東京工業大学

2022年:東京工業大学 工学院 電気電子系

自己紹介

名前:そのへんの高専生
出身高専:某高専 電気科
学科順位:1位
受験年:2022
受験大学(受験科目):東京工業大学 工学院 電気電子系
併願大学:専攻科 東京都立大学
部活や資格:水泳 TOEIC870 電気工事士

なぜ編入をしようと思ったか

ずばり、「やりたいことが見つかった。とりあえずいいところいこう」です。
正直、その分野について、他大学の先生方、研究室等はあまり調べてないです。他の大学にも素晴らしい先生方はいると思いますが、名前で選んだという側面も否めないです。
1番に東工大のその先生の研究室で研究したいと思ったことは本当です。

そんなこんなで、4年生の秋頃に受けることに決めて、4年生春休みから勉強始めました

科目ごとの勉強方法

数学

しっかり「した」といえるのは「徹底演習」のみです。
これは時間をかけて「分からない」をなくしながらやりました。
でも1周しかしてないです。それでも、私としては他大学の数学の問題にも十分に対応できるようになりました。

あとは、「大学編入のための数学問題集」とか(特に2変数関数の極値あたり)をちらちらやってました。

過去問とその解説もめっちゃ重宝しました。

物理

力学

「弱点克服」シリーズを3周くらいしたのと、「基礎物理学演習Ⅰ」の力学範囲を例題と類題を1周しました。演習問題も解きたかったのですが、時間的に厳しく解く時間がなかったです。

電磁気

4年生までに森北出版のオレンジ色の「電気磁気学」という教科書で電磁気の授業がありました。だいたいの基礎はその授業で身についていました。
ただ、その教科書ではほとんどスカラー量として扱っていて、ベクトルとして扱ってこなかったので、マセマの電磁気の本を1周読みました。あとは、サイエンス社の「電磁気学演習第3版」を1周しました。

波動・波・光

波・光については、高校生用の「物理のエッセンス」で基礎だけやりました。「基礎物理学演習Ⅰ」の波動分野をやろうかと思いましたが、難しかったし、時間的にも厳しかったのでやりませんでした。
結局、物理のエッセンスを1周しただけで終わりました。

熱力学

学校の資料で勉強しました。化学も熱力学の資料があり、その2つで勉強しました。市販の教材はほぼ使ってないと思います。どちらかというと、物理より化学の方で熱力学は勉強してました。

化学

化学はびっくりするほど基礎がない状態からスタートでした。
1,2年生の授業では理論化学も全部終わってないくらいだったからです。
そして、テストは教科書の類題のみだったので、よく分からず終わっていました。

いろんな情報を見る限り、無機以外はほぼ大学範囲ということがわかりました。

反応速度論は、微分方程式だったので立式だけちょっと勉強しました。

有機化学は基本的には「マクマリー概説」とYouTubeの「ゼロから始める大学生物・化学」を使用しました。基礎がない私にはマクマリーは分からないことが多かったので、YouTubeを積極的に使用しました。このチャンネルが1番わかりやすいように感じました。

東工大1,2年次の授業で使用する化学の教科書(無機・有機・量子化学・熱力学)がめっちゃ役に立ちます。これらの本の内容からテスト頻出でした。
ただ、市販じゃないので、メルカリ等で頑張って探してください。見つけたら多少高くても早くに購入することをおすすめします。

英語

TOEIC870。
のポテンシャルじゃ、ダメでした。
東工大の英語(赤本)を5年生4月頃にやってみましたが、全く分からず。
単語とか構文が分からない。

5年生5月頃から勉強始めました。

単語集は、「キクタン Reading Advanced 6000」みたいなやつをメインに、DUOとかもしました。本当はあと2,3冊くらい単語集したかったですが、できませんでした。
単語はTOEICとは違うので、東工大受けるなら早めに高校生や英検等の資格勉強に使ってるような単語集を使ったほうがよさそうです。

構文もこれまた難しい。1文が長い。
「ポレポレ」をしてました。40問目くらいまでしました。各セクションごとに復習したりしながら2,3周くらいしました。40問目以降はなぜかしなかったです。毎日寝る前に3~5問くらいを目安にしてました。やっていくうちにだんだん、構文で意識すべきことがわかってきて、赤本も最初よりスムーズに読めるようになったのが実感できました。

節の区切り等で、スラッシュ「/」をつけるようになりました。
TOEICの癖で何も書かずに勉強していたのですが、さすがに1文が長くて、わからなくなるので「/」書くようにしました。また、キーポイントとなるような固有名詞等は丸で囲んだりして、問題を解く際に目に入りやすくなるような工夫をしてました。

