編入体験談

2024年:静岡大学 情報学部 情報科学科

自己紹介

名前:ぺんだこ
出身高専:岐阜工業高等専門学校 電気情報工学科
学科順位:3年次 : 8位 4年次 : 3位
受験年:2023
受験大学(受験科目):静岡大学 情報学部 情報科学科
併願大学:岐阜高専専攻科 豊橋技術科学大学
部活や資格:
TwitterID:@pendak0

なぜ編入をしようと思ったか

学生の身分にまだ甘えていたかったから。

科目ごとの勉強方法

数学

徹底研究と、高専で使った教科書(微分積分、線形代数)を用いて勉強
過去問は微積分と行列が中心となっていたので、そこを重点的に徹底研究を3周

物理

特になし

化学

特になし

英語

4年3月までTOEIC
5年になってからはとにかく長文読解
英語のニュースや論文を読みまくった

専門科目

高専の授業でやった「計算機アーキテクチャ」「データ構造とアルゴリズム」「スイッチング回路理論」あたりを総復習

試験当日

試験内容

推薦の場合

筆記なし、口頭試問

専門

「フリップフロップについて答えてください」
という超アバウトな質問でした。
知っていることを全て答えたら、「聞きたいことを全て答えてくれたので、次に行きます」と言われ、それで終わりました。
答えたことは、各FFの動作・何の回路に使われるか、あたりです。

英語

長文読解です。5分くらい黙読してから、日本語に要約しました。
人工衛星が増えすぎて、地上から人工衛星が光の線のように見えたよ、みたいな内容でした。
そこまで難しい内容ではなかったと思いますが、緊張と焦りであまり答えられませんでした。

数学

悲しいことにありませんでした。自分は英語に自信がなかったので、数学で点を取る気でいたのですが、これは大きな誤算でした。
自分の年だけかもしれないので、勉強はした方が良いです。

学力の場合(過去問を元に出題傾向を記しておきます)

英語

(1) 英文穴埋め問題
(2) 同義語選択問題(「as a result 」と「consequently 」など)
(3) 長文要約 or 日本語を英訳

数学

極限、微積分、行列など

専門

各種ソート、アドレッシング、パイプライン、論理回路、ダイクストラ法、仮想メモリ、キャッシュメモリ、CPUの動作など

面接

面接官は3人いて、
1人が専門、1人が英語、もう1人が進行(もしかしたら数学?)の役割を持っているようでした。

  • 志望動機について
    • ここでかなり詰められました…「情報学部なので、他学科の文系の情報科目も学べる」ということを理由にする場合は、別の理由を1番に答えた方がいいです。自分は「それ、行動情報科の方が良くない?」とつっかかれました。
  • 大学卒業後になりたい職業
  • 情報系の分野に興味をもったきっかけ
  • 高専に進学した理由
  • 苦手な専門科目
  • 部活について(なにか役職についていたか)
  • 自己PR

出願時に志望書に書いたことに加えて、数学が得意であること(口頭試問がなかったため)、夏休みに留学に行くことを伝えました。

後輩に伝えたいこと

結果は合格でした。
試験と面接の感じからして、志望書の内容、高専の成績、専門の口頭試問に重きが置かれているようです。
推薦は面接⇒口頭試問⇒自己PRという流れでした。
最後に自己PRをさせてくれるので、事前に考えておくといいと思います。

静岡大学は過去問が非常に入手しづらいです。どの大学・高専にも過去問は公開しておらず、郵送で受け取ることもできません。
よって大学に直接伺うしかありませんが、過去問閲覧可能な時間帯は平日の9:00~17:00までと、物理的に不可能な方もいると思います。
そのような方は、是非自分のTwitter(@pendak0)のDMに連絡してください。
情報科学科の令和2年〜令和6年分の過去問でしたら、お渡しできます。

オススメの参考書

編入数学徹底研究