自己紹介
[名前] | S.F |
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[出身高専 学科] | 福島高専 建設環境工学科 |
[学科順位] | 3年15位 4年22位 |
[受験の年] | 2016 |
[受験大学 ] | 東京工業大学 数学 物理 化学 英語 面接 |
[併願大学] | 埼玉大学 |
[部活や資格] | 陸上競技部 |
動機
とりあえず3年くらいから大学編入したいなと思っていた。関東圏の大学に行きたいと考えていて、はじめは受験科目が数学と面接しかない埼玉大学を目指して勉強していたが、もっと上を目指せると思い東工大の受験を決意した。
学年ごとの勉強内容
1~3年
部活ばかりやっていた。この頃のスペックは数学や物理の計算系はクラスの中ではできるほうで、英語に関しては壊滅的で初めて受けたTOEICは235点だった。
4年前期
ちょこちょこ数学を開始したが、バイトと部活ばっかりやってた。数学のテキストは高専の数学3を使っていた。
4年後期
バイトと部活を続けながら数学に本気になった。先輩からもらったベクトル行列行列式徹底演習をやった。
春休み
行列行列式徹底演習を解けなかった問題をつぶしながら、研究室にあったマセマを読み理解を深めた。埼玉大学の過去問を解き始めたが、数学しかやってなかったので余裕だった。ここで東工大の受験を決意し物理の勉強を開始した。
5年4月
物理の力学を中心に勉強していった。使った参考書はサイエンス社の黄色い本。暇なときに東工大数学の過去問を解いた。
5年5月
熱力学、波動、電磁気の勉強を行った。これもサイエンス社の黄色い本。化学科にも東工大を受ける人がいたため一緒に勉強をし、化学の過去問を解説してもらった。時間がなかったため物理化学と有機化学に絞った。暇なときに東工大数学の過去問をやった。
5年6月
5月と一緒。英語の勉強をしていないことに気づき、速読英単語必須編を始める。これが覚えられない。そして6月末の大会で部活を引退し、7月頭に埼玉大の受験があったのでいったんそちらに集中。
5年7月~8月
初めての受験が終わった。数学だけ勉強していたので余裕であった。英語はあきらめていたため、その後物理と化学を中心に勉強した。ある程度参考書が終わったら、残り一か月すべてを使い過去問を全教科集中的に解いた。これはもう一回出されても完璧に解答できるようにした。
試験当日
早く起きて朝ご飯をしっかり食べ、試験前にレッドブルを投入した。一日目に数学、物理、化学であり二日目に英語と面接であった。
試験内容
2年前でうろ覚えなので問題内容は過去問見てください。
試験結果
数学100点:行列の連立方程式とチェインルールの問題と重積分の問題が出てきた気がする。とても簡単だった。
物理9?点:滑車の問題、コンデンサーの問題、波動方程式が出た。コンデンサーの変位電流の問題が難しかった気がする。
化学4?点:あまり覚えていないが、非科学系にも解けるような問題があった。
英語9点:死にすぎて何が出たのか覚えていない。
面接
- なぜ大学編入しようと思ったの?
- 志望理由は?
- 高専の授業じゃ物足りなかった?
- 試験の出来は?
- TOEICの点数は?
- 英語の勉強してる?
- 併願してる大学は?
- もし東工大受かったら来る?
- 君黒いけど何か部活やってるの?
くらいだと思います。
後輩に伝えたいこと
志望校を早く決め、その大学の傾向に合わせて勉強に取り掛かることが一番大事だと思う。特に英語。自分は短期集中でどうにかなると思っていたが、数学や物理のようにうまくいかなかった。数学も早めに勉強を終わらせていたほうがいいと思った。それは数学の知識がしっかりしていると物理の理解が早かった(気がする)。あと、受かった後の自分を想像しながら勉強をして、モチベをあげていた。
おすすめの参考書
- ベクトル行列行列式徹底演習
- マセマシリーズ
- 基礎物理学演習(黄色い本)
- マクマリー有機化学
- 大学の過去問