過去問みたらわかると思いますが、本文だけで、1問目は5~6枚、2問目は2~3枚あります。長いです。とにかく読めるように勉強してください。

英語のまま理解することを意識して、その文章の表す情景をイメージしながら。

専門科目

特になし

試験当日

試験内容

数学

2変数関数の極値問題が、少し変わって陰関数の極値問題に変わってました。
あとは、令和4年度のような感じの積分の問題とかだったと思います。
最後の方の問題は緊張もあり、なんかよく分からなくなってしまいました。

難易度は特別高いわけではなかったように感じました。8割くらいかな~って思います。

物理

撃沈。

力学

半円板の慣性モーメントとかそういう感じでした。重心の公式が飛んでそこから崩れてしまいました。

電磁気

電界と磁界の双対性(?)を問うような問題でした。電界についてと磁界についての解が双対性を表しているような解になり、安心できました。電界・磁界の様々な場面での双対性(関係)については、意識しながら勉強しておくといいと思います。

マジでわからなかったです。今でもよくわかりません。見たことない感じの問題でした。もしかしたら、大学の範囲の波だったのかな。これから受ける人たちは要勉強!

今年は熱力学かな?と思ってたけど、分からないものですね。

化学

よく分からない。

大問1から無機なのに明らかに大学範囲のような問題。問題文に初見の言葉がでてきて分からない。今年は熱力学のエンタルピーじゃなくて、物質の状態としてのエンタルピーが問われてました。分かりませんでした。

有機化学は、いつも通り反応物とか生成物とか、どうすれば生成物から反応物にたどり着くか?みたいな問題でした。

量子化学の分野が難化しているようです。電子物性の知識では足りませんでした。普通に量子力学・量子化学勉強した方がいいくらいかもしれないです。

英語

大問1が長かったので、大問2から解きました。ホッチキスは邪魔なので、紙を破ることなく丁寧にとりました。
自由英作文が一応ありましたが、お題は難しいものではありませんでした。「あなたの夢に刺激を与えた人は誰ですか?その理由も」みたいな問題です。

あとは、いつも通りというか、いわゆる英語の問題でした。

面接

いきなり、「卒研について教えて」から始まりました。
そこから、5,6個深掘り。ですが、落ち着いて答えたら大丈夫です。
また、専門用語などを問われたときは、できるだけ定性的に、例えをだしながら説明すると、「あ~、なるほど、そういうことね」とうんうん頷きながら、納得していただけたようで、いい感触でした。

次に、「志望理由」を聞かれました。志望理由は深掘りされませんでした。

「将来のビジョンはどういう感じ?」というのも聞かれました。とりあえず、大学院に進学する旨を伝えました。すると、「院を卒業してからのその後は?」も聞かれました。

後輩に伝えたいこと

編入としては難しいほうなのかなと思います。
というより、勉強範囲がとにかく広い。化学は特に。

今思えば、併願した都立大学の問題がかわいく見えるくらいです。

試験会場、みんな頭良さそうです。冷房めっちゃ効いてました。おなか下してる人も数人いました(私もちょっと下してました)。スーツのときは温度調節難しいけど、1日目は温度調節できる服装で行ってください。

過去問は早め早めにやってください。どんな風に使うかは人それぞれですが、早くからしたほうがいいと感じたのは事実です。
私は、友人からのつてで15年分くらいありましたが、ちゃんとできたのは6年分くらいでした。後悔しました(合格しました)。

面接は、「私を取らないとあなたの大学損するよ?」という気持ちで挑みましょう笑
卒研関係は、理論・用語・目的・将来性・今の課題・改善方法等々をしっかり考えておいて、理解しておいたほうが良さそうです。そして、覚えすぎない。理解しておく。
覚えてしまうと、質問に対して趣旨の違う返答をしてしまったり、話の着地点がわからなくなるときがあると思うからです。

生活リズムは早くに整えてください。
めっちゃ朝型でも夜型でもいいです。とにかく整えてください。そして、十分な休息と睡眠は取ってください。睡眠に関する本とか習慣化に関する本とか2,3冊読んでみてもいいです。
試験日程に対応できる生活リズムならなんでもいいです。

頑張ってください。

オススメの参考書

よかった、と感じたものを。

数学

  • 徹底演習
  • 大学編入のための数学問題集

物理

  • 弱点克服 大学生の初等力学
  • 電磁気学演習 第三版(サイエンス社)

化学

  • 福間の無機化学
  • マクマリー概説
  • YouTubeチャンネル「ぜろから始める大学生物・化学」
  • 有機化学演習~基本から大学院入試まで~
  • 東工大生のための化学の教科書3冊

英語

  • キクタン Advanced 6000 Reading
  • 東工大の英語