Contents
  1. 自己紹介
  2. なぜ編入をしようと思ったか
  3. 学年ごとの勉強内容
  4. 試験当日
  5. 後輩に伝えたいこと
  6. オススメの参考書

自己紹介

名前:ゆ
出身高専:大阪公立大学工業高等専門学校環境物質化学コース
学科順位:1年次:学年50位/160人、2年次:学年80位/160人、3年次:コース13位/22人、4年次:コース20位/23人
受験年:2022年7月9(土),10日(日)
受験大学(受験科目):筑波大学理工学群化学類
併願大学:大阪府立大学、京都工芸繊維大学
部活や資格:陸上部、TOEIC480点

なぜ編入をしようと思ったか

研究職に付きたいと考えたとき、大学や大学院で専門の勉強を行い、より高度な研究を経験してから就職したほうが自分にとってプラスになると考えたため。

学年ごとの勉強内容

1~3年

進路は考えたことがなく、勉強より部活動を優先して頑張っていました。とにかく点数を取っておけば進路の視野が広がるという、漠然とした理由で勉強していました。

4年前期

担任の先生から、就職か進学どっちにするの?と問われて困惑していたくらい何も考えてませんでした。インターンシップの際は、企業でやったほうがいいと先輩に言われていたため、研究職に就けそうな会社を適当に決めました。それ以上に、部活動で全国高専大会に出場できるラストチャンスだったので、進路は一切考えてませんでした。

4年後期

8月から11月

(勉強時間:定期試験対策の勉強のみで、受験勉強の時間はなし)

3年生の専門科目の授業がはじまったあたりから、どれだけ勉強しても、まわりと比較したときに理解が出来ていないと感じ、勝手に自分の勉強に限界を感じていました。(クラスの下から数えて3番目くらいの成績)大学への編入は自分にとって無理だと決めつけていたので、就職する予定で就活を頑張っていました。

12月

(勉強時間:定期試験対策の勉強のみで、受験勉強の時間はなし)

12月中旬くらいの先生との雑談で、普段の定期試験の点数や評点が低くてもいろいろな大学を受験でき、かつ合格することも可能だと聞きました。当時、点数がめっちゃ高い人が京阪神(京都大、大阪大、神戸大)に、高い人が大阪府立大の推薦に、ある程度優秀な成績を残している人が大阪府立大の一般や技科大にいくものだと思い込んでいた自分には衝撃でした。(単なる自分の調べ不足)

そこでまわりのクラスメイトにもいろいろ聞いてみたら挑戦する人が数人いたが、ずっと前から賢くてずっと前から勉強を頑張っていた人だけで、やっぱり自分とは無縁の世界だと思っていました。そして1年前からこのことを知っていれば、ひょっとしたら自分も大学に行けたのではと悔やみました。

12月下旬、親に「○○会社に就職するわ」と伝えると、就職に反対の親にすごく怒られました。親は、もし就職したあとに自分に合わなくて退職したあとの転職の難しさ、高専に来る一部の会社から決めつけることの危険さを知っていました。どこでもいいから大学に行ってほしいという親のお願いから、進学を少し考えるようになりました。

1月

(勉強時間:平日3時間、休日10時間)

1月上旬、早速コース主任の先生に相談することにしました。今からでも間に合いますか?どこか合格できる可能性のある大学はありますか?と。もちろん成績が悪かったので、、先生からは、地方の公立大くらいしか何ならそこも落ちるかもしれない、今からの進路変更はかなり遅い、本気で頑張らないとどこも受からない。と指導されました。しかしどこでもいいから大学に行きたかった自分にとって、可能性があること自体がすごく嬉しかったです。そこで進路を大学進学に変更し、まだ一度も受けたことのないTOEICの予約(2月分)をしました。そして学校の勉強と並行して英語の勉強をはじめました。

1月下旬からは学年末試験があったので英語の勉強はできませんでした。学年末くらいは捨ててもいいという助言もありましたが、点数取らないと留年する身だったので。。

2月

(勉強時間:平日3時間、休日10時間)

