自己紹介
名前:編入試験で浪人したバカ
出身高専:旭川高専 電気情報工学科
学科順位:3年次:4位 4年次:3位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):京都工芸繊維大学 情報工学課程 (数学、情報、英語(TOEIC))
併願大学:なし
部活や資格:TOEIC 720(公開)
なぜ編入をしようと思ったか
編入自体は、「研究したい」や「勉強したい」などの立派な理由ではなく、まだ働きたくないからという不純な理由で目指していました。
現役時に編入試験に全落ち(北大、東北大、筑波大)しており、滑り止めに受けていた室蘭工大で仮面浪人し、1~2か月で合格が狙える京都工繊を受験しました。
学年ごとの勉強内容
1~3年
1年:6位/40人
編入試験のことなど一ミリも考えてませんでした。
2年:2位/38人
英検など受けたり
3年 :1位/34人
1月に初めてTOEICを試しに受けてみました。420点でした。
4年前期
4年 : 4位/32人
4年から本格的に編入試験を意識し始め、TOEICの勉強をし始めました。
最初は金フレを暗記するところから始めました。
4年後期
TOEICで700近く取れたこともあり、編入数学徹底研究などで数学の勉強をし始めました。また、当時は北大や東北大を目指していたこともあって物理や化学の勉強も始めました。
5年前期
ひたすら演習や過去問を解いてました。
5年後期
全落ちして振り切れていたためなんも勉強せずにダラダラしてました。
この時には仮面浪人することを決めていたため、志望大学を下げることも頭の隅で考えていました。
試験当日
試験内容
数学(90分)/200点
問1 線形代数(簡単な行列計算)
問2 (1)極限、(2)[1,∞]の広義積分
問3 2次関数の極値
問4 微分方程式の初期値問題
特別難しくない問題です。
試験終わった時は満点だと思っていましたが、解きなおしたときに
問2(2)の積分の問題の書き写しミスがあることに気付いて絶望しました。
(見返しは慎重にしましょう)
175/200くらいの出来だと思います。
情報基礎(90分)/200点
問1 C言語の穴埋め問題
問2 (1)コンピュータアーキテクチャの計算問題
(2)計算機工学(真理値表と論理関数)
(3)情報源記号の符号化、復号化
問3 (1)フーリエ変換
(2)ハミング符号の符号後(検査行列やシンドローム)
情報系の勉強をしていたら難なく解ける問題だと思います。
例年の過去問だとコンピュータアーキテクチャの穴埋め語彙問題があったのですが、それが計算問題になっていて動揺しました。ほとんど対策していない範囲だったので、何とか解き方を絞り出して回答しました。
計算問題など自信がなかったのもあって、150/200くらいだと思います。
英語(TOEIC)/100点
京都工繊は990点満点換算で、720点提出しました。
72/100くらいです。
結果としては、397/500くらいです。
正直これで合格できたのはラッキーだと思います。
安定して合格したいなら420/500くらいが必要かと思います。
面接
なし
後輩に伝えたいこと
仮面浪人はめっちゃきつかったのでやめましょう。
現役時に合格できなかった原因として、化学が全くできなかったことがあります。
自分が行きたい大学と行けそうな大学(科目や倍率など)をよく考えて進路を決めてください。どうしても行きたい大学があるなら編入試験対策は2年からでも遅くないと思います(特にTOEIC)。
質問などがあったら、tr831042@gmail.comにでも連絡ください。
オススメの参考書
数学
- 編入数学徹底研究(金子書房)
- 聖書です。必ずやりましょう。
- 大学編入のための数学問題集
- あまり人気がないようですが、個人的にはおすすめです。この本の問題を全て解けるならどの大学の編入試験で苦労しないと思います。京都工繊のレベル感なら必要ないかもしれません。
情報
京都工繊で使っている教科書や参考書をシラバスで調べて勉強しました。
TOEIC
- 金のフレーズ
- 出る1000問
- 公式問題集
- abceed
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