編入体験談

2024年:佐賀大学 機械工学分野 機械エネルギー工学コース

自己紹介

名前:末吉
出身高専:佐世保高専機械工学科
学科順位:4年次:11位 4年間平均:13位
受験年:2023
受験大学(受験科目):佐賀大学・機械工学分野 機会エネルギー工学コース
併願大学:九州大学工学部機械工学科、熊本大学機械数理工学科機械工学教育プログラム
部活や資格:バスケ部、ハンド部、普通自動車免許、アマチュア無線4級(中3時に所得)

なぜ編入をしようと思ったか

九州大学の練習として受けたのと、募集定員が昨年より多くなっていたからです。

科目ごとの勉強方法

数学

九州大学の一般試験の対策をしていたので特に佐賀大学のための勉強はしてませんでした。
春休みくらいから基礎を固めていきました。

物理

なし

化学

なし

英語

なし

専門科目

熱力学

教科書の定義やP-V線図,T-S線図を理解する。カルノーサイクルについて理解する。

流体力学

日新出版さんの 詳解 水力学演習の2,4,5,7章を解きました。

材料力学

九大の村上先生の「材料力学演習」を解きました。

機械力学

九大の末岡先生の「機械力学」を解きました。

工作法

やってません。

試験当日

試験内容

数学

試験時間:2h
大まか内容
・微分 3問
・線形化 1問
・回転体 1問
・微分方程式の一般解 1か2問

過去問が有効らしいので取り寄せてみてください。

英語

テストはなし
TOEIC IP or 公開テスト
国立にはめずらしくIPでも可でした。
自分は全く勉強しておらず学校で受けさせられた TOEIC IP 360点で提出しました。

専門教科

試験時間:2.5h
大まかな内容

熱力学

・断熱のときのP,V,T,dQ,L,dH
・エントロピーを求める(潜熱を含む時)
氷(-t[℃]から0[℃])、氷→水、水→水(0[℃]→t[℃])
・カルノーサイクルと一般的なサイクルについて(効率、クラジウスの積分の性質)

流体力学

・坂道に粘性流体があるときの運動方程式
・管内差圧
・全圧力+流れ

自分は熱力学と流体力学を選びました。
過去の傾向より難化していたようです。
過去問を取り寄せてみてください。難易度はそこまで難しくないと思います。

面接

  • 志望動機
  • 研究内容
  • 将来は何をしたいか(進学 or 就職)
  • 英語学習について

後輩に伝えたいこと

推薦入試より一般入試が先にあり特殊です。
今年は全コース合わせて30人くらい志願者がいたらしく例年よりかなり多かったみたいです。うち16人合格でした。なのであまり油断しない方がいいです。
TOEICは早く取り掛かりましょう。
過去問がかなり有効なので早めに取り寄せましょう。

オススメの参考書

abceed,
編入数学過去問特訓,
機械系 教科書シリーズ11工学熱力学,
詳解 水力学演習,機械計算法シリーズ流体の力学計算法,
材料力学演習,