2月の上旬に学年末試験を終え、そしてその1週間後、1回目のTOEICを受けました。1回ではさすがに高得点は取れないだろうと思っていたので3月分の予約をし、1回目のTOEICを受け終わった後も来月に向けて英語を勉強し続けていました。

そして2月末にWeb上で結果を確認すると2月分のスコアが335点しかありませんでした。あまりにも酷くて絶望しました。先生に伝えると、全然勉強してなかったでしょ?しょうがないよ!と励ましてくれましたが、結構頑張っていたので、この結果に対してはすごくショックでした。

3月

(勉強時間:1日12時間)

勉強頑張ってるのに成果が目に見えて現れないため、本当に大学進学できるのかの自問自答を繰り返す毎日でした。そこで自分の気持ちを奮起させてくれたのが編入試験の勉強を頑張っているクラスメイトでした。自分より賢くて天才だと思っていた友達が毎日、無我夢中に何時間も勉強していることを知り、こんな程度のことで進学を諦めかけていた自分が本当に馬鹿らしくなり、もっと頑張らないとと感じました。(単純)さらにこのころは共同研究で○○大学の研究室を見学し、自分もいつかこういうところで研究したいととても刺激を受けました。

中旬、2度目のTOEICを受けました。専門科目の勉強を何一つしていなかったので、良くても悪くても受験前のTOEICは最後だと決めて本番臨みました。そして4月上旬、TOEICの結果をWeb上で確認し、480点でした。まわりと比較するとかなり低いですが、とても嬉しかったです。そしてTOEIC受験終了直後から化学の勉強を始めました。(遅すぎ)

5年前期

4月

(勉強時間:1日12時間)

上旬から中旬:まず有機化学から取り組みました。基礎も理解できていなかったので、易しい難易度の教材『有機化学1000本ノック』のシリーズを購入して勉強しました。3週間かけて、その4冊を2周しました。また、この時期に志望校を決め始めました。(これまた遅すぎ)ある程度高いレベルの教育を受けることができる大学に進学したかったので、第一志望を京都工芸繊維大、そして第二志望を専攻科で考えていました。このころから編入試験の勉強のため、学校を休み始めます。

下旬:次に物理化学に取り掛かりました。まず編入試験を受ける友達からオススメされた『熱力学キャンパス・ゼミ』(通称マセマ熱力学)と、その演習本を勉強しました。1週間かけてその2冊を2周しました。またこの時期に、大阪府立大受かるかもしらんし受けてみたら?という先輩のアドバイスもあり、志望校の変更をしました。(これまた単純)第一志望に大阪府立大、第二志望に京都工芸繊維大にしました。専攻科は数学の勉強が追加で必要なことと前期中間試験や大阪府立大の受験日とほとんどかぶっていることから受けない決断をしました。ここで、専攻科という合格の可能性が最も高いものを捨て、浪人と紙一重の道を選びました。

5月

(勉強時間:1日12時間)

上旬から中旬:ゴールデンウィークのときは1日15時間くらい勉強してました。無機化学は高専3年生での無機化学の授業資料を見返したあと、『演習で学ぶ無機化学/三共出版/伊藤和男』の教材を用いて勉強しました。有機化学は『少しはやる気がある人のための自学自修用有機化学問題集』の教材を用いて、過去の様々な大学の編入試験の問題がどんな感じで出題されるかを確認しました。物理化学は高専3年生での物理化学の授業資料を見返しました。この段階で6月の上旬にある大阪府立大の編入試験の無機化学、物理化学の学習を終えました。

下旬:有機化学の反応をもっと対策したいと考えたので、大阪府立大の有機化学の授業で使用されている『ボルハルトショアー現代有機化学』で最後の追い込みをしました。そしてようやく、このタイミングで筑波大の受験科目が化学のみであることを知り、受験を考えました。出願日直前だったので、ゆっくり考える時間はありませんでした。落ちる前提ではありますが、一体自分がどこまで通用するかを知りたいと考え、チャレンジとして出願を決意しました。交通費や宿泊費、受験料などを考えると、財布が痩せるような大冒険だったので全く乗り気ではありませんでしたが、後々この選択が運命を変えてくれるとは思ってもいませんでした。そしてこの段階で第一志望筑波大、第二志望大阪府立大、第三志望京都工芸繊維大に変更しました。

