編入体験談

2023年:名古屋大学 工学部 物理工学科

自己紹介

名前:ピピッピピ
出身高専:魔境高専 某E科
学科順位:3年次:1位 4年次:1位
受験年:2022年(2023年度入学)
受験大学(受験科目):名古屋大学 工学部 物理工学科(合格) 受験科目 数学、物理、化学
併願大学:電気通信大学 Ⅱ類 合格/ 長岡技術科学大学 情報・経営システム工学課程 合格/ 東京大学 工学部 計数工学科 不合格/ 大阪大学 基礎工学部 情報工学科数理科学コース 合格
部活や資格:1~3年まで某文化部所属 TOEIC915点(4年9月) TOEFL58点(4年3月)

なぜ編入をしようと思ったか

就職して社会に出るには自分にはいろいろと足りなすぎる(技術力やコミュ力)と思い、低学年の頃から進学を考えていました。名古屋大を受験した理由は、高専での専門とは違う勉強をしようと考えていた時に「物理(工学)」の名前を見つけたからです。

科目ごとの勉強方法

数学

名古屋大の受験に役立った勉強についてのみ書きます。
数学は「徹底演習」や「過去問特訓」などをやっていました。あまり考えずにやってしまったので身についた気はしません…。
それぞれの問題集の名古屋大の問題を探してやっていました。
名古屋大は工学部と情報学部で問題が違うと思うので気を付けてください。

物理

主に「演習力学(黄色い薄い本)」と「基礎物理学演習(青い本)」と過去問をやっていました。
電磁気学はわからない問題が出てきた都度「詳解電磁気学演習(鈍器)」で類題を探しました。

化学

正直捨ててました。

  • 熱化学方程式
  • 反応前後のエントロピー、エンタルピー、ギブス自由エネルギー変化
  • 有機物の組成式を求める問題

これだけはできるようにしました。
化学の勉強を始めたのが本番1か月前だったので、有機はほぼ捨てて物理化学と理論化学の計算問題だけできるようにしました。高校生向けの参考書とか低学年のときに使った高校化学の教科書を読みました。

英語

TOEICのスコアを提出しました。TOEFLのスコアを提出するのでも可です。
3年の夏休みからTOEICの勉強を始め、夏休み明けに学校一斉試験で初めて受験しました。その後も3回くらい受けて目標の850点を超えた時点でTOEICは終了しました。TOEFLは他の大学で英作文があったので、その練習のために受験しました。

専門科目

面接を口頭試問の扱いとするようです。

試験当日

試験内容

数学は問1がイレギュラーな図形問題でした。ほかは傾向通りに確率とかがでました。(他の問題は忘れた…)

物理は過去問とほぼ同じ問題が出ました。

化学は炭素の性質に関する問題と、傾向通りの問題(化学の勉強法のところに書いたやつ)がでました。有機の問題はいくつかの物質の名前と結合の仕方を問う問題が出ました。

面接

名古屋大学の他の学科では口頭試問でがっつり知識を問われることもあるみたいですが、物理工学科は「興味ある物理の分野はある?」とか「研究室はどこに入りたい?」とかそこまで厳しくない感じでした。しかし、少なくとも物理の授業で習う程度の基礎知識は必要だと思います。

後輩に伝えたいこと

受験勉強自体は3年の1月から始めたのですが、4年の12月に勉強を教え合う友達ができるまではひとりで勉強していました。ひとりでも勉強はできますが、他の人たちと教え合うことで自分の勉強にもなります。(私はほとんど教えてもらうばかりでしたが…)あと解答を共有して人の解答を見てみると自分の解答の不十分なところに気づけるのでぜひやってみてください!学校の友達に限らずTwitter上で知り合った人でもいいと思います。

私はこのページだけじゃなく自分のnoteで各学校の体験談を書いているので興味があればのぞいてみてください(宣伝)

https://note.com/suzume_kamome/n/n8cdc36d35394

オススメの参考書

科目ごとの勉強法に書いた通りです。いろいろなサイトにおすすめの参考書が載っていますが、とりあえずやってみて自分にあう参考書を見つけることが大事だと思います!4年の春休みまで合わない参考書を無理にやっていましたがほとんど覚えていません()