旧帝大かと言われれば、深い理由はありませんが、高校時代からの憧れや切磋琢磨できると思われる環境が挙げられます。

1月中旬頃に、編入数学徹底研究、編入数学過去問特訓、NextStageを購入しました。購入しただけですが。

TOEICの勉強をして、直近の試験で705点を取りました。他のことに時間を割きたかったので、TOEICの勉強はここまでにしました。

5年前期

春休み

熱力学(マセマ)、複素関数(マセマ)、NextStage、編入数学徹底研究、演習で学ぶ「流体の力学」入門、基礎演習機械振動学(誤植多すぎてキレる)、細野真宏の確率が本当によく分かる本、DUO3.0を使い勉強した。参考書は最後に紹介します。

5,6月

基礎演習機械振動学、細野真宏の確率が本当によく分かる本、熱・統計力学演習(熱力学関係式のみ)、編入数学過去問特訓、阪大の英語20カ年、過去問で勉強しました。

7月

基本的に大阪大学基礎工学部の勉強でした。まず、基礎工に合格しないことには余裕も生まれませんし、とりあえず、最低でも一つ合格をとっておきたいという気持ちでした。基礎工学部の合否がわかるまで、ソワソワして勉強に時間を割けませんでした

8月

学校の試験が、工学部の試験の一週間前くらいまでありました。学校の試験は落単しない程度に頑張りましたが、焦燥感で死ぬかと思いました。編入試験の勉強全然できませんでした。試験終了後、とりあえず、数学分野を詳しくやり直し、数学と専門科目の公式を見直しました。過去問の見直しも行いました。また、面接内容を考えていました。

試験当日

試験内容

試験内容は過去問を参照してください

英語

  • 7,8割くらい

数学

  • 大問1(ベクトル解析) 白紙
  • 大問2(微分方程式) 6,7割
  • 大問3(複素関数) 5,6割
  • 大問4(確率統計) 1,2割

専門科目

  • 物理 力学 7,8割 
  • 熱力学 5,6割
  • 流体力学 白紙
  • 材料力学 5,6割

面接

まず、前日にテストを受けた試験室で待機して、全員で別の待機部屋に移動します。待機室では、話してはいけないわけではなさそうですが、みんな話していませんでした。結構静かなので周りのことも考えると、話すのはおすすめしません。スマホなどは使用不可だったので、必ず紙媒体でも持ち込むようにしましょう。

番号順に呼ばれて、面接室まで先生が案内してくれました。面接は、2会場で行われました。面接は4対1で、10分前後でした。雰囲気は、厳しくもなく穏やかでもなく、THE普通面接って感じでした。それぞれの先生が聞きたいことをどんどん聞いてきました。別の先生の質問で答えたのに、それと同じような質問をしてきた先生もいらっしゃったり、先に面接が終わった別会場の先生方が面接している途中に乗り込んできたり、ハプニングが多かったです。そのためか、緊張もほぐれ、気楽に自分の考えを述べることができました。

  • 面接内容
  • 受験番号 名前
  • 志望動機
  • 併願校
  • 入ってからどこまで行きたいか(修士課程、博士課程)
  • 入学してからの勉強は大丈夫なのか
  • 希望の研究室に入れないかもしれないが大丈夫か

卒業研究やテストの出来は聞かれませんでした。テストの出来は悪すぎて,聞く気にもならなかったじゃないかと思います。大学側に申し訳ないです。

後輩に伝えたいこと

体験談をご覧いただきありがとうございます。見て、少しでも役に立ったと思ってくださった方たちは、ぜひ大学や専攻科に合格し、体験記を書いてください。高校からの大学受験に比べて、マイナーな道で、情報は少なく、各高専で情報量に差があります。その中で、大学に合格し、体験記を綴っている自分があるのも、ZENPEN様や今まで体験記を綴ってくださった先輩方の情報のおかげです。進学実績のあまりない高専や進学向きではないカリキュラムの高専は、進学に対しての意識は高いとはいえません。そのような環境で学ぶ生徒にも明るい進学の道が開かれることを願っています。

学年関係なく、編入等の相談承ります(もちろん編入以外の相談も大丈夫です)。できるだけアドバイスができればと思います。

基礎工の合格体験記を投稿した際は、少し記事が長すぎると思ったので、自分調べの大阪大学工学部の試験傾向やおすすめの参考書について、自分のブログ(https://arctan.hatenablog.com)にて紹介しようと思います。これからもっと編入や勉強について情報発信していければと思うので、ぜひよろしくお願いします。

最近は忙しく更新頻度がとてつもなく低いので,直接DMなどをしてもらったほうが対応しやすいです.

オススメの参考書

英語(来年からTOEICのため)

「TOEIC L&R 出る単特急金のフレ」を使いました。何冊も単語帳を持つのは、一冊を極めてからにしましょう。文法書は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を使ったらいいかなと思います。そして、公式問題集で仕上げる。何冊もTOEICの教材を買って、結局やらないし、点数も上がらない私みたいなばかにならないようにしましょう。個人的には3冊で十分です。

数学

  • 編入数学徹底研究
  • 編入数学過去問特訓

出そうな分野だけしました。自分は、試験直前時間がなく、必要最低限のことしかできませんでした。こうならないように気をつけましょう。

  • マセマ 複素関数

マジでオススメです。

  • 細野真宏の確率が本当によく分かる本 

マジでオススメです。

専門科目

  • 材料力学

 授業の資料とネットの問題しか使っていません。参考書買ってもいいかなと思った。

物理(力学・熱力学)
  • 名門の森
      

時間がなくてできなかったが、確実にしておいたほうが良いです。

流体力学
 
  • 学校の資料
  • 演習で学ぶ「流体の力学」入門  

ちょろっと読んだだけです。

過去問について

数学、専門科目について、ネットでも同高専でも、志望大学が同じ人を見つけ、解答を共有することをおすすめします。実際にLINEのオープンチャット、Twitterで同志を見つけました。また、試験日当日も話すことができ、安心度が増しました。