6月

(勉強時間:1日12時間)

上旬から中旬:大阪府立大の試験を受けました。結果は、感触としては総合的に6割くらいの出来だったので、落ちても受かってもおかしくないような状況だと思っていました。そのころ、前期中間試験ともかぶっていたので、そっちの勉強も必要だったので中旬くらいまでは京都工芸繊維大と筑波大の編入試験の勉強は出来ませんでした。

下旬:大阪府立大が不合格だったことが分かり、すごく落ち込みました。努力してたらなんだかんだ報われるものだと思っていましたが、全くそんなことはないんだと痛感させられました。そしてこの瞬間に忘れたかった浪人の道を意識せざるを得なくなり、丸2日間程泣きながら自問自答し、今の現状を把握しました。すべて落ちたあと後悔したくなかったので、「まだ終わってない、まだ望みがある、今この1日1時間1分1秒が貴重な時間だ」と言い聞かせ、無理矢理モチベーションを保ちました。

7月

(勉強時間:1日15時間)

あたまに早速、京都工芸繊維大の編入試験がありました。大阪府立大の不合格から、スタートが遅かった自分はどれだけ頑張っても実らないのではという気持ちもあり、真正面から向き合っての勉強ができず、結局京都工芸繊維大の対策は完全にできず、本番をむかえてしまいました。しかし結果は、感触としては総合的に8割くらいの出来だったので、たぶん受かったと思っていました。そしてその出来具合の良さから、筑波大も合格の可能性があるのではと、筑波大の試験日までのラストスパートを無我夢中に取り組みました。

筑波大までの勉強法は、大阪府立大での試験で分析化学が分かっていないと感じたため、分析化学を重点的に勉強しました。その分析化学は『定量分析化学/培風館/R・A・デイ』の教材を用いました。また、無機化学や物理化学もまだまだ極められると考えたので、無機化学は『シュライバー・アトキンス無機化学』、物理化学は『アトキンス物理化学』の教材を購入し、2週間弱で2周回しました。筑波大の結果は総合的な感触は7割くらいでしたが、TOEICの差も考慮すると合格は難しいかなと思っていました。

下旬、まず京都工芸繊維大の合否が分かりました。結果は不合格でした。この日は今までの人生の中で一番絶望した日でした。筑波大は受験終了直後から、合格は厳しいと感じていたので、この瞬間に浪人が決まったと思ったからです。その日は浪人の心の準備で終わりました。(何も考えられなかったが適切かな...)その翌日、筑波大の合否が分かり、そして結果は合格でした。受験番号を何度も何度も見返し、泣いて喜びました。今でも実感がわきません。

試験当日

試験内容

問題1 

問1 酸解離定数について
問2 酸化還元反応のネルンスト式について
問3 化学結合の種類(VSEPR則)

問題2

問1 結晶構造の問題(計算問題含む)、ボルンハーバーサイクル
問2 反応速度定数を用いた計算問題

問題3

問1 化合物の構造式を示す問題
問2 酸性度の大小
問3 いす型配座の安定性
問4 カルボニル化合物の合成反応
問5 主生成物を示す問題

面接

上記の通り3つの大学を受験しましたが、今回は合格した筑波大の面接について

相手の面接官(教授さんたちだと思われる)が5人、時間は約15分ほど。口頭試問などは一切なく、終始和やかな雰囲気で面接することができました。

志望動機

まず志望動機は何かと質問がありました。これは他の大学と比較してもかなり重要視している部分だと感じました。自分が話したことに、教授さんたちの中で少しでも疑問や違うと思った点があれば、そこに対しての質問や指摘が入ってきました。筑波大では○○○(論文記載などの詳細な説明が大事)のような研究がしたい!とか昔からずー-っっっと○○○(強い気持ちが大事)の理由で来たいと思っていたんです!など教授さんたちを唸らせることができれば、高い評価を得られるのではないかと思いました。自分は、小学生の時から陸上などさまざまなスポーツが強い大学だったことを知っていたので、ずっと昔から筑波大には憧れがありました!など少し変わった切り口で攻めました。これによって面接の後半のほうに、陸上(自分にとって、ずっと頑張ってきたものなので自信をもって話すことができた)についての質問がきたので、このタイミングで話しておいてよかったと感じました。

