編入体験談

2021年:千葉大学 電気電子工学コース

自己紹介

名前:Y
出身高専:田舎高専 電気情報工学科
学科順位:1年次:4位 2年次:1位 3年次:2位 4年次:1位
受験年:2020年 (2021年度入学)
受験大学(受験科目):千葉大学 電気電子工学コース
併願大学:山口大学(合格)
部活や資格:TOEIC650点 英検2級
TwitterID:@wxyzwxyz7890

なぜ編入をしようと思ったか

まず第一に、キャンパスライフを楽しんでみたかった
将来の夢をかなえるためには修士号が必要だから
自分の興味がある研究をされている教授がおられたから
千葉大学の立地にも魅力があった

学年ごとの勉強内容

1~3年

1年の後半からなんとなく編入を意識するようになりました
2年からはとりあえず高い順位をとっておこうという気持ちになり学校の定期テストに力を入れました
3年では定期テストに力を入れつつ編入の意思が固まり、編入に関する情報をネットを漁ったり先輩に聞いたりして集めていました

春休みの期間中に千葉大学を受験することを決めました
合格するために1位は何としてもとる必要があると思い、4年次ではさらに学校の勉強に力を入れることを決意しました

3年の春休みで勉強に集中するために3つほど掛け持ちしていたバイトを全てやめました

4年前期

先輩に話を聞く中で資格や研究成果などの自分をアピールできる武器の必要性を認識しました

4月の終わりのころからTOEICの勉強を始めました
TOEICの勉強は公式問題集、金フレ、出る1000をひたすら解いていました

6月ごろに海外留学の話が入ってきて、武器を1つでも多く増やすために参加を決意しました
夏季休業中に2週間のフィリピン留学

4年後期

研究室の仮配属があり編入勉強の融通が比較的利く研究室に決めました。この研究室に決めた他の理由としては、先生の人柄、研究内容、研究室の快適さ、メンバー

11月のTOEICで650点取得しました

3月のTOEICを受験する予定でしたが新型コロナウイルスの影響で中止になり650点で勝負することに
4年の最終成績が1位か2位で合否が変わってくると思っていたので、学年末試験はかなり緊張とプレッシャーを感じながら受けました

千葉大学の対策に関しては2月ごろから800字の自己アピール文を作成し始め、国語の先生に添削をしてもらっていました

5年前期

千葉大学の受験勉強を進めていた矢先に新型コロナウイルスの影響で千葉大学の編入学試験の延期が決まり、萎えました

滑り止めの併願校の山口大学の勉強を始めました
実際に手を付けたのは1か月を切ってからでした

山口大学の受験科目は電磁気と電気回路なので千葉大学と被っており、違う教科をしなくて済んだのはかなりデカかったと思います

千葉大学の受験のために口頭試験・面接の練習を1か月ほど前から始めましたが、もっと早くから開始しておけばよかったと試験が近づくにつれ感じていました

試験当日

試験内容

面接と口頭試問

面接

学校推薦が14人 自己推薦が5人でした

受験番号が後の方になると数時間待たされ精神的にも疲れ集中力が切れることも考えられるので、早めの出願をお勧めします

1対3での試験でした

面接内容は

  • 志望理由
  • 卒研の内容(少し突っ込まれた)
  • 卒業後の進路

口頭試問

  • RL回路の過渡現象のグラフ作成
  • ガウスの法則の定義の説明
  • 導体板の静電容量、2枚の平行な導体板間の静電容量を論理的に説明しながら解く
  • アドリブ的な質問でガウスの定理の積分形、導体板上の閉曲面はどこか

後輩に伝えたいこと

千葉大学は成績を重視する学校なので4年次の成績はできるだけ高い方がいいと思います
4年の最終成績で1位を取った方は気持ちを楽にして受験していいと思います

僕自身の千葉大学の編入試験の出来は自己採点だと8割くらいで、合格した理由は成績と自己アピール部分が大きかったと思っています

「編入は情報戦」と編入勉強を始める前から聞いていましたが、正直勉強を始めるまではよく分からなかったのですが実際始めてみるとそれを痛感しました
ですので、zenpenをはじめ学校の先輩の話を聞いたり、体験レポートを見まくったりして情報を少しでも多く集めることが大事だと思います

僕のtwitterに来てもらえたら僕のできる範囲でなんでも相談でも質問でも受け付けるので、どうぞ使ってやって下さい
僕がもらった情報や体験レポート、過去問は共有していくつもりですので、欲しい方はDMで言ってもらえれば

オススメの参考書

電気回路

  • 続 電気回路の基礎 西巻正郎

電磁気

  • やくにたつ電磁気学 平井紀光
  • 大学生の電磁気学 石川裕

今年のテストは全てこれらの参考書に載っているものから出ました。