卒業研究はどんなことをしているか

次に卒業研究についての概要説明を求められました。教授さんたちの専門ではなかったのか、自分の場合、一般の人が気になるくらいの易しめな質問が多かったですが、教授さんたちの専門分野だと鋭い質問をされるのではないかと思います。卒業研究の手順だけを覚えるのではなく、なんでこのタイミングでこの試薬を入れるか、なぜこの試料を使うかなど、しっかり理解してから挑むべきだと感じました。

自分の部活動や大学入学後考えていること、課外活動について

上記の2つで10分くらい使い、残り5分くらいとなったタイミングで、教授さんたち同士で目を合わせあって確認を取り合うなど、ある程度のネタが尽きたような雰囲気が漂いました。そしてある1人の教授さんが自分が話したことに対して気になったことを質問していくタイムに入りました。まず上記に示しましたが、自分の部活動である陸上について。普段の練習で特別意識していることなど、周りよりいろいろ考えて部活動に取り組んできたことをアピールしました。

次に大学に入ってからについての質問が来ました。そこでは、博士課程に進みたいことを伝えました。「自分は塾講師の経験があり、普段から生徒を見ている経験から、教えることが好きです。博士課程まで進み、教授として学生たちを教えていきたいです。」と言いました。

すると「面白いね、キミ。今後も頑張ってね」と言われ、終了しました。

後輩に伝えたいこと

試験室には時計がないので腕時計を必ず持参してください。TOEICの証明書の提出は受験日当日です。絶対に忘れないでください。関数電卓の持ち込みなどは禁じられているので、数学の試験の有無に関わらず指数対数計算に慣れておくべきです。

非常にレベルの高い大学ではありますが、クラスの下から3,4番の自分でも受かりました。絶対受かる、やってやるんだという強い気持ちがあれば、日頃から高い意識で勉強できますし、その日々の努力の積み重ねが必ず成果として現れます。

すごく長い文章になりますが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。今後も苦しい時間が続くと思います。みなさんの編入学を応援しています。

オススメの参考書

上記の通り3つの大学を受験しましたが、今回は合格した筑波大の受験の際のオススメの参考書について。値段が高いので型落ちでもいいと思います。

☆1から3で順序付けをしました。☆1そこまで重要でない~☆3めっっちゃ重要

無機化学

『演習で学ぶ無機化学/三共出版/伊藤和男』☆2

この教材は基礎の基礎を短時間で分かりやすくおさえられます。はじめに使う教材としてオススメ!教材中の訂正がとてつもなく多いのでそこはよろしくないです。

『シュライバー・アトキンス無機化学』☆3

難易度は中から難くらい。図や絵ももちろんあるが、活字が多く、とっかかりづらい人もいるかもしれないので、上記のような基礎的な教材を勉強した後に扱うといいと思います。試験はここから出していると言い切れるくらい、試験範囲を網羅しています。筑波大を受ける人でこの教材を買わない選択肢はありません。

物理化学

『熱力学キャンパス・ゼミ』(通称マセマ熱力学)☆3

この教材は図が多くてとても見やすい構成です。図から覚えたい人にはとてもいい教材です。自分の場合は、等温定圧定積断熱過程などのカルノーサイクルの分野がすごくわかりやすかったです。初学者にはすごく向いている教材ですが、ある程度理解が進んでいて難問をおさえたい人には不向きだと感じました。

『基礎演習物理化学/東京数学社』☆1

この教材は、なぜこの公式になるのか?などの証明を中心に、式で覚えていくような構成です。少し文字が多めなので図で覚えたい人には不向きです。自分は演習問題が足りていなかったのでこの教材を用いたのですが、同様の理由がある人には良い教材だと思います。

『演習で学ぶ物理化学基礎の基礎』☆1

この教材は図などを用いて、ひとつひとつ丁寧に解説してくれているところがポイントです。正直今の先生の物理化学の授業わかりづらいなぁ..という人にはオススメです。自分は学校の授業のものが分かりやすかったのであまり使用していません。本当に丁寧に書かれているので、短時間で確認したい!もっと応用や発展した難問を解きたい!という人には不向きです。

『アトキンス物理化学』☆3

難易度は中から難くらい。この教材はページが多いのでサラッと確認したい人には不向きだが、重要な解説も多く、絶対に買っておきたい教材の一つ。特に下巻の反応速度論の章にある定常状態近似や酵素反応の範囲はすごくわかりやすいですし、試験にも頻出します。これも買わない選択肢はありません。

有機化学

『有機化学1000本ノック』シリーズ4冊☆2

難易度は易。最初のほうはこんなん絶対わかるやんって反応から始まりますが、基礎をおさえられていない人にはすごく重要な教材。1からでも気軽に始められるところがすごく良い点です。しかし短時間で済ませたい、基礎はいいから難問を解きたい!という人にはすごく不向きな教材です。

『基礎有機化学/サイエンス社』☆1

文章で覚えるにはすごく向いている教材ですが、試験は反応系の問題が多いので、筑波には合っていないと思います。

『電子の動きで見る有機反応の仕組み』☆2

有機反応に関してはこれではなく他の教材を見ることをオススメします。しかし酸性度の大小などの理由が事細かく書かれており、ほかの教材ではあまりその視点からの解説がなく、かつ試験にも頻出する範囲なので、大事なところだけつまむという意味では、すごく良い教材だと思います。

『少しはやる気がある人のための自学自修用有機化学問題集』☆2

難易度は易から難まで様々。いろいろな大学の過去の編入試験の問題をもとに作られた教材。最初はとっつきにくいと思いますが、時間がある人はやって損ではないと思います。編入試験ではどんな問題が出やすいかなどの傾向もつかめるので、演習が足りない人にはオススメの教材です。

『有機化学演習/三訂版』☆1

基礎の基礎の大事な反応がおさえられており、またフローチャート図もあるので基礎反応の復習にはすごくオススメです。しかし応用の反応がほとんどないところが欠点。丁寧な解説で見やすい。

『有機化学14日間パワーアップ』☆1

基礎の基礎の大事な反応がおさえられていて丁寧な解説で見やすい。応用問題に出会いたい人や時間が足りない人には不向きです。

『ボルハルトショアー現代有機化学』☆3

筑波大に限らず、ほとんどの大学に必要な教材だと思います。有機反応をより効率よく覚えたい場合はまずこの1冊!というくらいこの教材が理想だと思います。中身は図や絵も多く非常にとっかかりやすいもので、初学者でも扱いやすいです。また反応のフローチャートもあるので、再確認したい場合もすぐに振り返ることができます。すごくすごくおススメです。

『ジョーンズ有機化学』☆2

筑波大が講義でこの教材を使用しているので買ってみました。正直、自分の中ではボルハルトショアーのほうが見やすいと感じましたが、人それぞれで好みは分かれるのではないかと思います。ジョーンズは電子の移動をかなり重要視しているので、ある程度時間に余裕のある人が、様々な反応を電子移動の視点からしっかり理解していきたい!という願いをかなえるための教材なのかなと感じました。

分析化学

『基礎分析化学/化学同人』☆1

この教材は学校の授業で使用していたものですが、正直少しというかかなり見づらいです。字が小さいので、まずやる気をなくしますし、演習問題の解説はほとんど略と書かれており、復習にも不向きだと感じました。しかし分析系を専門に頑張っていきたいと考えている人には、すごく良い教材なのかなと感じました。

『定量分析化学/培風館/R・A・デイ』☆3

この教材も筑波大が講義で用いていたため購入しました。本文の文字が小さくて少し見づらかったですが、基礎的なこともしっかり掲載されており、様々な理解度の人が取り組めるような構成になっていました。演習問題はありますが、途中の計算過程がないので、これ1冊ですべてが解決するわけではありませんが、この教材で間違いなく理解の向上に繋がります。